ある種の女には、よく効くこともある「オヤジ力」

わが友人・ハゲ野氏が言うのです。オヤジよ、
若いフリしてモテようなんて思うな。オヤジ力を
大いに発揮しろ! そのほうが、若い娘たちの
ハートには効くゾ――と言うのです。その理由――。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
そろそろ「オヤジ」の域にさしかかっているみなさん。
いや、「オヤジ」なんてまだまだ――と思っていてもいいのですが、「オヤジ力」も捨てたもんじゃないゾ! という話を、きょうはしてみたいと思います。
「捨てたもんじゃない」というのは、もちろん、「若きメッチェン」を惹きつけるにあたって……ということなんですけどね。「メッチェン」ですか? 日本語で言うと「乙女」といっ たところでしょうか?
「しかしよ、シランケン」と、わが友人・萩野某は言うのです。周りからは、「ハゲ野」なんぞと呼ばれていますので、その容貌の特徴は、推して知るべし。つまり、立派に「オヤジ・ルックス」であるわけですが、その「ハゲ野」クンが言うわけです。
みんな、オヤジ力の使い方を間違っている!
「間違っている」というより、使おうとしてない。
いや、それどころか隠そうとさえしているように見受けられる。「オヤジ」を隠して、「若いフリ」をすることに血道を上げているように見える――というのです。
それじゃ、せっかくの宝をドブに捨てるようなもの。
「オヤジ」は「オヤジ」であるからこそ、
「力」になる、魅力的なんだ――と、
本日は、声を大にしてお訴えを(←この敬語、ホントは間違い!)させていただきたい。
【管理人注】「訴える」は自分の行為ですから、その自分の行為に「お」をつけるのは、敬語としては初歩的なミス。自分も参加する「議論」を「ご議論」などと言うのも、同様に間違い。
そうおっしゃるわけです。
では、氏の言う「オヤジ力」とは何か?
それは、相手を「子ども扱い」できる力である――と、ハゲ野クンは言います。
彼女を「子ども扱い」する3つのポイント
たとえば、貴兄が若きメッチェンたちを交えて、飲み会で盛り上がっているとします。
場は盛り上がって、二次会行こう、三次会行こう……などという空気。
そこで、ひと言――。
子どもは、もう、帰って寝なさい。
もうちょっとワイルドにいくなら、
ホラ、子どもは帰って、シッコして寝ろ。
こういうことがスラッと言える力こそ、「オヤジ力」である――と、ハゲ野氏は言うのです。
こんなときに、間違っても、「いいじゃない。○○ちゃん、もう一軒、行こうよ~ん」などと、ネコなで声で言わないところが、男から見てもカッコイイ、というわけですね。もちろん、「行こう、行こう。イエ~イ!!」などと、ムリに若者ノリになったりもしません。
正しく「オヤジ力」を身につけたオヤジは、かくのごとく、相手を徹底的に子ども扱いします。
このとき、大事なことが3つある――と、ハゲノ氏は言います。
いや、「オヤジ」なんてまだまだ――と思っていてもいいのですが、「オヤジ力」も捨てたもんじゃないゾ! という話を、きょうはしてみたいと思います。
「捨てたもんじゃない」というのは、もちろん、「若きメッチェン」を惹きつけるにあたって……ということなんですけどね。「メッチェン」ですか? 日本語で言うと「乙女」といっ たところでしょうか?
「しかしよ、シランケン」と、わが友人・萩野某は言うのです。周りからは、「ハゲ野」なんぞと呼ばれていますので、その容貌の特徴は、推して知るべし。つまり、立派に「オヤジ・ルックス」であるわけですが、その「ハゲ野」クンが言うわけです。

