彼女の髪を1時間なでていられる男は、モテる

何かの拍子にフッ……と、彼女の頭があなたの肩に。
しかし、そこでいきなりブチュッとやろうとする男は、
あまりモテない。モテるのは、そんな気持ちを抑えて、
そっと頭をなでてあげられる男なんだそうです――。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
男性のみなさん。
たとえば、みなさんが彼女とふたりで公園のベンチなどに腰掛け、水平線に沈む夕陽(別に山の端に隠れようとしている夕陽でもいいけど)を眺めたりしているとします。
彼女は、「きれいだね……」などと、叙情的な言葉をもらして、頭をあなたの肩に預けてきた――。
どうします、こんなとき?
よし、来たぁーッ!
と、彼女の肩を抱き寄せ、一気に唇を奪おうとしますか?
もしかしたら、いきなり乳をもみにいく――とか?
筆者がかつて取材した自称・モテ女に、るり子(仮名)という女性がいました。一時期は「××町の魔女」などというバブリーなグループを結成して、オフィス街の男たちを翻弄しまくり、女性誌や男性誌にもしきりに登場して、「男たちよ、どうしたら、いい女をモノにできるか?」なんてことを、のうのうと語ったりしていた猛女でありました。
残念ながら、いまは立派(?)におばさん。その元・猛女がおっしゃるのです。
ウーン……。
私だったら、そういう男はパスだなぁ。
別に、その気がないとか、そういうのじゃないわよ。
ただね、イヤなの。そういう余裕のない行動が……。
安心させてくれる時間がほしい
女が、男の肩に頭を預ける。
これは、女にとって《安心行動》だ――と、るり子女史はおっしゃいます。
ああ、この人のそばにいると、安心する。
なんだか、ホッとする。
やさしく守られてる気がする。
そう思うから、頭を預けたんだし、頭を預けている間は、その「幸せ感」に浸っていたいんだ、女は――というわけです。
だから、そこでがっつかないでほしい。
がっつかれると、なんだか、その「安心で、平和な時間」を台無しにされるような気がする、と言うんですね。
たとえば、彼女の手料理を想像してみてほしい――と、るり子女史は言います。
彼女は、あなたを喜ばせようと思って、食前酒を用意し、前菜をこしらえ、スープを作り、そしてメインディッシュの料理を――と、知恵を絞って食卓を整えた。
ところが、あなたは、前菜やスープには目もくれず、いきなり、好物の肉にガブッと食いつく。
それじゃ、彼女の苦心の手料理は、台無しになってしまう。
いちばん欲しいものが肉料理だったとしても、まずは、彼女の用意した前菜やスープを、「おいしいね」と言いながら食べてあげる。
それが、男の器量ってもんじゃねェのかい――と、女史は言うのです。
ま、それと同じで、彼女が「安心したい」と思ってあなたの肩に預けてくる頭は、「そら、獲物が来た」という感じで「ガブッ」とやるんじゃなく、そっとそのままにしておいていただきたい、というわけです。
その上で、やって欲しいのが、コレ↓。
気がすむまで頭をなでてくれる「やさしさ」が欲しい
そうです。
るり子女史によれば、女という生きものは、頭をなでてほしい生きものなんだそうです。
なでられ方については、人それぞれで好みが分かれるところだと思いますが、基本的には「やさしく」です。
「頭のなで方が上手い、やさしい」は、女性にとって、ものすごく点数が高い。自分などは、それだけで、その人を好きになってしまうかもしれない――と女史はおっしゃいます。
ものの本によると、頭をなでられていると、脳波が「α波」状態になるらしいんですね。
「α波」というのは、リラックス状態で出される脳波で、人を「好き」と思ったり、ひらめきやカンが生まれたりするのも、脳波がこの状態にあるときなんだそうです。ま、それについては、筆者も先刻、存じておりました。
ところが、余裕のない男は、そこでいきなり乳を揉もうとしたりするものだから、せっかく出かかっていたいい脳波が、「緊張の脳波=β波」に戻ってしまう。
これでは、いいムードになんて、なりっこない。
るり子女史がこれまで見知った「魅力的な男」たちは、決してあせらず、30分でも1時間でも、女史が「もういい」と思うまで、頭をなでてくれたのだそうです。
では、どうなれば「もう、いい」なのか?
そんなこと、自分で判断しなさいよ、と言いたいのですが、それじゃそっけなさすぎなので、るり子女史が挙げる観察のヒントをご紹介しておきましょう――。
たとえば、みなさんが彼女とふたりで公園のベンチなどに腰掛け、水平線に沈む夕陽(別に山の端に隠れようとしている夕陽でもいいけど)を眺めたりしているとします。
彼女は、「きれいだね……」などと、叙情的な言葉をもらして、頭をあなたの肩に預けてきた――。
どうします、こんなとき?

