彼女の足は、なぜ、ホテルの前で痛くなる?

File-63 彼女の足は、ホテルの前で痛くなる
言いにくい本心を伝えるのに、人は、
しばしば「ウソ」をつきます。女性は、
この「ウソ」=「メタメッセージ」の
達人です。女性がそこに隠した
「裏の意味」とは——?
人が口から出す言葉には、しばしば、隠された「裏の意味」が込められている場合があります。
この「隠されたメッセージ」のことを「メタ・メッセージ」と言います。
なぜ「隠す」のか?
そこには、いくつかの理由があります。
[1]ストレートに言うと「失礼」にあたるので、婉曲な表現を使う。
有名な例に、京都の「ぶぶ漬け」があります。「ぶぶ漬け」というのは「お茶漬け」のことなのですが、他家におじゃまして「ぶぶ漬けでもいかがどす?」と言われたら、それは、「もう、そろそろお帰りになってはいかがですか?」と言われているのだ――と、古くから言われてきました。実際に、いまでもそんなふうに使われているのか、真偽のほどはさだかではありませんが、「メタ・メッセージ」の使われ方としては、典型的な例だろうと思われます。
[2]ストレートに言うと相手を傷つけてしまうので、婉曲な表現を使う。
「ブス」に面と向かって「ブス」とは言えません。なので、私の場合は「個性的な美人」と申し上げたりします。「デート? ムリよ、ムリ。タイプじゃないもん」と思っても、そう言うと相手のダメージが大きすぎるだろうし、自分も「悪者」になってしまうので、「ちょっと忙しくてェ……なかなか、時間とれそうにないの」と言ったりします。これも、よく使われるパターンです。
[3]ストレートに言うと「敵」を作るので、婉曲に「NO」を言う。
ほとんど[2]と同じ使い方ですが、こちらは主に上司や先輩などの目上の相手、または所属するグループに対して使います。たとえば、やりたくない仕事を押し付けられそうになったとき、「私には、ちょっと荷が重いようで」と心にもないウソをつく。「みんなでカラオケに行こう」なんていう話になったが、ほんとうはカラオケが嫌い。それをストレートに言うと「敵」を作ってしまうので、「私はチョー音痴だから」とウソをつく――などという使い方です。
[4]ストレートに口にするのが恥ずかしい欲求を、暗に匂わせる。
こちらはもうおなじみ。もっとも頻繁に耳にする言い方に、女性がよく使う「ちょっとお化粧、直してくる」というのがあります。メタ・メッセージは「ちょっとおし×こしてくる」です。「足が痛い」が「ホテルで休もう」だったり、「きょうは疲れてるんだ」が「おまえとはセックスしたくない」だったり……と、このパターンの「メタ・メッセージ」の使い方には、さまざまなバリエーションがあります。
筆者・シランケンの観察するところ、人が「メタ・メッセージ」を使用する理由は、だいたい上記4つに絞られる気がします。
そして、これも私の観察によれば――なんですが、この種の「メタ・メッセージ」を使うことに関しては、女性は、天才的とも思える才能を発揮します。
この「隠されたメッセージ」のことを「メタ・メッセージ」と言います。
なぜ「隠す」のか?
そこには、いくつかの理由があります。
[1]ストレートに言うと「失礼」にあたるので、婉曲な表現を使う。
有名な例に、京都の「ぶぶ漬け」があります。「ぶぶ漬け」というのは「お茶漬け」のことなのですが、他家におじゃまして「ぶぶ漬けでもいかがどす?」と言われたら、それは、「もう、そろそろお帰りになってはいかがですか?」と言われているのだ――と、古くから言われてきました。実際に、いまでもそんなふうに使われているのか、真偽のほどはさだかではありませんが、「メタ・メッセージ」の使われ方としては、典型的な例だろうと思われます。
[2]ストレートに言うと相手を傷つけてしまうので、婉曲な表現を使う。
「ブス」に面と向かって「ブス」とは言えません。なので、私の場合は「個性的な美人」と申し上げたりします。「デート? ムリよ、ムリ。タイプじゃないもん」と思っても、そう言うと相手のダメージが大きすぎるだろうし、自分も「悪者」になってしまうので、「ちょっと忙しくてェ……なかなか、時間とれそうにないの」と言ったりします。これも、よく使われるパターンです。
[3]ストレートに言うと「敵」を作るので、婉曲に「NO」を言う。
ほとんど[2]と同じ使い方ですが、こちらは主に上司や先輩などの目上の相手、または所属するグループに対して使います。たとえば、やりたくない仕事を押し付けられそうになったとき、「私には、ちょっと荷が重いようで」と心にもないウソをつく。「みんなでカラオケに行こう」なんていう話になったが、ほんとうはカラオケが嫌い。それをストレートに言うと「敵」を作ってしまうので、「私はチョー音痴だから」とウソをつく――などという使い方です。
[4]ストレートに口にするのが恥ずかしい欲求を、暗に匂わせる。
こちらはもうおなじみ。もっとも頻繁に耳にする言い方に、女性がよく使う「ちょっとお化粧、直してくる」というのがあります。メタ・メッセージは「ちょっとおし×こしてくる」です。「足が痛い」が「ホテルで休もう」だったり、「きょうは疲れてるんだ」が「おまえとはセックスしたくない」だったり……と、このパターンの「メタ・メッセージ」の使い方には、さまざまなバリエーションがあります。
筆者・シランケンの観察するところ、人が「メタ・メッセージ」を使用する理由は、だいたい上記4つに絞られる気がします。
そして、これも私の観察によれば――なんですが、この種の「メタ・メッセージ」を使うことに関しては、女性は、天才的とも思える才能を発揮します。

