未亡人下宿〈3〉 障子穴の世界

第7話 未亡人下宿 3
R18
このシリーズは、性的表現を含む官能読み物です。
18歳未満の方は、ご退出ください。
大家夫人の部屋に男が来ている。
「行こう」と、大輔が階段に足を
忍ばせた。夫人の寝室の障子戸に
うごめく影が写っていた。男に髪を
つかまれた夫人の顔にアレが……。

前回から読みたい方は、⇒こちらからどうぞ。
ここまでのあらすじ 大輔が4度目の下宿に引っ越した。「今度の下宿のおばさん、ワシに色目使いよるんよ。いっぺん見に来いや」。大輔に誘われて下宿を訪ねると、大家夫人は肉感的で、どこか小悪魔を思わせる魅力を漂わせていた。風に吹かれて体に張り付くワンピースに浮き上がる下腹部の「Y」の字のレリーフ。幸一が見とれていると、夫人は、「この人、もう知っとるん?」と、大輔に寄り掛かる。大輔はワンピースの上から夫人の脚を撫で上げながら言うのだった。「おばさんが教えたったらええやん」。しかし、大家夫人の元へは、通って来る男がいた――
体重をかけると、階段はミシリと音を立てた。
幸一も、大輔も、そろりと足を踏み出しては、そのつま先に少しずつ体重を移し、移し終わると、また、そろりと反対側の足を踏み出した。
そうやって階段を下りたところが、玄関になっている。
右手には、障子戸で仕切られた部屋があって、そこが茶の間になっている。その前の廊下を右に行くと、突き当たりがトイレと風呂。その隣に、やはり障子戸で仕切られた部屋があって、そこが大家夫人の寝室だった。
部屋には、行灯型の常夜灯が灯っているだけだった。
その灯りに照らされて、中で激しく動く人の影が障子戸に映し出されていた。
ひとつの影が部屋の右から左へ動くと、その影をもうひとつの影が追う。
「イャッ……や、止めて……」
逃げる影の長い髪を、追う影が手でつかみ、その体を引き寄せる。
身にまとったガウンのような衣服が、剥ぎ取られる。
「いやや……今夜はこらえて……お願い」
「何、言いよんで。こんな、しとうてしとうて、ここ濡らしとったくせに。ここや、ここ! おら……」
「いけん……て。上に……お客さんもおいでちょるし……」
「お客さん? ああ、あのガキの友だちかいな? 聞かしたったらええんよ。うちの大家は、あれが好きで好きでたまらんのんよゆうて、教えたったらええんよ。女は、どがいに澄ましとっても、でっかいチ×ポ拝ませたら、腰から崩れるんよて、学習させたったらええんよ」
男の腰から突出したものが、障子に巨大な影となって映し出された。
髪をつかまれたほうの影は、顔を仰向けにさせられ、そのツンと尖った鼻先に、魚肉ソーセージのような影が突きつけられている。
女の影は、両手を突き出して、押し付けられる男の腰を押し返そうとしている。
男の影は、片方の手を振り上げた。
その手が勢いよく振り下ろされた。
ピシャッという音が、一度、二度、三度……と響き、そのたびに、「アッ」「イヤッ」「痛い」という悲鳴が響いた。そして、声がしなくなった――。

