食器・グラスを「共有」する男女はデキやすい

法則57 食器・グラスを「共有」するふたりはデキやすい
ふたりが何を共有するかは、ふたりがデキて
いるかどうか、の判断材料になります。その
原理を逆に使えば、デキるためのツールにも——。
男と女の間で何を共有するか――は、しばしば、「ふたりがセックスできるかどうか?」のバロメーターとして、判断の材料に使われます。
一般論として言うなら、「共有するもの」が肌に近いものであるほど、共有したふたりの「性的距離」は近い――と判断されます。
つまり、
《本や辞書を共有する》より、《ノートを共有する》
《ホッチキスを共有する》より、《爪切りを共有する》
《傘を共有する》より、《シャツを共有する》
――のほうが、ふたりの「セックス可能性は大(あるいは、すでにやっちゃった)」と言える、ということです。
これらのポイントは、「ふたりがデキているか診断」のバロメーターとしても使えるのですが、筆者はあんまり、そういう診断に興味がありません。というか、他人同士が「やっちゃって」ようが「まだ…」だろうが、どうでもいい――と思うので、今回は、これを、「彼女(カレ)とセックスできるかどうか?」の判断材料として利用する方法を考えてみたいと思います。

これは、「疑似セックス行動」である!
もっとも強い「共有行動」は、「食べ物」や「飲み物」をその容器ごと「共有」する――という行動です。
「それ、おいしそうだね。飲ませて」――と、飲みかけのドリンクに口をつける。
「ひと口、食べさせて」――と、食べかけのラーメンなどに口をつける。
「交換しよう」――と、食べかけのアイス・バーなどを取り替える。
これらの行動をとるふたりは、周りからは、「あいつら、デキてる」と思われてしまいます。
心理学的には、《疑似セックス》とも言われる行動。一般的には、《間接キス》などとも呼ばれる行動です。
こういう行動をとると、間接的にではあれ、ふたりの唾液が混じり合うことになります。「唾液を交換する」は、「あなたとはもう他人じゃない」を表明するサインともとれます。
一般論として言うなら、「共有するもの」が肌に近いものであるほど、共有したふたりの「性的距離」は近い――と判断されます。
つまり、
《本や辞書を共有する》より、《ノートを共有する》
《ホッチキスを共有する》より、《爪切りを共有する》
《傘を共有する》より、《シャツを共有する》
――のほうが、ふたりの「セックス可能性は大(あるいは、すでにやっちゃった)」と言える、ということです。
これらのポイントは、「ふたりがデキているか診断」のバロメーターとしても使えるのですが、筆者はあんまり、そういう診断に興味がありません。というか、他人同士が「やっちゃって」ようが「まだ…」だろうが、どうでもいい――と思うので、今回は、これを、「彼女(カレ)とセックスできるかどうか?」の判断材料として利用する方法を考えてみたいと思います。

これは、「疑似セックス行動」である!
もっとも強い「共有行動」は、「食べ物」や「飲み物」をその容器ごと「共有」する――という行動です。



これらの行動をとるふたりは、周りからは、「あいつら、デキてる」と思われてしまいます。
心理学的には、《疑似セックス》とも言われる行動。一般的には、《間接キス》などとも呼ばれる行動です。
こういう行動をとると、間接的にではあれ、ふたりの唾液が混じり合うことになります。「唾液を交換する」は、「あなたとはもう他人じゃない」を表明するサインともとれます。
通常、「唾液の交換」は、すでに肌を重ね合った者同士でないと、なかなかとらない行動なので、こういう行動をあなたの目の前でとる彼女またはカレは、「あなたと結ばれてもいい」と思っている――とも受け取れるわけです。
ね、それ、ひと口、飲ませて。
デート中の彼女の口から、そんな言葉が飛び出したら、私だったら、その場(?)で、間髪を入れず(!!)、彼女を抱きしめてしまうことでありましょう。

汗、匂いの付着したものを「共有」する意味
食べ物や飲み物の「共有」を通しての「唾液の交換」。これに優る「共有行動」は、まずない――と言っていいと思いますが、それに近い意味を持つのが、「汗や匂いの交換」です。
と言っても、自分の汗を指ですくって相手になすりつけたりするわけではありません。
やってもいいのですが、「キモ!」とか言われるのがオチなので、あまりおすすめできません。しかし、「間接的に」ならできます。
たとえば、こんなふうに――。
「寒いの? これ、貸してあげるよ」――と、自分のマフラーを相手にかけてあげる。
「あら、汗が……」――と、自分のハンカチを貸してあげる。
「あ~あ、濡れちゃってるじゃないか」――と、自分のタオルを投げて寄越す。
「気をつけてね」――と、自分が肌身に着けていたお守りを首にかけてあげる。
これらに共通しているのは、相手に渡したそれらのモノには、自分の汗や匂いが染みついている、ということです。
すでにご承知だろうと思いますが、汗などの匂いの中には、「フェロモン」が含まれています。人間がその体(主に腋の下など)から発するフェロモンは、「性誘引フェロモン」です。
その「フェロモン」付きのモノを相手に渡すという時点で、あるいは、それを受け取って自分の肌に触れさせるという時点で、ふたりは、その「フェロモン情報」を「共有」したことになるわけです。
ちなみに、私だったら、彼女から「使って」と渡されたハンカチなどは、決して洗ったりしません。洗うどころか、たっぷり、自分の汗などを染み込ませた上で、「ごめん、汚しちゃった」と言って、それをそのまま、彼女にお返しします。
彼女がそれを、大事そうにバッグにしまい込んでくれた時点で、「フェロモン交換」成立!
この子とはエッチできるかも――と、ひそかに期待を抱いたりするかもしれません。

