ボッキは、やがて、悲しき「瞬間芸」と化す?

男のペニスは、ホレた女のあそこには、
いつでも突入できると思っているかも
しれません。それにはボッキが不可欠。
しかし、そのボッキは、次第に瞬間芸に。
性とエッチの《雑学》file.73 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。
15歳未満の方はご退出ください。

勇ましくも私の体に騎乗し、愚息(←昔は、アレのことをそう呼びました。ええ、日本人が、まだ正しい敬語を使っていた時代の話です)にラブ・タッチを続ける彼女に、そんなことを叫ぶようになったのは、50代に突入してからの話です。
「いま」というのは、彼女のラブ・タッチによって、眠っていた愚息が頭をもたげ、一瞬、天を向いてそそり立つ「その瞬間」のことです。
そう、「瞬間」なのです、それは。
この「瞬間」をとらえて「合体」に及ばないと、愚息は、永久に突入を果たすことができません。キュウリをコンニャクにねじ込むことはできても、寒天をコンニャクにねじ込むことはできませんよね。それと同じ理屈です。
なので、私は叫んでしまうわけです。
「いま、来てくれェ~」と。

早くは40代から始まる「瞬間芸化」
さて、こんな話をしても、青少年諸君には、なんのことやら……さっぱりご理解いただけないかもしれません。
諸君のチン×2は、必要もないのにそそり立ち、「ステイ!」と命じても、なかなか鎮まってくれないはずです。
若い、というのは、そういうことです。
しかし、これだけは覚えておいていただきたい。
チンは老いやすく、学は成り難い――のだと。
つまり、このそそり立ち状態の持続時間は、残酷にも、日に日に短くなっていくわけです。
最初は、用もないのにムダに立っていた(第1期)チンが、そのうち、用があるときしか立たなくなり(第2期)、最後は、用があっても立たなくなる(第3期)。
こんな悲しいことがありましょうか。
この第2期から第3期へと移る移行期に出現するのが、冒頭にお話した「瞬間芸」の期間です。
立つことは立つ。しかし、それは「一瞬」の話である――という期間です。人によりますが、この「移行期」、意外と長いのです。
友人たちの話を総合すると、早い人で40代の半ばを過ぎるあたりから、「瞬間芸化」の兆候を見せ始め、以後、10年以上にわたってその状態が続いている、という人もいます。
だいたいは、50代に突入してから、「あれ?」と思うようになり、そしてその状態が60代になっても続きます。
この「瞬間芸化」は、一気に起こるものではありません。伝説(?)によれば、ある日、突然、「赤い玉」が出て、それで打ち止めになる――などと言われてもいますが、これはまったくの風説にすぎません。
「瞬間芸化」は、徐々に進行するのです。
30分が10分になり、5分になり、1分になり、30秒になり、そして、文字通りほんの数秒だけの「瞬間芸」となり果てていきます。
こうなってしまうと、「合体」は、心やさしい彼女の協力なしには遂行できなくなってしまいます。
前に、このシリーズで、ダメになった男に何をしてあげればいいか、という話をさせていただきましたが、それは、必要な処置を施せば回復可能なチンに対する処方箋でした。
「瞬間芸化」したペニスに対しては、それらの蘇生措置は、ほとんど効果がありません。
ただひとつ、女性にできることは、カレが「瞬間芸」を見せたその一瞬を逃さず、それをすみやかに、ただちに、有無を言わせず、ヴァギナに迎え入れてあげる――この一点に尽きます。
ここで、「ちょっと待って」などとやると、「合体」の機会は、その日は二度と訪れないかもしれません。

「バイアグラ」は、効くけど、痛い!
だったら、アレを使えばいいじゃないか、とおっしゃる方もいるかもしれません。
アレとは、もちろん、医薬品のこと。つまり、「バイアグラ」ですね。
確かに、アレは効きます!
しかし……です。私は、アレは使わないことに決めました。理由は、あまりにも危険だからです。
あのおクスリは、ポテンツを失いかけた愚息にムリヤリ血液を送り込んで、機能を回復させようとするクスリなのですが、考えてみればわかるように、関係各器官に相当なご負担をおかけすることになります。
心臓疾患のある人や、動脈硬化を抱えた人などの使用は、禁止されているはずです。血糖値高めの筆者も、常用する気にはなりません。
それより何より、問題は、その使用感です。
痛いんです、あれ。
老朽化したペニスに、ムリヤリ血液を送り込んでふくらませるわけですから、ペニスは悲鳴を挙げます。
たとえは適切でないかもしれませんし、その感覚には個人差があると思いますが、「もう一度」「もう一度」とせがまれて、「もうダメ。限界」というときの、ペニスの痛いだるい感じ。あれに似ています。
つまり、ちっとも気持ちよくないわけですね。
「合体」しても痛いだけ――の思いを味わった私は、これは二度と使わない、と固く心に誓ったわけです。
彼女の喜びのためだ。少々、痛いくらいガマンしろ――という声もあるかもしれません。
しかし、それだったら、むしろ、自慢の「ゴールド・フィンガー」を使ったほうが、お客様のご満足度も高いのでは……と思うわけです。
ええ、こちら、当店の人気ナンバーワン・メニューでございまして、新メニューの「ダブル・ゴールド・フィンガー・デラックス」のほうも、最近、なかなか好評なんでございますよ――などと、おすすめします。

愛に「コイタス」は必要か?
私は、女性になったことがないので、わかりませんが、どうしてもペニスを迎え入れてのコイタスでないと満足できない――というのであれば、先ほども申し上げた「瞬間芸」のその一瞬を逃がすな、というのが、本日のポイントです。
不思議なもので、入ってしまいさえすれば、あれはなんとか持つものです。
100パーセントとはいかないかもしれませんが、フルパワーの50~60%が維持できていれば、なんとか合体作業は継続できます。
ただし、動き方に工夫は必要です。
男性は、ともするとスラスト(前後運動)こそSEXだ――と考えがちですが、スラスト運動だと、完璧でないペニスには「脱落」の危険が伴います。この状態で脱落すると、回復はほぼ絶望的。
動くとしたら、グラインド(押し付けて回転)を中心に。実は、女性側もこちらのほうが、クリトリスが刺激されて気持ちいいのだと、多くのリポートで報告されています。
さて、みなさん。
くれぐれも申し上げたいのですが、「合体」は、あくまで恋愛の結果であって、目的ではありません。
愚息のふがいなさを嘆くよりも、彼女をどうしたら喜ばせてあげられるか――を考えて、ふたりの愛のひとときを工夫してみてください。
そして、女性のみなさん。愛する男性の「瞬間芸」を、どうか笑わないでやってください。
ということで、本日は、このへんで。
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