拝啓 ヴァギナ様。 指ではダメですか?

近頃、途中でダメになってしまう――と
お嘆きのあなたに代わって、ヴァギナの
お気持ちをお尋ねしてみました。もしもし
指ではダメでしょうか――と。
性とエッチの《雑学》file.64 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。
15歳未満の方はご退出ください。
今回のテーマは、いたって情緒的なテーマなので、ペニスとヴァギナの往復書簡という形でお届けします。
ヴァギナのほんとの気持ち、ペニスの偽らざる心境を、読み取ってくだされば、幸いです。
ヴァギナのほんとの気持ち、ペニスの偽らざる心境を、読み取ってくだされば、幸いです。
拝啓 愛しのヴァギナさま
すっかりご無沙汰しておりますが、その後、気持ちよくお過ごしでしょうか?
先日は、私の無作法で、不覚にも途中で失礼してまい、あなたを失望させてしまったのではないかと危惧いたしております。
お恥ずかしい話ですが、最近は、あなたさまにご満足いただけるまでポテンツを維持することが、なかなかむずかしくなりつつあります。残念なことですが、私もそれなりの年齢。いつまでも、バックンバックン、あなたさまを突きまくるというふうにはいかないだろうと、覚悟を定めつつあるところです。どうか、「あなたも歳ね」とご笑殺ください。
そこでなのですが、今度、お目にかかったときには、もしお許し願えるならば、私のふがいない息子に代わり、指でお相手申し上げようかと思っているのですが、いかがなものでしょうか?
実は、先日も、途中で指に切り替えようかと思ったのですが、あなたのピンク色に輝く、この世のものとも思えぬ繊細なお姿を見るにつけ、その中に私の無骨な指などをブチ込むのは、いかにも失礼な……という気がして、臆してしまいました。
しかし、あなたは、気持ちよくなることを宿願としてお生まれになった方です。もし、あなたがそれでもかまわないとおっしゃってくださるのなら、私は知恵の限りを尽くし、情愛の限りを込めて、あなたのその中をグッチャグッチャにかき回して差し上げたいと思うのです。
どうか、あなたの率直なお気持ちをお聞かせください。
敬具
すっかりご無沙汰しておりますが、その後、気持ちよくお過ごしでしょうか?
先日は、私の無作法で、不覚にも途中で失礼してまい、あなたを失望させてしまったのではないかと危惧いたしております。
お恥ずかしい話ですが、最近は、あなたさまにご満足いただけるまでポテンツを維持することが、なかなかむずかしくなりつつあります。残念なことですが、私もそれなりの年齢。いつまでも、バックンバックン、あなたさまを突きまくるというふうにはいかないだろうと、覚悟を定めつつあるところです。どうか、「あなたも歳ね」とご笑殺ください。
そこでなのですが、今度、お目にかかったときには、もしお許し願えるならば、私のふがいない息子に代わり、指でお相手申し上げようかと思っているのですが、いかがなものでしょうか?
実は、先日も、途中で指に切り替えようかと思ったのですが、あなたのピンク色に輝く、この世のものとも思えぬ繊細なお姿を見るにつけ、その中に私の無骨な指などをブチ込むのは、いかにも失礼な……という気がして、臆してしまいました。
しかし、あなたは、気持ちよくなることを宿願としてお生まれになった方です。もし、あなたがそれでもかまわないとおっしゃってくださるのなら、私は知恵の限りを尽くし、情愛の限りを込めて、あなたのその中をグッチャグッチャにかき回して差し上げたいと思うのです。
どうか、あなたの率直なお気持ちをお聞かせください。
敬具
拝啓 愛しのPさま
まぁ、そんなことを気に病んでいらっしゃったなんて、ちっとも存じませんでした。そのことでしたら、どうかご放念くださいますよう。
もし、あなたが、指で……とおっしゃるのでしたら、私は、ちっともかまいません。あなたが入れてくださるものであれば、Pであろうと、指であろうと、キュウリであろうと……あら、私、なんてはしたないことを。
あなたさまの文面から察するに、あなたは、指を「Pの代用品」というふうに考え、それゆえに、そのことを申し訳ないと感じていらっしゃるようですが、どうか、その心配はご無用に願います。
