辛い恋をしているその人にかける言葉

気になっているカレまたは彼女がいるけど、その人には
好きな人がいて、辛い恋に苦しんでいるらしい。
そんなとき、どんなスタンスで接すれば、振り向かせる
ことができるのでしょうか、という話――。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
前からちょっと気になっている彼女がいるけれど、どうやら彼女には男がいる。
あるいは、気になっているカレがいるけど、カレには女がいるようだ。
しかし、周囲の話などから察するに、どうも、その恋はバラ色というわけでもないらしい。なにやらワケあり恋愛で、彼女は、カレは、かなり辛い想いしている――という話を聞く。
さて、このような状況で、あなたが彼女またはカレのハートをゲットするべく、アプローチを試みるとしましょうか。
こんなとき、人がとるスタンスは、だいたい次の3つに分かれます。
スタンス1
そんな相手とは別れて自分とつき合え――タイプ
実は、これ、ホンネなんですよね。
最終的には、みんな、これが言いたい。
しかし、通常は、そんなホンネは「腹案」にして、あるいは「ダ・ヴィンチ・コード」化して、相手には悟られないように配慮します。
ところが、直球勝負が持ち味のこのタイプは、言っちゃうんですね、これを。しかも、相当、あからさまに。
おまえさ、そんなしょうもないやつと、いつまでグダグダつき合ってんだよ。別れろ。わるいこと言わないから、すぐ別れろ。
そんな……。カレは、そんなわるい男じゃないよ。
何言ってんだよ。おまえに自販機のオツリ、渡さないんだろ? そんなやつは絶対、おまえを不幸にする。オレんちに来ても、ただでケータイの充電していくようなやつなんだよ。男として、絶対、許せねェ。だからさ、そんなやつとは別れろ。おまえは、オレが守ってやる。だから……。
女だったら、こんな言い方をするかもしれません。
エーッ!? あなたがこんな大変な思いをしているときに、ごはんも作ってくれないの? ひど~い、あなたの奥さん。ね、私がとびきりおいしいごはん、食べさせてあげようか。
さて、これで彼女やカレの心がグラリとなるか――と言うと、ほぼ絶望的です。
仮にも、その男は、その女は、「その人が心奪われた相手」です。その男や女を「そんなやつ」とか「ひどい女」呼ばわりした時点で、このタイプは、相手の心までもけなしたことになるわけです。
そればかりじゃありません。相手の男や女を酷評した上で自分を売り込む――というこの論法は、広告戦略で言うと、「ネガティブ・キャンペーン」。「グリコのアーモンドキャラメル? あんなまずいキャラメルはありませんよ。だったら、絶対、これ。森永の黒糖キャラメル。奥さん、一度、召し上がってくださいよ」とすすめるようなものです。
ライバル商品をけなして自社の商品を売り込むこうしたキャンペーンは、品性に欠けるということで(それが理由ではありませんが)、日本では「禁止」されています。
相当に頭のわるい女や男でない限り、「ネガティブ・キャンペーン」に走るあなたの本性くらい、簡単に見抜いてしまいます。
あるいは、気になっているカレがいるけど、カレには女がいるようだ。
しかし、周囲の話などから察するに、どうも、その恋はバラ色というわけでもないらしい。なにやらワケあり恋愛で、彼女は、カレは、かなり辛い想いしている――という話を聞く。
さて、このような状況で、あなたが彼女またはカレのハートをゲットするべく、アプローチを試みるとしましょうか。
こんなとき、人がとるスタンスは、だいたい次の3つに分かれます。

そんな相手とは別れて自分とつき合え――タイプ
実は、これ、ホンネなんですよね。
最終的には、みんな、これが言いたい。
しかし、通常は、そんなホンネは「腹案」にして、あるいは「ダ・ヴィンチ・コード」化して、相手には悟られないように配慮します。
ところが、直球勝負が持ち味のこのタイプは、言っちゃうんですね、これを。しかも、相当、あからさまに。



