「私って××じゃないですかぁ」が口グセの女は、ゴーマン

File-23 「私って××じゃないですかぁ」という口グセ
自分のことを説明するのに、
「私って××じゃないですかぁ」と
口にする人がいます。筆者は、この言い方が
大嫌い。そこには、わがままでゴーマンな
本性が潜んでいる——と思うからです。
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みなさんの周りにもいませんか?
いや、いるでしょ。1人や2人は、必ずいるはずです。
私ってェ、ホラ、高いところとか苦手じゃないですかぁ。←
知らないつーの、そんなことは。
高層ビルとかも苦手じゃないですかぁ。←
だから、知らないつーのッ!!
それに、私って、下付きじゃないですかぁ……。←
あのね、だからね、私は、知らな――――いッ!
この「じゃないですか」が、国語的にもおかしい――ということは、すでにさんざん指摘されてきたことなので、いまさら申し上げるまでもないと思います。
今回のテーマとしたいのは、こういうしゃべり方をする女性は、どういう心理的傾向を持っているか、ひいては、貴兄とのベッドの上で、どのようなふるまいをしたがる性的傾向を有しているか――ということです。

これは脳の回路の問題かも……
ひと言で言うと、こういう言い方をする方の脳の回路は、かなり破壊が進んでいる――と思われます。どういう破壊かというと、「ショートカット化」。つまり、「ゲーム脳化」されてるってことですね。
「私って、ホラ……」の一文を、ショートカットせずにちゃんと言葉にすると、こんな流れになるはずです。
最大限、省略しても、こんな言い方かと思います。
この例文の___の部分を、「私って、ホラ……」の女性は、頭の中で、次のように置き換えてしまっているものと思われます。
「前にも言ったかな? 言ったかもしれない。でも、そんなことまで覚えてないですよね」と、ふつうだったら考えるところを、「前にも言ったから、覚えてるよね」と決めてかかっているわけです。
これ、相当、ゴーマンですよね。
いや、いるでしょ。1人や2人は、必ずいるはずです。






この「じゃないですか」が、国語的にもおかしい――ということは、すでにさんざん指摘されてきたことなので、いまさら申し上げるまでもないと思います。
今回のテーマとしたいのは、こういうしゃべり方をする女性は、どういう心理的傾向を持っているか、ひいては、貴兄とのベッドの上で、どのようなふるまいをしたがる性的傾向を有しているか――ということです。

これは脳の回路の問題かも……
ひと言で言うと、こういう言い方をする方の脳の回路は、かなり破壊が進んでいる――と思われます。どういう破壊かというと、「ショートカット化」。つまり、「ゲーム脳化」されてるってことですね。
「私って、ホラ……」の一文を、ショートカットせずにちゃんと言葉にすると、こんな流れになるはずです。
女 私って、高いところとか苦手なんですよね。あ、これ、前にも言いましたっけ?
男 なんか、聞いたような気もするけど……。
女 実は、そうなんですよ。だからね……。
男 なんか、聞いたような気もするけど……。
女 実は、そうなんですよ。だからね……。
最大限、省略しても、こんな言い方かと思います。
女 前にも言ったかもしれませんけど、私って、高いところが苦手なんですよ。
この例文の___の部分を、「私って、ホラ……」の女性は、頭の中で、次のように置き換えてしまっているものと思われます。
前にも言ったかもしれませんけど―――→あなたもご存じのとおり
「前にも言ったかな? 言ったかもしれない。でも、そんなことまで覚えてないですよね」と、ふつうだったら考えるところを、「前にも言ったから、覚えてるよね」と決めてかかっているわけです。
これ、相当、ゴーマンですよね。

私のことは「知っていて当たり前」という思い上がり
そうなんです。
「私って×××じゃないですか」という言い方をする人間(男でも女でも)の頭の中には、
私が一度でも口にしたことは、覚えていて当然。

というスタンダードができているのです。
こういうスタンダードが出来上がってしまうのは、おそらく、小さい頃から、「ギャー」とわめけば何でも与えられる――という経験を重ねてきたからではないか、と長住は考えます。
自分のことは、「どんな味が好きか?」から「どんな色を好むか?」まで、周囲の人間は知っていて当たり前。
こういう勝手な思い込みが言わせる言葉が、「×××じゃないですかぁ」だと、私は思っているのですが、いかがでしょう?
私は、特に女性が発するこの言葉を聞くたびに、「ワッ!」と思ってしまいます。
この「ワッ!」は、「こいつ、わがままだなぁ」の「ワッ!」です。
そして、私の頭の中には、何年後かに、このタイプの女性が亭主やカレ氏に向かって言うことになるだろうセリフが、ありありと浮かんでしまうのです。


あ~あ……です。
これだけは申し上げておきましょう。
「×××じゃないですかぁ」は、時間が経てば、必ず「×××って言ったじゃない」に変わります。それが、「なんべん言わせるのよ、×××はイヤなの!」へと進化するのに、それほど時間はかからないものと思われます。
これが、私が「×××じゃないですかぁ」女を、あまり好きになれない理由のすべてです。

営業トークでの「じゃないですかぁ」は、信用してはダメ
この「×××じゃないですかぁ」には、もうひとつ気をつけていただきたい場面があります。
たとえば、あなたの家に何かの勧誘で電話をかけてくる営業マン――。



そもそも、営業トークで「じゃないですかぁ」なんて日本語を使うという時点で、長住的にはアウトなんですが、ま、それはさておいても、この「じゃないですかぁ」には、ある意図を感じてしまうんですね、ひねくれ者の長住は。
こいつら、絶対、オレをだまそうとしてる――という意図です。
こういうケースで使われる「じゃないですかぁ」には、ある「不確実な情報」をさも「確定的な情報」であるかのように扱うことで、相手を信じ込ませてしまう、あるいは、それを知らなかった相手を「エッ、そうだったの? 知らなかった」と不安にさせてしまう――という効果があります。
その効果を知った上で、意図的にそういう言い方をしているとしたら、そのセールスは悪質です。
私は、こういうセールス・トークには、時間があるときには、突っ込み作戦をとります。








(ガチャッ)
ま、たいていは、いちいち付き合ってる時間もないので、トボケ作戦をとります。




(ガチャッ)
以上は、インチキな勧誘商法だとわかっている場合にとる方法ですが、この応答例の中には、ひとつだけ、どんな種類の「じゃないですかぁ」にも効く万能薬が含まれています。
それが、冒頭の例でも示した「知らない」です。
「知らないなぁ」でも「知らねェよ、そんなこと」でも、ニュアンスは相手によっていろいろでいいのですが、「じゃないですかぁ」と自明性を主張してくる相手には、この「知らないよ」作戦は、効きます。
ただし、ほんの少しでも野心を抱いている相手(特に女性)には、くれぐれも使い方にご用心を。
あなたがホレられている場合なら、「知らないよ」は、相手をムキにさせる効果がありますが、あなたのほうがホレていて、アドバンテージは相手が握っている――という関係では、「知らないよ」はかすかに残っていた可能性をゼロにしてしまう危険性も。
私もコレで、何度か、好みのご婦人を怒らせちゃいました。
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