「結婚」は「SEX」の墓場である!?

法則76 日本では、「結婚」は「SEXの墓場」になる!?
日本人の性交回数は、先進41カ国中最下位。
しかし、性交する相手の数は、世界第3位。
つまり、釣った魚には餌をやらない体質?
つい、半世紀ほど前まで、日本では、結婚年齢期の男女に対して、声高に語られた慣用句がありました。
結婚は、人生の墓場だゾ(よ)!
というのが、それ。
年配の男や女(どちらと言うと、男が主)が、これから「結婚を考えようか」という若い後輩たちに向かって、諭すように言ったりしたものですが、中には、披露宴のスピーチで、「結婚は人生の墓場などと申しますが……」と、このフレーズを枕に使う来賓もいたりしました。
しかし、どう考えても、このフレーズは、「誤用」。文法はともかく、論理がメチャクチャです。
もし、「結婚」が「人生の墓場」ということになれば、人は、結婚した途端に「死んでしまう」ことになります。
正しくは、こうです。
「結婚」は「恋愛の墓場」である。
つまり、「結婚」は「恋愛のゴール」なんだから、そのゴールに到達してしまえば、その段階で「恋愛」は終わる。つまり、「恋愛」は死ぬ。すなわち「墓場に入る」というわけです。
もうひとつ、終わるものがあります。
実は、こちらのほうが深刻。恋愛が終わると同時に、それに付き物だった「SEX」もまた、終わりを迎える。筆者は、こう言ってもいいのではないか――と思っています。
結婚は、「SEXの墓場」でもある!
実は、それを裏づけるショッキングなデータがあるのです。

釣った魚にエサをやらない日本の男
データの出所は、英国のコンドーム・メーカー、「SSL.International社」が2005年に発表した『2005 Global Sex Survey』という、性に関する国際調査の報告書。世界で――と言っても、調査したのは41ヵ国ですから、その中では…という話ですが、これによると、
日本人の年間性交回数は、45回(週1回以下)で、
41ヵ国中最下位。
なんと、ダントツの最下位なのです。
ひとつ上の第40位は、シンガポールですが、それでも年間73回。大きく水を空けられています。
ちなみに、第1位はギリシャで、年間138回。ほぼ3日に1回の割で励んでいるわけで、日本人の3倍はいたしている――ということになります。
続いて上位にランクアップされたのは、クロアチア、セルビア・モンテネグロ、ブルガリア、チェコ、そしてフランス。ズラリと、中欧・南欧諸国が並びます。
そう言えば、あのあたりって、やたら「なんとかビッチ」って名前が多かったよなぁ(ちなみに「ビッチ」は、英語だと「娼婦」)――なんてことは関係なしに、強いて共通点を挙げるなら、ワインとチーズとオリーブとヨーグルト。ウーン、何か関係があるのでしょうか?
こういう数字を目にすると、日本人って、セックスが嫌いなのでは――と思うかもしれませんが、別の調査項目では、ちゃんと上位をキープしてるんでございますよ。
それは何かと言うと、同じく「SSL.International社」が調査した
これまでに、何人の相手と肉体関係を持ったか?
という項目。
これによると、なんと、日本人は12.7人で、堂々、世界の第3位。←ちなみに、世界平均は10.5人。
つまり、こういうことが言えるわけです。
日本人は、いろんな異性とセックスをしたがるが、
同じ相手とセックスを重ねる回数は、きわめて低い!
オーッ! と言うべき数字です。
釣った魚に餌をやらない
も、
淡交如水(君子の交わりは、淡きこと、水の如し)
も、見事に実践している、ということになるわけです。
しかし、ことSEXに関して、これでいいのか?
さらに調べてみると、淡交如水ぶりを照明するさらなる資料が見つかりました。

というのが、それ。
年配の男や女(どちらと言うと、男が主)が、これから「結婚を考えようか」という若い後輩たちに向かって、諭すように言ったりしたものですが、中には、披露宴のスピーチで、「結婚は人生の墓場などと申しますが……」と、このフレーズを枕に使う来賓もいたりしました。
しかし、どう考えても、このフレーズは、「誤用」。文法はともかく、論理がメチャクチャです。
もし、「結婚」が「人生の墓場」ということになれば、人は、結婚した途端に「死んでしまう」ことになります。
正しくは、こうです。

つまり、「結婚」は「恋愛のゴール」なんだから、そのゴールに到達してしまえば、その段階で「恋愛」は終わる。つまり、「恋愛」は死ぬ。すなわち「墓場に入る」というわけです。
もうひとつ、終わるものがあります。
実は、こちらのほうが深刻。恋愛が終わると同時に、それに付き物だった「SEX」もまた、終わりを迎える。筆者は、こう言ってもいいのではないか――と思っています。

