第142夜☆自信のある女ほど、「セカンド」になりやすい!?
第142夜
もしかしたら、あなたは知らないうちに、愛する人の「セカンド」になっているかもしれない。もしかしたら、知らないうちに、だれかを「セカンド」にしてしまっているかもしれない。第137夜から5夜にわたって続けている「セカンド」談義、今回は、「セカンド」になりやすいのはどんなタイプか? について、話を進めます――。
【今回のキーワード】 セカンド セフレ 自信過剰 後腐れ
【リンク・キーワード】 エロ コミュニケーション オーガズム 恋愛小説 不倫
AKI さぁ、お聞きしましょうか。私が「セカンド」向きの女である――という、その理由を。
哲雄 おお、怖ッ! じゃ、こうしましょう。これも10年ほど前にとったアンケートだけど、男性に《どういう女が「セカンド」にしやすいか?》を答えてもらった結果があるので、まずは、これを見てもらいましょう。

――20代~30代の未・既婚男性114人の回答(複数回答あり)
第1位 セックスするまでが簡単。そのあともケロッとしている女……72人
第2位 交際中の男とうまくいってないorムリ目の恋に苦しんでいる女……43人
第3位 考え方や趣味が似ていて、友だちとしてもつき合えるヤツ……41人
第4位 「カレには私が必要」と自信過剰に思い込む女……26人
第5位 面倒見がいい「姉御肌」の女……25人
AKI ホーッ。で? これが、私とどう関係があると?
哲雄 何か、思い当たることがありませんか? 乳首に手を当てて、よく考えてごらんなさい。
AKI 乳首に……。イヤ~ン、感じちゃう――って、それ、「胸」でございましょ?
哲雄 すると何ですか? キミは胸に手を当てても、乳首に手が当たらない……と? フ……ム、「乳頭陥没症」の疑いあり……と。
AKI ハイ、実は以前から、ちょっと気になってまして――なわけないでしょ! で、男たちが挙げているこの条件なんですけどね、哲ジイ。ダントツ1位の「セックスするまでが簡単」っていうの、なんか気になるんですよね。これだと、「セカンド」=「セフレ」ってことになりませんか?
哲雄 「セカンド」が「セフレ」になるのか、「セフレ」を「セカンド」にしてるのか、それはわかりませんが、男にとっては、「手軽にやらせていただける女」というのは、貴重ってことでしょうね。しかも、万が一、そういうことになっても、何事もなかったように「ケロッ」としていてくれる。これは、ありがたいです、男としては。
AKI つまり、後腐れがないってことでしょ? 言っときますけど、私、このタイプじゃありませんからね。
哲雄 ええ。よく存じてますよ。あなたの場合は、お金が必要なんでしょ?
AKI だから、それはぁ、回春マッサージまでであってぇ……。
哲雄 ハイハイ。わかってますって。ただね、この関係の場合、女性側にとって重要なのは、自分が「セカンド」であることをわかって、男性の求めに応じてるかどうかだよね。
AKI 私もそう思います。男は、「セカンド」のつもりで食べてるのに、女のほうはそうとは知らずに、「ファースト」のつもりでいる。これって、悲劇ですよね。
哲雄 したがって、ここから言えることはただひとつ。
AKI ハイ、どうぞ。
哲雄 タダほど怖いものはない!
AKI 違うでしょ!
哲雄 モトイ! ほんとに好きな相手には、簡単にやらせてはいけません。
AKI 「好きな相手には」なんですね。もし、相手が自分にとっても「セカンド」以下であれば、簡単でもいいってことですか?
哲雄 それだったら、おたがいに傷を残さずにすむでしょ。第2位の「交際中の男とうまくいってない」は、そういうことだよね。
AKI そうか。ほかに「ファースト」がいる女なら、自分も罪の意識を感じずにすむ、後でモメることもないだろう――と?
哲雄 ま、そんなところでしょう。要するに、「セカンド」としてつき合うのに、「あなたがすべて」みたいな思い込み方をされると、重いってことですよ。第3位の「友だちとしてもつき合えるヤツ」も、似たようなニュアンスかな。
AKI 別にエッチをしても、しなくても、人間としてつき合える――ってことですよね。
哲雄 たぶん、この場合は、「友だちである」が先で、その友だちとできちゃった。結果的に「セカンド」ってことになったけど、でも、オレたち、元々、友だちなんだもんな――ってところかな。ウン、AKIクンは、この条件にあてはまる。
AKI 言っときますけど、私、絶対にできちゃったりしませんからね。
哲雄 それでもいいんです。でもね、その友だちが、第5位の「面倒見のいい、姉御肌」だったりしたら、「彼女とうまくいってない? そんなウジウジ言ってるなんて、キミらしくないゾ。ホラ、私の胸でよかったら貸してあげるから」ってなるかもしれないでしょ?
