いけない診察室〈3〉 「不適切」な手

第1話 いけない診察室 3
R18
このシリーズは、性的表現を含む官能読み物です。
18歳未満の方は、ご退出ください。
診察室のスタッフは、歯科衛生士と
私を部屋に残して、「お先に」と
帰ってしまった。エッ、ふたりきり?
私の「不適切」な手を止める者は、
もう、だれもいなくなった——。
「じゃ、小百合さん。私たち、先に引き上げますから、あと、お願いしますね」
院長も、他の衛生士や技工士、受付の女の子も、なんと、全員が片付けを終え、入り口の明かりを消して、クリニックを出て行こうとするではないか。
エッ!? こんなの、あり……?
クリニックの中には、私と小百合さん、ふたりだけが取り残された形になった。
「みんな、行っちゃったけど、いいんですか、時間?」
「あ、いいんですよ。きょうは、みんなで飲み会なんで……」
「じゃ、あなたも行かなくちゃいけないんでしょ?」
「私は、あとで追いかけますから。場所もわかってるし……」
「すみませんね、私が遅く来たばかりに……」
「そんなの、気にしなくていいですよ」
マスクの上の目がニッコリ微笑み、ふたたび、彼女は私の上にかがみ込んだ。
気のせいか、さっきよりも、かがみ込む角度が深くなったような気がした。
私は、口の中の彼女の指に舌でのいたずらを続けながら、肘掛に置いた手をグイと上げた。最初に教えられた「痛い」の合図だが、ほんと言うと、そんなに痛いわけではなかった。
ちょっとピリッと来た……けど、手を上げるほどじゃない。
しかし、上げた。まったく別の理由から――。
上げた私の手は、ちょっとだけ、彼女の胸の弾力の中に沈みこんだ。
ふんわりしているが、プルンとしている。沈み込んだ手をはね返すような弾力が、中から返ってくる。たぶん、このプルン感は、彼女の若さの産物だろう。
「あっ、痛かったですか?」
「ちょ、ちょっとだけ」
再び、彼女は、ガガガ……と削り始める。
また、チクッと来る。手を上げる。
「痛い?」と目で訊く彼女。「大丈夫」と首を振ってみせる私。
そういうやり取りが、何度か続いた。
院長も、他の衛生士や技工士、受付の女の子も、なんと、全員が片付けを終え、入り口の明かりを消して、クリニックを出て行こうとするではないか。
エッ!? こんなの、あり……?
クリニックの中には、私と小百合さん、ふたりだけが取り残された形になった。
「みんな、行っちゃったけど、いいんですか、時間?」
「あ、いいんですよ。きょうは、みんなで飲み会なんで……」
「じゃ、あなたも行かなくちゃいけないんでしょ?」
「私は、あとで追いかけますから。場所もわかってるし……」
「すみませんね、私が遅く来たばかりに……」
「そんなの、気にしなくていいですよ」
マスクの上の目がニッコリ微笑み、ふたたび、彼女は私の上にかがみ込んだ。
気のせいか、さっきよりも、かがみ込む角度が深くなったような気がした。
私は、口の中の彼女の指に舌でのいたずらを続けながら、肘掛に置いた手をグイと上げた。最初に教えられた「痛い」の合図だが、ほんと言うと、そんなに痛いわけではなかった。
ちょっとピリッと来た……けど、手を上げるほどじゃない。
しかし、上げた。まったく別の理由から――。
上げた私の手は、ちょっとだけ、彼女の胸の弾力の中に沈みこんだ。
ふんわりしているが、プルンとしている。沈み込んだ手をはね返すような弾力が、中から返ってくる。たぶん、このプルン感は、彼女の若さの産物だろう。
「あっ、痛かったですか?」
「ちょ、ちょっとだけ」
再び、彼女は、ガガガ……と削り始める。
また、チクッと来る。手を上げる。
「痛い?」と目で訊く彼女。「大丈夫」と首を振ってみせる私。
そういうやり取りが、何度か続いた。

何度目かの「痛い合図」を、私は、ストップ・モーションにした。
上げた手を彼女の胸に留めたまま、手の甲に少し力を加えて、そのふくらみを押してみたのだ。
それでも小百合さんは、いやがる素振りを見せなかった。
ウム……この歯科衛生士は、人間ができとるばい。
私は、押し当てたままの手の甲を、彼女のふくらみの上で円を描くように動かしてみた。
ピンク色の施術服の上からも、彼女のふくらみの形が崩れるのがわかった。圧迫されたふくらみが、私の手の動きに合わせて脇にはみ出し、中央に盛り上がった。
高く盛り上がった中央に、彼女の下着の生地を通してもわかる、コリッと硬くなった部分があった。
その突起を、私は2本の指の間に軽く捕捉した。捕捉したまま、それを上下にプルン、プルン……とはじいてみた。
次には、やや強めにはさみ込んで、グリグリ……ともんでみた。
私の行為は、あきらかに「不適切」の領域に踏み込んでいた。しかし、小百合さんには身をかわそうとする素振りが見られなかった。
その代わり、それまで休むことなく、正確に私の歯を削っていた彼女の作業に、乱れが生じた。
私は、指ではさんだ突起をグリグリともみながら、手の甲でさらに強く彼女のふくらみを圧迫した。
すると、それまで私の口の中を覗き込んでいた彼女の目が、閉じられた。
放心したように顔を仰向け、背をそらせて、オレの手に捕えられたふくらみを、自分から私の手にこすりつけるような動きを見せた。
彼女が手にしたタービンは、スイッチ・オフされ、すでに私の口から外されて、だらんと下げた彼女の手の中で沈黙していた。

美人歯科衛生士・小百合さんの胸に伸ばした手を、私は、思いきって裏返した。
施術服の胸のボタンを、上から2つだけ外して、その中に手を滑り込ませ、甲ではなく、指の腹と手のひらを使って、彼女のふくらみを押し包んだ。
誇らしげに突き出されたその頂を、5本の指をイソギンチャクの触手のように動かしてソフトにくすぐり、くすぐりながら円を描いた。
彼女の体が揺れ始め、口から吐く息に音が加わった。
「ア……ハッ、アー、ハッ……」
しばらく続けて彼女の息がキレギレになったところで、私は、ウルフとなった。
ソフトにくすぐっていたその手で、彼女のふくらみ全体をムギュッとつかみ、つかんだまま、全体を揺らした。
「あっ、あっ、そ、そんな……」
言いながら、彼女はタービンを診察用のテーブルに戻し、マスクを脱ぎ捨てた。
私は、彼女の耳に口をつけて命じた。
「今度は、キミが診療台に座りなさい」
「エッ……!?」
一瞬、彼女の目に怯えの色が浮かんだ。
しかし、彼女は、その指示に従った。
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