内ももを制する女は、男を制す

話しかけながら男のももにそっと手を置く。
かつて筆者が通っていた「クラブ」には、
その達人がいました。やりすぎるとヒンシュクの
この手のコミュニケーション。ポイントは――。
エロ 官能小説 モテ 不倫
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
不肖・長住、これでも30代までは、けっこうクラブ通いをしたりしていました。
「クラブ↑」じゃないですよ、「クラブ↓」。ママがいて、チーママがいて……という「クラブ」です。
しかし、街の「クラブ」が次々に「キャバクラ」に姿を変え始めた頃から、その種の店には近づかなくなりました。
なぜか?
接客のプロがいなくなったからです。
ヘタしたら、そこらのネットカフェに寝泊まりしてるんじゃないか――と思うような、やたらまつ毛だけ長く、スカートだけ短い女の子に、ハンカチでももの奥を隠しながら、「ひとみでーす!」なんて座られても、少しも心地よくないし、楽しくもない。
楽しくないので黙っていると、「お客さん、おとなしいんですね」と来る。
なんで、こんなところで、1時間7000円だの8000円だのを払わなくちゃならないんだ――と思うので、私は、近づかないようにしたのです。
といって、座るなり、女の子がおしぼり持って、ズボンのジッパーに手を伸ばしてくるようなところにも近づきたくありません。
もちろん、男ですから、プロであろうがアマであろうが、女性が接客してくれるような店に足を向けるのは、それはまぁ、自然の摂理のようなもの。私も決して嫌いではありません。
ただ、同じ「接客」を受けるのなら、なるほど、この子の接客技術は大したものだ――と思えるような、ほんものの「接客」に接したい、と思うわけですね。
その技術の中には、話術も含まれるし、マナーも含まれる。
どこのだれが書いたのか知らないけれど、「店長にうかがってみます」なんていう、間違いだらけの敬語をちりばめたマニュアルを忠実に実行する――なんていうのは、「技術」のうちには入りません。
その「技術」の中には、「立ち居振る舞い」も含まれるのですが、私がもっとも注目するのは、「手のふるまい」です。
今回は、そんな話を――。
「クラブ↑」じゃないですよ、「クラブ↓」。ママがいて、チーママがいて……という「クラブ」です。
しかし、街の「クラブ」が次々に「キャバクラ」に姿を変え始めた頃から、その種の店には近づかなくなりました。
なぜか?
接客のプロがいなくなったからです。
ヘタしたら、そこらのネットカフェに寝泊まりしてるんじゃないか――と思うような、やたらまつ毛だけ長く、スカートだけ短い女の子に、ハンカチでももの奥を隠しながら、「ひとみでーす!」なんて座られても、少しも心地よくないし、楽しくもない。
楽しくないので黙っていると、「お客さん、おとなしいんですね」と来る。
なんで、こんなところで、1時間7000円だの8000円だのを払わなくちゃならないんだ――と思うので、私は、近づかないようにしたのです。
といって、座るなり、女の子がおしぼり持って、ズボンのジッパーに手を伸ばしてくるようなところにも近づきたくありません。
もちろん、男ですから、プロであろうがアマであろうが、女性が接客してくれるような店に足を向けるのは、それはまぁ、自然の摂理のようなもの。私も決して嫌いではありません。
ただ、同じ「接客」を受けるのなら、なるほど、この子の接客技術は大したものだ――と思えるような、ほんものの「接客」に接したい、と思うわけですね。
その技術の中には、話術も含まれるし、マナーも含まれる。
どこのだれが書いたのか知らないけれど、「店長にうかがってみます」なんていう、間違いだらけの敬語をちりばめたマニュアルを忠実に実行する――なんていうのは、「技術」のうちには入りません。
その「技術」の中には、「立ち居振る舞い」も含まれるのですが、私がもっとも注目するのは、「手のふるまい」です。
今回は、そんな話を――。

