デートの相手は、「初めて」と「いちばん」が好物

あなたをデートに誘った人が、あなたに言われると、
飛び上がるほど喜ぶ言葉があります。それは、
「初めて」と「いちばん」。「○○したの初めて」
というふうに使うのですが、これを言われると――。
愛が生まれる日本語・殺す日本語 レッスン2-30
意中の男性または女性と、初めてデートにこぎつけた。
そんなときの会話の中に、ぜひ、取り入れてほしいキーワードがあります。
それが、コレ!
「初めて」と「いちばん」
使い方はこうです。
こんなおいしいお寿司を食べたの、初めてです。
いままで見た夜景で、いちばんきれいな夜景だ。
デートでこんな感想を聞かされると、誘った側は、文句なしに喜びます。
男性も、女性も喜ぶのですが、特に喜ぶのは、男性のほうかもしれません。
というのも、男性は好きなんですね、この「初めて」と「いちばん」が。その点については、後の章で詳しく解説しますが、男には、その女の「初めて」になりたいという本能があり、すべてにおいて「順位」にこだわるという性質を持っているからです。
もちろん、女性の中にも、多かれ少なかれ、そういう性質はあると思っていいでしょう。
ところが、この性質を知らない人の中には、せっかくデートに誘ってくれた人に対して、うかつにもこんなセリフを吐いてしまうんですね。
このやりとりのどこがおかしいの?――と思った人は、ちょっと問題ありかもしれません。もし、私が彼女のデート相手だとしたら、「この人との次のデートはあり得ない」と思ってしまうでしょうね。
なぜか?
自分を誘ってくれた相手に対するリスペクト(敬意)も、感謝も、感じられないからです。
問題なのは、「私がいつも行ってるところなんて、もっと」という部分です。
ほんとうなら、相手が誘ってくれた店をホメてあげたいところなのに、彼女はその肝心なところで、自分の「行きつけの店」を自慢するという愚を犯しています。
彼女の「初めて」でありたいという男性の願いは、木っ端微塵に打ち砕かれ、「いちばん」でありたいと願った願望も、「私のほうが」の言葉で陥落してしまいました。
実は、気づかないうちに、私たちはこういうミスを犯しがちなんですよね。
だからと言って、なんでもかんでも「初めて」「いちばん」と言っておけばいい――というわけでもありません。
あなたが(デートする)初めての男です。
あなたは世界でいちばん美しい。
こんなことを言っても、たいていの場合は、信用してもらえません。
信用されないどころか、「まったく、口のうまい人だ」と警戒されてしまうかもしれません。
「初めて」「いちばん」を口にするときには、「リアリティ」が重要になります。その「リアリティ」は、見つけるしかないんですね。
そんなときの会話の中に、ぜひ、取り入れてほしいキーワードがあります。
それが、コレ!
「初めて」と「いちばん」
使い方はこうです。


デートでこんな感想を聞かされると、誘った側は、文句なしに喜びます。
男性も、女性も喜ぶのですが、特に喜ぶのは、男性のほうかもしれません。
というのも、男性は好きなんですね、この「初めて」と「いちばん」が。その点については、後の章で詳しく解説しますが、男には、その女の「初めて」になりたいという本能があり、すべてにおいて「順位」にこだわるという性質を持っているからです。
もちろん、女性の中にも、多かれ少なかれ、そういう性質はあると思っていいでしょう。
ところが、この性質を知らない人の中には、せっかくデートに誘ってくれた人に対して、うかつにもこんなセリフを吐いてしまうんですね。
男 ごめんね。こんな煙っぽいところで。
女 とんでもない。私、焼き鳥、大好きだから!
男 そうなの? よかった、よかった。ホラ、女の子って、こういう煙が立ち込めてるところとか、苦手だと思ってたから。
女 ウウン。私がいつも行ってるところなんて、もっと、煙もうもうだから。そこね、ナンコツがチョーおいしいの。今度、連れてってあげるね。
男 そ、そうだね……。
女 とんでもない。私、焼き鳥、大好きだから!
男 そうなの? よかった、よかった。ホラ、女の子って、こういう煙が立ち込めてるところとか、苦手だと思ってたから。
女 ウウン。私がいつも行ってるところなんて、もっと、煙もうもうだから。そこね、ナンコツがチョーおいしいの。今度、連れてってあげるね。
男 そ、そうだね……。
このやりとりのどこがおかしいの?――と思った人は、ちょっと問題ありかもしれません。もし、私が彼女のデート相手だとしたら、「この人との次のデートはあり得ない」と思ってしまうでしょうね。
なぜか?
自分を誘ってくれた相手に対するリスペクト(敬意)も、感謝も、感じられないからです。
問題なのは、「私がいつも行ってるところなんて、もっと」という部分です。
ほんとうなら、相手が誘ってくれた店をホメてあげたいところなのに、彼女はその肝心なところで、自分の「行きつけの店」を自慢するという愚を犯しています。
彼女の「初めて」でありたいという男性の願いは、木っ端微塵に打ち砕かれ、「いちばん」でありたいと願った願望も、「私のほうが」の言葉で陥落してしまいました。
実は、気づかないうちに、私たちはこういうミスを犯しがちなんですよね。
だからと言って、なんでもかんでも「初めて」「いちばん」と言っておけばいい――というわけでもありません。


こんなことを言っても、たいていの場合は、信用してもらえません。
信用されないどころか、「まったく、口のうまい人だ」と警戒されてしまうかもしれません。
「初めて」「いちばん」を口にするときには、「リアリティ」が重要になります。その「リアリティ」は、見つけるしかないんですね。

「○○する」は、いくらでも見つかると思います。見つからなければ、作ってしまえばいいのです。





「○○する」は、小さなことであればあるほど、リアリティを増します。ギネス記録を作るときの要領と同じですね。

「いちばん」も、同じ要領で見つけます。
「いままででいちばん、○○だった」「あなたの○○は、いちばん(だれにも負けない)だよ」というふうに伝えるのですが、この「○○」も、ムリしてでも見つけてください。
たとえば、こんな具合にです――。





きりがないのでこれくらいにしておきますが、どんな小さなポイントでもいいから、そこをとらえて、カレや彼女をあなたの中の「いちばん」にしてあげる。
「いちばん」にされた相手は、間違いなく、「いちばん」と言ってくれたあなたへの親近感を高めるはずです。
ぜひ、お試しあれ! です。
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盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
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「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
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クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
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