AKI あり得る話ですね。ていうか、そういうタイプ、けっこういると思います。私は違いますけどね、私は!
哲雄 そんなに度々おっしゃらなくてもわかります。
AKI で、私がわからないのは、第4位なの。「カレには私が必要」と自信過剰に思い込む女。これがどうして、「セカンド」向きなのかなぁ?
哲雄 不思議でしょ? でもね、これは、事実、そうなんだよね。「自信過剰な女」というのはさ、自分が相手の求めを満たしてあげられない――という状況に、プライドが傷つくらしいんだよね。そして、もうひとつ、男の扱いについちゃ、だれにも負けないくらいの自信を持ってる。
AKI あ、いるかも、そのタイプ。たとえば、だれかが、自分の彼女についてグチをこぼしたりすると、「その女、おかしいよ。私だったら……」とか言い出すタイプでしょ?
哲雄 言うだけじゃなくて、実践してみせたりするかもしれない。別に、横取りしようなんて思ってなくても、「これが正しい女の愛し方」ってのを、その男に示してあげたくなっちゃちゃうんだろうね。キミにもちょっとだけ、この要素がある――と、私はニラんでるんだけどね。
AKI ない、ない。私、そんなにゴーマンじゃありませんから。ところで、哲ジイ、この条件って、男の場合も同じなのかなぁ?
哲雄 実は、それが、だいぶ違うんだよね。この件については、女性にもアンケートをとってるんだけど、ちょっとだけ質問の仕方が違ってて、《「セカンド男」の理想の条件は?》という訊き方をしてる。その結果がこちら。
「セカンド男」の理想の条件は何ですか?
――「セカンド」と交際した経験のある女性147人へのアンケート(複数回答あり)
第1位 とにかくやさしいこと……86人
第2位 寛容であること……72人
第3位 ほどほどにお金を持っていること……66人
第4位 しつこくつきまとわないこと……60人
第5位 私を自由にさせてくれること……54人
その他
・会いたいときだけ会ってくれること ・独占欲がないこと ・便利であること ・セックスがうまいこと……など
AKI エーッ、ずいぶん違うじゃないですか、男の場合と。
哲雄 これを見て、何か気づかない?
AKI ンー、女のほうが欲が深い……?
哲雄 そうなんだよね。男のほうが、「安全か?」「後腐れがないか?」を重視してるのに対して、女のほうは、「自分にどんな得があるか?」を重視してるように見えるよね。
AKI そう言えばそう。これって、不思議。どうしてなの?
哲雄 実はね、「セカンド」と交際する率そのものも、意外なことに、女性のほうが高い。いったい、なぜなのか? 次回、じっくり、そのあたりを追究してみたいと思います。
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哲雄 すると何ですか? キミは胸に手を当てても、乳首に手が当たらない……と? フ……ム、「乳頭陥没症」の疑いあり……と。
AKI ハイ、実は以前から、ちょっと気になってまして――なわけないでしょ! で、男たちが挙げているこの条件なんですけどね、哲ジイ。ダントツ1位の「セックスするまでが簡単」っていうの、なんか気になるんですよね。これだと、「セカンド」=「セフレ」ってことになりませんか?
哲雄 「セカンド」が「セフレ」になるのか、「セフレ」を「セカンド」にしてるのか、それはわかりませんが、男にとっては、「手軽にやらせていただける女」というのは、貴重ってことでしょうね。しかも、万が一、そういうことになっても、何事もなかったように「ケロッ」としていてくれる。これは、ありがたいです、男としては。
AKI つまり、後腐れがないってことでしょ? 言っときますけど、私、このタイプじゃありませんからね。
哲雄 ええ。よく存じてますよ。あなたの場合は、お金が必要なんでしょ?
AKI だから、それはぁ、回春マッサージまでであってぇ……。
哲雄 ハイハイ。わかってますって。ただね、この関係の場合、女性側にとって重要なのは、自分が「セカンド」であることをわかって、男性の求めに応じてるかどうかだよね。
AKI 私もそう思います。男は、「セカンド」のつもりで食べてるのに、女のほうはそうとは知らずに、「ファースト」のつもりでいる。これって、悲劇ですよね。
哲雄 したがって、ここから言えることはただひとつ。
AKI ハイ、どうぞ。
哲雄 タダほど怖いものはない!
