「自分は正しい」と主張するためにつくウソ

File-5 「自分は正しい」と主張するためにつくウソ
管理人がもっとも嫌うのは、
「自分は正しい」と主張するウソです。
「自分は正しい」と言う言葉からは、
「愛」も感じられない。この人たちは、
「愛」そのものをもいつわるのです。
私、シランケンが、「この人の言うことは信用ならない」ともっとも思うのは、何かにつけて「自分は正しい」と主張する人間たちです。
「正しい」を主張するために、この人たちは。「ウソ」をつきます。
「世界の平和のために」「国民の命と財産を守るために」……などと広げる大風呂敷も大義名分も、99%はウソ。「あなただけのために」「あなたの家族だけに」と対象を極小化して語られる言葉も、悪徳セールスや宗教の勧誘のようで、ほとんどは「ウソ」と、私は感じています。
政治やビジネスの世界では当たり前に使われている、この「自分は正しい」が、愛の世界で使われると、どうなるでしょう?

何かにつけて「してやった」を連発する
「愛」は「無償」であるべき――と考える管理人が、もっとも嫌悪するのが、この種の言葉です。
子どもに「育ててやった」「食わせてやった」という言葉を浴びせる親。
教え子に「教えてやった」と恩着せがましく言う教師。
学生や社会人になると、私たちの周りには、さまざまな「してやった」族が現れて、あなたの耳に「してやった」とささやきかけてきます。いわく――。
おまえ、あの頃、金なかっただろう。いつもメシ食わせてやったよなぁ。
何もできなかったキミに一から仕事を教えてやったのは、この私だゾ。
アイツ、ウブだったからなぁ。手の握り方から全部、オレが手ほどきしてやったんだぜ。
こうして「してやった」を口にする人たちの胸の中に渦巻いているのは、《功績の自慢》です。彼らは、「功績」を「自慢」することによって、相手に「恩を着せ」、「恩を着せる」ことによって、その相手への「優位性」を確保しようとしているわけです。
少しも、「愛」なんかじゃない。
だから、私は、こういう言い方をする人間を嫌悪します。
「正しい」を主張するために、この人たちは。「ウソ」をつきます。
「世界の平和のために」「国民の命と財産を守るために」……などと広げる大風呂敷も大義名分も、99%はウソ。「あなただけのために」「あなたの家族だけに」と対象を極小化して語られる言葉も、悪徳セールスや宗教の勧誘のようで、ほとんどは「ウソ」と、私は感じています。
政治やビジネスの世界では当たり前に使われている、この「自分は正しい」が、愛の世界で使われると、どうなるでしょう?

何かにつけて「してやった」を連発する
「愛」は「無償」であるべき――と考える管理人が、もっとも嫌悪するのが、この種の言葉です。
子どもに「育ててやった」「食わせてやった」という言葉を浴びせる親。
教え子に「教えてやった」と恩着せがましく言う教師。
学生や社会人になると、私たちの周りには、さまざまな「してやった」族が現れて、あなたの耳に「してやった」とささやきかけてきます。いわく――。



こうして「してやった」を口にする人たちの胸の中に渦巻いているのは、《功績の自慢》です。彼らは、「功績」を「自慢」することによって、相手に「恩を着せ」、「恩を着せる」ことによって、その相手への「優位性」を確保しようとしているわけです。
少しも、「愛」なんかじゃない。
だから、私は、こういう言い方をする人間を嫌悪します。

「程度」を表す副詞が、いつもやたら大げさである
この手のピープルが口にするものの言い方のもうひとつの特徴は、言葉の端々に余計な副詞がつく――ということです。
何を言うにも「絶対に」「ゼッタイ」「きっと」「ずっと」「100パー」など、《程度を強調する副詞》が、不必要なほどに登場するのです。たとえば――



この人たちが口にする「ゼッタイ」だの「ずっと」だの「きっと」だの「100パー」だのという《副詞》は、「自分は間違ってない」=「完全に正しい」を強調するために使われています。
「自分は正しい」を主張するこの人たちは、返す刀で、相手の間違いをメッタ切りにしようとします。こんな風に――。


「全然」も「まるっきり」も、相手の努力や功績を「ゼロ評価」するために付け加えられる副詞。相手を「ゼロ評価」することによって「自分は正しい」を強調しよう――とする意図が、感じられます。
やっぱり、そこには「愛」がない!
私は、こういう副詞を多用する人間も、友人とも仲間とも思えません。
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