アリバイH。そのやさしさは怪しい

File-47 ウソをつくときに見せるアリバイ的やさしさ
そもそも、人は「浮気」をする生きものです。
そしてその「浮気」を隠そうともします。
そんなときに、人はどんな行動をとるか?
ボロを出さないようしようとして、逆に、
やさしく振る舞ったりするのですが……。
人は、「浮気」をしてしまう生きものである。
そして、その「浮気」を隠そうとする猿の子孫である。
それでも、どこかで「ボロ」を出す。
前々回には、「そのちょっとした変化は浮気の兆候」という話をしました。
しかし、それは、「初心者」の話。
数々の修羅場をくぐり抜けてきた「浮気上級者」たちは、そんなボロは出しません。
実に、うまく隠すんですね。「隠す」というよりも、そもそも、カレや彼女に「怪しいゾ」と思わせるような行動をとりません。
ところが――です。
この「隠そう」とする行動が、逆に「怪しい」と思わせる場合もあるんですね。
男女の心理に長けたベテランは、その不自然さを見抜いて、「おかしい。これは、何かあるゾ」と、勘ぐり始めるわけです。
この「浮気上級者」たちが「隠そう」とするあまりに出してしまうボロには、どんなぱータンがあるか?
今回は、そこらへんをまとめてみたいと思います。
疑惑ポイント1
最近、やたら、エッチを求めてくるようになった
これは、いちばん多いパターンかもしれません。
ふだんは、自分から求めてくるようなことを滅多にしなかったカレまたは彼女が、このところ、やけに積極的にエッチを求めてくるなぁ――と感じたら、要注意かもしれません。
「浮気」している男または女が、パートナーに対してふだん以上にベタベタするようになる心理的理由は、主に2つあります。
ひとつは、「贖罪」の意識です。「浮気してすまないなぁ」という気持ちが、「お詫びに彼女(カレ)にもやさしくしとくか」という行動をとらせるわけです。
もうひとつは、「不満の芽を事前に摘んでおく」です。
「浮気」した結果、カレや彼女の体を求める機会が減ったりすると、痛くもない(ホントは痛い)腹を探られることになるかもしれない。そんな疑念が生まれる余地を、あらかじめふさいでおこう――というわけです。
確信犯になると、この「アリバイ・エッチ」は、相手が「もう止めてよ」と音を上げるぐらいまで続けます。
そこまで満足させておけば、不満も生じないだろうし、「浮気」を疑うこともないだろう、という計算。つまり、危険な「ガス」は、事前に抜いておこう――というわけです。
そして、その「浮気」を隠そうとする猿の子孫である。
それでも、どこかで「ボロ」を出す。
前々回には、「そのちょっとした変化は浮気の兆候」という話をしました。
しかし、それは、「初心者」の話。
数々の修羅場をくぐり抜けてきた「浮気上級者」たちは、そんなボロは出しません。
実に、うまく隠すんですね。「隠す」というよりも、そもそも、カレや彼女に「怪しいゾ」と思わせるような行動をとりません。
ところが――です。
この「隠そう」とする行動が、逆に「怪しい」と思わせる場合もあるんですね。
男女の心理に長けたベテランは、その不自然さを見抜いて、「おかしい。これは、何かあるゾ」と、勘ぐり始めるわけです。
この「浮気上級者」たちが「隠そう」とするあまりに出してしまうボロには、どんなぱータンがあるか?
今回は、そこらへんをまとめてみたいと思います。

最近、やたら、エッチを求めてくるようになった
これは、いちばん多いパターンかもしれません。
ふだんは、自分から求めてくるようなことを滅多にしなかったカレまたは彼女が、このところ、やけに積極的にエッチを求めてくるなぁ――と感じたら、要注意かもしれません。
「浮気」している男または女が、パートナーに対してふだん以上にベタベタするようになる心理的理由は、主に2つあります。
ひとつは、「贖罪」の意識です。「浮気してすまないなぁ」という気持ちが、「お詫びに彼女(カレ)にもやさしくしとくか」という行動をとらせるわけです。
もうひとつは、「不満の芽を事前に摘んでおく」です。
「浮気」した結果、カレや彼女の体を求める機会が減ったりすると、痛くもない(ホントは痛い)腹を探られることになるかもしれない。そんな疑念が生まれる余地を、あらかじめふさいでおこう――というわけです。
確信犯になると、この「アリバイ・エッチ」は、相手が「もう止めてよ」と音を上げるぐらいまで続けます。
そこまで満足させておけば、不満も生じないだろうし、「浮気」を疑うこともないだろう、という計算。つまり、危険な「ガス」は、事前に抜いておこう――というわけです。

