その「記憶力」は、「想う人」の心を奪う

相手に関する細かな情報をどこまで覚えていられるか?
恋愛の成否は、その記憶力にかかっていると言えます。
「エッ、そんなことまで覚えていてくれたの?」と
相手が感動する「記憶」の中身とは――?
エロ 官能小説 モテ 不倫
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
相手の小さなことをどこまで覚えていられるか?
恋愛の成否はそこにかかっている、と言ってもいいくらい、これは大事なポイントです。恋愛歴ン十年の私の経験に照らし合わせても、100%保証付きの真実――と言ってもいいかと思います。
しかし、誤解しないでください。
「恋愛は記憶力だ」というときの「記憶」は、「記録」ではありません。
去年のクリスマスは、○子たちと飲みに行っちゃったし、先週は、×子とカラオケに行ったし、○課の×子とはホテルにまで行ったでしょ? 私、忘れないんだから……。
などと、「負の記録」を蓄えて「根に持つ」ことでもありませんし、
去年は、○○に連れて行ってくれたし、誕生日には××をくれた。私、そういうことのひとつひとつを、全部、覚えてるんだ。
――と、「してくれた」ことを「脳のアルバム」にとどめることでもありませんし、
あなたが熱を出したときには、おかゆを作ってあげたし、便秘に苦しんでいるときには浣腸を打ってあげたし、パチンコですっからかんになったときにはお金も貸してあげたでしょ?
などと、「してあげたこと」を「恩着せ帳」に記け込むことでもありません。
こういうのは、すべて、「記憶」じゃなくて「記録」にすぎない――と、私は思います。
そんな記録は、古いアルバムや家計簿にでも貼り込んで、ときどき取り出して眺めていればいいことで、これから恋愛を成立させようというときには、まったくと言っていいほど、役に立ちません。
「記憶」は「記録」に非ず。「個人情報」なり!
私がここで言う「記憶」は、ふたりの間で何が起こったか――の「記録」ではなくて、カレ自身や彼女自身についての「記憶」、すなわち、「個人情報」としての記憶です。
あなたは、カレや彼女について、いくつ、「個人情報」を記憶しているでしょうか? ちょっとチェックしてみましょうか?
カレについての個人情報記憶度チェック
① あなたは、カレや彼女の誕生日を知ってますか?→ま、これくらいは、覚えてる人、多いかもしれませんね。
② じゃ、あなたは、カレまたは彼女のお母さんやお父さんの誕生日を知ってますか?→ホラ、もうわからなくなったでしょ。
③ カレ・彼女が生まれた土地、育った土地を知ってますか?→これ、意外と使える情報です。
④ カレや彼女の出身校、そこでカレ・彼女が何を勉強したか、どんなサークルに所属してたか、知ってますか?→これも使える情報です。
⑤ カレや彼女の好きな食べ物、苦手な食べ物を知ってますか?→職場や学校の仲間なら知る機会も多いと思います。それを覚えておくかどうかが、重要なんですね。
⑥ カレ・彼女の星座(誕生日がわかればわかるはず)や血液型を知ってますか?→何かの折に質問して、覚えておくことです。
⑦ カレまたは彼女がそれまでどんな恋をしてきて、どんな失恋をしてきたかを知ってますか?→今後のおつき合いに欠かせない情報です。わざわざ尋ねるのではなく、雑談の席などでポロッと出た話をしっかり覚えておきましょう。
⑧ カレや彼女が夢中になっているゲームやしょっちゅう見ている映画、好きなミュージシャンなどを知っていますか?→デート・プランなどを練るときには必要になる情報です。
⑨ カレ・彼女が将来、どんなことをしたいと思っているか、どんな人間になりたいと思っているか、その夢の形を知っていますか?→相手を人間として理解する上で、欠かせない情報です。日頃の言動から、しっかりインプットしておきましょう。
⑩ カレや彼女の敵と味方を知っていますか?→カレ・彼女がどんな人(グループ、勢力)と対立し、どんな人(グループ、勢力)に支えられているか、この情報を知らないと、とんでもない失敗を冒してしまうことになります。
⑪ カレや彼女が信じていること、信条としていることを知っていますか?→これは、恋愛の対象としてだけでなく、人間同士としておつき合いをする上でも、ものすごく大切な情報です。
これらのことを、しっかり情報としてキープすることが、その人について「記憶する」ということだ――と、私は思っています。
ともすると、私たちは、①や⑤や⑥や⑧といった、表面的な情報ばかりに気を取られがちですが、ほんとにその人を理解して、その人に寄り添おうと思ったら、⑦、⑨、⑩、⑪などの情報のほうが、重要かもしれません。
こういう「個人情報」は、恋愛だけじゃなく、ビジネス上の人間関係を築く上でも、信頼し合える友人関係を築く上でも欠かせない――と、長住は考えます。
恋愛の成否はそこにかかっている、と言ってもいいくらい、これは大事なポイントです。恋愛歴ン十年の私の経験に照らし合わせても、100%保証付きの真実――と言ってもいいかと思います。
しかし、誤解しないでください。
「恋愛は記憶力だ」というときの「記憶」は、「記録」ではありません。