寝室の障子戸は、下50センチほどが板張りになっていて、その上が障子になっていた。
幸一も、大輔も、廊下の壁に張り付くようにして、様子を窺っていたが、部屋の中が静かになると、大輔が『コンバット』のサンダース軍曹のような手つきで、「前進!」の合図を送った。
幸一は身を屈めて前進し、障子戸の左端に張り付いた。それを確かめてから、大輔は右端に張り付いた。
大輔は、人差し指を口の中に入れてツバで濡らすと、その指先を障子紙に当てた。
オイ、止めろ! まずいよ、それ――と、幸一が手で合図を送ると、大輔は「おまえもやれ」という合図を返してきた。
部屋の中からは、「ングッ」「ングッ」という喉の音だけが聞こえていた。
見たい――という欲求が、幸一の中にも湧き起こってきた。
結局、幸一も指をツバで濡らして、障子紙に当てた。
薄い障子紙には簡単に穴が開いた。
幸一は、そこに目を当てた。
体がブルッ…と震えた。
大家夫人は、いつもはアップにまとめている髪を下ろしていた。
肩甲骨の下まであるような長い髪。その髪は、男の左手でむんずとつかまれ、むりやり顔を上向きにさせられていた。
その口に、男の褐色の肉棒がねじ込まれていた。
さっきまで男の腰を押し返そうともがいていた夫人の両手は、ガウンのひもで後ろ手に縛られ、上半身は裸にされていた。
男は、左手で夫人の髪をわしづかみにし、右手で夫人の乳房をもみしだきながら、腰を夫人の口に突き出している。
男の腰が突き出されるたびに、夫人はその喉の奥から、「ングッ、ングッ」と苦しそうな声を絞り出す。男はその声をまるで楽しむかのように、喉に向かって深々と自分の棒を突き立てた。
幸一には、その光景は、夫人が暴虐を尽くされているようにしか見えなかった。
体の奥から、怒りとも、恐れともつかない感情が湧きあがり、しかしそれとは別のある烈しい熱が込み上げてきた。そして、その熱は、幸一の下腹で疼いた。
大輔は、障子の穴に目を当てたまま、片手を拳に握り締め、それを入り口の柱に押し当てていた。拳を柱に押し当てたまま、大輔はもう一方の手をズボンの中に突っ込んでいた。その手が、ズボンの股間のあたりで、モゾモゾと動いていた。
幸一も、大輔も、そろりと足を踏み出しては、そのつま先に少しずつ体重を移し、移し終わると、また、そろりと反対側の足を踏み出した。
そうやって階段を下りたところが、玄関になっている。
右手には、障子戸で仕切られた部屋があって、そこが茶の間になっている。その前の廊下を右に行くと、突き当たりがトイレと風呂。その隣に、やはり障子戸で仕切られた部屋があって、そこが大家夫人の寝室だった。
部屋には、行灯型の常夜灯が灯っているだけだった。
その灯りに照らされて、中で激しく動く人の影が障子戸に映し出されていた。
ひとつの影が部屋の右から左へ動くと、その影をもうひとつの影が追う。
「イャッ……や、止めて……」
逃げる影の長い髪を、追う影が手でつかみ、その体を引き寄せる。
身にまとったガウンのような衣服が、剥ぎ取られる。
「いやや……今夜はこらえて……お願い」
「何、言いよんで。こんな、しとうてしとうて、ここ濡らしとったくせに。ここや、ここ! おら……」
「いけん……て。上に……お客さんもおいでちょるし……」
「お客さん? ああ、あのガキの友だちかいな? 聞かしたったらええんよ。うちの大家は、あれが好きで好きでたまらんのんよゆうて、教えたったらええんよ。女は、どがいに澄ましとっても、でっかいチ×ポ拝ませたら、腰から崩れるんよて、学習させたったらええんよ」
男の腰から突出したものが、障子に巨大な影となって映し出された。
髪をつかまれたほうの影は、顔を仰向けにさせられ、そのツンと尖った鼻先に、魚肉ソーセージのような影が突きつけられている。
女の影は、両手を突き出して、押し付けられる男の腰を押し返そうとしている。
男の影は、片方の手を振り上げた。
その手が勢いよく振り下ろされた。
ピシャッという音が、一度、二度、三度……と響き、そのたびに、「アッ」「イヤッ」「痛い」という悲鳴が響いた。そして、声がしなくなった――。

寝室の障子戸は、下50センチほどが板張りになっていて、その上が障子になっていた。
幸一も、大輔も、廊下の壁に張り付くようにして、様子を窺っていたが、部屋の中が静かになると、大輔が『コンバット』のサンダース軍曹のような手つきで、「前進!」の合図を送った。
幸一は身を屈めて前進し、障子戸の左端に張り付いた。それを確かめてから、大輔は右端に張り付いた。
大輔は、人差し指を口の中に入れてツバで濡らすと、その指先を障子紙に当てた。
オイ、止めろ! まずいよ、それ――と、幸一が手で合図を送ると、大輔は「おまえもやれ」という合図を返してきた。
部屋の中からは、「ングッ」「ングッ」という喉の音だけが聞こえていた。
見たい――という欲求が、幸一の中にも湧き起こってきた。
結局、幸一も指をツバで濡らして、障子紙に当てた。
薄い障子紙には簡単に穴が開いた。
幸一は、そこに目を当てた。
体がブルッ…と震えた。
大家夫人は、いつもはアップにまとめている髪を下ろしていた。
肩甲骨の下まであるような長い髪。その髪は、男の左手でむんずとつかまれ、むりやり顔を上向きにさせられていた。
その口に、男の褐色の肉棒がねじ込まれていた。
さっきまで男の腰を押し返そうともがいていた夫人の両手は、ガウンのひもで後ろ手に縛られ、上半身は裸にされていた。
男は、左手で夫人の髪をわしづかみにし、右手で夫人の乳房をもみしだきながら、腰を夫人の口に突き出している。
男の腰が突き出されるたびに、夫人はその喉の奥から、「ングッ、ングッ」と苦しそうな声を絞り出す。男はその声をまるで楽しむかのように、喉に向かって深々と自分の棒を突き立てた。
幸一には、その光景は、夫人が暴虐を尽くされているようにしか見えなかった。
体の奥から、怒りとも、恐れともつかない感情が湧きあがり、しかしそれとは別のある烈しい熱が込み上げてきた。そして、その熱は、幸一の下腹で疼いた。
大輔は、障子の穴に目を当てたまま、片手を拳に握り締め、それを入り口の柱に押し当てていた。拳を柱に押し当てたまま、大輔はもう一方の手をズボンの中に突っ込んでいた。その手が、ズボンの股間のあたりで、モゾモゾと動いていた。