「新品」より、「使い古し」がいい
「共有」が、「交換」を伴わない場合もあります。
たとえば、ふたりで同じミサンガを手首に巻く――などという行動。
ここで「共有」されているのは、「テイスト」や「意味」です。「唾液」も「汗」も交換していませんから、その行動に、直接に「性的な意味」は含まれていませんが、「同じ意味を持つものを身に着ける」ことによって、「あなたと私は一心同体」という「精神的距離の近さ」を表明したことになります。
「おまじないグッズ」などの「呪術的意味」を持つグッズには、「共有」する人間同士の「精神的絆」を深める――という効果が期待できるわけです。
しかし、これが同じ「ゆるキャラグッズ」とかになれば、「共有」の意味は薄らいでいきます。
では、これが、単なる文房具……とかになったら?
ふたりの絆を深めるという効果は、ほとんど期待できません。
ちょっと貸して!
またぁ……?
と、いつも、ボールペンを借りたり、ハサミを借りたり、ライターを借りたり……という行動を続けても、そのうち、「自分のを買いなさいよ」と言われてしまうぐらいで、そこから「性的関係」が発生する可能性は、限りなくゼロに近い――と言っていいかと思います。
ただし、例外はあります。
こうして貸し借りする「モノ」が、相手が長年、愛用したものだったりした場合、その貸し借り=一時的共有には、特別の意味が発生する場合があります。
そうした道具類などには、使っている本人の手垢が付着している場合もあるでしょう。本人の「使いグセ」から、その道具に独特のクセが付いている場合もあるでしょう。職人や職人タイプの人間が使う道具だったら、そこに、ある種の「精神的愛着」が込められている場合だってあるだろう、と想像できます。
そういう道具を「ちょっと使わせて」「(あなただったら)使っていいよ」という関係が成立すれば、そこには、何らかの「親密な関係」が生まれる可能性が芽生える――と、考えていいかと思います。
こういう「共有」から生まれる「絆」であれば、それは、単なる「性的親密」以上の意味を持つだろうと考えられます。
「共有」は、ふたりの心理的距離を縮めるのに、大いに効果あり!
今回は、そんな話をご紹介しました。

デート中の彼女の口から、そんな言葉が飛び出したら、私だったら、その場(?)で、間髪を入れず(!!)、彼女を抱きしめてしまうことでありましょう。

汗、匂いの付着したものを「共有」する意味
食べ物や飲み物の「共有」を通しての「唾液の交換」。これに優る「共有行動」は、まずない――と言っていいと思いますが、それに近い意味を持つのが、「汗や匂いの交換」です。
と言っても、自分の汗を指ですくって相手になすりつけたりするわけではありません。
やってもいいのですが、「キモ!」とか言われるのがオチなので、あまりおすすめできません。しかし、「間接的に」ならできます。
たとえば、こんなふうに――。




これらに共通しているのは、相手に渡したそれらのモノには、自分の汗や匂いが染みついている、ということです。
すでにご承知だろうと思いますが、汗などの匂いの中には、「フェロモン」が含まれています。人間がその体(主に腋の下など)から発するフェロモンは、「性誘引フェロモン」です。
その「フェロモン」付きのモノを相手に渡すという時点で、あるいは、それを受け取って自分の肌に触れさせるという時点で、ふたりは、その「フェロモン情報」を「共有」したことになるわけです。
ちなみに、私だったら、彼女から「使って」と渡されたハンカチなどは、決して洗ったりしません。洗うどころか、たっぷり、自分の汗などを染み込ませた上で、「ごめん、汚しちゃった」と言って、それをそのまま、彼女にお返しします。
彼女がそれを、大事そうにバッグにしまい込んでくれた時点で、「フェロモン交換」成立!
この子とはエッチできるかも――と、ひそかに期待を抱いたりするかもしれません。

「新品」より、「使い古し」がいい
「共有」が、「交換」を伴わない場合もあります。
たとえば、ふたりで同じミサンガを手首に巻く――などという行動。
ここで「共有」されているのは、「テイスト」や「意味」です。「唾液」も「汗」も交換していませんから、その行動に、直接に「性的な意味」は含まれていませんが、「同じ意味を持つものを身に着ける」ことによって、「あなたと私は一心同体」という「精神的距離の近さ」を表明したことになります。
「おまじないグッズ」などの「呪術的意味」を持つグッズには、「共有」する人間同士の「精神的絆」を深める――という効果が期待できるわけです。
しかし、これが同じ「ゆるキャラグッズ」とかになれば、「共有」の意味は薄らいでいきます。
では、これが、単なる文房具……とかになったら?
ふたりの絆を深めるという効果は、ほとんど期待できません。


と、いつも、ボールペンを借りたり、ハサミを借りたり、ライターを借りたり……という行動を続けても、そのうち、「自分のを買いなさいよ」と言われてしまうぐらいで、そこから「性的関係」が発生する可能性は、限りなくゼロに近い――と言っていいかと思います。
ただし、例外はあります。
こうして貸し借りする「モノ」が、相手が長年、愛用したものだったりした場合、その貸し借り=一時的共有には、特別の意味が発生する場合があります。
そうした道具類などには、使っている本人の手垢が付着している場合もあるでしょう。本人の「使いグセ」から、その道具に独特のクセが付いている場合もあるでしょう。職人や職人タイプの人間が使う道具だったら、そこに、ある種の「精神的愛着」が込められている場合だってあるだろう、と想像できます。
そういう道具を「ちょっと使わせて」「(あなただったら)使っていいよ」という関係が成立すれば、そこには、何らかの「親密な関係」が生まれる可能性が芽生える――と、考えていいかと思います。
こういう「共有」から生まれる「絆」であれば、それは、単なる「性的親密」以上の意味を持つだろうと考えられます。
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今回は、そんな話をご紹介しました。
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管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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