女は、30過ぎると「肉食化」する

法則85 女は、30過ぎると「肉食化」する。
「やらせてよ」と迫る男をやさしくなだめる女。
男女のこの関係は、年齢とともに変化します。
その変化をもたらすのは、ホルモンのバランス。
筆者・シランケンが60年余の人生を振り返って、つくづく感じていることがあります。
それは、
女って変わるなぁ……。
です。
何が変わるのか?
男性に対するスタンスが――です。
簡単に言うと、自分から求めるという率が、10代、20代の頃に比べると格段に高くなるんですね。あ、もちろん、これは、ヒットゾーンにいる男性に対してですよ。
俗に、こんな言い方もあります。
三十、させ頃。
四十はし頃。
その意味はこうです。
女も30代になると、男の誘惑に対して、
防御機能が緩くなり、受け入れやすくなる。
40代になると、積極的に自分から誘惑するようになる。
エッ、ホント……!? と思う人もいるかもしれませんが、これにはかなり「個体差」あり。中には、30代、40代……と年齢を経るにつれて、頑なに身を閉ざすようになる人も、いないわけではありません。
しかし、一般的には、上記のような傾向が見える。それはなぜか――という話をしてみようかと思います。

2つのホルモンに支配される「性欲」
男が女に、女が男に、「抱きたい」「抱かれたい」などの性的気分を起こすのには、主に2種類のホルモンが関与しています。「エストロゲン」と「テストステロン」という、何だか恐竜みたいな名前のホルモンです。
名前はごついけれど、とても大事なホルモンです。
「エストロゲン」は、一般に「女性ホルモン」と呼ばれます。「女性ホルモン」としてはもうひとつ、妊娠時などに増える「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というのがあるのですが、ややこしいので、ここでは説明を省きます。「エストロゲン」は、女性を精神的には、「やさしい受容的な気分」に導き、男性の愛を受け入れやすい状態を作り出します。その分泌がもっとも盛んになるのは、10代後半~20代と言われています。
一方の「テストステロン」は、一般に「男性ホルモン」と呼ばれます。男性を男らしく、攻撃的な気分にさせるとともに、性欲を昂進させる働きを持っています。こちらも10代の思春期から20代の青年期にかけて、もっとも分泌が活発になります。10~20代の男性が、女の子に対して性急とも思える行動に出たりするのも、このホルモンの影響が大きいだろうと思われています。
それは、

です。
何が変わるのか?
男性に対するスタンスが――です。
簡単に言うと、自分から求めるという率が、10代、20代の頃に比べると格段に高くなるんですね。あ、もちろん、これは、ヒットゾーンにいる男性に対してですよ。
俗に、こんな言い方もあります。
三十、させ頃。
四十はし頃。
その意味はこうです。
女も30代になると、男の誘惑に対して、
防御機能が緩くなり、受け入れやすくなる。
40代になると、積極的に自分から誘惑するようになる。
エッ、ホント……!? と思う人もいるかもしれませんが、これにはかなり「個体差」あり。中には、30代、40代……と年齢を経るにつれて、頑なに身を閉ざすようになる人も、いないわけではありません。
しかし、一般的には、上記のような傾向が見える。それはなぜか――という話をしてみようかと思います。

2つのホルモンに支配される「性欲」
男が女に、女が男に、「抱きたい」「抱かれたい」などの性的気分を起こすのには、主に2種類のホルモンが関与しています。「エストロゲン」と「テストステロン」という、何だか恐竜みたいな名前のホルモンです。
名前はごついけれど、とても大事なホルモンです。
「エストロゲン」は、一般に「女性ホルモン」と呼ばれます。「女性ホルモン」としてはもうひとつ、妊娠時などに増える「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というのがあるのですが、ややこしいので、ここでは説明を省きます。「エストロゲン」は、女性を精神的には、「やさしい受容的な気分」に導き、男性の愛を受け入れやすい状態を作り出します。その分泌がもっとも盛んになるのは、10代後半~20代と言われています。
一方の「テストステロン」は、一般に「男性ホルモン」と呼ばれます。男性を男らしく、攻撃的な気分にさせるとともに、性欲を昂進させる働きを持っています。こちらも10代の思春期から20代の青年期にかけて、もっとも分泌が活発になります。10~20代の男性が、女の子に対して性急とも思える行動に出たりするのも、このホルモンの影響が大きいだろうと思われています。

「女性ホルモン」vs「男性ホルモン」。その比率が接近する
「女性ホルモン」「男性ホルモン」と言いましたが、みなさん、「エストロゲン」や「テストステロン」は、何も、女だけ、男だけが分泌しているわけではありません。実は、どちらも分泌しているのですね。
男は、「エストロゲン」も「テストステロン」も分泌しているけれど、ちょっとばかし「テストステロン」の分泌量のほうが多い。そのせいで、男らしい性質を帯び、やや乱暴な行動をとる。
女の場合も、「エストロゲン」と「テストステロン」の両方を分泌しているけれど、やはり、ちょっとばかし「エストロゲン」の分泌量のほうが多い。そのせいで、女らしい性質を帯び、やさしく受け身な行動をとる。
ところが――です。この2つのホルモンの分泌バランスは、加齢とともに変化していきます。
具体的には、こうです――。

「受け身」の性質が、徐々に攻撃的に変わっていく
女性の場合は、30代に入ってから、徐々に「エストロゲン」の分泌量が減っていきます。
「テストステロン」も減っていくのですが、元々、少なかったテストステロンが減る量に比べると、エストロゲンの減る量のほうが大きい。その結果、「女性ホルモン」の「男性ホルモン」に対する優位性が、相対的に低下します。
すると、どうなるか?
攻撃性が持ち味な「テストステロン」の影響を受けるようになって、それまで、セックスに対しては控えめで、受容的であった女性が、自分の性欲を隠さないようになっていきます。
40代になると、さらに「エストロゲン」の分泌レベルは下がり、「テストステロン」の影響をますます強く受けるようになります。自分から男に挑みかかるような姿勢を見せることもあるかもしれません。
女性は、30を過ぎると、こうして「肉食化」の度合いを強めていきます。その原因を作るのは、ホルモンのマジックである――というわけです。

男も「ものわかりのいいオヤジ」に変わっていく
一方、男性のほうはどうなのでしょう?
こちらも、「男らしさ」の原動力である「テストステロン」の分泌レベルが、30を過ぎると徐々に低下していきます。その結果、「エストロゲン」の影響力が相対的に高まっていきます。
攻撃的で乱暴だった性質も、徐々に、寛容的・受容的な性質が加わって、穏やかなオヤジへと変わっていきます。
中には、歳をとるにつれ、頑固度を強めていく男性もいるかもしれませんが、それはあまり「性ホルモン」には関係のない話。社会的影響など、他の要因が絡んでの話だと思います。
いずれにしても、男も、女も、このホルモンの影響からは逃れられない――という話でした。
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明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
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既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






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