「別れ話」は、夜にしてはいけない

法則 33 「別れ話」は、夜にしてはいけない
「もう、別れよう」。そんな決意を固めたときには、
その話を夜してはいけない。「思い出の場所」などで
してもいけない、と言われます。その理由——。
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もしあなたが、何年かつき合ったカレまたは彼女に、「別れ話」を切り出す決意を固めたとします。
あなただったら、どんな場所で、どんな時間帯を選んで、その話を切り出しますか?
この件に関しては、昔から言われていることがあります。
別れ話を、夜、してはいけない。
結婚話を、ベッドの上でしてはてけない。
「結婚話をベッドの上で」のほうは、ベッドの上での約束は「約束とみなされない」からです。ベッドの上にいる男女は、たがいに「心神喪失」の状態にあるとみなされ、法律的には拘束力がない、というのが、民法上の解釈となっています。
だから、「結婚しよう」「ウン、しよう」なんていう話を、ベッドの上でしてはいけません――なんて話をしようと思ったわけではなくて、今回のテーマは、その前半のほう。
「別れ話」のほうです。
夜、ツメを切ったり、「別れ話」をしてはいけない――これは、筆者が生まれたとき(?)以来、繰り返し、繰り返し、耳にタコができるくらい聞かされてきたことです。
なぜ、夜はダメ――なのか?
それは、「夜」という時間が、「情の支配する時間」だからです。

「夜」は、決意を鈍らせる…?
たとえば、あなたが、長年つき合った彼女またはカレと「別れよう」と決意したとします。
「別れの決意」には、それなりの理由があります。生理的な理由もあれば、情緒的な理由もあるかもしれませんが、しかし、いよいよ「別れ」を決意というときには、それらもろもろの条件を考えに考えた上で、「これは別れるしかない」と決断を下すわけで、その決断を下すのは「理性」の作業です。
ところが、「夜」という時間は、その「理性」を曇らせ、「情」の働きに動かされやすくしてしまう時間なんですね。
「もう別れよう」と切り出したあなたの前で、彼女が「こんなに愛してたのに、どうして……?」と、声を詰まらせて泣き始めたとします。
男であれば、「なぜだ?」と絶句したきり、頭をかきむしり、このままじゃ自殺しかねないという素振りを見せるかもしれません。中には、「頼む、もう一度だけ、おまえを抱かせてくれ」と言い出す男もいるかもしれません。
繰り返しますが、「夜」という時間は「危険」です。
そういう彼女やカレの態度を見るにつけ、あなたの「情」のスイッチが「ON」に切り替わってしまいます。
相手を「憐れ」と思う気持ちが強く湧き、このまま突き放してしまうのは忍びない、という情が心を支配し始めます。
「最後に、もう一度、抱いて」という彼女の切ない望み、「もう一度だけ、おまえを抱きたい」というカレの儚い望みにも、つい、応えたくなってしまいます。
長住は断言してもいいのですが、もし、この望みに応えてしまったら、別れるのはムリ。またもズルズルと、関係を続けることになってしまいます。
あなただったら、どんな場所で、どんな時間帯を選んで、その話を切り出しますか?
この件に関しては、昔から言われていることがあります。
別れ話を、夜、してはいけない。
結婚話を、ベッドの上でしてはてけない。
「結婚話をベッドの上で」のほうは、ベッドの上での約束は「約束とみなされない」からです。ベッドの上にいる男女は、たがいに「心神喪失」の状態にあるとみなされ、法律的には拘束力がない、というのが、民法上の解釈となっています。
だから、「結婚しよう」「ウン、しよう」なんていう話を、ベッドの上でしてはいけません――なんて話をしようと思ったわけではなくて、今回のテーマは、その前半のほう。
「別れ話」のほうです。
夜、ツメを切ったり、「別れ話」をしてはいけない――これは、筆者が生まれたとき(?)以来、繰り返し、繰り返し、耳にタコができるくらい聞かされてきたことです。
なぜ、夜はダメ――なのか?
それは、「夜」という時間が、「情の支配する時間」だからです。