「間違っている」というより、使おうとしてない。
いや、それどころか隠そうとさえしているように見受けられる。「オヤジ」を隠して、「若いフリ」をすることに血道を上げているように見える――というのです。
それじゃ、せっかくの宝をドブに捨てるようなもの。
「オヤジ」は「オヤジ」であるからこそ、
「力」になる、魅力的なんだ――と、
本日は、声を大にしてお訴えを(←この敬語、ホントは間違い!)させていただきたい。
【管理人注】「訴える」は自分の行為ですから、その自分の行為に「お」をつけるのは、敬語としては初歩的なミス。自分も参加する「議論」を「ご議論」などと言うのも、同様に間違い。
そうおっしゃるわけです。
では、氏の言う「オヤジ力」とは何か?
それは、相手を「子ども扱い」できる力である――と、ハゲ野クンは言います。

たとえば、貴兄が若きメッチェンたちを交えて、飲み会で盛り上がっているとします。
場は盛り上がって、二次会行こう、三次会行こう……などという空気。
そこで、ひと言――。

もうちょっとワイルドにいくなら、

こういうことがスラッと言える力こそ、「オヤジ力」である――と、ハゲ野氏は言うのです。
こんなときに、間違っても、「いいじゃない。○○ちゃん、もう一軒、行こうよ~ん」などと、ネコなで声で言わないところが、男から見てもカッコイイ、というわけですね。もちろん、「行こう、行こう。イエ~イ!!」などと、ムリに若者ノリになったりもしません。
正しく「オヤジ力」を身につけたオヤジは、かくのごとく、相手を徹底的に子ども扱いします。
このとき、大事なことが3つある――と、ハゲノ氏は言います。
その1 命令形を使うこと
「帰って寝れば?」とか「寝たほうがいいんじゃない?」ではなく、「帰って寝なさい」「帰って寝ろ」という命令形を使う、ということ。しかも、「威厳を持って」です。
仮に貴兄が彼女と情を交し合う関係になったとしても、「○○ちゃ~ん、オッパイ見せてくれるゥ?」なんて気持ちのわるい言い方はしないで、「脱げ」「脱ぎなさい」と、堂々と命令。そのほうが、彼女は喜びます。
その2 慈愛、養護の心から発する「命令」であること
命令せよ、と言うと、誤解する人もいるかもしれませんが、「命令する」とは、相手に無理難題を押し付けて、力で屈服させる――ということではありません。
「帰って寝ろ」には、「もう遅いのだから、キミはここらで失礼していいよ」「明日もあるのだから、早く寝て体を休めなさい」という養護の意思が込められています。
ただ命令することだけに意味があるのなら、「もう一軒、つき合いなさい」でもいいわけでしょう? でも、そうは言わない。
ほんとうは、そうしてくれたほうが自分はうれしいのだが……という場合でも、グッとこらえて「帰りなさい」とやる。
まるで厳しい父親か、教師のよう。ここが肝心なんだそうです。
その3 命令に逆らっても「寛容」であること
命令は発するけれども、ガチガチではないこと。これも重要です。
相手が「イヤだ」と拒んだら、「しょうがないなぁ」と受け入れるフレキシビリティ。これがないと、ただの「頑固なオヤジ」になってしまいます。
そして、ここだけの話だけど(と、ハゲ野氏は声を潜めます)、命令を発するのは、実は、「しょうがないなぁ」と、苦笑いを浮かべながら、相手のわがままを受け入れるため――だったりもするわけです。
おお、なんと不純な――と、純なシランケンなどは思うのですが、ハゲ野氏はわるびれた様子もありません。
さて、こういう「子ども扱い」を受けると、相手のメッチェンはどう出るのでしょうか? そして、彼女はそんな「オヤジ」をどう思うのでしょうか?

