むきだしの「エゴ」よ、さらば!

実際に起こった出来事を長住流に解説します。
エゴに始まり、エゴに暮れた一年。
2018年は、そんな一年でした。新しい年は、
わがもの顔のエゴイズムから身を遠ざけたい。
自分を愛せるように
他者を愛せる一年になることを願って——。
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2018年に別れを告げ、2019年を迎えました。
筆者・長住は、この1年……というより、この数年間を振り返って、深いため息をついています。
世界がいい方向に向かっているとは、到底、思えないからです。
20世紀の世界は、「共産主義」を理想型とする「社会主義圏=東」と「資本主義」を貫く「自由主義経済圏=西」に分かれ、各々の理想こそが正しいと主張して、「冷戦」という対立の構図を続けていました。
東西の両陣営は、それぞれの陣営に属する地域を増やそうと、南米、東南アジア、中近東、アフリカなどの各地でかいらい政権を作ることに奔走し、その結果、世界のいたるところで、民族の分裂、国家の分断が起こり、紛争が勃発しました。
しかし、20世紀はその終わりが見える頃になって、劇的な展開を見せました。
1989年のベルリンの壁崩壊と、その1年後の東西ドイツの統一。
1991年には、ソ連邦が崩壊し、ウクライナ、ベラルーシ、バルト三国、カザフスタンなどが、国家として独立していきました。
世界は敵意と対立の時代から、相互理解と融和の時代へ向かうのではないか。
だれもの胸にそんな期待が浮かんだに違いありませんが、残念ながら、そうはなりませんでした。

「哲学」が滅んで「利己」が顔を出した
「社会主義」か「資本主義」か?
世界を二分した大きな価値観の対立が、事実上、「資本主義的市場経済=自由主義」の勝利で決着した瞬間から、両陣営を縛りつけていた「大きな重石」が取れたように、世界中で一気に、いろんな「わがまま」が噴き出しました。
哲学者たちは言います。
大きな哲学が終焉したとたんに、小さな利己主義が芽を吹いた。
時代遅れの政治家たちは言いました。
「大同小異」の「大同」がなくなって、「小異」だらけの世界になっちまった。
哲学者が「小さな利己主義」と呼び、古い政治家が「小異」と呼んだ「わがまま」には、「宗教」もあれば、「人種」もあります。「国益」もあれば、「地域益」も、「社益」も、「党利」もあります。
そんな「エゴ」がむき出しになって、世界中で醜い争いが激化していった時代。21世紀になって、世界はそんな時代に突入した――と、筆者は感じています。

自分を愛するように他者を愛せる時代に
そんな「エゴ」がむき出しになっていくことを隠そうともしなくなった。
過ぎ去っていく2018年という1年は、そんな1年であったような気がします。
「アメリカ・ファースト!」を恥もなく叫び続けたトランプは、そんな「エゴの時代」の代弁者。
何かと言うと「国益」を唱える安倍晋三も、同類。
権力者たちばかりではありません。
児×相談所なんぞができると、自分たちの土地の資産価値が下がるじゃないか――と、反対運動を起こす住民たちの声を聞いたときには、私は、「この国は、エゴイストたちに蹂躙されてしまったのか」と、危うく卒倒しそうになりました。
来る2019年こそは、そんな「エゴ」から卒業したい。
遠くで響く除夜の鐘を聞きながら、私は、自らに静かに言い聞かせながら、新年を迎えたいと思います。
自分が損か得かではなく、社会全体が潤うかどうかを考えて、行動できる人間になろう。
自分を愛せるように、小さな隣人たちを愛せる人間になろう。
人を妬まず、羨まず、ただ自分が生かされていることに感謝して日々を過ごそう。
新しい一年を、みなさんとそんな思いを共有して生きられれば幸せです。
どうぞ、よい一年をお迎えください。
筆者・長住は、この1年……というより、この数年間を振り返って、深いため息をついています。
世界がいい方向に向かっているとは、到底、思えないからです。
20世紀の世界は、「共産主義」を理想型とする「社会主義圏=東」と「資本主義」を貫く「自由主義経済圏=西」に分かれ、各々の理想こそが正しいと主張して、「冷戦」という対立の構図を続けていました。
東西の両陣営は、それぞれの陣営に属する地域を増やそうと、南米、東南アジア、中近東、アフリカなどの各地でかいらい政権を作ることに奔走し、その結果、世界のいたるところで、民族の分裂、国家の分断が起こり、紛争が勃発しました。
しかし、20世紀はその終わりが見える頃になって、劇的な展開を見せました。
1989年のベルリンの壁崩壊と、その1年後の東西ドイツの統一。
1991年には、ソ連邦が崩壊し、ウクライナ、ベラルーシ、バルト三国、カザフスタンなどが、国家として独立していきました。
世界は敵意と対立の時代から、相互理解と融和の時代へ向かうのではないか。
だれもの胸にそんな期待が浮かんだに違いありませんが、残念ながら、そうはなりませんでした。

「哲学」が滅んで「利己」が顔を出した
「社会主義」か「資本主義」か?
世界を二分した大きな価値観の対立が、事実上、「資本主義的市場経済=自由主義」の勝利で決着した瞬間から、両陣営を縛りつけていた「大きな重石」が取れたように、世界中で一気に、いろんな「わがまま」が噴き出しました。
哲学者たちは言います。

時代遅れの政治家たちは言いました。

哲学者が「小さな利己主義」と呼び、古い政治家が「小異」と呼んだ「わがまま」には、「宗教」もあれば、「人種」もあります。「国益」もあれば、「地域益」も、「社益」も、「党利」もあります。
そんな「エゴ」がむき出しになって、世界中で醜い争いが激化していった時代。21世紀になって、世界はそんな時代に突入した――と、筆者は感じています。

自分を愛するように他者を愛せる時代に
そんな「エゴ」がむき出しになっていくことを隠そうともしなくなった。
過ぎ去っていく2018年という1年は、そんな1年であったような気がします。
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権力者たちばかりではありません。
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