「三十させ頃、四十はし頃」のホルモン的意味

「女性の性欲」のありようは、
年齢とともに変わっていきます。それを
端的に表すのが、「三十させ頃」であり、
「四十はし頃」なのですが――。
性とエッチの《雑学》file.92 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。
15歳未満の方はご退出ください。
三十、させ頃、
四十は、し頃。
みなさん、こんな言葉を耳にしたことは、おありですか?
シランケンは、十五か十六の頃にこの言葉の意味を知り、それ以来、下宿のおばさんの目が怖くなってしまいました。ええ、その頃の下宿のおばさんは、おそらく、四十代半ば。「し頃」の真っ最中だったわけです。ま、何事もなく、無事、高校生活を終えましたけどね。
そうです。
この言葉は、女性の「性欲のありよう」を表す言葉なんですね。
簡単に言うと、こういうことです。
フーム、いいねェ、アラフォー……なんて話をしようというわけではありません。
女の性欲というものは、このように、年齢によって変化していく。それはなぜなのか――という話をしようと思うわけです。
そりゃ、あれだよ。女も三十代、四十代になると、黙ってても男が言い寄ってくるってわけにはいかなくなる。歳をとったら、自分からいくしかなくなるんじゃないの?
ま、外的要因としては、そういうこともあるかもしれません。
しかし、個人的な好みを言わせていただくならば、三十代、四十代というのは、脂も乗って、女性としては十分に魅力的。私なら、喜んで飛びかからせていただきます。
むしろ、この変化は、女性自身の内的要因によるところが大きいだろう――と思うのです。

「性欲」のありようを決める脳内ホルモン
女性の性欲のありように大きく影響しているのが「ホルモン」です。
どのホルモンがどの程度、分泌されているかによって、脳内の環境は大きく変わります。気分のありようも、そして、当然のことですが、エッチな気分の表れ方も変わってきます。
人に性欲を起こさせる中枢は、大脳の奥深いところ、辺縁系に位置する「視床下部」と呼ばれる部分に存在します。
この部分に少なからぬ影響を及ぼすホルモンに、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンと、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンがあります。
「女性ホルモン」「男性ホルモン」と言いましたが、何も、女性だけ、男性だけに固有のホルモンというわけではありません。男性の中にも「エストロゲン」は存在しますし、女性の中にも「テストステロン」は存在します。ただ、そのバランスが、女性と男性では、大きく異なるんですね。
簡単に言うと、
なわけです。
《エストロゲン》は、女性を「女らしいやさしい気分」に導き、男性を受け入れる「受容的」な精神状態を作り上げるホルモン。そのピークは、年齢的には10代後半~20代前半。短期的には、《排卵期》が分泌レベルのピークとなります。
《テストステロン》は、相手を「征服したい、支配したい」という気分を生み出すホルモンで、強い性的衝動を生み出すとともに、男性の「積極的で攻撃的」な精神を作り上げます。こちらも10代後半~20代前半が分泌のピークとなります。
このバランスが、男女ともに、30代を迎える頃から、徐々に変化し始めます。
女性の中では、エストロゲンの分泌レベルが低下して、相対的にテストステロンの比率が上がり、男性的の中では、テストステロンの分泌レベルが低下して、相対的にエストロゲンの比率が上がります。
このバランスの変化が、男女の性欲のありように、大きく影響するわけです。
四十は、し頃。
みなさん、こんな言葉を耳にしたことは、おありですか?
シランケンは、十五か十六の頃にこの言葉の意味を知り、それ以来、下宿のおばさんの目が怖くなってしまいました。ええ、その頃の下宿のおばさんは、おそらく、四十代半ば。「し頃」の真っ最中だったわけです。ま、何事もなく、無事、高校生活を終えましたけどね。
そうです。
この言葉は、女性の「性欲のありよう」を表す言葉なんですね。
簡単に言うと、こういうことです。
女も三十代になると、言い寄ってくる男を
寛容に受け入れてくれるようになる。
四十代になると、自分から迫って、
男を性の対象として楽しむようになる。
寛容に受け入れてくれるようになる。
四十代になると、自分から迫って、
男を性の対象として楽しむようになる。
フーム、いいねェ、アラフォー……なんて話をしようというわけではありません。
女の性欲というものは、このように、年齢によって変化していく。それはなぜなのか――という話をしようと思うわけです。

