「心配させて振り向かせる」は、彼女に有効か?

「大丈夫?」「寒くない?」「飲みすぎよ」などと
彼女に心配させては、ハートをゲットしようとする
男たちがいます。「心配させてハートをつかむ」は、
はたしてうまくいく作戦なのでしょうか――?
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。

断崖絶壁の上に立って、彼女に告白。
安っぽいTVドラマなんかに出てきそうなシーンですよね。
実際、ありました、そんなドラマが。もう、タイトルも忘れてしまいましたけど……。
こんなとき、女はどうするか?
不肖・シランケンの経験とカンによると、反応の仕方は3パターンほどあるか――と思われます。
【冷血型】
バカみたい。飛び降りれば? 死体、グチャグチャになるよ。
もっとも冷静で、なおかつ冷血なタイプの女が見せる反応。
こういう反応を見せるのは、血液型で言うとAB型。エゴグラムで言うと、A(アダルト=おとなの自我)要素やCP(クリティカル・ペアレント=批判的親の自我)要素の強い女です。
覚めた目で「バカな男」の行動を一瞥して、TVの辛口コメンテータのようなコメントをマユひとつ動かさずに発する女。
この手の女にこんなパフォーマンスで迫っても、一笑に付されるか、引かれるのがオチなので、シランケンは絶対にやりません。
【快楽型】
「止めてよ。私、そういうの、嫌いなのよね」
わがままでジコチューな女が見せる反応です。
血液型で言うとB型。エゴグラムで言うと、FC(フリー・チャイルド=わがままな子どもの自我)要素の強い女。『ピーターパン』のヒロイン・タイプで言うと、ティンカーベル・タイプ。
このタイプの女は、「自分が楽しいと感じること」「気持ちいいと感じること」にしか心を動かさないので、こういう重いパフォーマンスは嫌われてしまいます。だから、このタイプにも、絶対にこの種のパフォーマンスはやりません。
【説諭型】
「お願い、そんなことしないで。ちゃんとお話聞くから」
さてさて、真打登場! 面倒見がよくてかまうのが好きな、母性愛に富んだ女が見せる反応です。
血液型で言うと、主にA型、まれにO型(ただし、あとでこっぴどく責められます)。エゴグラムで言うと、NP(ナーチュアリング・ペアレント=養護的親の自我)要素の強い女。そして、『ピーターパン』で言うなら、いつもピーターパンを心配しているウエンディ・タイプ。
この手の女は、人の面倒をみたり、心配したりするのが、半分、趣味のようなもの。心配させればさせるほど、かまってくる――という、なんともありがたい性質の持ち主なので、シランケンも、ちょくちょく、この「心配させパフォーマンス」を展開したりします。
もっとも冷静で、なおかつ冷血なタイプの女が見せる反応。
こういう反応を見せるのは、血液型で言うとAB型。エゴグラムで言うと、A(アダルト=おとなの自我)要素やCP(クリティカル・ペアレント=批判的親の自我)要素の強い女です。
覚めた目で「バカな男」の行動を一瞥して、TVの辛口コメンテータのようなコメントをマユひとつ動かさずに発する女。
この手の女にこんなパフォーマンスで迫っても、一笑に付されるか、引かれるのがオチなので、シランケンは絶対にやりません。
【快楽型】
わがままでジコチューな女が見せる反応です。
血液型で言うとB型。エゴグラムで言うと、FC(フリー・チャイルド=わがままな子どもの自我)要素の強い女。『ピーターパン』のヒロイン・タイプで言うと、ティンカーベル・タイプ。
このタイプの女は、「自分が楽しいと感じること」「気持ちいいと感じること」にしか心を動かさないので、こういう重いパフォーマンスは嫌われてしまいます。だから、このタイプにも、絶対にこの種のパフォーマンスはやりません。
【説諭型】
さてさて、真打登場! 面倒見がよくてかまうのが好きな、母性愛に富んだ女が見せる反応です。
血液型で言うと、主にA型、まれにO型(ただし、あとでこっぴどく責められます)。エゴグラムで言うと、NP(ナーチュアリング・ペアレント=養護的親の自我)要素の強い女。そして、『ピーターパン』で言うなら、いつもピーターパンを心配しているウエンディ・タイプ。
この手の女は、人の面倒をみたり、心配したりするのが、半分、趣味のようなもの。心配させればさせるほど、かまってくる――という、なんともありがたい性質の持ち主なので、シランケンも、ちょくちょく、この「心配させパフォーマンス」を展開したりします。
さて、ここにひとりの男あり。
この「心配させてハートをつかめ」作戦を、臆面もなく用いては、これまで数々の「心ある女たち」のハートを盗んできたわるいヤツ。仮の名を「トビオ」としておきましょうか。
この「トビオ」クン、母性愛に富んだ女性を見つけては、「心配させてハートを盗む」を繰り返しているんですね。とは言っても、いくらなんでも「崖から飛び降りるゾ」なんてことは、やりません。
トビオクンがかつて使った戦術を、いくつか紹介しておきましょう。

