「好き」を「嫌い」に変えさせた「第三の存在」がいる

法則 60 「変心」の陰には、「新しい男(女)」あり!
それまでの「好き」が、突然、「嫌い」に
変わってしまうということが、男女関係では、
よく起こります。実はその陰には「第三の存在」が…。
それまでの「好き」から、「ここ、嫌い」が目につくようになり、あるとき一気に、「好き」より「嫌い」のほうが優勢になってしまう。
こんな「オセロ現象」が起こってしまう背景として、「ひとつの嫌い」から一気に「すべてが嫌い」に変わってしまうケース、前回は、少しずつ蓄積された「小さな嫌い」が「臨界点」に達して、一気に「嫌い」になってしまうケースがあることをご紹介しました。
実は、もうひとつ、重大な原因がひそんでいる場合があります。
この原因は、通常は隠されているので、突然、「嫌い」を宣告された側は、まったくそれに気づかないままだったりします。ときには、「嫌い」になった本人も、それに気づいてなかったりもします。
F代さんの場合もそうでした。

それまでの「好き」を「嫌い」に変えたほんとうの原因
F代さんには、1年間つき合っていたT男というカレがいたのですが、ある日、突然のように、それまで「魅力」と感じていたT男の「やさしさ」が、「そういうところが嫌い」に変わってしまったと言うのです。
それは、レストランに入って、何を食べようか――と、メニューを眺めているときのことでした。
F代は、きょうは何を食べたい気分?
ね、T男ってさ……どうして、いつもそんなふうに私に訊くの?
なんで……って、F代の食べたいものを食べてもらいたいからだよ。
私さぁ、「どうしたい?」っていちいち訊かれるの、うっとおしいんだよね。
エッ……?
T男のそういうとこ、ほんとは、ちょっとうんざりなの。
つき合い始めた頃には、「どうしたい?」「何が食べたい?」と尋ねてくれるT男を「やさしい男」とさえ思っていたのに、いまでは、それがT男の「もの足りなさ」と感じてしまうF代。
「強引でもいいから、もっと私をリードしてよ」と感じるようになったF代に「うんざり」と言われてしまったT男は、わけがわからず、オロオロするばかりです。
いったい、どうしちまったんだよ、F代。
しかし、F代には、T男の質問に答えることができません。
答えるわけにはいかない事情があったからです。
こんな「オセロ現象」が起こってしまう背景として、「ひとつの嫌い」から一気に「すべてが嫌い」に変わってしまうケース、前回は、少しずつ蓄積された「小さな嫌い」が「臨界点」に達して、一気に「嫌い」になってしまうケースがあることをご紹介しました。
実は、もうひとつ、重大な原因がひそんでいる場合があります。
この原因は、通常は隠されているので、突然、「嫌い」を宣告された側は、まったくそれに気づかないままだったりします。ときには、「嫌い」になった本人も、それに気づいてなかったりもします。
F代さんの場合もそうでした。

それまでの「好き」を「嫌い」に変えたほんとうの原因
F代さんには、1年間つき合っていたT男というカレがいたのですが、ある日、突然のように、それまで「魅力」と感じていたT男の「やさしさ」が、「そういうところが嫌い」に変わってしまったと言うのです。
それは、レストランに入って、何を食べようか――と、メニューを眺めているときのことでした。






つき合い始めた頃には、「どうしたい?」「何が食べたい?」と尋ねてくれるT男を「やさしい男」とさえ思っていたのに、いまでは、それがT男の「もの足りなさ」と感じてしまうF代。
「強引でもいいから、もっと私をリードしてよ」と感じるようになったF代に「うんざり」と言われてしまったT男は、わけがわからず、オロオロするばかりです。

しかし、F代には、T男の質問に答えることができません。
答えるわけにはいかない事情があったからです。

その「変心」は、だれかと比較した結果かもしれない
実は、F代がT男を「ものたりない」と感じるようになったのは、ある男性との出会いがきっかけでした。
あるパーティで偶然に出会ったその男は、T男とはまったく対照的な男でした。
食事に出かけても、

と、F代の意思も聞かず、さっさと注文を決めて、F代の皿に取り分けてしまう。
なんて強引な男……。
最初はそう思ったというF代ですが、いつの間にか、その強引さを「心地いい」と感じるようになりました。
それを「心地いい」と感じれば感じるほど、何事につけ、F代に「どうしたい?」と尋ねてくるT男の「やさしさ」が、「頼りない」と感じられるようになった――というわけです。
F代本人は気づいてないかもしれませんが、彼女のT男に対する見方が変わってしまったのは、比較する対象(新しい男)が現れたからです。
実は、これは、女性にも、男性にも、よくあることなのです。

新しい宝石がそれまでの宝石を「石っころ」に変える
それまで、宝石のように光り輝いて見えていたものが、「ただの石っころ」にしか見えなくなる。
実は、それは、もっと美しい宝石を見つけてしまったから。
それと同じことが、男と女の間でも起こってしまうんですね。
昨日までの「好き」が、突然、「嫌い」に変わってしまったとしたら、その陰には、新しい男または女の存在があるのかもしれない。
これは、十分に疑うに足る可能性だと思います。
新しい男または女の魅力が強烈であればあるほど、それまでの男または女が色あせて見える程度も大きくなります。
厄介なのは、当の本人も、そのことに気づいてない場合がある――ということです。
無意識のうちに、「新しく登場した男(または女)」と「目の前の男(または女)」を比較してしまい、「なんだか私(オレ)、さえない男(女)とつき合ってるんだなぁ」と思い始めて、つい、その不満が「あなたの○○なところ、嫌いなの」になってしまうわけですね。
もし、彼女またはカレが、あなたに、突然、こんな不満を口にするようになったら、その陰には、こんな男または女が隠れているのかもしれませんよ。








変心の陰には、男あり(女あり)!
その可能性は、ちょっと疑ってみたほうがいいかもしれません。
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