不思議の穴のアリス〈4〉 穴越しの口の愛撫

第6話 不思議の穴のアリス 4
R18
このシリーズは、性的表現を含む官能読み物です。
18歳未満の方は、ご退出ください。
5千円を払うと、雄一の腰の高さにある
もうひとつの穴から、女の白い手が
差し出された。その手は雄一の怒張を
優しく包み、それを穴の奥に誘った。
怒張は、やわらかい粘膜に包まれた。

前回から読みたい方は、⇒こちらからどうぞ。
ここまでのあらすじ アルバイトの金を手にした雄一は、その金を手に街に出かけ、繁華街に足を踏み入れた。その奥に、雄一は不思議な看板を見つけた。《不思議の穴のアリス――穴からのぞくかわいい女の子が、あなたを不思議の世界に案内します》とある。何だ、コレ? 雄一が見ていると、タキシード姿の女の子が、肩をトンと叩いてきた。「見るだけならタダだから」と言われて中に入ってみると、見せの中には、個室のようなブースが並んでいた。その壁に、いくつか穴が開いている。壁をノックすると、そこからヌッと乳房が飛び出した。「いまなら、人気の新人さんのオッパイに触れるわよ」とタキシード女の子にすすめられて、雄一は、ひとつの穴をノックした。穴から差し出された乳房のふくらみを指でなぞると、女は「あっ…」と切ない息をもらした――
差し出された女の手に5千円札を載せると、今度は、雄一の腰の高さにある穴のカーテンが、そっと開けられた。
そのカーテンを押し開くようにして、女の両手が差し出される。白く細い指が、蓮の花の形に開かれていた。
「ここに……あなたのアレを……載っけて……」
女のか細い声に誘われて、雄一はズボンのジッパーを下ろした。
さっきから痛いほどに怒張していたものを女の手の上に載せると、女はそれをふっくらと両手で包み込んで、穴の中に引き込んだ。
「あ……もう少し……腰を壁のほうに近づけてくれますか?」
言われるままに体を壁に密着させ、少し腰を突き出した。
「あ、ダイジョーブよ、それぐらいで……。姿勢、苦しくないですか?」
このひと、なんてやさしい声をしてるんだろう――と、雄一は思った。
オレがいちばん安らげる声のトーンだ。
それに、あれを包み込む手も、まるで宝物を扱うように繊細で、ていねいで、そして温かい。
その心地よさに、浸っていると、「ハフッ……」と、かすかに女が息をもらす音がした。
息の音と同時に、雄一の高まりは、熱いものにくるまれた。
「アッ……」
思わず、雄一は声を挙げた。

それは、雄一が生まれて初めて味わう感覚だった。
なんて熱いんだろう――と、雄一は思った。
女の口が、そんな熱を隠し持っているなんて、雄一はそれまで考えてみたこともなかった。
それに、なんてやわらかいんだ。
そのやわらかな肉の世界に、雄一は、つい、腰を突き出したくなった。
グイ……と、押し出してみると、女は「ウグッ」と息をもらしながら、それを口の奥に迎え入れ、迎え入れながら砲身に舌をからめてきた。
淫靡な生きもののようにからみつく舌の動きに、雄一の中から熱い何かが込み上げてきそうになる。
そのときだった――。
そのカーテンを押し開くようにして、女の両手が差し出される。白く細い指が、蓮の花の形に開かれていた。
「ここに……あなたのアレを……載っけて……」
女のか細い声に誘われて、雄一はズボンのジッパーを下ろした。
さっきから痛いほどに怒張していたものを女の手の上に載せると、女はそれをふっくらと両手で包み込んで、穴の中に引き込んだ。
「あ……もう少し……腰を壁のほうに近づけてくれますか?」
言われるままに体を壁に密着させ、少し腰を突き出した。
「あ、ダイジョーブよ、それぐらいで……。姿勢、苦しくないですか?」
このひと、なんてやさしい声をしてるんだろう――と、雄一は思った。
オレがいちばん安らげる声のトーンだ。
それに、あれを包み込む手も、まるで宝物を扱うように繊細で、ていねいで、そして温かい。
その心地よさに、浸っていると、「ハフッ……」と、かすかに女が息をもらす音がした。
息の音と同時に、雄一の高まりは、熱いものにくるまれた。
「アッ……」
思わず、雄一は声を挙げた。

それは、雄一が生まれて初めて味わう感覚だった。
なんて熱いんだろう――と、雄一は思った。
女の口が、そんな熱を隠し持っているなんて、雄一はそれまで考えてみたこともなかった。
それに、なんてやわらかいんだ。
そのやわらかな肉の世界に、雄一は、つい、腰を突き出したくなった。
グイ……と、押し出してみると、女は「ウグッ」と息をもらしながら、それを口の奥に迎え入れ、迎え入れながら砲身に舌をからめてきた。
淫靡な生きもののようにからみつく舌の動きに、雄一の中から熱い何かが込み上げてきそうになる。
そのときだった――。

「なんだ! カエデ、ふさがってるの?」
ドアの外の通路から、野太い男の声がした。
だれか、新しい客が入ってきたらしい。
「ごめんなさい。さっき、新規のお客さまについたばかりなの。他の子じゃダメ?」
答えているのは、どうやら、最初に雄一を案内したタキシードの女だ。
「ダメだよ。カエデがよかったから、来たんだからさ。あの子さ…………なんだよね。………なんか、もう…………だもんな」
「もう、××さん、そんなこと言わないでくださいよ。かわいそうでしょ? そしたら、少し待っていただけます? 30分ぐらい待ってもらえれば、案内できると思うんですけど……」
「よし、じゃ、待たせてもらうわ。その代わり、あれな、VIPコースな」
「ハイハイ。じゃ、ロビーのほうで、ちょっと待っててね」
男はなおも何か話しながら、通路を出て行った。
「あの子さ………なんだよね」
男が声をひそめてささやいた言葉の中身が気になった。
そして、男が口にした「VIPコース」とは……?
乱暴な口のきき方と、下品な言葉。そんな男が、彼女の可憐な胸をもみしだき、この小さな口を陵辱するのかと思うと、雄一の体は、ますますいきりたった。
できることなら、あんな話し方をする男に、彼女の体を委ねたくはない――。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、雄一の未熟な分身は、限界に達しつつあった。
腰の動きは、自然に激しくなり、ますますふくらんだ怒張は、彼女の窮屈な口をいっぱいに満たし、そして……MAXに達した。
熱いものが体の奥から噴き上がってきたとき、雄一はそれを女の口から抜き出そうとしたが、間に合わなかった。
それは、カエデの口の中に、勢いよくほとばしった。
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