焼けぼっくいに火が点きやすいのは男

法則47 焼けぼっくいに火が点くのは、どちらかと言うと男
別れた相手ともう一度燃え上がる確率は、
圧倒的に男のほうが高い。実は、過去恋の
フォルダーのありようが、男と女では違うらしいのです。
焼けぽっくいに火が点く。
別れたはずのふたりに火が点いて、関係が再燃することを、そんなふうに表現することがあります。
「焼けぼっくい」の「ぼっくい」は、「棒杭」。いったん燃えて焼け残った棒杭には、まだわずかな「残り火=ember」がくすぶっています。風が吹いたり、団扇で煽いだりすると、その棒杭は、再び、炎を上げて燃え上がる。それと同じで、終わったはずの関係も、ちょっとした刺激があると、再燃することがあるんだよ――という、古人の尊い(?)教えです。
ほんとうにそんなことがあるのか?
今回は、そんな話をしてみたいと思います。
結論から言うと、あり得る。
ただし、男から別れた相手の場合は――です。
では、女から別れていった場合は……?
こちらは、ほぼ、絶望的なんですね、残念ながら――。
どうしてなんでしょうか?
実は、終わった恋の「整理の仕方」が、男と女では、まったく違っているからなのです。

男は、すべての女を「保存」したがる生きもの
男は、たとえフラれた女であろうと、自分から捨てた女であろうと、完全に頭の中から消し去ってしまうということをしません。
消してしまうなんてもったいない。なので、もう二度と会うことはあるまい――と思っても、一応、フォルダーの中に保存しておこうととます。
フォルダーにはいろいろあります。
《惜しい女フォルダー》というのもあれば、《忘れたくないフォルダー》というのも、《あきらめたくないフォルダー》というのも、《もう一度、抱けるかもしれないフォルダー》というのもあるだろう――と思います。
男という生きものは、一度でもねんごろになったり、想いを寄せたりした女たちは、そういうフォルダーに保存して、自分のコレクションとしてキープしておこうとするんですね。
これは、男が「テリトリー(なわばり)」の生きものであることと関係しています。
わかりやすく言うと、男は「牧場主」のような存在だと思えばいいでしょう。一度、自分の牧場の柵の中に囲い込んだ(と思っている)女には、「これ、オレの女」と烙印を押してしまうんですね。
たとえ、柵の外に逃げ出したとしても、その体には自分の烙印が押してある――と、いつまでも主張しようとするわけです。
そういうわけなので、男の「焼けぼっくい」には、いつでも火が点きます。烙印を押された女が少しでもスキを見せれば、パッと燃え上がって、「旧交」を温めようとするわけです。
別れたはずのふたりに火が点いて、関係が再燃することを、そんなふうに表現することがあります。
「焼けぼっくい」の「ぼっくい」は、「棒杭」。いったん燃えて焼け残った棒杭には、まだわずかな「残り火=ember」がくすぶっています。風が吹いたり、団扇で煽いだりすると、その棒杭は、再び、炎を上げて燃え上がる。それと同じで、終わったはずの関係も、ちょっとした刺激があると、再燃することがあるんだよ――という、古人の尊い(?)教えです。
ほんとうにそんなことがあるのか?
今回は、そんな話をしてみたいと思います。
結論から言うと、あり得る。
ただし、男から別れた相手の場合は――です。
では、女から別れていった場合は……?
こちらは、ほぼ、絶望的なんですね、残念ながら――。
どうしてなんでしょうか?
実は、終わった恋の「整理の仕方」が、男と女では、まったく違っているからなのです。