男は、いかつい体つきをしていた。
胸の肉も、腕の肉も、まるで鋼の塊のように引き締まり、陽に赤黒く灼けていた。
その灼けた背中から二の腕にかけて、蛇の刺青が施されていた。大輔が言うとおり、男は、堅気ではなさそうだった。
やがて男は、夫人の口から唾液で濡れたイチモツを引き抜いた。
デカい――と、幸一は、その太さに圧倒された。
しかもそれは、天を向いてそそり立ち、脈動に合わせて、グイッグイッと鎌首を持ち上げている。
男は、勝ち誇ったような顔をして、そそり立ったものでピシャピシャと夫人の顔をなぶった。
「そろそろ、泣かしたろうかいのぉ。こいつがよ、こんなのあそこに入りたいゆうて、さっきから泣き叫びよるんよ」
「いやッ! おねがいやけん……きょうは……」
「何がきょうは……や。乳首おっ立ててからに。きょうはどっちや? 前がええんか?後ろがええんか?」
「どっちも……いや……」
言いながら大家夫人は、後ろ手に縛られたままの体で、畳の上を這って逃げようとした。
「おお、ほうけ。後ろがええんか? こんなも好きやのぉ」
男は、這い回る大家夫人の髪の毛をつかむと、その頭をグイと畳に押しつけて、もう片方の手を夫人の腹の下に差し入れた。
「何が、いや……や。グチョグチョに濡れとるやないけゃ。エ? してほしかっんやろ? これがほしゅうてほしゅうて、たまらんかったんやろ?」
言いながら、男は股間に回した手で夫人の腰を持ち上げた。
頭を押さえつけられ、尻を突き出すような形になった夫人の格好を、幸一は「憐れ」と感じ、「憐れ」と感じるとともに「淫靡」と感じた。
その憐れで淫靡な夫人の尻の肉の間から、男は、はちきれそうなほどに膨らんだ肉の塊をズブリと差し込んだ。
「あ――――ッ!」
夫人の口から、この世のものとも思えない声がもれた。
それまでに聞いたこともない、高く、澄み渡った声。しかし、どこか弱々しく、いまにも壊れてしまいそうな声。
畳に押さえつけられた夫人の顔は、眉を寄せ、眉間にシワを作り、苦悶の表情にゆがんでいるように見えた。しかし、その口は半開きになり、そこから激しい息の音がもれている。
もしかして、これは苦悶ではなくて、喜悦なのか――。
幸一が、男と女が織り成す世界の怪しい色彩に引き込まれそうになる横で、大輔はズボンの中の手を激しく動かしていた。

大家夫人と男の狂宴は、いつ果てるともなく続いた。
夫人を寝転がしたまま腰を動かしていた男は、それに飽きると、今度は、またも髪をつかんで夫人の体を引き起こした。自分は胡坐をかいたような格好になり、その股座に夫人を座らせて、下から腰を突き上げ始めた。
幸一と大輔の目には、ふたりがつながっている様が、ハッキリと見てとれた。
夫人の下腹部の黒い繁みの下で、すりこ木ほどもあろうかという男のイチモツが、赤く充血した夫人の肉の裂け目に吸い込まれていた。
その合わせ目からは、ヌルヌルとした液体があふれ出し、男が腰を突き上げるたびにビチャビチャと淫靡な音を立てていた。
男は、両手で夫人の乳房を包み込んで、まるでコンニャクをちぎるような感じでそのふくらみ全体をもみしだいている。
夫人の白く豊満な、いつか、サンドレスの胸元からのぞいた美しい形の乳房が、あられもなくもみ崩され、男の毛むくじゃらの指の間から、崩された豆腐のように肉をはみ出させていた。
「あ―――ッ! もう……ダメ――ッ。も、もう……な、あんた。もう……」
夫人の声は、もはや絶叫に近くなっていた。
「オラ、いくで! こんなの中に、ぶっ放すで。ドバーッと出したるで。オラ、オラーッ!」
突き上げる男の腰の動きが速くなり、大家夫人の脚が、けいれんを起こしたようにピッと伸ばされ、全身をピクッピクッという震えが襲って、やがて夫人の体は、後ろから抱きかかえた男の腕の中に崩れていった。
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盆になると、男たちがクジで「かか」を交換し合う。
明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
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与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
そのクジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
権太との三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
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明治半ばまで、一部の地域で実際に行われていた
「盆かか」と呼ばれる風習。本作品は、その風習を
題材に描いた官能フィクションです。
与一の新婚の妻・妙も、今年は、クジの対象になる。
そのクジを引き当てたのは、村いちばんの乱暴者・権太。
権太との三日間を終えて帰って来た妙は、その夜から、
様子が変わった。その変化に戸惑う与一は、
ある日、その秘密を知った??。
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管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
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