ボクが彼女の口を「怖い」と感じる理由

女性が男性のそれを口に含んで愛撫してくれる。
これに優る献身はない——と言う男がいる半面、
「あれはどうも……」と、敬遠する男もいます。
敬遠する理由にはいくつかあって——。
性とエッチの《雑学》file.43 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。
15歳未満の方はご退出ください。
前回は、女性の性器への口での愛撫=クンニリングスについて、女性はそれをどう感じているのか、男性はほんとにそれを喜んでやっているのか――という話を、姉妹サイト『投票! デート&Hの常識』でのアンケート結果を交えてご紹介しました。
【参考記事】お読みになってない方は、こちらの記事をご参照ください。
『クンニリングスを好む理由・敬遠する理由』
では、同じ口でのプレー、男性のペニスへの口での愛撫=フェラチオについては、どうなのでしょう?
こちらについても、やはり、『投票! デート&Hの常識』でアンケートを取ってみましたので、まずは、その結果からご紹介しましょう。
「フェラチオ」が好きかどうか――に関しては、男女の意見には、無視できない差が見られます。
女性では、「好きだからやる」という人は、半数強。あとは、「好きではないが、相手が喜ぶからしてあげる」か、「好きではないからしない」が約3割を占めます。
一方の男性は――と言うと、「好きだからしてもらう」と「ムリにでもやらせる」で、全体の3分の2を占めました。やっぱり、男はそれが好きなのね――という結果ではありますが、そんな中にも、「抵抗を感じる」「気持ちわるい」という声が、約1割強は存在します。今回は、この1割強の男性たちに注目してみたいと思うのです。

手コキに慣れた男は、彼女の口ではもの足りない
それを彼女の口にくわえさせて、なめさせる、しゃぶらせる。男性にとってその行為は、相手に対する「征服感」を満たす行為でもあります。
相手が気位の高い女である、とりつく島のない美女である、何かと自分に高飛車な指示を出す上司である――なんていう場合、中には、口の中でこんな言葉をつぶやく男もいたりします。
クソーッ、あの女、いつかしゃぶらせてやる。
男性が「フェラチオ」という行為に期待するものの中には、そういう精神的愉悦も含まれている――と考えていいかと思います。
では、肝心の「性感」としてはどうなのか?
実は、これが2つに分かれてしまうのです。
それが「好き」と言う男性は、「口」という器官のやわらかで温かい感触がたまらない、と感じるようですが、反対に「あまり好きじゃない」と言う男性は、「口」ではやわらかすぎてもの足りない、と感じるようです。
「もの足りない」と答える男性の多くは、もしかしたら、手によるオナニーに慣れている人たちなのかもしれません。「手コキ」の手力と口の粘膜を比べたんじゃ、そりゃ、ものたりなくもあるでしょう。
「好きじゃない」と答える男性が挙げるもうひとつの理由は、「衛生的な理由」です。
【参考記事】お読みになってない方は、こちらの記事をご参照ください。
『クンニリングスを好む理由・敬遠する理由』
では、同じ口でのプレー、男性のペニスへの口での愛撫=フェラチオについては、どうなのでしょう?
こちらについても、やはり、『投票! デート&Hの常識』でアンケートを取ってみましたので、まずは、その結果からご紹介しましょう。
女性へのアンケート
カレへの口での愛撫(=フェラチオ)って、ほんとはどうですか?
大好き。自分から進んでやる………… 52.6%
好きではないが、カレが喜ぶから…… 21.1%
気持ちわるいので絶対にしない……… 10.5%
カレへの口での愛撫(=フェラチオ)って、ほんとはどうですか?
大好き。自分から進んでやる………… 52.6%
好きではないが、カレが喜ぶから…… 21.1%
気持ちわるいので絶対にしない……… 10.5%
男性へのアンケート
彼女に口での愛撫(=フェラチオ)を求めますか?
気持ちいいのでいつもしてもらう…… 65.8%
気持ちわるいので絶対にさせない…… 7.9%
好きだが彼女にわるいので遠慮……… 7.9%
好きだからムリにでもやらせる……… 2.6%
彼女はしたがるが衛生的に抵抗が…… 2.6%
その他…………………………………… 13.2%
彼女に口での愛撫(=フェラチオ)を求めますか?
気持ちいいのでいつもしてもらう…… 65.8%
気持ちわるいので絶対にさせない…… 7.9%
好きだが彼女にわるいので遠慮……… 7.9%
好きだからムリにでもやらせる……… 2.6%
彼女はしたがるが衛生的に抵抗が…… 2.6%
その他…………………………………… 13.2%
「フェラチオ」が好きかどうか――に関しては、男女の意見には、無視できない差が見られます。
女性では、「好きだからやる」という人は、半数強。あとは、「好きではないが、相手が喜ぶからしてあげる」か、「好きではないからしない」が約3割を占めます。
一方の男性は――と言うと、「好きだからしてもらう」と「ムリにでもやらせる」で、全体の3分の2を占めました。やっぱり、男はそれが好きなのね――という結果ではありますが、そんな中にも、「抵抗を感じる」「気持ちわるい」という声が、約1割強は存在します。今回は、この1割強の男性たちに注目してみたいと思うのです。