男は、すべての女を「保存」したがる生きもの
男は、たとえフラれた女であろうと、自分から捨てた女であろうと、完全に頭の中から消し去ってしまうということをしません。
消してしまうなんてもったいない。なので、もう二度と会うことはあるまい――と思っても、一応、フォルダーの中に保存しておこうととます。
フォルダーにはいろいろあります。
《惜しい女フォルダー》というのもあれば、《忘れたくないフォルダー》というのも、《あきらめたくないフォルダー》というのも、《もう一度、抱けるかもしれないフォルダー》というのもあるだろう――と思います。
男という生きものは、一度でもねんごろになったり、想いを寄せたりした女たちは、そういうフォルダーに保存して、自分のコレクションとしてキープしておこうとするんですね。
これは、男が「テリトリー(なわばり)」の生きものであることと関係しています。
わかりやすく言うと、男は「牧場主」のような存在だと思えばいいでしょう。一度、自分の牧場の柵の中に囲い込んだ(と思っている)女には、「これ、オレの女」と烙印を押してしまうんですね。
たとえ、柵の外に逃げ出したとしても、その体には自分の烙印が押してある――と、いつまでも主張しようとするわけです。
そういうわけなので、男の「焼けぼっくい」には、いつでも火が点きます。烙印を押された女が少しでもスキを見せれば、パッと燃え上がって、「旧交」を温めようとするわけです。

男の「火種」に火が点く4つのケース
どういうときに、男たちは「旧交」を温めようとするか?
それには、いろんなケースが考えられます。
[1]単に、「エッチ」が目的
昔の彼女の「からだ」はなかなかよかったよなぁ――などと思い出しては、勝手知った「昔の女」と「旧交」を温めようとするわけです。もし、彼女がフラれた立場であれば、「都合のいい女」にされてしまうケースもあるわけです。彼女がフッた側であれば、「メイワク千万」な話です。
[2]やっぱり、前の彼女がよかった…?
一度は別れて他の女とつき合ってはみたものの、「やっぱり、前の彼女のほうがよかった」と、復縁を図るケースです。彼女がフリーハンドで、その男をイヤになって彼女のほうから別れを切り出したのでなければ、焼けぼっくいに火が点く可能性も考えられます。
[3]彼女の「不幸な状態」を知って、同情から
何らかの事情(主に男側の事情)で別れた彼女が、いまはあまり幸せな状態ではないらしい――などと知って、「庇護本能」をくすぐられ、「救いの手」を差し伸べようとするケース。男の中には、「自分と別れた彼女は不幸になっているに違いない」と思い込みたがるタイプもいて、その思い込みが、ときにはメイワクと感じられる場合もあります。
[4]チャンス到来! と闘志を再燃
彼女にフラれて一度はあきらめたものの、自分がフラれる原因となったライバルが消えた、あるいは、彼女とライバルの間がうまくいってないらしい――という状況にいたって、「チャンス到来!」とばかり、闘志を再燃させるケースです。あきらめのわるい男には、しばしば見られる再燃現象。
[1]~[4]のどのケースであれ、こうして再燃した男の「残り火」が彼女のハートに燃え移るかどうかは、一にも二にも、彼女の中に「火種」が残っているかどうかにかかってきます。
しかし、この「火種」が残っている可能性、男から彼女をフッたり、捨てたりしたのでない限り、きわめて低いようなのです。

女は「火種」を残さない生きものです
女の場合、自分の意思で別れた男をフォルダーの中に保存しておくということは、まずしません。
女は、男のように、いつまでも「過去」を引きずったりはしない生きものだ――と言われています。いったん別れると、その男は、彼女のフォルダーの中からは「消去」されてしまうんですね。
なぜか……?
女は、子宮に命を宿す生きものだからです。いつまでも「過去の男」を引きずっていると、ちょっとまずいことが起こるからです。
たとえば、彼女に新しい男ができて、おなかに新しい男との命を宿したとしましょうか。そこへ、「昔の男」が現れて、「もう一回、おまえを抱きたい」などと迫ってきた――としましょうか?
これって、ちょっと危険です。
おなかに宿った「新しい男との愛の結実」に危険が及ぶかもしれない。あるいは、生まれてくる子どもの父親がどっちの男だかわからなくなる――ということだって考えられます。
なので、女は、新しい恋に向かうときには、「古い恋」はリセットする――と、遺伝子学者や動物学者たちは説明しています。
筆者も、その説明は正しいだろう――と思っています。
ただし、「別れ」を切り出したのが男の側で、女の側に新しい男が現れず、なおかつ自分を捨てた男への未練が残っている場合は、その限りではありません。女の中に「火種」が残っているとしたら、そういうケースだけ――と言っていいかと思います。
それ以外のケースでは、女の側から「焼けぼっくい」に火が点くことは、まず、ない。
男性のみなさん、女の「残り火」は、あまり、あてにしないほうがいいようですよ。
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2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
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