美人は心をホメ、ブスは外見をホメよ!

モノにしたい女がいたら、まずホメよ!と言う
友人がいました。その友人が言うには、
美人は心をホメ、ブスは外見をホメるべし
というのです。その理由は――。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
みなさん、女性をホメたこと、ありますか?
あるでしょうね。
「落とそう」と思った女性は、まず、ホメる。
不肖・シランケンも、それは鉄則だと思っています。
問題は、ホメ方なんですよね。
「かわいいね」「きれいだね」「美人だね」――だれもが思いつくこういうホメ方は、相手がよほどの初心者でない限り、ほとんど、効果が期待できません。
本人にしてみれば、もう何万回(人によっては何十回ぐらいかもしれませんけど……)も聞いて、耳にタコができているようなホメ方をされても、何のインパクトもないだろうと思うからです。
では、どうホメるのがよろしいのか?
そりゃ、あれだよ、シランケン。
女をホメるときには、
だれもホメないポイントをホメる。
これが第一だね。
そう言って小鼻をヒクヒクさせたのは、かつての私の遊び友だち「村ちゃん」。この「村ちゃん」、とにかく、女と見たらホメまくるのです。
どこもホメるところなんかないだろう――と思われる女性に対しても、ホメる、ホメる。周りで見ているこちらが気持ちわるくなるくらい、次から次に、賛辞が飛び出すのです。
よくもそんな「口から出まかせ」が言えるよなぁ――と感心して見ている私に、「村ちゃん」が、「ここがポイントだよ」と教えてくれたのは、
美人は内面をホメ、
不美人は外見をホメる。
でした。
エッ!? 逆じゃないの?――と思った人も多いかと思います。
しかし、「村ちゃん」は「それでいい」と言うのです。
以下は、「村ちゃん」が解説するその理由――。
「美人」は、「心の美しさ」をホメられると、グッとくる
美人は、ホメられるのに慣れてるよね――と「村ちゃん」は言います。
ちょっとやそっと、「きれいだね」と言われたぐらいじゃ、「フン」てなもんだ、というわけです。
そんな女性に、「フン、あんたもか」なんて顔をされるために、賛辞を工夫するのもバカバカしいので、「村ちゃん」は、いっさい外面をホメません。
どうしても胸の形をホメたくなったら、
キミって、母性愛に富んでるんだね。
などと、ホメます。
エッ、どうして?
と、相手は訊き返してきますから、
赤ちゃんを抱いた姿が似合いそうな胸をしてるから。
などと、返します。
ただ、「いいオッパイしてるね」と言うより、よほど効き目がある――と、「村ちゃん」は言うのです。
彼女がおニューの服を着てきたときも、「オシャレだねェ」とか「カッコイイね」などとは、ホメません。
キミって、センスがいいんだね。
と、やっぱり、内面をホメるんですね。
いちばんのポイントはここだ――と、「村ちゃん」は言うのです。
一般に、美人は、周囲からは、「心の中は冷たいに違いない」とか「高慢そうだ」という目で見られている。
自分は、「いや、そんなことはない」というポイントを、彼女のふだんの行動の中に見つけて、そこをホメるようにしている。
たとえば、こんなふうに――。
あるでしょうね。
「落とそう」と思った女性は、まず、ホメる。
不肖・シランケンも、それは鉄則だと思っています。
問題は、ホメ方なんですよね。
「かわいいね」「きれいだね」「美人だね」――だれもが思いつくこういうホメ方は、相手がよほどの初心者でない限り、ほとんど、効果が期待できません。
本人にしてみれば、もう何万回(人によっては何十回ぐらいかもしれませんけど……)も聞いて、耳にタコができているようなホメ方をされても、何のインパクトもないだろうと思うからです。
では、どうホメるのがよろしいのか?