手コキに慣れた男は、彼女の口ではもの足りない
それを彼女の口にくわえさせて、なめさせる、しゃぶらせる。男性にとってその行為は、相手に対する「征服感」を満たす行為でもあります。
相手が気位の高い女である、とりつく島のない美女である、何かと自分に高飛車な指示を出す上司である――なんていう場合、中には、口の中でこんな言葉をつぶやく男もいたりします。

男性が「フェラチオ」という行為に期待するものの中には、そういう精神的愉悦も含まれている――と考えていいかと思います。
では、肝心の「性感」としてはどうなのか?
実は、これが2つに分かれてしまうのです。
それが「好き」と言う男性は、「口」という器官のやわらかで温かい感触がたまらない、と感じるようですが、反対に「あまり好きじゃない」と言う男性は、「口」ではやわらかすぎてもの足りない、と感じるようです。
「もの足りない」と答える男性の多くは、もしかしたら、手によるオナニーに慣れている人たちなのかもしれません。「手コキ」の手力と口の粘膜を比べたんじゃ、そりゃ、ものたりなくもあるでしょう。
「好きじゃない」と答える男性が挙げるもうひとつの理由は、「衛生的な理由」です。

「カンジタ菌」が怖い!
正直に告白しましょう。
実は、筆者は、口を使ったプレーが好きではありません。好きでないというより、恐怖さえ感じてしまいます。別に、噛み切られるんじゃないか――などと思っているわけではありません。
恐怖を起こさせるのは、「カンジタ菌」です。
ご存じの方も多いだろうと思いますが、カンジタ菌は、口の中に常在する菌です。「私はダイジョーブ」なんて言わないでください。「常在菌」ですから、どんな人の口の中にも、必ずいる菌なのです。
カンジタ菌は、水虫やタムシを起こさせる白癬菌の仲間で、「真菌」の一種です。「真菌」とは、わかりやすく言うと、「カビ」です。
口の中には、その他にもいろんな菌が常在していますから、菌がいること自体をどうのこうのと言うつもりはありません。そんなことを言ってたら、ホレた彼女とキスもできなくなります。
しかし、このカンジタ菌は、ときに異常繁殖をします。こうなるとやっかい。皮膚科的に言うと「カンジタ症」という皮膚病を発症するわけです。そして、「カンジタ症」は、発症する部位がまた、まことにもってやっかいなのです。

ジメジメ、暗い――カンジタ菌が好む場所
カンジタ菌が好む場所は、いつもジメジメしていて、あまり外気に触れない場所。特に好物なのが粘膜です。
もう、想像がつきますよね。女性で言うとあそこです。男性もほぼ同じです。
女性の場合は「カンジタ膣炎」と呼ばれて、リッパ(?)な「性行為感染症」のひとつに挙げられています。男性の場合は、女性ほどジメジメしてはいませんが、やはり、亀頭部、陰嚢などに発症することがあり、こうなるとこちらも「性行為感染症」ということになります。
もうひとつ、男女ともにきわめて危険な場所があります。「肛門」です。
いつもジメジメしていて、カビの繁殖にはもってこいの場所。ここで繁殖を始められると、ちとやっかいです。とにかくかゆい。血がにじむくらいまでかきむしるんですが、するとますます症状が悪化します。しかも、彼らは領土拡張主義者なので、放っておくと、かゆみの領土がどんどん広がっていきます。
筆者がやられたのは、この「肛門周囲」なのですが、これについては、まったく身に覚えがない――わけはないのですよね。
その頃、というのは、そのかゆみが始まった頃という意味なのですが、筆者は25歳年下のかわいい彼女とつき合っていました。わずか半年の短い交際でしたが、彼女は実に献身的な女性で、会えば、私の全身を口や舌を使って、それはそれはていねいに愛撫してくれたのです。
彼女が特に時間をかけて唾液をまぶしつけてくれたのが、ご隠居さま(水戸のコーモンさま)とその周辺でした。25も年下の彼女によって、私はそれまでほとんど意識することもなかった場所に新たな快感のツボを開発されて、夜毎、身もだえしたのですが、その献身があだとなったわけです。
それから1カ月もすると、ご隠居様のあたりがやたらかゆくなったのです。そのかゆみが日に日にひどくなっていくのを、ほぼ8年近くにわたって放置していたのですが、実はそれには理由があって、友人の医師(私の友人にはやたら医師が多いのです)に、「おまえ、それは痔だよ。切れば治る」と脅されていたからです。
医者に診せれば切られる――そう思って、ガマンしているうちに、かゆみはどんどん広がって、鼠径部のほうまで侵出する気配を見せています。おかしい。これが痔なわけはない。冷静な筆者は、友人の「痔説」に疑いを抱いて、皮膚科の診察を受けてみることにしたのです。その皮膚科医は、筆者の肛門をひと目見るなり言いました。
「カンジタですね。クスリ出しときましょう」
処方された軟膏を塗り始めたら、3日でかゆみが治まりました。

