簡単に寝た相手とは、簡単に別れる…?

法則28 簡単に寝た相手とは、簡単に別れる…?
「愛」が深まったから「エッチ」したのか、
「エッチ」したから「愛」が高まったのか?
実は、どちらも正解——という声があるのです。
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好きになった相手と、いつ、SEXするか?
これは、古今東西、男女の間で延々と繰り広げられてきた「恋愛上の一大テーマ」です。
ごく一般的に言うと、
男は、一刻も早く彼女とエッチしたいと願い、
一方の女は、「待って、待って」と、その機会を先に延ばそうとする。
そんな傾向が見られます。
これは、ひとつには、遺伝子の指令による――とも言えます。
「コピーを残せ(=子孫を作れ)」を至上命令とする遺伝子は、オスには「精子を効率よくばら撒け」と命じ、「ばら撒き」に適したメンタリティを作り上げます。一方のメスには、「できるだけ優秀な精子を厳選して受け入れよ」と命じ、その「厳選」に適したメンタリティを作り上げます。
これは、本ブログ内でも、繰り返し触れてきたことなので、いまさら詳しい解説は必要ないだろうと思います。
遺伝子とSEXの関係について、詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
SEXに愛は必要か? いまさらながらの疑問への回答
もうひとつ、女性がSEXに慎重になるのは、安易なSEXによって傷つく可能性が、女性のほうが高いから――という理由も、考えられます。肉体の構造上、確かに、女性のほうが傷つきやすい造りにはなっています。
しかし、重要なのは、肉体よりも精神のほうかもしれません。
女性の脳を支配している女性ホルモン(エストロゲン)は、やさしく愛されることを望み、ロマンチックな雰囲気に幸せを感じる性質を持っています。
ゆっくり、時間をかけて溶かされていくことを好むんですね。
ほんとうにそうなんでしょうか?

初SEXまで時間をかけたカップルほど、長続きする…?
アメリカのコーネル大学の研究グループが、こんな研究結果を発表しています。
約600組の結婚または同棲したカップルを対象に、《幸福度》を調査した結果、次のことがわかった――というのです。
以上の調査結果から、研究者たちは、こう結論づけています。
コーネル大学研究グループの結論
肉体関係を持たない「初期の交際期間」は、カップルにとって、「おたがいを知り、どれだけ仲よくやっていけるかを判断する期間」であり、この期間が短いと、おたがいに対する判断が鈍り、長期的には満足のいかない関係に陥る危険性が高くなる。
「強い性的な欲求」は、おたがいに対する理解を深めたり、価値観を共有していくという「健全な関係」を築くのに必要なプロセスの妨げになる。
ま、そうだろうな――という結論です。
しかし、では、この「交際期間」は長ければ長いほどいいのかというと、どうもそうでもないんじゃないか、という声もあります。
みなさんもご存じのように、日本には、「永すぎた春」という言葉があります。三島由紀夫の同名恋愛小説から生まれた言葉で、本来は、「恋愛期間が永すぎて、結局、実を結ばない(結婚に至らない)まま終わる恋」という意味で使われるのですが、これが、SEXについても言えるのではないか――というわけです。
確かに、「好き」と想い、「いつか彼女を抱きたい」という願望を抱きつつも、手を出せないでいる期間がある程度以上続くと、「抱きたい」という欲望が風化して、いつの間にか「ただの友だち」になってしまう。そんな経験を、筆者も、何度か味わいました。
おたがいを理解し合い、価値観を共有できるようになるまでは、ある程度の時間が必要だが、その時間があまりに長いと、「SEX」に持ち込む機会を逸してしまうことがある――ということも、頭に入れておく必要があるようです。
これは、古今東西、男女の間で延々と繰り広げられてきた「恋愛上の一大テーマ」です。
ごく一般的に言うと、
男は、一刻も早く彼女とエッチしたいと願い、
一方の女は、「待って、待って」と、その機会を先に延ばそうとする。
そんな傾向が見られます。
これは、ひとつには、遺伝子の指令による――とも言えます。
「コピーを残せ(=子孫を作れ)」を至上命令とする遺伝子は、オスには「精子を効率よくばら撒け」と命じ、「ばら撒き」に適したメンタリティを作り上げます。一方のメスには、「できるだけ優秀な精子を厳選して受け入れよ」と命じ、その「厳選」に適したメンタリティを作り上げます。
これは、本ブログ内でも、繰り返し触れてきたことなので、いまさら詳しい解説は必要ないだろうと思います。