「夜」は、決意を鈍らせる…?
たとえば、あなたが、長年つき合った彼女またはカレと「別れよう」と決意したとします。
「別れの決意」には、それなりの理由があります。生理的な理由もあれば、情緒的な理由もあるかもしれませんが、しかし、いよいよ「別れ」を決意というときには、それらもろもろの条件を考えに考えた上で、「これは別れるしかない」と決断を下すわけで、その決断を下すのは「理性」の作業です。
ところが、「夜」という時間は、その「理性」を曇らせ、「情」の働きに動かされやすくしてしまう時間なんですね。
「もう別れよう」と切り出したあなたの前で、彼女が「こんなに愛してたのに、どうして……?」と、声を詰まらせて泣き始めたとします。
男であれば、「なぜだ?」と絶句したきり、頭をかきむしり、このままじゃ自殺しかねないという素振りを見せるかもしれません。中には、「頼む、もう一度だけ、おまえを抱かせてくれ」と言い出す男もいるかもしれません。
繰り返しますが、「夜」という時間は「危険」です。
そういう彼女やカレの態度を見るにつけ、あなたの「情」のスイッチが「ON」に切り替わってしまいます。
相手を「憐れ」と思う気持ちが強く湧き、このまま突き放してしまうのは忍びない、という情が心を支配し始めます。
「最後に、もう一度、抱いて」という彼女の切ない望み、「もう一度だけ、おまえを抱きたい」というカレの儚い望みにも、つい、応えたくなってしまいます。
長住は断言してもいいのですが、もし、この望みに応えてしまったら、別れるのはムリ。またもズルズルと、関係を続けることになってしまいます。

「別れ」を決意しては、「夜の情」に負けて…
実は、筆者の友人にも、「もう、別れる」⇒「やっぱり、別れられない」を、延々と繰り返している男がいました。
実は、彼が別れたがっていたのは、愛人。つまり、不倫の相手だったんですね。
その関係が細君にバレて、「もう別れるしかない」というところまで来ていたのですが、いよいよ肚をくくって、「きょうこそ別れる」と彼女と会うたびに、またも情に動かされて、体を寄せ合ってしまう。
それを、何度も、何度も、繰り返すんですね。
この友人が別れ話を切り出したのも、夜。しかも、ふたりが出会った思い出のパブで。
筆者に言わせていただくなら、最悪のパターンです。
「夜」という時間だけでもまずいのに、その場所が「思い出のパブ」。
何、考えてんの、おまえ――と、私たち、彼の友人一同は、声をそろえて、その愚かな友人を責めました。
結局、最後は、私と他1名の友人が付き添い、昼間、ホテルのコーヒー・ハウスに彼女を呼び出して、別れ話を切り出させ、彼女にも納得してもらって、何とか一件落着にこぎつけたのでした。
ま、余計なお世話っちゃあ、余計なお世話でしたが……。

「夜」も、「思い出の場所」も、選んではいけない
というわけで、「別れ話」を切り出すには、時間帯同様、その場所も重要――ということを、頭の片隅に入れておいていただきたい、と思うのです。
ほんとうに別れる気なら、間違っても、「ふたりの思い出の場所」なんてロケーションを選んではいけません。
そんな場所で話をしていると、ふたりの過ごした時間が甘美な思い出とともによみがえって、別れる決意が鈍ることがミエミエだからです。
夜景の見えるロマンチックな場所、お酒の入る場所も、論外です。
では、どんな場所ならOKか?
筆者の長年の経験から申し上げるなら、以下の条件を備えた場所が最適ということになります。
〈1〉人目の多い、パブリックな場所。
〈2〉お酒を飲ませる場所ではないこと。
〈3〉ふたりの思い出の場所ではないこと。
〈4〉明るく、オープンな店内であること。
〈5〉ロマンチックな雰囲気ではないこと。
〈2〉お酒を飲ませる場所ではないこと。
〈3〉ふたりの思い出の場所ではないこと。
〈4〉明るく、オープンな店内であること。
〈5〉ロマンチックな雰囲気ではないこと。
以上です。
万が一、あなたがだれかと別れ話をする――なんていうときには、ぜひ、ご参考に。
こんな知恵が役立つ機会など、ないことを願いつつ、お届けしました。
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