女だったら、こんな言い方をするかもしれません。

さて、これで彼女やカレの心がグラリとなるか――と言うと、ほぼ絶望的です。
仮にも、その男は、その女は、「その人が心奪われた相手」です。その男や女を「そんなやつ」とか「ひどい女」呼ばわりした時点で、このタイプは、相手の心までもけなしたことになるわけです。
そればかりじゃありません。相手の男や女を酷評した上で自分を売り込む――というこの論法は、広告戦略で言うと、「ネガティブ・キャンペーン」。「グリコのアーモンドキャラメル? あんなまずいキャラメルはありませんよ。だったら、絶対、これ。森永の黒糖キャラメル。奥さん、一度、召し上がってくださいよ」とすすめるようなものです。
ライバル商品をけなして自社の商品を売り込むこうしたキャンペーンは、品性に欠けるということで(それが理由ではありませんが)、日本では「禁止」されています。
相当に頭のわるい女や男でない限り、「ネガティブ・キャンペーン」に走るあなたの本性くらい、簡単に見抜いてしまいます。

評論家気取り! 彼女・カレに「道」を説き始めるタイプ
このタイプは、まず彼女を質問攻めにします。



私だったら、もっと深いことをお尋ねしますよ。これは、あくまで、サンプルですからね。
ただ、相手の話に耳を傾ける――これは、いいと思います。質問をはさんでカレまたは彼女の話に肉付けしていく、これも間違ってはいません。
しかし、このタイプは、それだけではすまないのです。
必ず、診断を下し、解決策を提示せずにはいられない。そういう悲しい性質(笑)を持った人なんですね、このタイプは。ハイ、私も含めてですけど……。

相手が「エッ、そうなの?」と、顔に不安の色を浮かべたところで、このタイプは、やんわりと切り出します。


結局、我田引水かい!
そうです、第1のタイプも、この第2のタイプも、「我田引水」するところは同じなんですね。
ただし、同じ「我田引水」でも、こちらはポンプで強引に汲み上げたりはしません。相手が気づかないうちに「水路」を構築して、こっそり水を引き込んでしまおうとするわけです。
なので、コロリとだまされてしまう人もいます。中には、すっかり洗脳され、あなたをまるで「教祖様」のように祭り上げてしまう人もいるかもしれません。
相手がなびく確率で言うと、第1のタイプよりは、はるかに上、と言っていいでしょう。
しかし、頭のいい女性や男性なら、そんなあなたの意図も見破ってしまうかもしれません。 そして、こう言い放つことでしょう。

それに、自立した人間であれば、他人から「ああしろ、こうしろ」と問題解決の方法を指図されることを、あんまり好みません。これは、筆者の経験からも言えることです。
では、どうすればいいか?
ほんとに恐るべし――なのは、次のような対応ができる男たちです。

そりゃ辛いねェ、わかるよ――とシンクロするタイプ
たとえば彼女が、妻子ある男性との恋に胸を苦しめているとしましょう。
このタイプは、「そんなの止めろよ」とも言わないし、「その男には、結局、家族と別れる意思はないんじゃないか」などと分析してみせることもしません。
ただ、黙って、彼女の苦しい胸中の吐露に耳を傾けます。
「黙って」と言いましたが、厳密には黙っているわけではありません。
相槌を打つのです。



私は、これらの言語は「シンクロ用語」だと思っています。「シンクロ」とは「同調」ということです。
特に女性という生きものは、この「同調」というスタンスが何よりの好物です。同調してくれただけで、相手との親和性を高め、相手に対する親密感を一気にUPさせてしまいます。
このタイプは、そんな性質をよく知っていて、ただひたすら、聞き役に徹し、同調してみせるわけですね。恐るべしです。
ただ、それだけでは「引水」することはできませんから、ちょっとだけメッセージを発します。それは、

このひと言です。
「応援するよ」は「サポートするよ」でも「キミの味方だよ」でもいいのですが、達人は、そこでサラッと、ダメ押しのひと言を付け加えます。それは、「なぜあなたを応援するか」の理由です。
たとえば、こんなふうに――



もし、私が相当キザな男だったら、そこでバーテンに注文するかもしれませんね。

実際には、そんなマネできませんよ。できたら、今頃、子どもの1ダースも作ってると思います。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
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