週末の予定などを自分から入れてくるようになった
それまでは、「今度、○○に行こうか?」「明日、××に行かない?」などと誘いかけるのは、もっぱら、あなたの役回りだったとします。
ところが、最近のカレ(彼女)ときたら、あなたが何も言わないうちから、「今度の日曜日、夕方の○時ぐらいから、××しようか?」などと、やけに具体的にデートの提案をしてくるようになった。
これも、ちょっと怪しい……です。
時間まで指定して、あなたとのアポイントを取り付けようとするのは、「あなたとのデートをその時間にしておかないとまずい理由」が存在する――とも考えられるからです。
特に、それまで「時間? 適当でいいよ」「おまえにまかせるよ」なんていう態度で、どちらかというとアバウトだったカレや彼女が、妙に細かく、時間や場所まで指定してくるようになった、という場合には、注意が必要かもしれません。
つまり、カレや彼女は、あなたが「これから会わない?」などと、突然、言ってくる危険性を、あらかじめ回避しようとしているのかもしれない。
あるいは、あなたとの予定を自分に都合よく組み立ててしまうことで、残りの時間を自由に使えるようにしているのかもしれない。
そういう可能性も否定できないので、「最近、カレ(彼女)が積極的になった」と喜んでばかりもいられない、というわけです。

やたら、仕事の予定などを口にするようになった
以前は、仕事の話などほとんどしなかったカレまたは彼女。
あなたが、「忙しいの?」「いま、どんな仕事してるの?」などと尋ねても、「まぁ、いろいろあって……」といった調子で、まともに答えてもくれなかったのに、このところ、やけに自分から仕事の話をするようになった。
特に、それが、


というふうに、出張や残業の増加を予告するような内容であった場合は、ちょっと気をつけたほうがいいかも……です。
もちろん、以前から、仕事の状況などをマメに話してくれるカレや彼女であったのなら、何の問題もありません。しかし、突然、訊かれもしないのに、自分から仕事の話をするようになり、しかもそれが「忙しくなる」の予告である――という場合には、その背後に何らかの「事情」が隠されている、とも考えられるからです。
その「事情」とは、これまでのようにはあなたと会えなくなる、という「事情」。つまり、あなたのほかに時間を割きたい相手ができた――です。
実は、筆者も、この手を使ったことがあります。

最近、気持ちわるいくらいやさしくなった
これも、「浮気上級者」がよく使う「ごまかし術」のひとつです。
その変化は、いろんな場面に表れるのですが、たとえば――
・最近、ベッドでやたらやさしくなった。愛撫がていねいになった、時間をかけるようになった……など。
・それまで、そんなこと、ほとんどしなかったのに、お土産を持って帰って来た(既婚者の場合)り、スモール・プレゼントをくれたりするようになった。
・いままで一度もそんなものくれたことなかったのに、コロンをプレゼントしたりしてくれるようになった⇒これは、浮気相手と同じ香りをあなたに着けさせようという「計略」だったりします。
・メールが、やたらマメになった。
・それまで、そんなこと、ほとんどしなかったのに、お土産を持って帰って来た(既婚者の場合)り、スモール・プレゼントをくれたりするようになった。
・いままで一度もそんなものくれたことなかったのに、コロンをプレゼントしたりしてくれるようになった⇒これは、浮気相手と同じ香りをあなたに着けさせようという「計略」だったりします。
・メールが、やたらマメになった。
他にもいろいろありますが、ま、これくらいで。
これらは、いずれも、あなたに「浮気」を勘繰らせないようにするための「懐策作戦」。「不満」を抱かせないようにして、「浮気」の「う」の字も疑わせないようにしよう――という意図が見え隠れします。
「浮気してしまった」という後ろめたさがとらせる行動、とも考えられます。
突然、やさしくなったカレ・彼女には、ちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。
以上、「浮気上級者」がよくやる「ボロを出さないための作戦」をご紹介しました。
つまり、これらの変化が見られたら、「かえって怪しいゾ」と疑ってみてもいいかも――という話でした。
「ボロ」を出すにしても、それを「隠そう」とするにしても、その背景には何らかの「うしろめたさ」が潜んでいて、それがつい、行動に表れてしまう、という点では共通です。
しかし、世の中には、そうではない人種もいます。
「うしろめたい」と感じるどころか、「疑うおまえがわるい」と思ってしまうタイプです。
つまり、逆ギレ!
次回は、その「逆ギレ」タイプが見せる「浮気」のごまかし方について、解説してみたいと思います。
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