デートのリピート、賞味期限は1カ月

法則51 デートの「リピート」には賞味期限がある
「初デート」で「いい印象」を持った相手。
その「いい印象」が残っているうちに「2回目」を。
しかし、それには、期限があるのです。
「婚活」だの「恋活」だのが、花盛りのようです。
別に「活」でなくてもいいのですが、お近づきになりたい異性にアプローチし、なんとか、1回目のデートにはこぎつけることができた。
そこまでいければ、恋愛は、大成功!――と思う人もいるかもしれません。
しかし、就職試験で言うなら、これはまだ、「書類審査」を通っただけ――のようなもの。
恋愛は、ここからなんですね。
問題は、「2回目」があるかどうか?――です。
そして、もうひとつ、大事なこと。
もし「2回目」があるとしたら、それは、「初デート」から何日後、何週間後、それとも何カ月後か――です。
つまり、《恋愛初期》における「リピート問題」。
今回は、この問題について、考えてみたいと思います。

「リピート」のない「デート」は、「失敗デート」
これはもう、だれが考えたってわかる法則です。
「初デート」が、楽しい雰囲気(と感じているのはあなただけかもしれませんが)のうちに「お開き」に近づいているのに、相手の口から「また会おうね」も「また会いたいわ」の言葉も出ない。もちろん、「今度は、私が(オレが)……」と、「お返しデート」の提案もない。
この時点で、私だったら、「このデートは失敗だ」と総括し、「次はないな」と判断を下してしまいます。
ただ、もしかしたら、相手は気が弱いゆえに、「また……」が言い出せないでいるだけかもしれません。
そう判断した場合には、自分から「また会いたいな。電話してもいい?」などと相手の意向を尋ねることもあります。この場合には、相手の返事のニュアンスから「リピート」の可能性を判断します。
[1]「うれしい」「ぜひ」「楽しみにしてます」……などの前向きな返事
もちろん、これは「GOサイン」。筆者であれば、1~2週間のうちに、自分から次のデートを提案します。
[2]「いいですね」「近いうちに」「機会があれば」……などの許諾な返事
基本、OKだけれど、「ぜひとも」という積極的な「OK」ではありません。こういう返事をもらったときは、性急な「リピート」はかえってマイナスともなるので、筆者だったら、1カ月ぐらいを目途に日を置いて、「この前はどうも……」とお誘いの声をかけるようにしています。
[3]「そのうち」「また、時間があったら」……などのあいまいな返事
積極的な「YES」ではないけれど、「誘ってもらえれば、会うことはやぶさかではない」というニュアンスの返事です。しかし、その返事の中には、若干ではありますが、「少しメイワク」というニュアンスが含まれてもいます。特に、「時間があったら」には、「いま、忙しくて」という「言い訳」が用意されている場合もあります。こういう返事の場合、筆者は、自分から積極的にお誘いをかけるということはしません。
[4]「私のほうから連絡させていただきます」……などの返事
これは、もう、限りなく「NO」に近い返事です。しつこく誘われても「メイワク」なので、「私のほうから連絡を」と言っているのだろう――と判断されるので、筆者だったら、自分から連絡をとることはしません。
以上のうち、筆者が積極的に「リピート」のお誘いをかけるのは、[1]または[2]の場合のみ。[3]は、状況により判断しています。
さて、問題は、その「2回目」のタイミングです。
別に「活」でなくてもいいのですが、お近づきになりたい異性にアプローチし、なんとか、1回目のデートにはこぎつけることができた。
そこまでいければ、恋愛は、大成功!――と思う人もいるかもしれません。
しかし、就職試験で言うなら、これはまだ、「書類審査」を通っただけ――のようなもの。
恋愛は、ここからなんですね。
問題は、「2回目」があるかどうか?――です。
そして、もうひとつ、大事なこと。
もし「2回目」があるとしたら、それは、「初デート」から何日後、何週間後、それとも何カ月後か――です。
つまり、《恋愛初期》における「リピート問題」。
今回は、この問題について、考えてみたいと思います。

「リピート」のない「デート」は、「失敗デート」
これはもう、だれが考えたってわかる法則です。
「初デート」が、楽しい雰囲気(と感じているのはあなただけかもしれませんが)のうちに「お開き」に近づいているのに、相手の口から「また会おうね」も「また会いたいわ」の言葉も出ない。もちろん、「今度は、私が(オレが)……」と、「お返しデート」の提案もない。
この時点で、私だったら、「このデートは失敗だ」と総括し、「次はないな」と判断を下してしまいます。
ただ、もしかしたら、相手は気が弱いゆえに、「また……」が言い出せないでいるだけかもしれません。
そう判断した場合には、自分から「また会いたいな。電話してもいい?」などと相手の意向を尋ねることもあります。この場合には、相手の返事のニュアンスから「リピート」の可能性を判断します。
[1]「うれしい」「ぜひ」「楽しみにしてます」……などの前向きな返事
もちろん、これは「GOサイン」。筆者であれば、1~2週間のうちに、自分から次のデートを提案します。
[2]「いいですね」「近いうちに」「機会があれば」……などの許諾な返事
基本、OKだけれど、「ぜひとも」という積極的な「OK」ではありません。こういう返事をもらったときは、性急な「リピート」はかえってマイナスともなるので、筆者だったら、1カ月ぐらいを目途に日を置いて、「この前はどうも……」とお誘いの声をかけるようにしています。
[3]「そのうち」「また、時間があったら」……などのあいまいな返事
積極的な「YES」ではないけれど、「誘ってもらえれば、会うことはやぶさかではない」というニュアンスの返事です。しかし、その返事の中には、若干ではありますが、「少しメイワク」というニュアンスが含まれてもいます。特に、「時間があったら」には、「いま、忙しくて」という「言い訳」が用意されている場合もあります。こういう返事の場合、筆者は、自分から積極的にお誘いをかけるということはしません。
[4]「私のほうから連絡させていただきます」……などの返事
これは、もう、限りなく「NO」に近い返事です。しつこく誘われても「メイワク」なので、「私のほうから連絡を」と言っているのだろう――と判断されるので、筆者だったら、自分から連絡をとることはしません。
以上のうち、筆者が積極的に「リピート」のお誘いをかけるのは、[1]または[2]の場合のみ。[3]は、状況により判断しています。
さて、問題は、その「2回目」のタイミングです。