と申しますのも、指には指の、けっしてPでは果たし得ないよさがあるからです。
端的に申し上げると、Pは曲げられないけど、指は曲げられる。
この一点に尽きるかと存じます。関節があるのが指の最大の魅力、と申し上げてもよろしいかしら。
もし、あなたに「このあわれな女を少しでも喜ばせてやりたい」という思し召しがおありなのでしたら、私の中に指をお入れあそばすときは、どうぞ、腹を私のおなか側に向けてお入りになり、お入りになった後は、その第2関節を折り曲げて、私のおなか側の壁をツンツン、グリグリとお突つきあそばすのがよろしいかと存じます。
そこは、すでにご存じかと思いますが、俗に「Gスポット」と呼ばれている快感のツボですの。Pでそこを刺激するのは、なかなかむずかしゅうございますが、関節のある指でなら、簡単に触れることができます。
ああ、こんなことをしたためながらも、私の体は熱く火照ってまいりました。私、しちゃおうかしら、自分で……なんて。あ、これは、どうぞお忘れくださいましね。
最後に、ひとつだけお願いがございます。
今度、お目にかかるときは、どうか、ツメを少し深めにお切りになっておいてくださいませ。それも、ツメ切りで切るのではなく、ヤスリをかけておいてくだされば……と思います。
かく申しますのも、私のあの中は、とても傷つきやすく、ツメを伸ばした指でグリグリやられちゃいますと、とても痛く、そこに傷がついて炎症を起こしたりしてしまいますの。ツメ切りでなく……と申し上げたのは、ツメ切りで切ったツメというのは、切り口が鋭くて、やはり傷つきやすいからです。
あ、それから、申すまでもないことですが、指をお入れになる前には、十分に手をお洗い願いとう存じます。
もうだいぶ前の話になりますが、昔、手も洗わずに、私のあそこをグッチョグッチョにさわりまくったオヤジがおりましたの。ツメの間、真っ黒みたいな、クソオヤジ! おかげで、私、ボウコウ炎を発症いたしまして、それはもう大変に苦しみましたのよ。
ああ、思い出してもハラが立つ。覚えてろよ、テメェ……って、あら、私としたことがはしたないことを口走ってしまいましたわ。
いろいろ申し上げましたが、それでは、お目にかかるのを楽しみに。
それまで、くれぐれも、ゴールド・フィンガーをお慈しみあそばしますよう。
かしこ
まぁ、そんなことを気に病んでいらっしゃったなんて、ちっとも存じませんでした。そのことでしたら、どうかご放念くださいますよう。
もし、あなたが、指で……とおっしゃるのでしたら、私は、ちっともかまいません。あなたが入れてくださるものであれば、Pであろうと、指であろうと、キュウリであろうと……あら、私、なんてはしたないことを。
あなたさまの文面から察するに、あなたは、指を「Pの代用品」というふうに考え、それゆえに、そのことを申し訳ないと感じていらっしゃるようですが、どうか、その心配はご無用に願います。
と申しますのも、指には指の、けっしてPでは果たし得ないよさがあるからです。
端的に申し上げると、Pは曲げられないけど、指は曲げられる。
この一点に尽きるかと存じます。関節があるのが指の最大の魅力、と申し上げてもよろしいかしら。
もし、あなたに「このあわれな女を少しでも喜ばせてやりたい」という思し召しがおありなのでしたら、私の中に指をお入れあそばすときは、どうぞ、腹を私のおなか側に向けてお入りになり、お入りになった後は、その第2関節を折り曲げて、私のおなか側の壁をツンツン、グリグリとお突つきあそばすのがよろしいかと存じます。
そこは、すでにご存じかと思いますが、俗に「Gスポット」と呼ばれている快感のツボですの。Pでそこを刺激するのは、なかなかむずかしゅうございますが、関節のある指でなら、簡単に触れることができます。
ああ、こんなことをしたためながらも、私の体は熱く火照ってまいりました。私、しちゃおうかしら、自分で……なんて。あ、これは、どうぞお忘れくださいましね。
最後に、ひとつだけお願いがございます。
今度、お目にかかるときは、どうか、ツメを少し深めにお切りになっておいてくださいませ。それも、ツメ切りで切るのではなく、ヤスリをかけておいてくだされば……と思います。
