「美人」より「かわいい」を好む女心のナゾ

法則23 女は「美人」より「かわいい」とホメられることを好む
女性をホメるとき、「美人だね」とホメるか、
「かわいい」とホメるか? 実は、これが大違い。
なぜか女性は「かわいい」を好むのです。その理由——。
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ホメられてうれしい、ホメてくれた相手を「好き」になるという性質は、男よりも女のほうが強いような気がします。
男性の場合は、ヘタにホメられると、「何か魂胆があるんじゃないか」と警戒心を強めたり、「おべんちゃら言うなよ」と不快に感じたりすることもあるのですが、女性の場合、ホメる相手の動機を疑うということは、あまりしません。
ただし、ホメてくれた「内容」については、男よりも敏感です。
ヘタにホメると、傷つけたり、地雷を踏んで怒らせてしまうこともある。その危険性は、男を相手にホメる場合よりも高いのではないか――と、私は思っています。
たとえば、あなたの周囲にモデル並みのナイスな体形を誇る女性がいるとします。うかつにも、そういう女性に対して、こんなホメ言葉を発したことがありました。
背、高いんだね。何センチ?
自分ではホメたつもりなんですが、これが、全然ホメ言葉になってない。「背が高い」は、彼女が気にしていた「コンプレックス」でもあったからです。
同様に、「胸が大きい」も、「お尻が豊か」も、「口がデカい」も、人によってはホメ言葉にならないどころか、地雷を踏むことになる場合もある。
このことを覚えておかないと、ホメたのに「嫌われた」。なぜだろう?――となってしまうわけです。
男性の場合は、ヘタにホメられると、「何か魂胆があるんじゃないか」と警戒心を強めたり、「おべんちゃら言うなよ」と不快に感じたりすることもあるのですが、女性の場合、ホメる相手の動機を疑うということは、あまりしません。
ただし、ホメてくれた「内容」については、男よりも敏感です。
ヘタにホメると、傷つけたり、地雷を踏んで怒らせてしまうこともある。その危険性は、男を相手にホメる場合よりも高いのではないか――と、私は思っています。
たとえば、あなたの周囲にモデル並みのナイスな体形を誇る女性がいるとします。うかつにも、そういう女性に対して、こんなホメ言葉を発したことがありました。

自分ではホメたつもりなんですが、これが、全然ホメ言葉になってない。「背が高い」は、彼女が気にしていた「コンプレックス」でもあったからです。
同様に、「胸が大きい」も、「お尻が豊か」も、「口がデカい」も、人によってはホメ言葉にならないどころか、地雷を踏むことになる場合もある。
このことを覚えておかないと、ホメたのに「嫌われた」。なぜだろう?――となってしまうわけです。

なぜ、「美人」より「かわいい」のほうが喜ばれるのか?
男はホメたつもりでいる。しかし、ホメられた女のほうは、思ったほどには喜んでくれない。そういうホメ言葉のひとつに《美人》という言葉があります。


私も、このような言葉を女性に向けて投げかけたことがあります。しかし、言われた女性は、やはり、あまり喜んではくださいませんでした。それどころか、中には、ムッとなさる方もいらっしゃいました。
しかし、同種のホメ言葉であるにもかかわらず、「かわいい」だとまったくと言っていいほど違った反応が返ってきます。「ホント? うれしい」と、ほんとにうれしそうな顔をするんですね。中には、「かわいいなんて言われたくない」とおっしゃるひねくれ者もいるにはいるのですが、無視できるほどレアです。
参考までに、筆者が運営するブログ(「投票! デート&Hの常識」)でもアンケートをとってみたことがあるのですが、その結果は、こうでした。

かわいいね……………………46・7%
美人だね、きれいだね………6・7%
よく気がつくね………………6・7%
やさしいんだね………………6・7%
いい人だね……………………6・7%
わるい子だね…………………6・7%
サンプル数が少ないので、これだけから断じるのは早計かもしれません。しかし、「かわいい」が圧倒的に女性の心に響く「ホメ言葉」であり、他はドングリの背比べ程度の差しかない――ということだけはわかります。
「美人」も、「かわいい」も、大して変わらないじゃないか――と、筆者などは思うのですが、どうも、受け取る側はそうではないらしい。
では、「美人」と「かわいい」の違いは、いったい、どこにあるのでしょう?

客観的評価より主観的評価のほうがウケる
「美人」は冷たい感じがするけど、「かわいい」だと親しみが持てる感じがする?
それも、理由のひとつかもしれません。
では、なぜ「美人」だと冷たくて、「かわいい」だと親しみが感じられるのか?
最大の理由は、「客観的評価」と「主観的評価」の違いではないか――と、私は思っています。
ちょっとだけ、頭のなかでシミュレートしてみてください。あなたは、「嫌い」だとか「苦手」と感じる女性に対して、それでも、「美人」という評価を下すことがありますか? たぶん、多くの人の声は「YES」でしょう。私も「YES」です。
つまり、「美人かどうか」という評価は、好き嫌いの主観抜きに発せられることが多いのですね。
では、「かわいい」はどうでしょう? 「嫌い」だと思う女性に対して、「かわいい」という評価を下すことがあるでしょうか? 私は、「NO」です。たぶん、ほとんどの男性が「NO」だろうと思います。
「かわいい」と言うときには、その言葉の中に、多かれ少なかれ「好き」という気持ちが込められている。「かわいい」という言葉は、そういう主観を込めて発せられる言葉だからです。
言われたほうも、それを感じるのだろう――と思います。
「美人」は、客観的な評価なので、言われても、大して心が動かない。しかし、「かわいい」は主観的な評価なので、言われるとうれしい。
ホメ言葉としての「美人」と「かわいい」の効果の差を生み出すのは、この「客観的か主観的か」の違いではないか――と、私は思うのです。

「よしよし」的なホメ方のほうが心に触れる
「美人」よりも「かわいい」が好まれる理由が、もうひとつあります。
それは、「かわいい」に含まれる《擁護的スタンス》。「擁護的」とは、「相手を守り、面倒をみようとする性質」のことを言います。つまり、「かわいい」を言う男には、「かわいい」と言いながら相手の頭を「よしよし」と撫でているようなところがあり、その「よしよし」を心地いいと感じる女たちに支持されるのだろう思われるのです。
「美人」という言い方には、この要素は含まれません。含まれるのは《自立的スタンス》または《従属的スタンス》です。「自立的」とは、「おとなとして、冷静に、客観的に、物事を捉えようとする性質」、「従属的」とは、「相手に甘えたり、面倒をみてもらおうとする性質」のことを言います。「美人だね(ですね)」とホメる男には、相手を客観的に評価する冷静さ、または評価した相手につき従いたいという甘えが見え、それを「冷たい」「もの足りない」と感じる女たちから、あまり喜んでもらえないのだろうと思います。
*
女性をホメるときには、客観的評価に基づくホメ言葉よりも、主観的評価に基づくホメ言葉のほうがウケがよく、「自立的」または「従属的」なスタンスからのホメ言葉よりも、「擁護的」なスタンスからのホメ言葉のほうが、心を動かしやすい。
これは、女性へのホメ言葉全体に共通する原則、と覚えておくといいでしょう。
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