伝染るんです!
このように、カンジタ症そのものは、大した病気ではありません。放っておいても、命に別状が起こるような病気ではありません。しかし、不快です。そして、人に伝染ります。問題はその原因です。
本来、人間の体に常在する菌なのに、なぜそれが異常繁殖して発症するにいたるのか? これはどうやら、体質などとも関係があるようです。同じ環境にあっても、水虫になる人とならない人がいるように、真菌に強い体質と弱い体質があるようなのです。水虫、タムシ、インキン……と、ひと通り経験した筆者は、もしかしたら、真菌に弱い体質だったのかもしれません。
しかし、それにしてもです。そのきっかけが、オーラルSEXであったということは、まぎれもない事実です。オーラルという行為にはそういう危険もある、ということを、一応、心得ておいたほうがいいかと思い、老婆心ながらご報告申し上げた次第です。
最後に、いとしいカレのものを口で……と考えている心やさしい女性のみなさまには、ぜひともその前に、お口クチュクチュを励行していただきたいこと、そしてそんな女性の献身的行為に感動された男性のみなさまには、ぜひとも愛する人の唾液が付着したその部分だけは、シャワーで洗い流していただきたいことをお願い申し上げまして、はなはだ簡単ではございますが、本日の記事のまとめとさせていただきたいと思います。
ご愛読、ありがとうございました。
筆者の最新実用エッセイ! キンドル(アマゾン)から発売中です!

「好きです」「愛してます」――そのひと言がスラッと口にできたら、この世の恋する男性や女性の心は、ずいぶんとラクになることでしょう。しかし、なかなか言えないんですね、このひと言が。勇気がなくて口にできない。自分は口ベタだからとためらってしまう。
そんな人たちに、「これなら言えるんじゃないか」とすすめるのが、「愛」と言わずに「愛」を伝える「メタメッセージ」の技術。あなたの恋愛の参考書として、お役立てください。
2019年11月発売 定価:600円 発行/虹BOOKS
「好き」を伝える技術: あなたの恋のメタメッセージ・テク (実用エッセイ)
既刊本もどうぞよろしく タイトルまたは写真をクリックしてください。
〈1〉 〈2〉 〈3〉






【1】妻は、おふたり様にひとりずつ
2016年3月発売 定価/342円
【2】『聖少女~六年二組の神隠し』
2015年7月発売 定価122円
【3】チャボのラブレター
2014年10月発売 定価/122円
そんな人たちに、「これなら言えるんじゃないか」とすすめるのが、「愛」と言わずに「愛」を伝える「メタメッセージ」の技術。あなたの恋愛の参考書として、お役立てください。
2019年11月発売 定価:600円 発行/虹BOOKS
「好き」を伝える技術: あなたの恋のメタメッセージ・テク (実用エッセイ)
既刊本もどうぞよろしく タイトルまたは写真をクリックしてください。
〈1〉 〈2〉 〈3〉
2016年3月発売 定価/342円
【2】『聖少女~六年二組の神隠し』
2015年7月発売 定価122円
【3】チャボのラブレター
2014年10月発売 定価/122円

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。
→この記事は役に立った(FC2 恋愛)
→この記事に共感・感動した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
→このテーマの記事一覧に戻る →トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- オーラルした口で寿司を口にできる人・できない人 (2020/07/01)
- ボクが彼女の口を「怖い」と感じる理由 (2020/06/13)
- クンニリングスを好む理由・敬遠する理由 (2020/05/24)