などと、「負の記録」を蓄えて「根に持つ」ことでもありませんし、

――と、「してくれた」ことを「脳のアルバム」にとどめることでもありませんし、

などと、「してあげたこと」を「恩着せ帳」に記け込むことでもありません。
こういうのは、すべて、「記憶」じゃなくて「記録」にすぎない――と、私は思います。
そんな記録は、古いアルバムや家計簿にでも貼り込んで、ときどき取り出して眺めていればいいことで、これから恋愛を成立させようというときには、まったくと言っていいほど、役に立ちません。

私がここで言う「記憶」は、ふたりの間で何が起こったか――の「記録」ではなくて、カレ自身や彼女自身についての「記憶」、すなわち、「個人情報」としての記憶です。
あなたは、カレや彼女について、いくつ、「個人情報」を記憶しているでしょうか? ちょっとチェックしてみましょうか?

① あなたは、カレや彼女の誕生日を知ってますか?→ま、これくらいは、覚えてる人、多いかもしれませんね。
② じゃ、あなたは、カレまたは彼女のお母さんやお父さんの誕生日を知ってますか?→ホラ、もうわからなくなったでしょ。
③ カレ・彼女が生まれた土地、育った土地を知ってますか?→これ、意外と使える情報です。
④ カレや彼女の出身校、そこでカレ・彼女が何を勉強したか、どんなサークルに所属してたか、知ってますか?→これも使える情報です。
⑤ カレや彼女の好きな食べ物、苦手な食べ物を知ってますか?→職場や学校の仲間なら知る機会も多いと思います。それを覚えておくかどうかが、重要なんですね。
⑥ カレ・彼女の星座(誕生日がわかればわかるはず)や血液型を知ってますか?→何かの折に質問して、覚えておくことです。
⑦ カレまたは彼女がそれまでどんな恋をしてきて、どんな失恋をしてきたかを知ってますか?→今後のおつき合いに欠かせない情報です。わざわざ尋ねるのではなく、雑談の席などでポロッと出た話をしっかり覚えておきましょう。
⑧ カレや彼女が夢中になっているゲームやしょっちゅう見ている映画、好きなミュージシャンなどを知っていますか?→デート・プランなどを練るときには必要になる情報です。
⑨ カレ・彼女が将来、どんなことをしたいと思っているか、どんな人間になりたいと思っているか、その夢の形を知っていますか?→相手を人間として理解する上で、欠かせない情報です。日頃の言動から、しっかりインプットしておきましょう。
⑩ カレや彼女の敵と味方を知っていますか?→カレ・彼女がどんな人(グループ、勢力)と対立し、どんな人(グループ、勢力)に支えられているか、この情報を知らないと、とんでもない失敗を冒してしまうことになります。
⑪ カレや彼女が信じていること、信条としていることを知っていますか?→これは、恋愛の対象としてだけでなく、人間同士としておつき合いをする上でも、ものすごく大切な情報です。
これらのことを、しっかり情報としてキープすることが、その人について「記憶する」ということだ――と、私は思っています。
ともすると、私たちは、①や⑤や⑥や⑧といった、表面的な情報ばかりに気を取られがちですが、ほんとにその人を理解して、その人に寄り添おうと思ったら、⑦、⑨、⑩、⑪などの情報のほうが、重要かもしれません。
こういう「個人情報」は、恋愛だけじゃなく、ビジネス上の人間関係を築く上でも、信頼し合える友人関係を築く上でも欠かせない――と、長住は考えます。

こうした「個人情報」を折に触れ、機に触れて、どう活用するか?
ここに、ひとりのモテ子あり。
仮の名を「聡子」としておきましょうか。
この聡子嬢、こうして記憶した「その人情報」を活用する達人なんですね。私が目にした、耳にした、彼女の「個人情報」活用術、ちょっとだけ、ご紹介しておきましょう。
あ、ここにご紹介する聡子嬢の達人ワザは、男女ともに活用可能なものばかりですから、男性の方も「彼女の」と置き換えてお読みくださればと思います。

