彼女を「恋泥棒」に仕立てるとっておきの方法

「盗む」のが最高。昔の男たちは、恋のスリル度に
そんな順番をつけていました。女だって、同じ。
今回は、彼女に「恋泥棒」のスリルと快感を、
味わわせてあげては——という提案です。
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
一盗二婢三妾四妓五妻
これ、男たちが色事を楽しむ相手として、どういう女がコーフンするかをランキングしたものらしいのです。「いっとう・にひ・さんしょう・しぎ・ごさい」と読みます。
それぞれの言葉の意味は、こうです。
〈1位〉盗……文字通り、「盗む」。つまり、他人の奥さんとやる、これがいちばんコーフンするというんですね。
〈2位〉婢……訓読みすると、「はしため」。いまで言うと「女中」とか「メイド」なんですが、これに手をつけるのが、2番目に愉しい――と、昔の男は考えたわけです。
〈3位〉妾……これはわかりますね。「めかけ」つまり「愛人」といたすのが、3番目の愉しみ。
〈4位〉妓……「芸妓」の「妓」。いまで言うと、お水の女性ってところでしょうか。
〈5位〉妻……いわずもがなの「奥さん」。つまり、性を楽しむ相手としては、「妻」は最下位――と考えたわけです、昔の男たちは。
このランキング、なんとなくわかる気がします。
つまり、この順位って、「ドキドキ感」の順番じゃないか?
確かに、「ひとの奥さん」といたすのは、最高にドキドキします。
自分の使用人、「メイド」とか「秘書」とかに手をつけるってのも、経験はありませんし、わたくしシランケンなんぞは、とてもそんな身分じゃありませんけど、たぶん、相当にエロいんだろうと思います。「メイド喫茶」が流行る理由も、そこらへんにあるんじゃないかと思われます。
「ドキドキ」の理由は、「バレるとまずい」があるからだと思います。
これ、現代にも通用しますよね。
これ、男たちが色事を楽しむ相手として、どういう女がコーフンするかをランキングしたものらしいのです。「いっとう・にひ・さんしょう・しぎ・ごさい」と読みます。
それぞれの言葉の意味は、こうです。
〈1位〉盗……文字通り、「盗む」。つまり、他人の奥さんとやる、これがいちばんコーフンするというんですね。
〈2位〉婢……訓読みすると、「はしため」。いまで言うと「女中」とか「メイド」なんですが、これに手をつけるのが、2番目に愉しい――と、昔の男は考えたわけです。
〈3位〉妾……これはわかりますね。「めかけ」つまり「愛人」といたすのが、3番目の愉しみ。
〈4位〉妓……「芸妓」の「妓」。いまで言うと、お水の女性ってところでしょうか。
〈5位〉妻……いわずもがなの「奥さん」。つまり、性を楽しむ相手としては、「妻」は最下位――と考えたわけです、昔の男たちは。
このランキング、なんとなくわかる気がします。
つまり、この順位って、「ドキドキ感」の順番じゃないか?
確かに、「ひとの奥さん」といたすのは、最高にドキドキします。
自分の使用人、「メイド」とか「秘書」とかに手をつけるってのも、経験はありませんし、わたくしシランケンなんぞは、とてもそんな身分じゃありませんけど、たぶん、相当にエロいんだろうと思います。「メイド喫茶」が流行る理由も、そこらへんにあるんじゃないかと思われます。
「ドキドキ」の理由は、「バレるとまずい」があるからだと思います。
これ、現代にも通用しますよね。

「ドキドキ感」を愉しみたいと言うのであれば、やっぱり、注目すべきは、「ドキドキ感」第1位に挙げられている「盗」ということになります。
だからと言って、今回は、いいですよぉ、他人の彼女をどんどん盗んじゃいましょう――なんて話をしようってわけじゃありません。
実は、その反対。彼女を「盗む気」にさせましょう――という話をしようかと思うのです。
「ドキドキ感」を愉しみたいという心理は、男だけのものじゃない――と、私は思っています。女だって、このスリルには、十分に心を躍らせるはずだ。シランケンは、そう確信しているんですね。

おっしゃるとおりです。
しかし、「盗ませる」ためには、「盗む相手」が必要になります。
ま、妻なり、恋人なりがいる人であれば、「最近、うちのヨメが(彼女が)冷たくてさぁ」などと嘆いて、「盗む気」を起こさせればいいわけですが、それはそれで罪作りな話になります。「盗んだほう」にも「盗まれたほう」にも、傷を負わせてしまうことになります。
なので、私は、そういう方には、あまりこの方法はおすすめしません。
私がこの方法をおすすめしたいのは、むしろ、「盗む相手」=「被害者」なんて存在しないという、みなさん。つまり、フリーハンドな方たちに――なんですね。
「盗む相手」がいなきゃ、「盗む」にならないじゃないか――ですか?
あなたも頭の固いことをおっしゃる。
いなければ、作ればいいじゃないか。つまり、「ねつ造」です。

