女がすすめる「いい子」は、なぜ、少しも魅力的でないのか?

File-24 女がすすめる「いい子」が魅力的でない理由
いつまでも「独り身」の私に、仲のいい
女友だちが「いい子がいるの」と紹介して
くれることがありました。しかし、
その「いい子」は、たいていの場合、
「どうでもいい子」。その理由は——。
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男性のみなさんなら、あるいは何度か、経験があるのではないでしょうか?
たとえば、彼女いない状態のあなたのところに、あなたとは腐れ縁のような関係にある女性がやってきて、「ね、ちょっと会わせてあげたい子がいるの」と、耳打ちしたとしましょう。「いきなり、何?」という顔のあなたに、彼女はさらに続けます。
それがねェ、すごくいい子なのよ。
少なからず、期待はしますよね。
「こいつがそこまで言うのなら」と、重い腰を上げてみようか――という気になるかもしれません。
わたくし長住も、そうして何度か、彼女たちの言う「すごくいい子」にお会いしたことがあります。
結果は?
ハイ、みなさん、「いい子」でしたよ。「すごくどうでもいい子」でした。
そういうことが何度か続いて、以後、私は、女性から勧められる「いい子」は、額面どおりには受け取らないことに決めました。
ただね、不思議に思うのです。
「いい子だよ」と勧めてくれた彼女たちは、私が「彼女が言うのなら」と信用したくなるほど、個人的には信頼申し上げている人たちばかりです。
なのに、なぜ、彼女たちの「いい子」と、私が求めている「いい子」は、ズレてしまうのか?
本日は、そのナゾを追究してみたいと思います。

男がすすめる「いい子」と女がすすめる「いい子」のビミョーな違い
この問題を考えるヒントになるのが、同じことを男性が言ってきた場合との、顕著な違いです。
これも、私の経験から申し上げるのですが、男性が「いい子だよ」と紹介してくれる女性は、ほぼ例外なく「いい子」でした。
ただ、それでも私がそのご推薦を素直に受けなかったのは、男が「いい子だよ」と紹介する女の子は、ヘタすると、その男の「お下がり」だったりするケースが多いからです。「お下がり」ではなかったとしても、何か「ワケあり」。
「ワケ」が何もなかったとしても、その推薦を受けて彼女にしてしまったりしては、あとあとまでそいつに頭が上がらなくなります。ヘタすると一生、「あいつには、彼女の面倒までみてやった」なんぞと言われかねないので、素直でない私は、丁重にご辞退を続けて、今日にいたっているわけです。
それにしても、「なぜだろう?」と思いませんか?
男が勧める「いい子」は、ほぼ間違いなく「いい子」なのに、
女性たちが勧める「いい子」は、ほぼ例外なく「どうでもいい子」。
ひとつの可能性として、こうも考えられなくはありません。
たとえば、彼女いない状態のあなたのところに、あなたとは腐れ縁のような関係にある女性がやってきて、「ね、ちょっと会わせてあげたい子がいるの」と、耳打ちしたとしましょう。「いきなり、何?」という顔のあなたに、彼女はさらに続けます。

少なからず、期待はしますよね。
「こいつがそこまで言うのなら」と、重い腰を上げてみようか――という気になるかもしれません。
わたくし長住も、そうして何度か、彼女たちの言う「すごくいい子」にお会いしたことがあります。
結果は?
ハイ、みなさん、「いい子」でしたよ。「すごくどうでもいい子」でした。
そういうことが何度か続いて、以後、私は、女性から勧められる「いい子」は、額面どおりには受け取らないことに決めました。
ただね、不思議に思うのです。
「いい子だよ」と勧めてくれた彼女たちは、私が「彼女が言うのなら」と信用したくなるほど、個人的には信頼申し上げている人たちばかりです。
なのに、なぜ、彼女たちの「いい子」と、私が求めている「いい子」は、ズレてしまうのか?
本日は、そのナゾを追究してみたいと思います。