女をホメるときには、
だれもホメないポイントをホメる。
これが第一だね。
そう言って小鼻をヒクヒクさせたのは、かつての私の遊び友だち「村ちゃん」。この「村ちゃん」、とにかく、女と見たらホメまくるのです。
どこもホメるところなんかないだろう――と思われる女性に対しても、ホメる、ホメる。周りで見ているこちらが気持ちわるくなるくらい、次から次に、賛辞が飛び出すのです。
よくもそんな「口から出まかせ」が言えるよなぁ――と感心して見ている私に、「村ちゃん」が、「ここがポイントだよ」と教えてくれたのは、
美人は内面をホメ、
不美人は外見をホメる。
でした。
エッ!? 逆じゃないの?――と思った人も多いかと思います。
しかし、「村ちゃん」は「それでいい」と言うのです。
以下は、「村ちゃん」が解説するその理由――。

美人は、ホメられるのに慣れてるよね――と「村ちゃん」は言います。
ちょっとやそっと、「きれいだね」と言われたぐらいじゃ、「フン」てなもんだ、というわけです。
そんな女性に、「フン、あんたもか」なんて顔をされるために、賛辞を工夫するのもバカバカしいので、「村ちゃん」は、いっさい外面をホメません。
どうしても胸の形をホメたくなったら、

などと、ホメます。

と、相手は訊き返してきますから、

などと、返します。
ただ、「いいオッパイしてるね」と言うより、よほど効き目がある――と、「村ちゃん」は言うのです。
彼女がおニューの服を着てきたときも、「オシャレだねェ」とか「カッコイイね」などとは、ホメません。

と、やっぱり、内面をホメるんですね。
いちばんのポイントはここだ――と、「村ちゃん」は言うのです。
一般に、美人は、周囲からは、「心の中は冷たいに違いない」とか「高慢そうだ」という目で見られている。
自分は、「いや、そんなことはない」というポイントを、彼女のふだんの行動の中に見つけて、そこをホメるようにしている。
たとえば、こんなふうに――。

彼女が、缶飲料を買ってきてくれたり、デスクに花を飾ったりしたときに、すかさず。
「意外と…ですか?」などと反論されたらシメタもの。
「損だよね、美人は。そうは見てもらえないから。でも、ボクは、前からそう思って見てたんだよ」などと、フォロー。「美人」を「ハンデ」と解釈することで、彼女の心の中に一石を投じるわけですね。

何人かで一緒に食事をしてるときに「村ちゃん」が発した言葉。
「美人だね」は、彼女にしてみれば言われ慣れたフレーズだけど、それを「食べ方が」とやるのがミソで、彼女は、「エッ!?」という顔になりました。
「食べ方が美人」という言い方は、彼女の内面をホメる言葉です。美しいマナーが身についているとか、食べ物に対する感謝の気持ちが表れている――ということを指摘しているわけだから、言われたほうとしては、心をホメられたような気になります。
キョトンとしている彼女に、「村ちゃん」は、さらに追い打ちのひと言を発しました。

どこかの詩人が、そう言ってた。
そんな詩人、いたか?――と、疑いの目を向ける私に、「村ちゃん」は、片目をつぶって見せました。
そんな詩人、いやしないけど、言っちゃえばいいんだよ、というわけです。
彼女は、詩人にホメられたような気分になる。これが大事だ、と言うんですね。
「どこかの詩人が言ってた」とか「どこかのノーベル賞学者が言ってた」とか「どこかの哲学者が言ってたんだけどね」。こういうフレーズを、「村ちゃん」は、しばしば使います。ええ、私の知る限り、全部、口から出まかせです。