と、彼女の肩を抱き寄せ、一気に唇を奪おうとしますか?
もしかしたら、いきなり乳をもみにいく――とか?
筆者がかつて取材した自称・モテ女に、るり子(仮名)という女性がいました。一時期は「××町の魔女」などというバブリーなグループを結成して、オフィス街の男たちを翻弄しまくり、女性誌や男性誌にもしきりに登場して、「男たちよ、どうしたら、いい女をモノにできるか?」なんてことを、のうのうと語ったりしていた猛女でありました。
残念ながら、いまは立派(?)におばさん。その元・猛女がおっしゃるのです。

私だったら、そういう男はパスだなぁ。
別に、その気がないとか、そういうのじゃないわよ。
ただね、イヤなの。そういう余裕のない行動が……。

女が、男の肩に頭を預ける。
これは、女にとって《安心行動》だ――と、るり子女史はおっしゃいます。



そう思うから、頭を預けたんだし、頭を預けている間は、その「幸せ感」に浸っていたいんだ、女は――というわけです。
だから、そこでがっつかないでほしい。
がっつかれると、なんだか、その「安心で、平和な時間」を台無しにされるような気がする、と言うんですね。
たとえば、彼女の手料理を想像してみてほしい――と、るり子女史は言います。
彼女は、あなたを喜ばせようと思って、食前酒を用意し、前菜をこしらえ、スープを作り、そしてメインディッシュの料理を――と、知恵を絞って食卓を整えた。
ところが、あなたは、前菜やスープには目もくれず、いきなり、好物の肉にガブッと食いつく。
それじゃ、彼女の苦心の手料理は、台無しになってしまう。
いちばん欲しいものが肉料理だったとしても、まずは、彼女の用意した前菜やスープを、「おいしいね」と言いながら食べてあげる。
それが、男の器量ってもんじゃねェのかい――と、女史は言うのです。
ま、それと同じで、彼女が「安心したい」と思ってあなたの肩に預けてくる頭は、「そら、獲物が来た」という感じで「ガブッ」とやるんじゃなく、そっとそのままにしておいていただきたい、というわけです。
その上で、やって欲しいのが、コレ↓。
気がすむまで頭をなでてくれる「やさしさ」が欲しい
そうです。
るり子女史によれば、女という生きものは、頭をなでてほしい生きものなんだそうです。
なでられ方については、人それぞれで好みが分かれるところだと思いますが、基本的には「やさしく」です。
「頭のなで方が上手い、やさしい」は、女性にとって、ものすごく点数が高い。自分などは、それだけで、その人を好きになってしまうかもしれない――と女史はおっしゃいます。
ものの本によると、頭をなでられていると、脳波が「α波」状態になるらしいんですね。
「α波」というのは、リラックス状態で出される脳波で、人を「好き」と思ったり、ひらめきやカンが生まれたりするのも、脳波がこの状態にあるときなんだそうです。ま、それについては、筆者も先刻、存じておりました。
ところが、余裕のない男は、そこでいきなり乳を揉もうとしたりするものだから、せっかく出かかっていたいい脳波が、「緊張の脳波=β波」に戻ってしまう。
これでは、いいムードになんて、なりっこない。
るり子女史がこれまで見知った「魅力的な男」たちは、決してあせらず、30分でも1時間でも、女史が「もういい」と思うまで、頭をなでてくれたのだそうです。
では、どうなれば「もう、いい」なのか?
そんなこと、自分で判断しなさいよ、と言いたいのですが、それじゃそっけなさすぎなので、るり子女史が挙げる観察のヒントをご紹介しておきましょう――。

