シランケンの不純愛講座　自分の髪に触る女が、あなたに発しているメッセージ

自分の髪に触る女が、あなたに発しているメッセージ

知らなきゃよかった「恋愛法則」

　法則49　　自分の髪に触る女は、性的メッセージを発している

女性の中には、話しながら自分の髪に触る
というクセを見せる人がいます。実はこれ、
あなたにある行動を期待するメッセージなのです。

　「メイワクな話だわ」と思う人もいるかもしれません。
　ちょっと髪を切っただけで、「男にフラれたのか？」と言われる。
　少し、ウエーブをかけただけで、「きょうはデートか？」と邪推される。
　髪と女の心理――に、男は何かと勝手に解釈を付け加えようとするようです。
　しかし、これは、ムリのない話。
　なぜなら、髪は、女性の心理にもっとも密にリンクしている体のパーツのひとつだからです。
　「よし、やるゾ！」と気合が入ったときには、髪をアップにまとめたりします。
　「ホッ」とひと息つきたいときには、アップにしていた髪を解きほぐしたりします。
　指先や足指の先も、心理状態を表す動きを見せることがありますが、こちらは、自分では意識しないうちに見せてしまう無意識の行動。
　しかし、髪を切ったり、まとめたり、さらにはそれに触れたりする行動は、ハッキリと意識してとる行動です。
　つまり、彼女が髪に対して何らかの行動をとるときには、そこに「意思の力」が働いている――と見ることができるわけです。
　その「意思」とは何か？
　今回のテーマは、その「意思」の分析です。

女が「自分の髪」に手で触れる理由

　いろんな種類の「意思」があります。
　髪を切ったり、伸ばしたり、染めたり、ウエーブをかけたりするのは、「おしゃれしたい」という意思からですが、その「おしゃれしたい」という意思を発生させた「意思」が何であるかは、いろいろだと思われます。
　もちろん、「好きな人に振り向いてもらいたい」もあれば、「別れた男をきれいさっぱり忘れたい」もあるでしょうし、「仕事に集中したい」もあるかもしれません。いろいろなので、ここでは触れないことにしましょう。

　恋愛法則を考える上で注目したいのは、もっと細かな行動です。
　たとえば、しきりに手で自分の髪を撫でつけるようなしぐさをする。
　髪の長い女性ならば、その毛束を手にとって、それを自分の指に巻きつける。
　あるいは、枝毛でも探すつもりなのか、手にとった毛束を指にとって、じっと毛先を見つめる。
　筆者は、女性のこういうしぐさが、基本的に「好き」です。
　そもそも、しぐさとして色っぽい。しかし、どこか憂いを秘めているようでもある。
　「どうしたの？　何か、心配事でも……？」と、声のひとつもかけたくなるかもしれません。
　しかし、それは、ひとり長住だけの感じ方ではないだろうと思います。
　実は、男にそう思わせてしまうのには、ちゃんとした理由があるのです。

髪への「自己タッチ」は、「寂しい気持ち」の表れ

　女性が自分の髪に触れる――というしぐさ。
　これは、心理学的には「自己タッチ」と呼ばれる行動の一種です。
　「自己タッチ」は、精神が不安であったり、ものさびしいと感じたりするときに、意識的に、あるいは無意識のうちに、ついとってしまう行動とされています。
　「タッチ」する場所は、いろいろです。
　指と指を組み合わせたり、ツメや指先を撫でたり、ツメを口で噛んだり……は、しばしば男女ともに見られる行動です。
　ウエストの肉を撫でたりつまんだり、自分で自分の腕を抱きかかえたり……という行動も、男女ともによくやります。
　男性の場合だと、ズボンのベルトに手をやったり、ときには、股間に手を伸ばしたり……という行動をとることもあります。こちらには「性的シグナル」という意味を含む場合もあるのですが、一種の「自己タッチ」には違いありません。
　女性の場合、圧倒的に目立つのが、「髪に触れる」というしぐさです。
　「自己タッチ」ですから、その行動の裏には、「寂しい」「心配だ」……などの不安な心理状態が隠されています。
　男たちは、その行動から、あるひとつのメッセージを受けとります。

　

そうか。この女は、寂しいんだ。
　だれかに触れてほしいんだな。

　自分で自分の髪を撫でる女は、だれかに撫でてほしいと思っているに違いない。
　男はそう解釈してしまいます。中には、そう解釈してほしくて、髪に触るという「自己タッチ」行動をとってしまう女性もいる――と言われています。

「髪を口にくわえる」は、「性的メッセージ」

　髪に「自己タッチ」する女性の行動の中で、いちばん強烈なのは、手にとった髪を口にくわえる――という行動です。
　たとえば、あなた（男性）が彼女と向かい合って話しているときに、彼女が自分の髪数本を手にとり、それを指先でもてあそんだ挙句、パクッ……と（もっとやさしくかもしれません）唇にくわえたとしましょうか。自分の髪を口にくわえたままの彼女は、上目使いの目をあなたに向けています。
　これはもう、完全に「性的メッセージ」です。

　

何をグスグズしてるの？
　私を抱きたいんでしょ？
　早く抱いてよ。私、寂しいんだから……。

　彼女は、あなたにそう訴えかけていると思って間違いありません。
　もし、それがクセになっているという人がいたら、間違っても、その気のない男性の前でそういう行動をおとりにならないように――と、ご忠告申し上げておきます。
　いずれにしても、覚えておきたいのは、この法則です。

　人は、だれかにしてほしいことを
　自分の手で、自分の体に施すものだ。

　筆者も、この法則にのっとって、目の前の女性へのアプローチを選択してきましたが、その選択が誤っていたことは、いまのところ、一度もありませんでした。

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