では、もし彼女が「不美人」だったら……?
「村ちゃん」は、「不美人」は「外見」をホメる――と言いました。
エッ!?――と思う人もいるかもしれませんね。
どうやってホメるのよ? だって、ブスなんでしょ?
ハイ、おっしゃることはごもっとも。
さすがの「村ちゃん」も、「不美人」に「キミ、美人だね」なんてことは言いません。
でもね、「村ちゃん」いわく、あるんだそうですよ。よく見ていると、どこか1カ所ぐらいは(ゴメンなさい)ホメるところが……。
「村ちゃん」は、そのワンポイントを捉えてホメるんです、徹底的に。
容姿に自信のない女性は、ふだん、外見をホメられるということに慣れてないので、たとえワンポイントでも、ホメられると、自分の全部をホメられたような気分になる(らしい)――と言うんですね。
このとき、大事なことがひとつある、と「村ちゃん」は言います。
ホメる彼女のワンポイントについては、
にわかフェチになるべし。
これです。
ホメておきながら、「ま、そんなことは大したことじゃないんだけど」という態度では、ホメた意味がまったくない。
ホメたときには、そのポイントが自分にとっては、「全人格を判断するほどの重大なポイントである=つまり、フェチである」という態度を、「その場限り」でもいいので、見せておく必要がある、というわけです。
たとえば、こんなふうにです。

「ピアノでも弾きだしそうな指だね」とか、「ティーカップがこんなに似合う指、見たことないよ」とか、「男の背中が似合いそうな指だね」とか、それはもう、思いつく限りの賛辞を、彼女の指に対して送ったあとで、「村ちゃん」は、ボソリとつぶやきます。

場合によっては、彼女のほっそりとした指を手にとって、ささやくように。
これ、腹が痛いときの正露丸ぐらい、よく効くんだそうです。

ホメるワンポイントは、いくらでもあります。
「村ちゃん」は、そういうポイントを見つけると、迷うことなくホメます。



もちろん、「村ちゃん」は、鎖骨フェチにも、足首フェチにも、肩甲骨フェチにも、喜んでなってしまうわけです、彼女を落とそう――という気になったら。

「部品フェチ」がありなら、「瞬間フェチ」もあり。
そうです。ふだんは、見るべきところなし…な女性でも、「あ、この瞬間がかわいい」ということがよくあります。「村ちゃん」は、その瞬間も見逃しません。


怒った目がかわいい、電話をとる瞬間が色っぽい、トイレをガマンしてるときのモジモジが妖艶――もう、何でもあり……です。
でもね、みなさん、考えてくださいよと、「村ちゃん」は言います。
人が人を好きになるのって、実は、そういう「小さな好き」の蓄積なのではないか――とね。
「村ちゃん」は、誘惑するためにいろんなフェチになっちゃいますが、ミイラ取りがミイラにならない保証は、どこにもありません。
現に、「村ちゃん」の現在の奥さんも、そうやって「フェチ口説き」で落とした女のひとりだったんだそうです。

一度ホメたことは、一生、ホメ続けるべし
美人は内面をホメ殺し、不美人は外見をホメ倒す。
「村ちゃん」のノウハウは、なるほど、的を射た言である――と、シランケンも思います。
ふつう、男性は、これと反対のことをします。美人は外見をホメて、「もういいよ」と思われ、不美人は内面をホメて、「やっぱりあなたも…」と思わせてしまいます。これじゃ、インパクトがありません。
ただし、ひとつだけ、注意事項が。
こうしてホメ殺したり、ホメ倒したりした相手は、一生(もし、一生つき合う気なら…ですが)、ホメ続けてくださいね。あとになって、「なんだよ、おまえ、あんな言葉、信じちゃったの? バカだなぁ」なんて裏切りだけは、しないように。
修復できない傷を、相手の心に残すことになりますからね。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。

管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
どうぞ正直な、しかしちょっぴり愛のこもった感想ポチをお願いいたします。
→この記事はためになった(FC2 恋愛)
→この記事に共感した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
このテーマの記事一覧に戻る トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 「片手の心遣い」に、心グラリ (2021/12/28)
- 美人は心をホメ、ブスは外見をホメよ! (2021/12/14)
- 「してもいいよ」サインの見抜き方・見せ方 (2021/11/26)