男は、あなたの「かわいいウソ」が好き

男は自分の立場を守るためにウソをつきますが、
女は自分に相手の心を惹きつけるためにウソを
使います。そのウソは、かわいい。男は、その
「かわいいウソ」がたいてい、好きなのです――。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。

ちょっと気になる女の子からそんなこと言われたら、あなただったら、どうします?
私だったら、こうします。
「じゃ、そのヘンなおじさん、オレがとっちめてやるよ」と、彼女の部屋で張り込みを敢行します。ごほうび付きで――。

ひとり暮らしの女性からそんなことを言われたら、あなただったら、どうします?
私だったら、こうします。
「今度、富士見酒しようよ」と、ワインか日本酒持って彼女の部屋をノックし、「ウーン、富士にはやっぱり酒がフィットする」などとうなって、ついでに彼女の体にもフィットしちゃいます。
たとえ、それが彼女たちのウソで、彼女の部屋を見ている「ヘンなおじさん」が、広場に立っているわけのわからない彫像であったとしても、彼女の部屋から見える「富士山」が、町内で「○○富士」と呼ばれているだけの、公園の小山であったとしても、人間ができている私は、絶対に怒ったりはいたしません。

というのが、祖父の代からのわが家の家訓。こういう場合のウソは、
ウソも宿便!
いや、
ウソも方便!
と、笑って見過ごすことにしています。
ただし、「かわいいウソ」であれば……。
私に言わせていただけるなら、
「かわいいウソ」は、女の器量。
では、男は、女のどんなウソを「かわいい」と思うか?
以下、私の長年にわたる研究の成果をまとめてみます。ちなみに、中に、例として挙げられているウソは、恥ずかしながら、私が実際に食らったウソの数々である――とご承知あれ。

「寂しかった」「悲しかった」「辛かった」などを表現するために使うウソ。お水系がしばしば使うウソですが、私は、こういうウソには、全面的にだまされてやることにしています。

「しばらく、男にはご無沙汰してる」、つまり「エッチしてない」ということを訴えるのに、そんな言い方をする女性が、たまにいらっしゃいました。こういう場合は、たとえその気がなくても、「じゃ、抜糸してあげようか?」ぐらいは言ってあげることにしていました。

クリスマス前に、寂しそうにそんなことをおっしゃる女性がいたら、「カギ、開けといてくれれば、いつでも行ってあけますよ」と、即、答えて差し上げます。

冒頭に挙げた2つの例も、この類。男を誘い込むためのウソで、悪質でない限り、これも笑って許すことにしています。

「キモイ」と思いながらも、つい「見せて」と。案の定、それは乳首ではなくホクロでしたが、ま、これも愛嬌のうち。

翻訳すると、あのときの声がすごい――ということをおっしゃってるわけです。似たようなのに、「ツメは男の背中で磨いてるわ」というのもありました。ここまで言われちゃ、やるっきゃありません。もちろん、思いっきり、トレーニングさせていただきましたし、ツメも磨かせてあげました。

つまり、「持ち上げ」系、「ヨイショ」系のウソ。キーワードは、「こんなの初めて」と「いままででいちばん」。私の知る限り、このウソを使われて気をわるくする男は、ひとりもいません。

ちょっときつめのアドバイスをしたり、「そんなことしちゃダメだ」と叱ったりしたときに、しばしば女性が返す言葉ですが、これは効きます。ぜひ、お試しを。ふだん、チヤホヤされてるような女性が使うと、ほとんど殺し文句になります。

「おい、そりゃ言いすぎだろう」と思いつつも、こう言われると、「今度は三ツ星にしようか」などと思ってしまうものです、男って。連発されると、財布がきつい……。

これは定番のウソ。もちろん、言ってほしいのは、ベッドの上。わかっちゃいるけど、言われるとやっぱり、うれしいもんです。

何かミスったりしたときに、その原因を「あなたのせい」にしてしまうウソ。これをかわいくやられると、怒るどころか、愛着を感じてしまう――という、まるでイリュージョンのようなウソで、私は、こういうウソは、大好物です。

私の場合、これを使われたのは、仕事の場面でしたが、どこでも使えますね、これ。一緒に食事してて、エビフライを床に落っことしたときとか、ワインをこぼしちゃったときとか、ボウリングでガーター連発のときとか……。
〈同義語〉「私、あがってるんだわ」「なんか、ボーッとしちゃって」などなど。
反対に、「これは許せない」というウソもあるんですが、それはまた、機会を改めて。
女性のみなさん、男は、大いに「かわいく」だましてやってくださいね。
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