女が口にする「寒い」は、「抱いて」のサイン?
誤解を恐れずに言うならば、女性は「メタ・メッセージ」の達人です。
特に、上記[1]~[4]のパターンで言うと、[4]は、ほとんど女性専用と思えるくらい。[2]や[3]も、どちらかと言うと、女性が使うケースのほうが多いようです。
たとえば、あなたがベイエリアかどこかの公園で、彼女と夜景を眺めているとします。海から吹きつけてくる風に、彼女が思わずもらしたひと言。

そうか、寒いのか……。「じゃ、これ着る?」と、自分の上着を貸してあげる。
ま、それもわるくない選択だとは思います。
しかし、こういう場合の「寒い」には、もうひとつ、別のメッセージが隠されている場合が多いのです。
「寒い」と口にしながら、彼女はもうひとつの大事なメッセージ=「抱いて」を伝えようとしていることが多いのですね。
「抱いて」は、「寒い」という表のメッセージの裏に隠された「メタ・メッセージ」。これに気づかない男は、彼女からは「ドン感」と思われてしまうかもしれません。
デキる男は、いち早くその「メタ・メッセージ」に気づいて、彼女の「本心」が求めるものに応える行動をとります。悔しいことですが、筆者もたびたび、そういう男には、辛酸を嘗めさせられてきました。
他にも、見逃せないメッセージがいろいろあります。主なものを挙げてみましょう。

「おなかすいた」は、まれに「エッチしよう」のサインだったりする
これは、人により、マチマチです。
ほんとうにおなかが空いていて、いますぐ何か食べたい――と思って言う場合もあるでしょう。すでにエッチずみの男性に言う場合は、そのメッセージは、文字通りに受け取って差し支えないだろうと思います。
しかし、そうではないケースもあります。まだそんな深い関係に至ってないふたりの間で、彼女がそんな言葉をもらした場合には、ちょっと「深読み」が必要かもしれません。
たとえば彼女の「おなかすいた」が、ふたりで屋外デート中に発せられた発言であれば、それは、「おなかが満たせるような場所に行きたい」だったりする場合も考えられます。この場合の「おなかが満たせる場所」には、当然、ホテルも含まれるだろう――と、筆者だったら考えます。
もっと、直接的に「性欲」を訴えかけているケースもあり得ます。
というのも、女性の脳の「空腹中枢」は、「性欲中枢」のすぐ隣にあります。「おなかすいた」と「エッチしたい」は、同じ脳内ホルモンの影響を受けて作動するので、言っている本人にも、どっちがほんとうに欲しい欲求なのか、わかってないケースが多いのです。
私だったら、そういう場合には、おなかも満たせてエッチもできる場所を選んでお誘いするようにしています。
ただし、みなさん、順番を間違えないように。
間違っても、おなかを先に満たそうとしてはいけません。というのも、先に食事をして、それも「もう、おなかいっぱい」と言うまで食べさせてしまうと、彼女の「満腹中枢」が満たされてしまいます。「満腹中枢」が満たされると、彼女の脳内では、「空腹中枢」に抑制がかかり、同時に「性欲中枢」にもブレーキがかかってしまうからです。
まず、エッチして、それから食事――というのが、脳のしくみ的には正しい作法と心得ておきましょう。

「足が痛くなった」は「ホテルに入ろう」のサイン
ごくまれにではありますが、彼女の足は、「外反母趾」や「ハンマートゥ」を患っていて、ほんとうに痛いのかもしれません。
しかし、筆者の経験から申し上げると、彼女の「足、痛い」は、かなりの確率で「どこかで靴を脱いで休みたい」です。靴脱いで休める場所ときたら、もう「ホテル」しかないでしょ――です。
特に、そのひと言が、繁華街を少し離れた静かな場所、近くにホテルが立ち並んでいたりする場所などで発せられた場合には、十中八九、彼女のメタ・メッセージは、「ホテルに入ろう」だと思って間違いないと思います。
そういう場所で発せられる言葉としては、「のどかわいた」も、「トイレに行きたい」も、同様の目的で発せられる場合が多い――と、筆者は思っています。
そういう場合には、黙って、彼女の手を引いてホテルに入る。これが、彼女のメタ・メッセージに応える正しい作法であろうと、筆者は確信しています。
以上、ほんの一例をご紹介しましたが、女性が口にする言葉や行動には、こういう「裏の意味」が込められていることが、男に比べて多いのですね。
その「メタ・メッセージ」をいかに敏感に感じ取るか?
恋の行方は、その感度にかかっている――とも言えるわけです。
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みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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