SEXに愛は必要か? いまさらながらの疑問への回答
もうひとつ、女性がSEXに慎重になるのは、安易なSEXによって傷つく可能性が、女性のほうが高いから――という理由も、考えられます。肉体の構造上、確かに、女性のほうが傷つきやすい造りにはなっています。
しかし、重要なのは、肉体よりも精神のほうかもしれません。
女性の脳を支配している女性ホルモン(エストロゲン)は、やさしく愛されることを望み、ロマンチックな雰囲気に幸せを感じる性質を持っています。
ゆっくり、時間をかけて溶かされていくことを好むんですね。
ほんとうにそうなんでしょうか?

初SEXまで時間をかけたカップルほど、長続きする…?
アメリカのコーネル大学の研究グループが、こんな研究結果を発表しています。
約600組の結婚または同棲したカップルを対象に、《幸福度》を調査した結果、次のことがわかった――というのです。
〈1〉3組に1組が交際1カ月以内に肉体関係を持ち、その一方、半年以上をかけたカップルが28%に及んだ。
〈2〉初めてセックスするまでに長く待った女性ほど、幸せを感じている。
〈3〉性生活の満足に関しても、6カ月以上待ったグループのほうが、最初の1カ月でセックスをしたグループよりも高い。
〈4〉以上の傾向は、女性のほうが男性よりも強かったが、男性に関しても、初めてのセックスまで長く待った人のほうが、パートナーとのケンカが少ない、という傾向が見られた。
〈2〉初めてセックスするまでに長く待った女性ほど、幸せを感じている。
〈3〉性生活の満足に関しても、6カ月以上待ったグループのほうが、最初の1カ月でセックスをしたグループよりも高い。
〈4〉以上の傾向は、女性のほうが男性よりも強かったが、男性に関しても、初めてのセックスまで長く待った人のほうが、パートナーとのケンカが少ない、という傾向が見られた。
以上の調査結果から、研究者たちは、こう結論づけています。

肉体関係を持たない「初期の交際期間」は、カップルにとって、「おたがいを知り、どれだけ仲よくやっていけるかを判断する期間」であり、この期間が短いと、おたがいに対する判断が鈍り、長期的には満足のいかない関係に陥る危険性が高くなる。
「強い性的な欲求」は、おたがいに対する理解を深めたり、価値観を共有していくという「健全な関係」を築くのに必要なプロセスの妨げになる。
ま、そうだろうな――という結論です。
しかし、では、この「交際期間」は長ければ長いほどいいのかというと、どうもそうでもないんじゃないか、という声もあります。
みなさんもご存じのように、日本には、「永すぎた春」という言葉があります。三島由紀夫の同名恋愛小説から生まれた言葉で、本来は、「恋愛期間が永すぎて、結局、実を結ばない(結婚に至らない)まま終わる恋」という意味で使われるのですが、これが、SEXについても言えるのではないか――というわけです。
確かに、「好き」と想い、「いつか彼女を抱きたい」という願望を抱きつつも、手を出せないでいる期間がある程度以上続くと、「抱きたい」という欲望が風化して、いつの間にか「ただの友だち」になってしまう。そんな経験を、筆者も、何度か味わいました。
おたがいを理解し合い、価値観を共有できるようになるまでは、ある程度の時間が必要だが、その時間があまりに長いと、「SEX」に持ち込む機会を逸してしまうことがある――ということも、頭に入れておく必要があるようです。