かく申しますのも、私のあの中は、とても傷つきやすく、ツメを伸ばした指でグリグリやられちゃいますと、とても痛く、そこに傷がついて炎症を起こしたりしてしまいますの。ツメ切りでなく……と申し上げたのは、ツメ切りで切ったツメというのは、切り口が鋭くて、やはり傷つきやすいからです。
あ、それから、申すまでもないことですが、指をお入れになる前には、十分に手をお洗い願いとう存じます。
もうだいぶ前の話になりますが、昔、手も洗わずに、私のあそこをグッチョグッチョにさわりまくったオヤジがおりましたの。ツメの間、真っ黒みたいな、クソオヤジ! おかげで、私、ボウコウ炎を発症いたしまして、それはもう大変に苦しみましたのよ。
ああ、思い出してもハラが立つ。覚えてろよ、テメェ……って、あら、私としたことがはしたないことを口走ってしまいましたわ。
いろいろ申し上げましたが、それでは、お目にかかるのを楽しみに。
それまで、くれぐれも、ゴールド・フィンガーをお慈しみあそばしますよう。
かしこ
拝啓 麗しのヴァギナさま
あなたが、あれほど私の指に燃えてくださるとは、正直申し上げて、私の想像以上でした。
私があなたのそこに手を這わせたとき、あなたはおっしゃいましたね。「栗姫を、栗姫を……」と。
栗姫を愛ずるべきか、あくまで当初の予定どおり、あなたの中にお入れ申すべきか、一瞬、私は迷いました。そのとき、ふと、かつて学んだ蘭学の知識が頭をよぎったのです。
いわく――
女を責むるに「二ところ」をもってせよ、
「三ところ」ならば、なおよし。
私は、親指を栗姫の頭に置いたまま、人差し指とクスリ指であなたのカーテンを左右に押し広げ、中指をそっとあなたの中に潜り込ませ、あなたのご教示どおり、第2関節を折り曲げて、あなたが感じると仰せのその場所を、グリグリと押圧申し上げました。
「三ところ」となると、親指を栗姫に、人差し指をあなたの中に、中指またはクスリ指を菊門のほうに添えることになるのですが、これは、いささか窮屈を感じましたので、止めておきました。
ああ、あなたはなんと美しい歓喜の姿をお見せくださったことでしょう。
私の指を真綿のように締め付けながら、あなたはまるで、網の上であぶられるゲソ(?)のように全身をのけぞらせ、「あーっ、もうダメ。タ・ス・ケ・テ~」の声とともにお果てになりました。
それはそれは美しいお姿だったのですが、しかし、これでは私は見ているだけ。それもつまらないので、一計を案じました。
私は、なおもあなたの中にお入れしたままの自分の指を、「これは私のPである」と自身に思い込ませ、まるでPでつながっているときのように、体をあなたの体の上にかぶせました。
あなたは、「エッ!?」と驚いたような顔で私を見つめましたが、あれはPではなく、私の指だったのです。私のほんとうのPは、あなたのおなかの上で、フィフティ・パーセント状態でグニュグニュしておりました。
さて、ここからが肝要。指を動かすのでなく、指は固定したまま腰を動かす。腰を動かせば、指もその動きとともに没入を繰り返します。私のPも、あなたのおなかの上でグラインドされることになって、私も高まってきます。
ああ~、また、イク。ね、イッちゃう~。
今度は、私もあなたと同時に果てました。
いわば、フェイク・コイタスとでも呼ぶべきでしょうか。これなら、本物のコイタスとさして変わらぬ充実が得られるのではないか――。私は、新たな発見に心おどる気分でした。
無作法にも、あなたの腹部を汚してしまった非礼については、深く深くお詫び申し上げます。
ささやかな感謝とともに、あなたの健やかなる日々をお祈り申し上げて、またの逢瀬をお待ちしたいと思います。
敬具
あなたが、あれほど私の指に燃えてくださるとは、正直申し上げて、私の想像以上でした。
私があなたのそこに手を這わせたとき、あなたはおっしゃいましたね。「栗姫を、栗姫を……」と。
栗姫を愛ずるべきか、あくまで当初の予定どおり、あなたの中にお入れ申すべきか、一瞬、私は迷いました。そのとき、ふと、かつて学んだ蘭学の知識が頭をよぎったのです。
いわく――
女を責むるに「二ところ」をもってせよ、
「三ところ」ならば、なおよし。
私は、親指を栗姫の頭に置いたまま、人差し指とクスリ指であなたのカーテンを左右に押し広げ、中指をそっとあなたの中に潜り込ませ、あなたのご教示どおり、第2関節を折り曲げて、あなたが感じると仰せのその場所を、グリグリと押圧申し上げました。