「きょう、お母さまの誕生日でしょ。このバラ、ちょっとおスソ分けで~す」
本人も忘れていたらしい「お母さまの誕生日」(何かの拍子に話に出たのでしょう)を覚えておいて、スモール・プレゼント。
こういうことをされると、男は、間違いなく感動します。中には、「こういう彼女をヨメにしたい」とまで思う男もいるかもしれません。
男なら、「きょうオヤジさんの誕生日じゃなかったっけ? これ、〇〇の地ビールなんだけど、よかったら、ふたりで乾杯でもしなよ」とさりげなく渡す。こういうことをやると、彼女だけでなく、彼女の父親からも「いいヤツだな、いっぺん、家に呼べよ」なんぞというお言葉が返ってくるやもしれません。

たとえば、ちょっとした出張などの帰りに、彼女はこれをやるんですね。
たとえば、その出張先がカレの出身地で、カレが何かの折に「○○の××がうまいんだ」なんて話をしていたとしましょうか。それをしっかりインプットしておいた聡子女史は、「ハイ、お土産。好物でしょ?」とやるわけですね。
もちろん、そのお土産そのものもうれしいのですが、私などは、それを覚えていてくれた――ということに感動してしまいます。これも、男女共通のモテ技です。

たまたま何かの話のついでに出た、好きなミュージシャンとか好きな映画などの情報。聡子嬢は、そういう「個人情報」も、見事に活用なさいます。
たとえば、なかなか手に入らないと言われているミュージシャンのライブ・チケットなどをどこからか手に入れて、「たまたまゲットできたんだけど、よかったら行かない?」と誘ったりするんですね。それも、「あなたのために必死で手に入れた」なんてことは、おくびにも出さないで……。
これも、大成功~! もちろん、男が女に対してやっても、大いに有効なワザだと思います。

反対に、こうした「個人情報」を知らない、あるいは忘れてしまったがために、愛のチャンスを失ってしまった――という人たちもいます。
こちらも、ご紹介しておきましょうか。

「○○さんって、子煩悩で、家ではすごくいいお父さんみたいだよ」
何気なくホメたら、実は、その○○さんというのが、カレの不倶戴天の敵だった――というケース。「オレは、ああいう偽善者が大嫌いなんだ」と、言った本人までも敵扱い。以後、この発言の主は、お近づきのチャンスを半永久的に失ってしまいました。

その人は、外国人のビジネスマン。あるとき、カラオケで『アヴェ・マリア』を歌ったら、機嫌を損ねて、以後、いかなるアプローチも受け付けてもらえませんでした。
あとで聞いたら、その人はプロテスタント(新教)。マリアは信仰の対象とはならないどころか、「マリア様」などと言ってはその像を拝んだりするカトリック教徒を、どこかで蔑んでいるところもあったのだそうです。これは、筆者の友人の失敗談ですが、宗教に無頓着な日本人は、わりと、こういう失敗を犯してしまうことが多いようです。

「ディズニーの世界観が大嫌い」というカレを、ディズニー・ランドでのデートに誘ったばかりに、以後、見向きもされなくなった――という例もあります。
カレは、子ども相手の商業主義に批判的な考えの持ち主で、それを知らなかったその女性は、カレの頭の中では、「商業主義に踊らされる愚かな女」と分類されてしまったようです。
こうした失敗を避けるためにも、「個人情報」を正しく把握しておくこと、それを正しく「記憶」しておくことが、いかに大事か――おわかりいただけたかと思います。

人は「己を知る者」のために死ぬ――の原理
人間は、相手が自分のことをどれくらい知っているか、その程度に応じて、相手に好感を抱く――という性質を持っています。
好きになるなら、まず相手を知れ!
これは、恋愛ばかりではなく、あらゆる人間関係に共通する鉄則だと思います。
「相手を知る」とは、その「内面を知る」ということです。「何を着るか?」「何を食べるか?」「どんなタレントが好みか?」なども有益な情報ではありますが、もっと大事なのは、「何を考え」「どう感じ」「どう生きようとしているか」……を理解するということです。
小さな記憶についての失敗は、いくらでも取り戻せますが、その人の人生観や価値観に関わる記憶のミスは、修復できないミゾを作ることもありますので、ご用心を!
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一生に一度も結婚できない「生涯未婚」の率が、男性で30%に達するであろう――と予測されている「格差社会」。その片隅で「貧困」と闘う2人の男と1人の女が出会い、シェアハウスでの共同生活を始めます。新しい仲間も加わって、築き上げていく、新しい家族の形。ハートウォーミングな愛の物語です。
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