初デートから5、6回目までには「SEX」を望む
ならば、どれくらいが適当か?
姉妹サイト『投票! デート&Hの常識』でも、一度、アンケートをとったことがありました。
「初デートから何回目までにホテルに誘う? 誘われたい?」というアンケートです。
その結果は、以下のようになりました。

『投票! デート&Hの常識』の投票結果。男性131人、女性66人の回答から
選択肢 男性 女性
1・初デートのその日のうちに…… 7.6%…… 6.1%
2・デート2回目までに…………… 9.2%…… 4.5%
3・デート3回目までに……………35.1%……21.2%
4・デート5、6回目までに………35.9%……45.5%
5・チャンスを待ち続ける…………12.2%……22.7%
男女を合わせても、7割近くが、遅くても初デートから「3回目までに」または「5、6回目までに」結ばれることを望んでいるという結果です。
まぁ、妥当だろうな――と思います。
しかし、実際にそうなっているかと言うと、現実は、少し違うようです。

エッチから「好き」が始まる――という現実もある
実際の「初エッチ」のタイミングは、デート何回目か?
結婚情報誌『ゼクシィ』が行ったアンケート調査によると、
1位:付き合う前
2位:付き合って3回目のデート
3位:付き合ったその日、付き合って4回目のデート
なのだそうです。
一方、「好き」と告白するタイミングは?――というと、
1位:3回目のデート
2位:4回目のデート
3位:2回目のデート
という結果。
「エッ!?」と思った人も多いかと思います。
「告白」よりも「エッチ」のほうが先なの?――という「エッ!?」です。
このことは、何を物語っているか?
筆者・長住は、こう分析します。
「好き」だから「エッチ」するのではなく、
「エッチ」してから「好き」が始まる。
「エッチ」は、「好きになるかどうか?」を決定する
判断要素のひとつになっているのではないか?
これはこれで、なかなかにリーズナブルな傾向であろうと思われます。
言うまでもなく、「性の相性」は、「ふたりの相性」を決める重要な要素です。
先の「コーネル大学」の調査から得られた結論=「肉体関係を持たない期間を長くとり、おたがいの理解を深めたほうが、カップルは長続きする」のように、他のすべての要素を擦り合わせ、最後にSEXを――とやった場合、そのSEXが「合わない」となると、それまでの半年とか1年とかいう交際期間がムダになってしまう、という危険性もあります。
中には、2年も3年も交際した挙句に、「体が合わなかった」というケースだって、あるかもしれません。
人生は、それほど長くない――と、筆者は思います。

愛がエッチを生むのか、エッチが愛を生むのか?
結局、この問題は、
価値観や性格の相性が先か、性の相性が先か?
という問題でもあろうかと思います。
それは、
SEXを「目的=ゴール」と考えるか、「手段=スタート」と考えるか?
という価値観の違いの問題でもあろう――と思われます。
おそらく……ですが、日本の男女のほうが、「SEX」を「手段」と考える傾向が強いのだろうと思います。つまり、「SEX」のハードルが低いのでしょうね。
よく、簡単に寝た相手とは、簡単に別れてしまうと言われますが、もし、その「寝る」が「テスト」である――とすれば、「簡単に寝る」も、別に、わるいことではない。
「すぐ別れる」は、「簡単にSEXした結果」ではなく、「簡単に別れないようにするためのSEXテストの結果」とも考えられるわけです。
しかし――と、筆者は、ひとつだけ危惧を抱いています。
実は、女性の中には、「愛のないSEX」からも「愛着」を生み出してしまう「体のしくみ」が存在します。
「テスト」と思ってエッチしたのに、大した相手でもないその相手に「愛着」してしまう危険性はないのか?
つまり、
愛しているから「エッチ」したのではなく、
エッチしたから「愛」が芽生えた。
ということがあり得るのではないか――という疑問です。
この問題については、次回、考えてみたいと思います。
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妻は、おふたり様にひとりずつ (小説)
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2015年7月発売 定価/122円
教師のビンタが支配する教室から、突如、姿を消した美少女。40年後、その真実を知ったボクは……。
【右】『『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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