第98夜☆男と女、3対2の法則とは?
第98夜
「愛とは何か?」をめぐって、管理人・哲雄がパートナー・AKIを相手に展開する、オヤジ・ギャグ風+ちょっぴりアカデミックおしゃべり。今回は、AKI嬢のスキー旅行をネタに、グループ行動における男女比の問題を追求。女3対男2が、なぜうまくいかないかを解説します――。
【今回のキーワード】 3対2の法則 混浴 カップリング
AKI あ、あけましておめでとうございます……って、まだ言っていいんですよね。
哲雄 ギリギリ、セーフ! どうでした? シーカレとの「白銀の恋」は?
AKI どうもこうもありませんよ。
哲雄 ずいぶん、お怒りのご様子ですが……。
AKI あいつ、女の子2人も連れてきちゃって……。
哲雄 なんだ、ツーショットじゃなかったの?
AKI 男も、もうひとりいましたけどね。
哲雄 ひとり、あまっちゃうわな。2対3の法則か……。
AKI な、なんですか、それ?
哲雄 つまり、絶対、カップルができあがらない人数比ということです。
AKI そ、そうなんですか?
哲雄 男2対女3というのは、まずムリ。歴史上、この人数比がうまくいったという例は、私の知る限り、ありませんな。
AKI 男3対女2ならよかったんですか?
哲雄 こっちは、可能性がある。もしかしたら、男女2対2よりうまくいくかもしれない。
AKI エーッ、どうしてェ!?
哲雄 男には、仕切りたがりがいたり、笑わせたがりがいたり、のぞくのが好きなんてのがいたりするから、そういうやつは自分ではカップリングに参加しないで、「おまえら適当にくっつけよ」と、外野に陣取ったりするんだよね。
AKI もしかして、哲ジイもそのタイプ?
哲雄 ウン、みんなをくっつけといて、あとでこっそりのぞきにいったり……って、なんで、私がそんなことしなきゃいけないんだ。
AKI でも、人の幸せを祈っちゃうんでしょ?
哲雄 つーか、そういう場面では、リーダーになることのほうを選ぶよね。で、自分は「別格」という顔をして満足してる。ところがね、それはそれでまた、おいしい役目になることもあるんだ。
AKI わかった! おこぼれにあずかれる。そうでしょ?
哲雄 キミも、発想が貧しいねェ。「おこぼれ」なんて情けないものは、期待しやしません。自分をニュートラルな立場に置いておくことに価値がある、と言ってるわけですよ。
AKI だから、どんな価値が? とお訊きしてるわけですよ。
哲雄 たとえば、くつついた相手が気に食わないとか、うまくいかないとか、「何だ、こんな男だったの?」と失望したとか……そういう女の子が、カップルをドロップアウトして、私のところにやってくる。
AKI ドロップ・アウト……やっぱり、「おこぼれ」じゃないですかぁ。
哲雄 下品に表現すると、そういう言い方もできなくはない。
AKI クーッ、このガンコ・ジ……止めた。で? もし、お鉢が回って来なかったら?
哲雄 そのときはそのとき。ケダモノごっこに狂奔する連中をしり目に、ひとり、悠然と杯を傾けていればいいんです。
AKI ね、そんなとき、あとの2人の男たちは、気を遣ったりしないの。
哲雄 チッチッ、そこが男と女の違い。男の場合はね、たとえだれかがハズレになっても、絶対に、「じゃ、オレたちも遠慮しとくか」とはならない。たとえ、女の子たちが、「○○さん、ひとりにしといていいの?」なんて言い出しても、「いいの、いいの。あいつはひとりが好きなんだから」と、勝手にひとのキャラを創り上げちゃったりもする。
AKI ひど~い!
哲雄 競争を宿命として生まれついた男は、敗北を受け入れることにも慣れてる。それをヘタに労わったりすると、かえって、プライドに傷をつけることになるんだよね。ところが、女はそうはいかない。でしょ?
AKI です。だれかひとりがあまっちゃうことになると、みんな牽制し合って、抜け駆けできなくなってしまうもん。
哲雄 結局、女3人で固まったりするでしょ? たとえば、みんなでどこか行こうか――って話になっても、ハズレのひとりが「私は、行きたくない」なんて言い出すと、「じゃ、止めとこうか」になってしまうんじゃない?
AKI そう、そう、そうなのッ! それで、結局、みんなで混浴風呂に……っていう話が、お流れになっちゃったんだもん。
哲雄 混浴だけに、お流れにね。
AKI そのシャレ、わからないです。
哲雄 よく言うじやないの、混浴かけ流し……って。
AKI それは源泉かけ流しッ! でも、どうしてなんだろ、哲ジイ? どうして女だとそうなっちゃうの?
哲雄 男は、いちばん高いところを目指すけれども、
女は、いちばん低いところに合わせようとするからですよ。
AKI エーッ、どうしてェ?
哲雄 男は競争の生きものだと言ったでしょ。だから、女がひとり足りないという状況でも、全員が、その中のナンバーワンGETに炎を燃やす。たとえ、落伍者(つまり、ハズレ)が出ようがおかまいなし。ところが、女は親和性の生きものだから、ひとりでもつまらなそうなのがいると、みんな、気分をそっちに合わせてしまう。だから……。
AKI あ、そうか。だから、いちばん低いところに合わせることになるわけね。てことは……。
哲雄 そう。女3人に男が2人しかいないと、だれもカップリングできないことになる。
AKI そうなんだぁ……。
哲雄 もし、そのシーカレが、そこまで計算して女の子を2人呼んだんだとしたら、つまり、キミは、カップリングを避けられたということになるわけです。
AKI ウーン、それが3対2の法則?