AKI 違うでしょ!
哲雄 モトイ! ほんとに好きな相手には、簡単にやらせてはいけません。
AKI 「好きな相手には」なんですね。もし、相手が自分にとっても「セカンド」以下であれば、簡単でもいいってことですか?
哲雄 それだったら、おたがいに傷を残さずにすむでしょ。第2位の「交際中の男とうまくいってない」は、そういうことだよね。
AKI そうか。ほかに「ファースト」がいる女なら、自分も罪の意識を感じずにすむ、後でモメることもないだろう――と?
哲雄 ま、そんなところでしょう。要するに、「セカンド」としてつき合うのに、「あなたがすべて」みたいな思い込み方をされると、重いってことですよ。第3位の「友だちとしてもつき合えるヤツ」も、似たようなニュアンスかな。
AKI 別にエッチをしても、しなくても、人間としてつき合える――ってことですよね。
哲雄 たぶん、この場合は、「友だちである」が先で、その友だちとできちゃった。結果的に「セカンド」ってことになったけど、でも、オレたち、元々、友だちなんだもんな――ってところかな。ウン、AKIクンは、この条件にあてはまる。
AKI 言っときますけど、私、絶対にできちゃったりしませんからね。
哲雄 それでもいいんです。でもね、その友だちが、第5位の「面倒見のいい、姉御肌」だったりしたら、「彼女とうまくいってない? そんなウジウジ言ってるなんて、キミらしくないゾ。ホラ、私の胸でよかったら貸してあげるから」ってなるかもしれないでしょ?
AKI あり得る話ですね。ていうか、そういうタイプ、けっこういると思います。私は違いますけどね、私は!
哲雄 そんなに度々おっしゃらなくてもわかります。
AKI で、私がわからないのは、第4位なの。「カレには私が必要」と自信過剰に思い込む女。これがどうして、「セカンド」向きなのかなぁ?
哲雄 不思議でしょ? でもね、これは、事実、そうなんだよね。「自信過剰な女」というのはさ、自分が相手の求めを満たしてあげられない――という状況に、プライドが傷つくらしいんだよね。そして、もうひとつ、男の扱いについちゃ、だれにも負けないくらいの自信を持ってる。
AKI あ、いるかも、そのタイプ。たとえば、だれかが、自分の彼女についてグチをこぼしたりすると、「その女、おかしいよ。私だったら……」とか言い出すタイプでしょ?
哲雄 言うだけじゃなくて、実践してみせたりするかもしれない。別に、横取りしようなんて思ってなくても、「これが正しい女の愛し方」ってのを、その男に示してあげたくなっちゃちゃうんだろうね。キミにもちょっとだけ、この要素がある――と、私はニラんでるんだけどね。
AKI ない、ない。私、そんなにゴーマンじゃありませんから。ところで、哲ジイ、この条件って、男の場合も同じなのかなぁ?
哲雄 実は、それが、だいぶ違うんだよね。この件については、女性にもアンケートをとってるんだけど、ちょっとだけ質問の仕方が違ってて、《「セカンド男」の理想の条件は?》という訊き方をしてる。その結果がこちら。

――「セカンド」と交際した経験のある女性147人へのアンケート(複数回答あり)
第1位 とにかくやさしいこと……86人
第2位 寛容であること……72人
第3位 ほどほどにお金を持っていること……66人
第4位 しつこくつきまとわないこと……60人
第5位 私を自由にさせてくれること……54人
その他
・会いたいときだけ会ってくれること ・独占欲がないこと ・便利であること ・セックスがうまいこと……など
AKI エーッ、ずいぶん違うじゃないですか、男の場合と。
哲雄 これを見て、何か気づかない?
AKI ンー、女のほうが欲が深い……?
哲雄 そうなんだよね。男のほうが、「安全か?」「後腐れがないか?」を重視してるのに対して、女のほうは、「自分にどんな得があるか?」を重視してるように見えるよね。
AKI そう言えばそう。これって、不思議。どうしてなの?
哲雄 実はね、「セカンド」と交際する率そのものも、意外なことに、女性のほうが高い。いったい、なぜなのか? 次回、じっくり、そのあたりを追究してみたいと思います。

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