かつて、気が向けば足を向けていたミニ・クラブがありました。
銀座のクラブのような高級店ではない。しかし、キャバクラのような品性下劣な店でもない。「B級」ではあるけれど、そこそこ落ち着いた雰囲気の、趣味のいい店でした。
そこに「アミちゃん」という、ふつうにカワイイ子がいました。「ふつうに」ですよ。店には、もっとカワイイ子もいたのですが、私は、行けば必ず、アミちゃんを指名していました。
理由は、ボディ・タッチ。うまいんですよ、さりげのない、そのさわり方が。
女性はよく、「ねェ、ねェ、そうでしょ」とか「お願いしたいことがあるんだけど……」とか言いながら、人の体をさわりますよね。
若い子だと、「ポンポン」とか「トントン」という感じで、「さわる」というより「たたく」という感じに近いと思います。これが、30代を越えると、「いやだぁ」なんぞと言いながら、背中をバシーッとたたいたりするようになります。もっと妙齢(?)になると、「また、すぐ、若い子に目をつけるんだからぁ」と、いきなりももの奥をモミモミしたりするようにもなります。
どれも好きじゃないんですね、長住は。
では、われらが「アミちゃん」は、どうだったか?
それが、ああた、何とも言えず、絶妙なんでございますよ。
たとえば、こんな具合――。

言いながら、私のももの上に、そっと手を置くんですね。
いいですか、そっと――です。その手の重さは、A4のコピー用紙を3~4枚、4つ折りにしたぐらい。繊細さを愛する長住などは、羽衣が舞い降りたような……と感じたものでありました。
しかし、ただ置くだけじゃないんですよね、アミちゃんは。
「ガンバってくださいね」と言うときには、私のももに置かれた手の指先にちょっとだけ力が加えられて、私のももの肉をつかむようにする。
「な――んてね」とふざけるときには、反り返った指の腹が、軽くももの上でジャンプする。
そして、「あの……こういうこと、お願いしにくいんだけど……」などと、何か頼みごとをしたりするときには、ももの上の手がちょっとだけ滑るんですね。ももの上のほうに向かって、ツツーッ……と。
なんと豊かな表情を持ってるんだろう、この子の手は――と、愚かな長住は、すっかり、アミちゃんが手で伝えてくる「心の内」に魅せられてしまったのでした。
そして、私は気がついたんです。

そうです。私のももの付け根に、少しずつ近づいてくるんですね。時間をかけて、日にちをかけて……。
もし、それがアミちゃんの作戦なんだとしたら、この子は天才。
そういう天才にだったら、だまされてやってもいい――と思った長住でありました。

「内もも」は「男の聖域」。心静かに、侵すべし!
「内もも」というのは、男にとっても、女にとっても、急所である「股間」に通じる大事な経路。ある意味で、「聖域」でもあるんですね。よほど親しい人間でないと、さわらせない「不可侵ゾーン」でもあるわけです。
そこへの侵入を許すということは、その相手に心を許したも同然、とみなされます。
そして、そこに触れてくるということは、「あなたの心の中に踏み込みますよ」というメッセージを伝えているも同然、なんですね。
今回の話に登場した「アミちゃん」は、接客のプロです。ももにそっと置いた手でその意思を伝えていたとしたら、プロとしてのアミちゃんの技量も大したものです。
前にご紹介したことがあるか――と思いますが、かつて「キャバレー王」と異名をとった福富太郎さんは、ホステスたちに、こう教えていました。

アミちゃんがもしそれを知らずにやっていたとしたら、その才能、恐るべし! であります。
もちろん、この手は、一般の恋愛関係でも使えます。
合コンなどで、「この人」と思える人の隣に座るチャンスに恵まれたら、ぜひ、やってみてください。
「○○さんって、どんなお仕事なさってるんですか?」などと質問を浴びせながら、ももにそっと手を添えてみる――という作戦です。
ただし、ちょっと打ち解けた後にしてくださいね。
いきなりやると、「この女、ヤリマンか」と思われてしまいますから。
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