哲雄 男3対女2はスリリングだけど、男2対女3は、何も生み出さない関係ってことです。そして、その関係の中では、常に、もっともはみ出しそうな女、つまりもっとも低位の女性が、全体の行動を決定づけることになる。これが、3対2の法則の公式。まるで、民主党が国民新党や社民党に振り回されるみたいにね。あ~あ。
AKI なんです?
哲雄 そんなときは、ひと声、この哲ジイに声をかけてくだされば……。
AKI 腐ったリンゴを混ぜろってことですか?
哲雄 ウヌヌ……言わせておけば、この混浴落ちこぼれが……。
AKI というわけで、みなさん、今年もよろしくですゥ。
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AKI 男3対女2ならよかったんですか?
哲雄 こっちは、可能性がある。もしかしたら、男女2対2よりうまくいくかもしれない。
AKI エーッ、どうしてェ!?
哲雄 男には、仕切りたがりがいたり、笑わせたがりがいたり、のぞくのが好きなんてのがいたりするから、そういうやつは自分ではカップリングに参加しないで、「おまえら適当にくっつけよ」と、外野に陣取ったりするんだよね。
AKI もしかして、哲ジイもそのタイプ?
哲雄 ウン、みんなをくっつけといて、あとでこっそりのぞきにいったり……って、なんで、私がそんなことしなきゃいけないんだ。
AKI でも、人の幸せを祈っちゃうんでしょ?
哲雄 つーか、そういう場面では、リーダーになることのほうを選ぶよね。で、自分は「別格」という顔をして満足してる。ところがね、それはそれでまた、おいしい役目になることもあるんだ。
AKI わかった! おこぼれにあずかれる。そうでしょ?
哲雄 キミも、発想が貧しいねェ。「おこぼれ」なんて情けないものは、期待しやしません。自分をニュートラルな立場に置いておくことに価値がある、と言ってるわけですよ。
AKI だから、どんな価値が? とお訊きしてるわけですよ。
哲雄 たとえば、くつついた相手が気に食わないとか、うまくいかないとか、「何だ、こんな男だったの?」と失望したとか……そういう女の子が、カップルをドロップアウトして、私のところにやってくる。
AKI ドロップ・アウト……やっぱり、「おこぼれ」じゃないですかぁ。
哲雄 下品に表現すると、そういう言い方もできなくはない。
AKI クーッ、このガンコ・ジ……止めた。で? もし、お鉢が回って来なかったら?
哲雄 そのときはそのとき。ケダモノごっこに狂奔する連中をしり目に、ひとり、悠然と杯を傾けていればいいんです。
AKI ね、そんなとき、あとの2人の男たちは、気を遣ったりしないの。
哲雄 チッチッ、そこが男と女の違い。男の場合はね、たとえだれかがハズレになっても、絶対に、「じゃ、オレたちも遠慮しとくか」とはならない。たとえ、女の子たちが、「○○さん、ひとりにしといていいの?」なんて言い出しても、「いいの、いいの。あいつはひとりが好きなんだから」と、勝手にひとのキャラを創り上げちゃったりもする。
AKI ひど~い!
哲雄 競争を宿命として生まれついた男は、敗北を受け入れることにも慣れてる。それをヘタに労わったりすると、かえって、プライドに傷をつけることになるんだよね。ところが、女はそうはいかない。でしょ?
AKI です。だれかひとりがあまっちゃうことになると、みんな牽制し合って、抜け駆けできなくなってしまうもん。
哲雄 結局、女3人で固まったりするでしょ? たとえば、みんなでどこか行こうか――って話になっても、ハズレのひとりが「私は、行きたくない」なんて言い出すと、「じゃ、止めとこうか」になってしまうんじゃない?
AKI そう、そう、そうなのッ! それで、結局、みんなで混浴風呂に……っていう話が、お流れになっちゃったんだもん。
哲雄 混浴だけに、お流れにね。
AKI そのシャレ、わからないです。
哲雄 よく言うじやないの、混浴かけ流し……って。
AKI それは源泉かけ流しッ! でも、どうしてなんだろ、哲ジイ? どうして女だとそうなっちゃうの?
哲雄 男は、いちばん高いところを目指すけれども、
女は、いちばん低いところに合わせようとするからですよ。
AKI エーッ、どうしてェ?
哲雄 男は競争の生きものだと言ったでしょ。だから、女がひとり足りないという状況でも、全員が、その中のナンバーワンGETに炎を燃やす。たとえ、落伍者(つまり、ハズレ)が出ようがおかまいなし。ところが、女は親和性の生きものだから、ひとりでもつまらなそうなのがいると、みんな、気分をそっちに合わせてしまう。だから……。
AKI あ、そうか。だから、いちばん低いところに合わせることになるわけね。てことは……。
哲雄 そう。女3人に男が2人しかいないと、だれもカップリングできないことになる。
AKI そうなんだぁ……。
哲雄 もし、そのシーカレが、そこまで計算して女の子を2人呼んだんだとしたら、つまり、キミは、カップリングを避けられたということになるわけです。
AKI ウーン、それが3対2の法則?
哲雄 男3対女2はスリリングだけど、男2対女3は、何も生み出さない関係ってことです。そして、その関係の中では、常に、もっともはみ出しそうな女、つまりもっとも低位の女性が、全体の行動を決定づけることになる。これが、3対2の法則の公式。まるで、民主党が国民新党や社民党に振り回されるみたいにね。あ~あ。
AKI なんです?
哲雄 そんなときは、ひと声、この哲ジイに声をかけてくだされば……。
AKI 腐ったリンゴを混ぜろってことですか?
哲雄 ウヌヌ……言わせておけば、この混浴落ちこぼれが……。
AKI というわけで、みなさん、今年もよろしくですゥ。

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