男がすすめる「いい子」と女がすすめる「いい子」のビミョーな違い
この問題を考えるヒントになるのが、同じことを男性が言ってきた場合との、顕著な違いです。
これも、私の経験から申し上げるのですが、男性が「いい子だよ」と紹介してくれる女性は、ほぼ例外なく「いい子」でした。
ただ、それでも私がそのご推薦を素直に受けなかったのは、男が「いい子だよ」と紹介する女の子は、ヘタすると、その男の「お下がり」だったりするケースが多いからです。「お下がり」ではなかったとしても、何か「ワケあり」。
「ワケ」が何もなかったとしても、その推薦を受けて彼女にしてしまったりしては、あとあとまでそいつに頭が上がらなくなります。ヘタすると一生、「あいつには、彼女の面倒までみてやった」なんぞと言われかねないので、素直でない私は、丁重にご辞退を続けて、今日にいたっているわけです。
それにしても、「なぜだろう?」と思いませんか?
男が勧める「いい子」は、ほぼ間違いなく「いい子」なのに、
女性たちが勧める「いい子」は、ほぼ例外なく「どうでもいい子」。
ひとつの可能性として、こうも考えられなくはありません。
可能性その1
「いい子」を勧めてくる当の本人が、実は、私に気があって、あまり「いい子」を勧めたくはない。むしろ、「難あり」商品を先に勧めておいて、客(ここでは「私」です)が「これじゃどうも」と言うのを待って、「実は、お客さま、もう1ランク上ですと、きっとご満足いただける商品があるのですが…」と後出ししようとネラっている(「後出し」するのは自分です)。⇒しかし、何の後出しもなかったので、この可能性は消去。
可能性その2
実は、彼女は、すべての女性の幸福実現を願う平等主義者。自分の周囲に「不幸」になりそうな女がいると、自分の幸福よりも、彼女たちの幸福を先に片づけてしまおうとして、人一倍包容力のありそうな(つまり、「女ならだれでもいい」に見える)私に目をつけた。⇒あり得ない話じゃありませんが、そのわりに本人は、いい男を軒並み制覇したりしているので、これも消去。
「いい子」を勧めてくる当の本人が、実は、私に気があって、あまり「いい子」を勧めたくはない。むしろ、「難あり」商品を先に勧めておいて、客(ここでは「私」です)が「これじゃどうも」と言うのを待って、「実は、お客さま、もう1ランク上ですと、きっとご満足いただける商品があるのですが…」と後出ししようとネラっている(「後出し」するのは自分です)。⇒しかし、何の後出しもなかったので、この可能性は消去。
可能性その2
実は、彼女は、すべての女性の幸福実現を願う平等主義者。自分の周囲に「不幸」になりそうな女がいると、自分の幸福よりも、彼女たちの幸福を先に片づけてしまおうとして、人一倍包容力のありそうな(つまり、「女ならだれでもいい」に見える)私に目をつけた。⇒あり得ない話じゃありませんが、そのわりに本人は、いい男を軒並み制覇したりしているので、これも消去。
というわけで、これはもう、男性と女性では「いい子」の基準が違うのだ――と、考えざるを得なくなったわけです。

スペック重視の男と同調性重視の女の「人の見方」
女性が別の女性を「いい子」「いい人」と評価する場合、その基準になるのは、《自分とどれだけ同調できるか》という心理的距離だ――と言ったのは、おなじみ『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者・ピーズ夫妻です。
女性は、相手の持っている能力だとか容姿だとかいう《スペック》よりも、「あの人とは話が合うの。とってもいい人よ」と判断を下す傾向が強い、というわけです。
スペックを評価するとしても、せいぜい、同調するために欠かせない性質。「よく気がつく」とか「人の面倒をよくみる」とか「ちっともエラそうにしない」とか「私と性格が似ている」……などといった、対人スタンスに限られます。
男は、ちょっと違います。
あくまでスペック重視です。
「あいつ、仕事ができるんだぜ」とか、「大学では《優》を23個もとったらしい」とか、「いや、あいつの腕力にはとてもかなわない」とか、「あいつの世界観は傾聴に値する」――といった「性能」で相手を評価する傾向が、女性よりもはるかに強い、と言われています。
女性に関しても、スペック重視ですから、「彼女は料理がハンパなくうまいらしい」とか「あのオッパイはもみがいがありそうだ」とか「あのケツなら丈夫な赤ん坊が産めそうだ」とか「あの声で歌わせてみたいもんだ」……などが、判断の基準になるわけです。もちろん、その中には、「姿がいい」「顔がかわいい」「性格がいい」「頭がいい」なども、入ってくるわけですけどね……。
さて、このスペック重視の男性に、同調性重視で選ばれた「いい子」が紹介されました。
どうなるか?



とまぁ、だいたい、こんなご報告で終わってしまったりするわけです。

女が見落とす「官能度」という性的魅力
私が、女性から紹介された女性にあまり期待しなくなったのは、だいたい上記のような理由からなのですが、もうひとつ、気づいたことがあります。
それは、女性が「いい子よ」と紹介する女性たちには、男性がかなり期待する「あるもの」が、決定的に欠けている――ということです。
どうしよう?
これ、言っちゃおうかな? 止めようかな?
ウン、ちょっとだけ言っちゃいましょう。
それは、「官能性」。色っぽさとか、セクシーさ……と言ってもいいかと思います。
理由は簡単です。「自分よりセクシーな女」は、ほとんどの女性にとって「敵」だからです。そんな女を「いい子よ」と男に紹介するほど、彼女たちもお人よしではない――ってことですね。
この話を始めると、「女に好かれる女」と「男に好かれる女」の違いというテーマになって、これはこれでたいへんな話になってしまいますので、機会を改めることにしましょう。
本日は、ここらへんでお開き。
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