玄関開けたら「5秒でキス!」な男

もしも運よく、彼女を自宅に持ち帰ることができたら、
明かりを点ける前に、彼女を抱き寄せて唇を奪え。
「持ち帰り率8割」を豪語するその男が言うのです。
男が語った理由とは……?
R18 このシリーズは、性的表現が中心の官能読み物です。18歳未満の方はご退出ください。
エロ 官能小説 オーガズム 不倫

考える余裕を与えるな――と言うのです。
私じゃありませんよ。
その男、世紀の「お持ち帰り男」が――です。
仮の名を、忠真クンとしておきましょうか。「チュー魔」じゃないですよ、「忠真」です。
その忠真クン、やたら、「お持ち帰り」しちゃうんです。もちろん、「持ち帰る」のは、一緒に飲んだり、食べたりした女の子。それを、まるで「お持ち帰り」のために借りたような、都心に近い2LDKの賃貸マンションに、お誘い申し上げるんだそうです。
そんなにおモテになる男とも思えないのですが、その「お持ち帰り率」は驚異的とさえ言えます。
あくまで、本人の言によれば――ですが、優に8割を超えているとか。
その理由のひとつが、持ち帰るマンションのロケーションにあります。なにしろ、忠真クンが庭のように知り尽くしている新宿の飲食街から、歩いても10分かかるかかからないかの距離。
「オレん家、このすぐ近くなんだ」と言うと、たいていの女は、「エッ、ウソォ~!」と驚きの声を挙げる。中には、「いいなぁ~」とうらやましがる女もいる。
あるいは、「ちょっと酔いを醒まそうか?」と歩いているうちに、偶然にも(?)マンションの前に差しかかっちゃった……りもする。
「あ、オレん家、ここなんだ」と言えば、やっぱり、「ウソォ~!」の声が上がる。
そこで、忠真はひと言――。
「コーヒー一杯、飲んでいかない?」
「そうだ、ちょっと見せたいものがあるんだ」
「キミ、スイーツが好きだって言ってたよね。実は、いただきもののスイーツがあって……」
などと理屈をつけて、彼女をドアまでお誘いするんだそうです。
問題は、そこからです。
私じゃありませんよ。
その男、世紀の「お持ち帰り男」が――です。
仮の名を、忠真クンとしておきましょうか。「チュー魔」じゃないですよ、「忠真」です。
その忠真クン、やたら、「お持ち帰り」しちゃうんです。もちろん、「持ち帰る」のは、一緒に飲んだり、食べたりした女の子。それを、まるで「お持ち帰り」のために借りたような、都心に近い2LDKの賃貸マンションに、お誘い申し上げるんだそうです。
そんなにおモテになる男とも思えないのですが、その「お持ち帰り率」は驚異的とさえ言えます。
あくまで、本人の言によれば――ですが、優に8割を超えているとか。
その理由のひとつが、持ち帰るマンションのロケーションにあります。なにしろ、忠真クンが庭のように知り尽くしている新宿の飲食街から、歩いても10分かかるかかからないかの距離。
「オレん家、このすぐ近くなんだ」と言うと、たいていの女は、「エッ、ウソォ~!」と驚きの声を挙げる。中には、「いいなぁ~」とうらやましがる女もいる。
あるいは、「ちょっと酔いを醒まそうか?」と歩いているうちに、偶然にも(?)マンションの前に差しかかっちゃった……りもする。
「あ、オレん家、ここなんだ」と言えば、やっぱり、「ウソォ~!」の声が上がる。
そこで、忠真はひと言――。
「コーヒー一杯、飲んでいかない?」
「そうだ、ちょっと見せたいものがあるんだ」
「キミ、スイーツが好きだって言ってたよね。実は、いただきもののスイーツがあって……」
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ドアを開けて、部屋の明かりを点けて、彼女をリビングに通して――なんていう悠長なこと(?)を、忠真クンはしません。
そんなことをやっていると、「チュー」のタイミングを逸してしまう。もしかしたら、何もないまま、お帰ししてしまうことになるかもしれない。
ドアを開け、「どうぞ」と彼女を玄関に迎え入れた瞬間。彼女の体が忠真クンの脇をすり抜けていくその一瞬こそが、彼女の唇を奪うチャンスだ!――と、われらが忠真クンは言うわけです。
すり抜けようとする彼女の背中をエスコートするように手を回した忠真クンは、その背中をグイと抱き寄せます。
「あっ……」と、小さく声を挙げる彼女。
その「あ」の形に開かれた唇に、忠真クンは、目にも止まらぬ早業で自分の唇を重ねます。同時に、空いている右手を彼女の胸元に――。
忠真クンによれば、その瞬間、彼女たちは、手にしていた手提げなどをパタ……と床に落とし、まるで崩れ落ちるように、忠真クンの腕の中に身を委ねてくるのだそうです。
その「崩れ落ち」程度にもよりますが、忠真クンは、そのまま彼女の下半身に手を伸ばすこともあります。
スカートを穿いた彼女であれば、その裾をめくり上げて下着だけをはぎ下ろし、ズボンのベルトを緩めて取り出したアレを、彼女のそこにあてがいます。
パンツ姿の彼女であれば、パンツのホックを外し、ジッパーを下し、パンツを下着ごと下ろさせて、やはり、取り出したアレをそこにあてがいます。
繰り返しますが、そこは玄関です。彼女はまだ、靴も履いたままです。
しかし、忠真クンは、かまわず彼女の片脚を持ち上げて自分の腰の脇に抱え込み、露わになった彼女のそこにあてがったペニスを、グイ……と、柔らかな肉の中にめり込ませます。
「ダ、ダメ! こんなところで……」と抗って見せる彼女ですが、その口とは裏腹に、たいていの女たちは、それが侵入してきたとたん、「あっ……」と声を挙げて、忠真クンの体にしがみついてくるのだそうです。
玄関で靴も履いたまま――というエロチックなシチュエーションが、彼女たちの官能に火を点けるのかもしれない、と忠真クンは言います。