実は、それを裏づけるショッキングなデータがあるのです。

釣った魚にエサをやらない日本の男
データの出所は、英国のコンドーム・メーカー、「SSL.International社」が2005年に発表した『2005 Global Sex Survey』という、性に関する国際調査の報告書。世界で――と言っても、調査したのは41ヵ国ですから、その中では…という話ですが、これによると、
日本人の年間性交回数は、45回(週1回以下)で、
41ヵ国中最下位。
なんと、ダントツの最下位なのです。
ひとつ上の第40位は、シンガポールですが、それでも年間73回。大きく水を空けられています。
ちなみに、第1位はギリシャで、年間138回。ほぼ3日に1回の割で励んでいるわけで、日本人の3倍はいたしている――ということになります。
続いて上位にランクアップされたのは、クロアチア、セルビア・モンテネグロ、ブルガリア、チェコ、そしてフランス。ズラリと、中欧・南欧諸国が並びます。
そう言えば、あのあたりって、やたら「なんとかビッチ」って名前が多かったよなぁ(ちなみに「ビッチ」は、英語だと「娼婦」)――なんてことは関係なしに、強いて共通点を挙げるなら、ワインとチーズとオリーブとヨーグルト。ウーン、何か関係があるのでしょうか?
こういう数字を目にすると、日本人って、セックスが嫌いなのでは――と思うかもしれませんが、別の調査項目では、ちゃんと上位をキープしてるんでございますよ。
それは何かと言うと、同じく「SSL.International社」が調査した
これまでに、何人の相手と肉体関係を持ったか?
という項目。
これによると、なんと、日本人は12.7人で、堂々、世界の第3位。←ちなみに、世界平均は10.5人。
つまり、こういうことが言えるわけです。
日本人は、いろんな異性とセックスをしたがるが、
同じ相手とセックスを重ねる回数は、きわめて低い!
オーッ! と言うべき数字です。
釣った魚に餌をやらない
も、
淡交如水(君子の交わりは、淡きこと、水の如し)
も、見事に実践している、ということになるわけです。
しかし、ことSEXに関して、これでいいのか?
さらに調べてみると、淡交如水ぶりを照明するさらなる資料が見つかりました。

日本の男も女も、SEXに関しては面倒くさがり
以下は、朝日新聞が1000人・500組の夫婦を対象に実施した「夫婦の性」についてのアンケート結果。
朝日新聞さんも、粋なことをおやりになる――と感心したのですが、その結果は、ちょっと衝撃的です。
衝撃的だったのは、「性交回数」に関するアンケート結果。こんな結果になってました。
「セックスレス」を「1カ月以上性交のない状態」と定義すると、20歳代で11%が、30歳代では26%が、40歳代では36%が、50歳代にいたっては、なんと46%が「セックスレス」という結果です。→全体では28%。
さて、これは、いったい、だれがわるいのか?
やっぱり、日本の男たちのペニスは、「世界一、怠け者である」ということなのか?
朝日新聞の調査では、「セックスレス」になる理由も調べていますが、そこに挙げられた主な理由を、男女それぞれにまとめてみると――。
〈男性が挙げたセックスレスの理由〉
面倒くさい……………………………………………21%
出産後、なんとなく…………………………………16%
仕事の疲れから………………………………………16%
セックスより趣味など楽しいことがあるから……10%
面倒くさい……………………………………………21%
出産後、なんとなく…………………………………16%
仕事の疲れから………………………………………16%
セックスより趣味など楽しいことがあるから……10%
〈女性が挙げたセックスレスの理由〉
面倒くさい……………………………………………17%
セックスより趣味など楽しいことがあるから……16%
出産後、なんとなく…………………………………12%
家族(肉親)のように思えるから…………………10%
相手の一方的なセックスに不満があるから……… 8%
面倒くさい……………………………………………17%
セックスより趣味など楽しいことがあるから……16%
出産後、なんとなく…………………………………12%
家族(肉親)のように思えるから…………………10%
相手の一方的なセックスに不満があるから……… 8%
どっちもどっちの理由が挙げられています。
あえて違いを挙げるなら、「面倒くさい」の率が男性のほうが高い、ということ。
そして、「セックスより楽しいことがある」と、前向きの理由を挙げたのは、女性のほうが高く、反対に「仕事の疲れ」と後ろ向きの理由を挙げたのは、男性のほうが高い――ということ。
同じセックスレスになるにしても、女性のほうがやや前向きで、男性のほうがやや後ろ向き――と言えなくもない、というところでしょうか。
しかし、です。これらのデータをもってしても、日本人の性交回数がズバ抜けて低いことの説明には、まったくもってなりません。
そこには、もっと根本的な原因がひそんでいるのではないか?
実は、筆者は、あることに思いいたっているのですが、それを説明し始めると、長くなってしまいます。
それについては、またいずれ、日を改めて解説することにいたしましょう。
とりあえず、本日の結論は、

ということでした。
筆者の最新官能小説! 電子書店で発売を開始しました!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
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既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
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クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
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管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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