ま、外的要因としては、そういうこともあるかもしれません。
しかし、個人的な好みを言わせていただくならば、三十代、四十代というのは、脂も乗って、女性としては十分に魅力的。私なら、喜んで飛びかからせていただきます。
むしろ、この変化は、女性自身の内的要因によるところが大きいだろう――と思うのです。

「性欲」のありようを決める脳内ホルモン
女性の性欲のありように大きく影響しているのが「ホルモン」です。
どのホルモンがどの程度、分泌されているかによって、脳内の環境は大きく変わります。気分のありようも、そして、当然のことですが、エッチな気分の表れ方も変わってきます。
人に性欲を起こさせる中枢は、大脳の奥深いところ、辺縁系に位置する「視床下部」と呼ばれる部分に存在します。
この部分に少なからぬ影響を及ぼすホルモンに、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンと、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンがあります。
「女性ホルモン」「男性ホルモン」と言いましたが、何も、女性だけ、男性だけに固有のホルモンというわけではありません。男性の中にも「エストロゲン」は存在しますし、女性の中にも「テストステロン」は存在します。ただ、そのバランスが、女性と男性では、大きく異なるんですね。
簡単に言うと、
エストロゲン>テストステロン……女性のホルモンバランス。
テストステロン>エストロゲン……男性のホルモンバランス
テストステロン>エストロゲン……男性のホルモンバランス
なわけです。
《エストロゲン》は、女性を「女らしいやさしい気分」に導き、男性を受け入れる「受容的」な精神状態を作り上げるホルモン。そのピークは、年齢的には10代後半~20代前半。短期的には、《排卵期》が分泌レベルのピークとなります。
《テストステロン》は、相手を「征服したい、支配したい」という気分を生み出すホルモンで、強い性的衝動を生み出すとともに、男性の「積極的で攻撃的」な精神を作り上げます。こちらも10代後半~20代前半が分泌のピークとなります。
このバランスが、男女ともに、30代を迎える頃から、徐々に変化し始めます。
女性の中では、エストロゲンの分泌レベルが低下して、相対的にテストステロンの比率が上がり、男性的の中では、テストステロンの分泌レベルが低下して、相対的にエストロゲンの比率が上がります。
このバランスの変化が、男女の性欲のありように、大きく影響するわけです。

愛を「待つ女」から、「求める女」へ
圧倒的なエストロゲンの影響下にある10代後半~20代前半の女性は、ロマンチックでやさしい雰囲気を好みます。男性にも、やさしいアプローチを求めます。しかし、同じ年頃の男性は、テストステロン最盛期。「キスさせろ」「やらせろ」と強引に迫っては、彼女を脅えさせたり、ウンザリさせたりしてしまいます。
そんな彼女が30代になると、いささか趣が変わってきます。早くもエストロゲン量が低下し始めるこの年頃になると、相対的にテストステロンの影響が強まり、「エッチしたい」という欲求が、女性の中でも顕在化します。それまでは、「イヤよ、イヤよ」と拒んでいた男性のアプローチを受け入れやすい状態となり、多少、乱暴と思われるアプローチにも体を開き、ときには、自分から男性を誘惑したりするようにもなります。
セックスの指向もやや変わってきます。ベッドの上でも、自分から上になって男性を責めたり、いきなり男性のそれを口に含んでその気にさせよう――というような、積極的なプレーも目立つようになります。
「三十、させ頃」というのは、この状態を表す言葉と考えていいと思います。
40代になると、この傾向がもっと顕著になります。この年頃になると、エストロゲンの低下は顕著に現れ、それまで眠っていたテストステロンの攻撃的性質が、彼女の行動を大胆かつ攻撃的なものへと変化させます。
ところが、同じ年頃の男性は……というと、すでにテストステロン低下の影響が顕著に現れ始めていて、「ねェ、この頃、ごぶさたよ」などと迫ってくる女房のアプローチにも、「カンベンしてくれよ。疲れてんだよ」と背中を向けたりするようになります。
性欲を露骨に示すようになる女房と「近頃、どうも……」と感じ始めている亭主。夫婦間でも、そのスレ違いがさまざまな問題を生むようになります。
欲求不満を募らせる女性の中には、自分から若い男の体を求めるようになる人も、少なくありません。中には、ホストにうつつを抜かす人もいるかもしれません。
これが「四十は、し頃」のホルモン的意味。
筆者・シランケンの私見ですが、このお年頃の女性には、したいようにさせておく――というのが、賢い男の態度であろうかと思います。
ええ、私は、この年頃の女性も、嫌いではありませんよ。むしろ、好物かも……です。
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