簡単に言うと、彼女の中の闘志に火をつけ、「盗み心」がうごめき出すような「架空のライバル」を、作り出そう――という話です。
と言っても、結婚もしてないのに「妻がいる」とウソをつくわけにもいきません。こんなウソはすぐバレてしまいます。
それに、まるっきり根のない作り話もしません。そういう話は、すぐネタバレしてしまうからです。
100%ウソではないけど、かなり作りこませていただきました、という程度の話。こういう話なら、ある程度のリアリティもありますし、自分の心も痛まずにすみます。
私は、こうして創り上げた「架空のライバル」を、こんなふうに使います――
[1]自分には、長年、思いを寄せ続けている「あこがれの人」がいる……こういう話をすると、ある種の女性は、猛烈に闘志を燃やして、自分のほうに振り向かせようとします。
[2]自分には、長くつき合っている彼女がいるが、もうくされ縁っぽくなってて、最近は、男と女という関係じゃなくなってる……母性愛に富んだ女性には効果的な話。「もう、そんな関係にはケリつけたほうがいいよ」と、身を乗り出してきます。
[3]最近、「いいなぁ」と思い始めてる人がいるんだよねぇ――とポツリ……「好感」は持ってくれているらしいけど、いまひとつ態度がハッキリしない、という女性には、こんな話をして、あせりを引き出します。
[4]彼女が仲よくしている女友だちのひとりを、「実はタイプなんだ」と匂わせる……負けず嫌いな女性に効く作戦。「ここに私もいるじゃない」と、闘争本能が頭をもたげてきます。
ま、ざっとこんなところでしょうか。
ただし、女性の中には、「ライバルがいる」と知っただけで身を引いてしまう謙虚な女性(実は、そういう女性のほうが、私は好きなんですけどね)もいますから、そういう人には、「ライバル」の「ラ」の字も匂わせないようにします。
ただ、ひとつだけハッキリしていることがあります。
女性も男性も共通でしょうが、人は「だれも見向きもしないような人間」には、興味を示しません。陳列棚に並んだ商品には興味を示しても、道に落ちている商品には目もくれないということです。
「ライバルの存在を匂わせる」は、自分が「陳列棚に並んだ商品」であることをアピールする手段でもある――ということです。
間違っても、「オレ、もう何年も女っけなし」なんてことは、口にしないほうが賢明かと思います。それをやると、「道に落ちている商品」になってしまいます。「盗む」どころか、ゴミ箱に捨てられてしまいますよ。

意図的に「トライアングル」を作り出す効果
この話、「自分の付加価値を高めよう」という話なんですが、同時に、「トライアングル理論」の話でもあるんですね。
人間は、男1対女1という安定した関係よりも、そこに第3の男ないし女が加わった「三角関係」のほうが、ハートが燃え上がる――と、以前、このシリーズの中でお話したことがあると思います(参照→W-21『カレのハートを燃やす「トライアングル作戦」』)が、これは、その男性バージョンです。
確かに、ある種の女性には効き目大の作戦。要するに、相手の危機感を刺激して、闘争心を引き出そうというわけです。「架空のライバル」を匂わせる――というのは、女性がよく使う手でもありますが、今回は、それを「男性用」にアレンジしてみました。
ただし、いくら「架空」とは言っても、まるっきりのウソでは、あなたの人間的信頼性を損ないます。「あまり「偽装」の程度が過ぎないように――と、アドバイスしておきましょう。
筆者の官能小説! 電子書店から発売中です!
盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。






明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
クジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
三日間の盆かかを終えて帰って来た妙は、その夜から
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
筆者初の官能作品、どうぞお愉しみください。
2020年9月発売 定価:200円 発行/虹BOOKS
⇒BOOK☆WALKER からお読みになる方は、ここをクリック。
⇒Kindle でお読みになる方は、ここをクリック。
既刊本もどうぞよろしく 写真をクリックしてください。

管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
どうぞ正直な、しかしちょっぴり愛のこもった感想ポチをお願いいたします。
→この記事はためになった(FC2 恋愛)
→この記事に共感した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
このテーマの記事一覧に戻る トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 罪を半分かぶられて、心を全部奪われた (2020/12/24)
- 彼女を「恋泥棒」に仕立てるとっておきの方法 (2020/11/30)
- 「10分」をOKした人間は「30分」を断れなくなる (2020/11/06)