〈1〉息が甘くなります
「荒く」じゃなくて「甘く」です。感じてくると、彼女はおなかで息をするようになります。おなかに力を入れて息を吐くので、息のニオイが「甘く」なります。「甘く」というのは、胃の中のニオイが混じるからなんですが、ときには、「甘く」じゃなくて「臭く」という場合もあるかもしれません。それくらいは、ガマンしてあげてください。
〈2〉耳たぶが充血します
頭をなでられていると、なでている男性の手は、自然に彼女の耳にも触れることになります。耳は感じやすいパーツ。感じてきた彼女の耳たぶは、ほんのりピンクに、人によっては真っ赤に染まってきます。これはもう、次のステージへどうぞ……のサインと思っていいでしょう。
〈3〉脚をすり合わせます
女性が脚(ももの内側です)をすり合わせるのは、オ××コをガマンしているときか、感じてきたときです。オ××コのサインじゃなくすり合わせているとしたら、これは、一種のオナニー的行為。実際、脚をすり合わせるだけで「イク」という女性もいますから、彼女は、感じてきて、感じた自分の体を何とかしたいと思っている――と判断していいと思います。
〈4〉瞳孔が開く
頭をなでられながら、彼女があなたを見上げ、その見上げた目の瞳孔が開いていたら、「ねェ、キスして」のサインと思って間違いありません。そうなんです。女って、感じてくると、瞳孔が大きくなるんですよ。
頭をなでているうちに、彼女がこんな兆候を見せ始めたら、やさしいナイトのみなさん、髪をなでていたあなたのやさしい手を、少しずつ(ここ、重要です!)、彼女の顔のほうへ《ほふく前進》させよ――と、女史は言います。
髪をなでながら、彼女の耳をなで、耳をなでる手を少しだけ前進させて頬へ、そしてあごへ――と、ゆっくり、あせらず、進ませるのだそうです。
あごまで到達したら、そのあごを指先でそっと支えて、やさしく、やさしくリフト・アップ。
そこで、彼女があなたの目を大きく見開いた目で見つめ、しかるのちに、その目を閉じたら、「キスOK」です。
しかし、ここでも、いきなり「ブチュッ!」はダメ。
最初は、触れるか、触れないかの感じで「チュッ」と。そして、すぐに唇を離します。
次には、「チュッ」「チュッ」と2回。そして、また離します。
これ、カワハギを釣る要領と同じなんだそうです。(なんと、この元魔女は、釣り女でもあるのです)
チュッ→チュッ、チュッ……とやられた女性は、もっと深くあなたの唇と密着したくなって、顔をあなたの顔に寄せてきます。
そこで、初めて、あなたはオスになります。
深く、激しいキスをブチュ―――――ッと。そりゃもう、息が止まるんじゃないかと思うくらい、ディープなやつを! です。
なんだか、話が逸れてしまいましたが、要するに、女はまず頭をなでよ――という話です。
彼女がこうなるまで、頭をなで続けていられる男は、ゼッタイ、モテるわよ――と、「元・××町の魔女」は、断言するのでした。

「保護」と「被保護」の関係を生み出す行動
「頭をなでる」という行動は、動物学的には「グルーミング=毛づくろい」と呼ばれる行動です。本来は、相手の体についた虫などを取ってあげる行動なのですが、これをやることによって、相手との間に親密な関係を作り出せるので、霊長類などは、しきりにこれをやります。
心理学的には、「養護の行動」とも解釈されます。「養護」ですから、そこには上下関係が生まれます。当然、「養護に回る側=頭をなでる側」が上、なでられるほうは「養護される」わけですから、下ということになるわけです。
「頭をなでる」ことによって、男性はその女性の庇護者となり、女性はその男性に庇護される「子羊」という立場になります。「男性に守ってほしい」と願う女性と「守ってあげたい」と思う男性の関係を成立させるためには、この行動は、きわめて重要と言っていいでしょう。
ただし、その逆は、なしです。女性が男性にこれをやると、男性の中には「バカにしてるのか」と怒り出す人もいるかもしれません。女性でも、社会的な地位が高かったり、男への対抗意識が強い人だと、あるいは怒り出したりするかもしれません。
頭をなでるときには、そこらへんの配慮もお忘れなく――です。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
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既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
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管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
どうぞ正直な、しかしちょっぴり愛のこもった感想ポチをお願いいたします。
→この記事はためになった(FC2 恋愛)
→この記事に共感した(にほんぶろぐ村 恋愛)
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