愛ゆえにしてくれた「小さなこと」には「報酬」が必要

法則25 愛ゆえにしてくれた「小さなこと」には「報酬」が必要
彼女やカレがあなたのためにしてくれた小さなこと。
実は、その人は、あなたからの「報酬」を
期待しています。その報酬とは——?
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人は、だれかを「好き」になると、その人のために何かと「小さなこと」をしてくれるようになります。
たとえば、いつもあなたにいれてくれるお茶にだけそっとクッキーを添えてくれたり、気を利かしてあなたのデスク周りをそっと片づけてくれたり、あなたへの伝言メモの端っこに「例の件、課長にはうまくごまかしておきました」などと秘密のメッセージを書き添えてくれたりする、オフィスの後輩や同僚女性。
たとえば、あなたが疲れて帰ってきたと見るや、黙って好物の雑炊を作って出してくれたり、黙って肩を揉んでくれたりする、同居の妻や彼女。
たとえば、あなたの体が雨に濡れないように少しだけ傘の傾きを変えてくれたり、焼き肉の煙が直撃しないように黙って席を替わってくれたり、混んだ電車であなたの体にほかの乗客の体が触れないように、さりげなく立ち位置を替わってくれたりする、職場の先輩や同僚男性。
だれかがあなたのためにしてくれるこんな「小さなこと」は、ともすると見過ごしてしまったり、「当たり前」と感じて、ことさらに感謝したり、ホメたりはしないことが多いかもしれません。
しかし、実は、そうして何のコメントも発しない状態が続くと、あなたとその人との人間関係の温度は、少しずつ冷めていきます。
これも、ぜひ、覚えておいてほしい原則です。
あなたのために何かをしてくれる人間は、
心のどこかで、「報酬」を期待する。
この「報酬」というのは、「お金ちょうだい」とか「あなたも代わりに何かして」という、目に見える「報酬」ではありません。
ただ、気づいてほしい――というだけの報酬です。気づいたら、感謝してほしい、ホメてほしい、と期待する人もいるかもしれません。
たとえば、いつもあなたにいれてくれるお茶にだけそっとクッキーを添えてくれたり、気を利かしてあなたのデスク周りをそっと片づけてくれたり、あなたへの伝言メモの端っこに「例の件、課長にはうまくごまかしておきました」などと秘密のメッセージを書き添えてくれたりする、オフィスの後輩や同僚女性。
たとえば、あなたが疲れて帰ってきたと見るや、黙って好物の雑炊を作って出してくれたり、黙って肩を揉んでくれたりする、同居の妻や彼女。
たとえば、あなたの体が雨に濡れないように少しだけ傘の傾きを変えてくれたり、焼き肉の煙が直撃しないように黙って席を替わってくれたり、混んだ電車であなたの体にほかの乗客の体が触れないように、さりげなく立ち位置を替わってくれたりする、職場の先輩や同僚男性。
だれかがあなたのためにしてくれるこんな「小さなこと」は、ともすると見過ごしてしまったり、「当たり前」と感じて、ことさらに感謝したり、ホメたりはしないことが多いかもしれません。
しかし、実は、そうして何のコメントも発しない状態が続くと、あなたとその人との人間関係の温度は、少しずつ冷めていきます。
これも、ぜひ、覚えておいてほしい原則です。
あなたのために何かをしてくれる人間は、
心のどこかで、「報酬」を期待する。
この「報酬」というのは、「お金ちょうだい」とか「あなたも代わりに何かして」という、目に見える「報酬」ではありません。
ただ、気づいてほしい――というだけの報酬です。気づいたら、感謝してほしい、ホメてほしい、と期待する人もいるかもしれません。

無報酬が一定期間以上続くと……
この報酬がない状態が一定期間以上続くと、人間は、徒労感を募らせていきます。そして、この徒労感は、あるとき、いきなり臨界点に達してしまいます。
臨界点を迎えると、あなたとその人間の関係は、極端な場合には、一気に「0ポイント」にまで下がってしまいます。
夫婦の場合だと、いきなり「もう、別れましょう」になってしまうかもしれません。