それにしても、なぜ、玄関で……?
ゆっくり部屋に上げ、寝室に連れ込んでからでもいいではないか――とおっしゃる方もいらっしゃろうかと思います。
ステディな彼女であれば、それでもいい。いや、そうしたほうがいい。
しかし、初めてドアの中に招き入れる女、それも、一夜限りかもしれない女を招き入れた場合には、それではダメなんだ――と忠真クンは言うのです。
重要なのは、彼女の「モード」だ、と忠真クンは言います。
男と初めて食事して、少しお酒も入った彼女は、「この男と自分はどうなるんだろう?」と、不安半分、期待も半分――のストレンジ・モードに入っています。「ふたりきりでの食事に応じた」という時点で、すでに、「その男を嫌いではない」という心の状態を、自分でも確信しているわけですから、ある程度、アバンチュール・モードも入っているかもしれません。
そのモードを切り替えさせてはいけない――と、われらが忠真クンはおっしゃるわけです。
何に切り替えてはいけないか――と言うと、「リアル・モード」。つまり、現実に引き戻すな、というわけです。
彼女が、初めて訪ねる男の部屋のドアの中に、一歩、足を踏み入れた、最高にスリリングでストレンジな一瞬。その一瞬に、「リアル・モード」のスイッチを入れてはいけない――と言うんですね、この「お持ち帰り男」は。
で、その「リアル」のスイッチを入れてしまう行為。
そのひとつが、

という行為。
もうひとつが、

という行為だそうです。
靴を脱ぎ、部屋の明かりをパッと点けられたとたんに、女は、自分がどこにいて、何をしようとしているか――を「リアル脳」に気づかせてしまう。

そう思ってしまったら、落とせる女も落とせなくなってしまう。
そうなる前に、彼女を抱き寄せ、唇を奪いなさい――と、忠真クンは言うのです。
つまり、

というわけです。
これは危険。この男にだけは、彼女を紹介するのは止めておこう――と自らに言い聞かせた筆者でありました。
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一生に一度も結婚できない「生涯未婚」の率が、男性で30%に達するであろう――と予測されている「格差社会」。その片隅で「貧困」と闘う2人の男と1人の女が出会い、シェアハウスでの共同生活を始めます。新しい仲間も加わって、築き上げていく、新しい家族の形。ハートウォーミングな愛の物語です。
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【左】 『聖少女~六年二組の神隠し』
2015年7月発売 定価/122円
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【右】 『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
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美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。

管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
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