ハゲ野氏の観察によると、メッチェンの反応は、4通りだそうです。
反応1 バカにしないでよ――と怒り出す
世の中の4分の1の女性は、ほんとうに怒り出します。「子ども扱いしないでよ、失礼ねェ」というわけです。
いつもヒールの高いパンプスを履いてる女や、いつも、男だか女だかわからないような格好をしている女は、たいてい、こういう反応を示します。
「ただね」と、わが友は言います。こういう女性は、「メッチェン(娘)」というより「マダ~ム(おばさん)」だから、最初から「シッコして寝ろ」などということは言わない。いや、言わないであろう――と言います。
反応2 バッカじゃないの――と無視する
中には、「ハイハイ、お父さん。お父さんこそ早く帰らないと、血圧上がりますよ」などと、逆襲(?)に転じる女性もいますが、ま、スタンスは同じです。
このタイプは、真正「おとなの女」なのです。「オヤジ力」からの老婆心も、軽く受け流したり、ジョークで混ぜっ返したりしてくれます。その反応が楽しみで、「オヤジ力」を発揮させていただく場合もあるけれど、その効果については、保証の限りではない、とハゲ野氏。
反応3 イヤですよ――と駄々をこねる
「オヤジ力」がもっとも効果を発揮するのは、このタイプ。実は、オヤジが「もう、帰って寝なさい」などと命令するのも、半分は、こういう反応を期待して……でもあるわけです。
「もう、帰りなさい」⇒「イヤだ」⇒「子どもは寝る時間だよ」⇒「イヤだ。朝まで一緒にいる」⇒「しょうがないなぁ」
このあと、どうなるかは、「想像にまかせる」とハゲ野氏は、言葉を濁します。
命令すればするほど、わがままを言い出すこのタイプ、氏によれば、精神が子どもなんだそうです。子どもになって親を困らせたい――と思うらしいんですね。
このタイプは、ひと目でわかる、と氏は言います。
服には、フリルやレース、リボンなどというアイテムを好んで使い、舌ったらずなしゃべり方をし、自分のことを「みい子はね……」などと名前で語り、「~なのォ」「~だもん」といった語尾を多用する。
要するに、ロリータ。
こういう相手には、どんどん、自分の願望とは反対の命令を出してあげればよろしい――と、ハゲ野氏は断言します。
反応4 ウン、わかった――と、頬をふくらませながら従う
こっちも、精神は子どもなんですが、前タイプとは違って、「とても素直な」子どもなんだそうです。
着ている服も、前タイプに比べるとずっと清楚。そのコンセプトは「親が安心するような服」で、けっこう、制服が好きだったりします。
このタイプは素直なので、「帰りなさい」と言われれば、しぶしぶながらも命令に従います。そこで、あせって、「やっぱり帰らないで」なんてブレちゃダメ。
そこはグッとガマンして、命令に従う彼女にやさしくうなずいてあげる。
ハゲ野氏によれば、このガマンができることも、「オヤジ力」の大事な要素。そうしてガマンしていれば、彼女の中には、「このオヤジにだったら甘えられる」という信頼感が生まれます。その信頼感は、後日、いつか近いうちに、たぶん今世紀中には(?)、きっと大きな花を咲かせてくれることであろう――と、氏は語るのでありました。
おわかりいただけたでしょうか?
「オヤジ力」が効力を発揮するのは、《反応3》や《反応4》のようなリアクションを示すタイプ。要するに「娘タイプ」の女性たちです。
氏の観察によれば、女性の3人に1人は、このタイプなのだそうです。
ターゲットさえ間違えなければ、オヤジなあなたにも、大いに恋のチャンスあり! ですゾ――と、ハゲ野、もとい萩野氏は申しておりました。

日本女性の4割には、かなり効く戦法です
若輩(?)・重松、このハゲ野氏の言説には、大いに勇気づけられるところがありました。
エゴグラムでは、人の自我の中にある要素を大きくP(親的自我の状態)、A(おとなの自立した自我の状態)、C(子どもの自我状態)に分けて、性格分析に使ったりしますが、日本人の場合、Cの要素が高いのが特徴なんだそうです(Cが高い人の率は、約4割)。
ハゲ野氏が得意げに主張してくれた《恋愛における「オヤジ力」》が、効果を発揮するのは、このC要素が高い女性ですから、日本では大いに有効な「恋愛力」となることが期待されるわけです。
ハイ、シランケンも、個人的には、大いに活用させていただきました。
成果ですか? ここでは、公表を控えさせていただきます。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
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既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
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管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
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