妻から離婚を切り出された夫は、ワケがわからないという顔ですが、問題は、「何をした?」ではなく、「何もしなかった」なんですね。
鳩が豆鉄砲を食らったような顔の夫に、妻はこう告げます。

立場を逆にしても、同じことが起こるかもしれません。
もちろん、交際中の男女の間でも、同じことは起こり得ます。
そんなことにならないために、どうすればいいか?
解決策はひとつしかありません。
「気づいてますよ」というメッセージを、しっかり、相手の心に届けること。できることならそこに、「ありがとう」という感謝や「えらいね」という「ホメ」を加えたメッセージを届けることです。

いつもの「小さなこと」には、ポイント還元
前回の法則24=『その人の「小さな変化」に気づく、という恋愛能力』では、小さな変化に気づいたら、すかさずホメるのがいい――という話をしました。
しかし、だれかが「あなたのためにしてくれた小さなこと」に対するホメは、必ずしも「すかさず」でなくてもOKです。
その「小さなこと」が、そのときたまたま飛び出したもので、次があるかどうかがわからない――という状況であれば、すかさずホメたほうがいいと思うのですが、たいていの場合、あなたのためにこういう「小さなこと」をしてくれる人は、それをリピートします。日常的に繰り返してくれる人もいるかもしれません。
そういうリピーターには、「まとめボメ」もありか――と、筆者は思っています。
「まとめボメ」とは、言ってみれば「ポイント還元」みたいなものです。その都度、お返ししたい「ホメ」をポイントのように貯めておいて、どこかで「ドーン!」と、まとめて還元して差し上げるわけです。
私は、そのほうが効果があるような気がしています。ただし、それは「ドーン!」の程度にもよります。
いくつか、サンプルを挙げておきましょう。
例1 オフィスでいつも、あなたの「直帰」「直行」コールを受けたり、留守中の伝言をていねいに残したりしてくれる彼女に。
「いつも、ありがとう。助かってるよ」と、行列のできる店の人気スイーツを買ってきて、「気持ちだけど」とお礼に渡す。
例2 長年連れ添って面倒を看てくれている妻を、温泉旅行などに誘って。
「いつもありがとう。なかなか、口にはできないけど、キミ(あなた)がいつもしてくれる小さなこと、心から感謝してるんだ」と、改めて切り出す。
例3 いつも自分を何かとかばってくれたりする先輩男性に、バレンタインデーなどの記念日に、プレゼントを渡して――。
「こんなダメな私を、いつもかばってくれてありがとうございます。日頃、言えない感謝の気持ちを込めて」などとメッセージを添えます。
「いつも、ありがとう。助かってるよ」と、行列のできる店の人気スイーツを買ってきて、「気持ちだけど」とお礼に渡す。
例2 長年連れ添って面倒を看てくれている妻を、温泉旅行などに誘って。
「いつもありがとう。なかなか、口にはできないけど、キミ(あなた)がいつもしてくれる小さなこと、心から感謝してるんだ」と、改めて切り出す。
例3 いつも自分を何かとかばってくれたりする先輩男性に、バレンタインデーなどの記念日に、プレゼントを渡して――。
「こんなダメな私を、いつもかばってくれてありがとうございます。日頃、言えない感謝の気持ちを込めて」などとメッセージを添えます。

キーワードは「いつも」です
他にもやり方はいろいろだと思いますが、こうした「まとめボメ」をするときのキーワードは、「いつも」です。その「いつも」には、二重の意味を込めます。
「いつも××してくれてありがとう」の「いつも」と、「いつもは言えないけど、ほんとうはとても感謝している」という「いつも」です。
私だったら、「まとめボメ」したい相手を、こじゃれたレストランやバーなどに誘って、ボソッ……と、こうつぶやきます。

筆者の経験から言うと、こういう「まとめボメ」、とてもよく効きます。
「まとめボメ」には、「ガス抜き」の効果もあります。
「こんなにいろいろしてあげてるのに、何も言ってもらえない」と胸の中に溜まり始めた「報われない感」や「徒労感」が、一気に解消されるんですね。
ポイントは、また、新たにスタート。しかも、ポイント率1・2倍とか、1・3倍で。ポイントはぜひ、定期的に還元することをおすすめします。
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【右】『『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
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