「三ところ」となると、親指を栗姫に、人差し指をあなたの中に、中指またはクスリ指を菊門のほうに添えることになるのですが、これは、いささか窮屈を感じましたので、止めておきました。
ああ、あなたはなんと美しい歓喜の姿をお見せくださったことでしょう。
私の指を真綿のように締め付けながら、あなたはまるで、網の上であぶられるゲソ(?)のように全身をのけぞらせ、「あーっ、もうダメ。タ・ス・ケ・テ~」の声とともにお果てになりました。
それはそれは美しいお姿だったのですが、しかし、これでは私は見ているだけ。それもつまらないので、一計を案じました。
私は、なおもあなたの中にお入れしたままの自分の指を、「これは私のPである」と自身に思い込ませ、まるでPでつながっているときのように、体をあなたの体の上にかぶせました。
あなたは、「エッ!?」と驚いたような顔で私を見つめましたが、あれはPではなく、私の指だったのです。私のほんとうのPは、あなたのおなかの上で、フィフティ・パーセント状態でグニュグニュしておりました。
さて、ここからが肝要。指を動かすのでなく、指は固定したまま腰を動かす。腰を動かせば、指もその動きとともに没入を繰り返します。私のPも、あなたのおなかの上でグラインドされることになって、私も高まってきます。

今度は、私もあなたと同時に果てました。
いわば、フェイク・コイタスとでも呼ぶべきでしょうか。これなら、本物のコイタスとさして変わらぬ充実が得られるのではないか――。私は、新たな発見に心おどる気分でした。
無作法にも、あなたの腹部を汚してしまった非礼については、深く深くお詫び申し上げます。
ささやかな感謝とともに、あなたの健やかなる日々をお祈り申し上げて、またの逢瀬をお待ちしたいと思います。
敬具
拝啓 いじわるなPさま
まぁ、そうでしたの。
こんな感じ方するの、初めて――と思っておりましたが、あれは、2箇所を同時にお責めになったのでございますね。
そして、最後のあれ。とてもよろしゅうございました。
まるで、ほんとにあなたさまとつながっているような感覚に陥って、思わず大きな声を挙げてしまいました。
指でされていると、気持ちはいいのですが、ときに、自分がモノ扱いされてるように感じてしまいます。しかし、最後のあれだと、精神的な一体感も感じられて、より深い感動が得られるような気がいたします。
私も、お迎え申し上げているのは、あなたの指ではなくPである――と、クソ脳みそのやつに、きつく言い聞かせておくことにいたします。
また、近々、あなたのフィンガー・ワークにお目にかかれるのを楽しみにしておりますわ。
かしこ
まぁ、そうでしたの。
こんな感じ方するの、初めて――と思っておりましたが、あれは、2箇所を同時にお責めになったのでございますね。
そして、最後のあれ。とてもよろしゅうございました。
まるで、ほんとにあなたさまとつながっているような感覚に陥って、思わず大きな声を挙げてしまいました。
指でされていると、気持ちはいいのですが、ときに、自分がモノ扱いされてるように感じてしまいます。しかし、最後のあれだと、精神的な一体感も感じられて、より深い感動が得られるような気がいたします。
私も、お迎え申し上げているのは、あなたの指ではなくPである――と、クソ脳みそのやつに、きつく言い聞かせておくことにいたします。
また、近々、あなたのフィンガー・ワークにお目にかかれるのを楽しみにしておりますわ。
かしこ
筆者初の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。
→この記事は役に立った(FC2 恋愛)
→この記事に共感・感動した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
→このテーマの記事一覧に戻る →トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 人がその行為を鏡に写したがる理由 (2021/09/05)
- 拝啓 ヴァギナ様。 指ではダメですか? (2021/08/21)
- ダメになった男を救う救急救命法 (2021/08/04)
テーマ : 性とエッチにまつわる科学と雑学
ジャンル : アダルト