デートの「お化け」=「今度」と「そのうち」は出た験しがない
まず、ご注意申し上げておきたいことが、ひとつ。
「2回目のデート」を、「今度、よかったら、○○に……」とか「そのうち、○○にでも……」などという形で提案しただけだと、実は、その「今度」や「そのうち」が実現する可能性は、限りなく「0」に近い――ということです。
別にわる気はないのですが、忘れてしまうんですね。「忘れる」のは、デートしようと思う相手をではなくて、彼女またはカレを「デートに誘うことを」です。
特に、忙しい仕事に従事したりしていると、「ま、今週は忙しいから、来週になったら」などと先延ばしにします。来週になると、「今週もいろいろあるからなぁ……」と、また、先延ばしにしてしまいます。
気がついたら、いつの間にか、1カ月経ち、2カ月経ち……。
そうなると、今度は、声がかけにくくなってしまいます。
そのうち、「今度……」と約束したことまでもが、いつの間にか、記憶から消え去ってしまいます。
筆者の経験から申し上げるのですが、本気で「デート」を「リピート」したければ、「次の約束」は、できるだけ具体的に、できれば「来週の週末に」とか「今月のうちにもう一度」などと、日時を限定して提案しておかないと、こんなふうに「お化け化」してしまう危険性が、かなり高くなってしまいます。
では、その「日時」とは、どこらへんが適当か?

「リピート」は早すぎても、遅すぎでもいけない
あくまで、筆者の個人的好みで言うならば――という話ですが、そのタイミングは、早すぎても遅すぎてもいけない、です。
なぜ、早すぎてはいけないかと言うと、少し、交際をあせっているような感じがするからです。
初めてデートしたばかりなのに、その翌日には「デートをお代わり」。これでは、いかにもあせりすぎ。考えるスキも与えずに攻め込まれているような気がして、人によっては、ちょっと引いてしまうかもしれません。2日後とか3日後でも、そんな感じを与えてしまうような気がします。
おとな同士の交際であれば、デートとデートの間には、煩雑な「日常」が存在します。仕事もある、仕事上の人間関係もある、生活のための雑事に追われる時間もあれば、もしかしたら趣味のために費やす時間だってあるかもしれません。
そんなところへ、いきなり、「今日もデート、明日もデート」と求められると、相手はそれをストレスと感じることも考えられます。
通常、仕事をしているおとなの時間は、「1週間単位」で過ぎていきます。
それを考えると、「1週間」がひとつの目安と考えられます。「初デート」が週初めであれば、その週の週末。せめてそれぐらいは、時間を置きたいところです。
では、遅すぎるほうはどうか?
これには、実は、脳の仕組みが関係してきます。

「リピート」の「賞味期限」は1カ月…?
たとえば、「初デート」で、おたがいが相手に「いい印象」を抱いたとします。
できれば、その「いい印象」が鮮明に残っているうちに、「2回目」を「リピート」したいのですが、その期間はどれくらいが限界かというと、ほぼ「1カ月」と考えられます。
この「1カ月」というのは、「短期記憶」が「長期記憶」として保存されるための「賞味期限」。この間、「いい記憶」も「わるい記憶」も、脳の中の「海馬」という組織に一時保存され、「長期保存」のフォルダーに移し替えるかどうかが振り分けられます。
その間に、記憶を呼び出して上書きするような新たな刺激が加えられないと、脳は「この記憶は、もう要らないな」と判断してしまいます。つまり、忘れられてしまうわけです。
もちろん、そういう人とデートした――という記憶そのものまでが、消え去るわけではありません。しかし、「最初のデート」の中で交わされた会話の細かい中身などは、見事に消えてしまいます。「私、料理に付いてくるパセリが苦手なの」も「ボク、25メートルしか泳げない」も忘れられ、もしかしたら、そのとき抱いた「この人、いい感じ」という印象までが、薄れていく恐れがあります。
記憶のためにも、どんなに遅くても「1カ月以内」には、「いいデート」は「リピート」せよ――というわけです。
もうひとつ、「1カ月以内に」の理由があります。
「初めてのデート」から、1カ月以上、何の音沙汰もないと、相手の中には、「もしかして嫌われてしまったか?」といった疑心が芽生えてしまいます。
もし、何人か競合相手がいる場合には、その間に、ライバルに心を奪われてしまうということだって、あり得ます。
もし、この「2回目」が2カ月先とか3カ月先、半年先とかになると、もう一度、「ファーストデート」をやり直すのと同じ感じになると思います。
デートの「リピート」は、1週間~1カ月以内に!
今回は、そんなお話でした。
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妻は、おふたり様にひとりずつ (小説)
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2015年7月発売 定価/122円
教師のビンタが支配する教室から、突如、姿を消した美少女。40年後、その真実を知ったボクは……。
【右】『『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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