男はなぜ「彼女とのエッチ」を人に自慢するのか?

File-35 男はなぜ「彼女とのエッチ」を人に自慢するのか?
パートナーとのSEXを他人にどう話すか?
それが男と女では、まるっきり違います。
男はなぜか、自慢げに語って聞かせます。
男の話の中では、彼女はなぜか、
「インランな女」として語られてしまいます。
あくまで、一般的に……という話ですが、恋人とのエッチの様子を友人などにベラベラとしゃべってしまう傾向は、男性のほうが強いようです。
あいつさ、会社じゃ、あんなにツンツンしてるけど、ベッドじゃメロメロなんだぜ。ねェ、ねェ……ってしがみついてきて、色っぽいなんてもんじゃない。女って、変わるよなぁ。
とか、
彼女、脱ぐと、けっこうエロい体つきしてんだよな。感じてくると、肌がポーッとピンク色に染まってさ……イヒヒ……。
なんて話を、酒の席の話題にしたりするのが、けっこう好きなんです、男ってやつは。
女性は――というと、あんまり、こんな話はしません。
カレとのエッチの話をすることはあっても、その話というのは、
わたし、カレとだと、なかなかイカないのよねェ。
とか、
こないだ、後ろからされたら、なんか、ものすごく感じたんだよね。わたし、下付きなのかなぁ……。ね、あなたはどっちが感じる?
なんていう感じで、どっちかと言うと、「エッチ相談」とか「エッチ告白」に近い感じになります。
個人差はあると思いますが、男同士では、まず、こういう話はしません。
同じエッチ話でも、男は、どちらかと言うと、自分の彼女の体や感じ方について話すことが多く、女は、どちらかと言うと、自分の感じ方などを話すことが多い。
この違いは、いったい、どこから来るのでしょうか?

とか、

なんて話を、酒の席の話題にしたりするのが、けっこう好きなんです、男ってやつは。
女性は――というと、あんまり、こんな話はしません。
カレとのエッチの話をすることはあっても、その話というのは、

とか、

なんていう感じで、どっちかと言うと、「エッチ相談」とか「エッチ告白」に近い感じになります。
個人差はあると思いますが、男同士では、まず、こういう話はしません。
同じエッチ話でも、男は、どちらかと言うと、自分の彼女の体や感じ方について話すことが多く、女は、どちらかと言うと、自分の感じ方などを話すことが多い。
この違いは、いったい、どこから来るのでしょうか?

男同士のワイ談に登場する「彼女」は、いつもインラン
私は、この違いは、男がその昔、「狩人」であり、女が「家を守る人」であった、という違いに由来するのではないか――と思っています。
「狩人」である男は、エッチについて語るときも、その狩人性が顔を出します。
ポイントは2つあります。
[1]「釣った魚」の大きさを自慢する
「釣った魚」を「自分がエッチした相手」と考えると、わかりやすいかもしれません。「狩人」である男は、その昔から、自分の「獲物」を周囲に自慢するという性質を、脈々と受け継いでいるわけです。
たとえ本意ではない女性とそのような関係を結んだとしても、「しょうもない女とやっちゃったよ」とは、決して言おうとしません。そんなことを口にすると、狩人としての自分の名誉に傷がついてしまうからです。
なので、ほんとは大した女ではなくても、「きのう、すげェ、いい女とやっちゃったよ」と言ったりするわけですが、その相手が、ステディな彼女である場合でも、この心理は働きます。
つまり、男同士の話の中では、男の彼女は、実際以上にナイス・バディとして語られたり、あり得ないほどに大きな声を出して乱れたりする――ということになってしまう傾向が大、なわけです。
女性のみなさん、男同士のトークの中では、あなたはものすごく「インランな女」になっているかもしれませんよ!
ただし、例外があります。
結婚3年を経過したぐらいからの亭主は、カミさんについては、こういう「ねつ造」をしなくなります。しないどころか、「まったく、うちのカミさんは、マグロだからよ」なんてことを平気で言うようにもなります。
なぜか? 「嫁」という立場の女性は、すでに「戦利品」として公表しているわけですから、いまさら「獲物」として誇張する必要がないからです。
もうひとつ、例外があります。
彼女をだれかに奪われるのではないか――と、いつも怯えている「自信のない男」の場合は、最初からこういう誇張をしません。彼女の「いい女ぶり」を言いふらして、新たな敵が出現するのを避けたいので、むしろ、この種の情報は隠匿しようとします。
弱い動物が、エサを穴倉に隠そうとするのと同じです。
もちろん、「あいつ、脱ぐとすごいんだ」とか「ベッドではめちゃくちゃ色っぽい」とか「あのときの声がいいんだ」なんてことは、おくびにも出しません。
[2]彼女を開発したのは自分である――と、自分の腕を自慢する
ベッドでの彼女の様子を自慢げに語る男の、もうひとつのネライは、《「開発者」である自分の腕を周囲に認めさせたい》です。
つまり、カレは、こう言いたいわけです。

カレは、自分の「開発の成果」を言い立てたいわけですから、成果である《ベッドのあなた》は、誇張して表現されることになります。
女性にしてみれば、メイワクな話かもしれませんよね。
しかし、何かにつけて他のオスと競争したがる男は、「女への影響力(支配力)」という点でも、だれにも負けたくない――と、つい、あなたとのエッチをオーバーに、自慢げに他の男たちに語って聞かせてしまう。
とまぁ、そんなわけで、ふたりの秘め事はデフォルメされ、増幅されて、男たちの口から口へと、伝わっていくことになるわけです。

女性はむしろ、「悩み」や「不満」を共有したがる
では、なぜ、女性だとそうはならないのか?
女性同士の間では、「競争」よりも、「同調」または「共感」したいという心理のほうが強く働くからです。
「あなたもそうなの? 実は、私もそうなのよ」と思いたい生きものなので、カレとのエッチについても、女性同士だと、どこか共通点を探ろうとします。

「○○○」と感じるんだけど、あなたはどう?
などと問いかけて、相手も同じことを感じていれば、「やっぱり、あなたもそう」と共感し合いたい――と思うわけです。
そんなわけなので、女性同士の場合、カレのエッチが話題に上るとしても、それは、決して自慢話にはなりません。
悩みや疑問を共有し合いたいので、語られる「カレのエッチ」は、むしろ、「まったく、困ったものだわ」的なニュアンスで語られることが多いようです。
男性のみなさん、女性同士のワイ談には、あまり登場しないほうがいいですよ。
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