とにかく、ムリをするんですね、われらが「トビオ」クンは、心やさしい彼女が見ている前で。
彼女を含む何人かで飲みに行ったときなどには、彼女が「ちょっと飲みすぎじゃない」と心配してくるのを見計らって、なおもムリ飲みします。
具合がわるくなるかもしれませんけど、それもたぶん、彼女が面倒をみてくれるだろう――と織り込みずみ。うまくいけば、彼女とどこかでお泊まり……てなことになるかもしれません。それを見越して、「オレ、飲んじゃう」とムリ飲みするわけです。
寒い日に、彼女を含むメンバーでどこかへ出かける――なんてときには、ムリに薄着で出かけます。
もちろん、「そんな格好で寒くない?」と心配させるのがネライ。尋ねられたら、ミエを張らず、「寒い」「凍えそうだ」「カゼひきそう」「あ、熱出てきた」と、弱音を吐きます。
やさしい彼女は、自分のストールを着せかけてくれたり、予備のカイロを分けてくれたり、ポケットに手を突っ込ませてくれたりするかもしれない。うまくいったら、彼女の体温を分けてくれるかもしれない――と、これも、織り込みずみ。
ちょっとムリかな……と思う仕事も、彼女が心配そうに見ているとわかったら、「オレ、やります」と引き受けてしまいます。
彼女が「あんまりムリしないでね」とやさしい言葉をかけ、夜食を差し入れしてくれたり、「手伝うわ」と申し出てくれたり、肩をもんでくれたりするのを期待しながら――と、これも、ミエミエのパフォーマンス。

「トビオ」クンは、もっと大きな心配もさせちゃいます。
学生時代にやったのは、「オレ、しばらく旅に出る」という作戦。
「ちょっと自分を見つめ直してみたいんだ」とかなんとか、ワケのわからないことを言って、彼女の前から姿を消すわけです。「旅」と言っても、実際は、田舎に帰省してるだけだったりするんですけどね。
しかし、そうやって距離をとると、心配するのが好きな彼女は、「もしかしてカレは、このままドロップアウトしてしまうんじゃないか」とか、「もう、私たちのところへは戻って来ないんじゃないか」とか、いろいろ考え始めるわけです。
日焼けした顔で戻った「トビオ」クンを見た彼女は、「心配したのよォ」と目にいっぱい涙を溜めて抱きついたりなんかしてました。悔しいけど、これも、「トビオ」クンの計画のうち――です。
社会人になってからは、さすがに「旅に出る」はムリ。しかし、「トビオ」クンは、もっとインパクトのある方法を考案(?)しました。

彼女とふたりきりになったときに、そんなことをボソッ……とつぶやくわけです。
「どうしたの?」「何かあったの?」「どこか転職先でも見つかったの?」――心配した彼女はいろいろ訊いてきますが、返事は、「別に、何もないよ」。そのあとで、続けます。

面倒見のいい彼女は、「そんなことないよ」と、懸命に打ち消そうとしてくれます。場合によっちゃ、「私は、いてほしいと思ってる」ぐらいのことを言ってくれるかもしれないし、以後、何かと面倒をみてくれて、「もう、辞めるなんて言わないでね」と、身をもって慰留にこれ努めてくれるかもしれません。
ま、他にもいろいろあるのですが、ばかばかしいので、本日は、このへんで。
繰り返しますが、この方法が通じるのは、Cの母性愛タイプだけ。取り扱いにあたっては、用法・容量に、十分、ご注意ください。

「世話を焼かずにはいられない」男になる
個人的には、あまり好きな戦法ではありませんが、「トビオ」クンの言うとおり、母性愛に富んだタイプの女性には、有効な方法でしょうね。
このタイプの女性の心が向くのは、「オレについて来い」というタイプの男ではなく、「心配で、世話を焼かずにはいられない」というタイプの男です。それを知っていて、わざと心配させるようなことをする――というのが、「トビオ」クンの常とう手段なのですが、ウヌ、卑怯なり……。
というか、私も実は、若い頃に「オレ、会社辞めるかも」作戦をやったことがあります。結果? 彼女に慰留されるどころか、「そのほうがいいよ」とけしかけられて、結局、これで会社を辞めました。だから、嫌いなんです! この方法。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
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⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






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