危険な遊戯〈1〉 デートのワナ

「会うだけでいいからつき合ってよ」
リンに頼まれて出かけたお見合いデート。
しかし、それはリンが仕掛けたワナだった。
男たちにムリに飲まされた彼女は……。
R18 このシリーズは、性的表現が中心の官能読み物です。18歳未満の方はご退出ください。
エロ 官能小説 オーガズム 不倫

鉄の扉がガチャンと締められると同時に、背中をドンと押された。
体がつんのめって、靴を履いたまま、どこかにひざをついた。
倒れた体の脚をだれかが後ろから持ち上げ、もうひとりが腋の下から手を入れて持ち上げて、どこかへ運ばれたのを覚えている。
脚と腋を抱えて持ち上げられた体は、ゴミ袋のように、どこかへポンと投げ出され、ボンと跳ねた。
饐えた臭いが鼻をついた。
汗と皮脂とタバコの臭いが混じり合った臭い……。
その臭いが肺に入ってきたとたん、吐きそうになった。
「早いとこやっちまおうぜ」
「やばいぜ。こいつ、ゲロんじゃねェの?」
口を押さえて吐き気をガマンしている耳に、男たちの声が聞こえてきた。
足元にいた男が、二本の足首をつかんで、焼き鳥を引っくり返すようにひねると、うつ伏せの体がゴロンと回転した。
枕元にいた男が、髪をつかんで頭を起こし、その頭をバケツに突っ込ませて、指で舌を押さえてきたが、もう、胃の中には、吐くものが何も残っていなかった。
「こいつ、けっこう、いいオッパイしてんじゃんよ」
枕元の男が、両手で胸を鷲づかみにして、まるでパン粉をこねるようにもんできた。
指が、胸の肉に食い込んで、痛い……。
「痛ッ……」
思わず声を挙げると、足元の男が、枕元の男をからかった。
「痛いんだとよ。もっとやさしく、おモミモミしてあげなよ」
「やさしくな。じゃ、やさしくおナメナメしてあげようかね」
言いながら、男は、ブラウスのボタンを外していく。
ひとつ、ふたつ、みっつ……と外したところで、男は、グイと力まかせにブラウスの胸の襟をつかんで引きはがした。
残っていたボタンが、ブチッ……とちぎれて飛ぶ音がした。
「ヒョーッ!」
周りで見ていた男たちが、口笛を吹いた。
体がつんのめって、靴を履いたまま、どこかにひざをついた。
倒れた体の脚をだれかが後ろから持ち上げ、もうひとりが腋の下から手を入れて持ち上げて、どこかへ運ばれたのを覚えている。
脚と腋を抱えて持ち上げられた体は、ゴミ袋のように、どこかへポンと投げ出され、ボンと跳ねた。
饐えた臭いが鼻をついた。
汗と皮脂とタバコの臭いが混じり合った臭い……。
その臭いが肺に入ってきたとたん、吐きそうになった。
「早いとこやっちまおうぜ」
「やばいぜ。こいつ、ゲロんじゃねェの?」
口を押さえて吐き気をガマンしている耳に、男たちの声が聞こえてきた。
足元にいた男が、二本の足首をつかんで、焼き鳥を引っくり返すようにひねると、うつ伏せの体がゴロンと回転した。
枕元にいた男が、髪をつかんで頭を起こし、その頭をバケツに突っ込ませて、指で舌を押さえてきたが、もう、胃の中には、吐くものが何も残っていなかった。
「こいつ、けっこう、いいオッパイしてんじゃんよ」
枕元の男が、両手で胸を鷲づかみにして、まるでパン粉をこねるようにもんできた。
指が、胸の肉に食い込んで、痛い……。
「痛ッ……」
思わず声を挙げると、足元の男が、枕元の男をからかった。
「痛いんだとよ。もっとやさしく、おモミモミしてあげなよ」
「やさしくな。じゃ、やさしくおナメナメしてあげようかね」
言いながら、男は、ブラウスのボタンを外していく。
ひとつ、ふたつ、みっつ……と外したところで、男は、グイと力まかせにブラウスの胸の襟をつかんで引きはがした。
残っていたボタンが、ブチッ……とちぎれて飛ぶ音がした。
「ヒョーッ!」
周りで見ていた男たちが、口笛を吹いた。
PR あなたの妄想のお供に。魔女の宅配便がそっとお届けします!






⇒左から、「マリンビーンズ」「マリンワラビー」「Wローター攻め」「フェアリー・ミニ」「はじめてセット」。
他にもいろいろ。探したい人は
⇒こちらから どうぞ。





⇒左から、「マリンビーンズ」「マリンワラビー」「Wローター攻め」「フェアリー・ミニ」「はじめてセット」。


「ね、この子、会ってみようかって思うんだけど、つき合ってくれない?」
リンがその話をしてきたときは、あまり、気乗りがしなかった。
ラインでつながった男の子なんだと言う。
リンは、高校時代から、ネットで知り合った男とかと、わりと簡単に会ってしまうような子だった。つるんでる男たちも、あまりスジのいい子たちではなかった。
しかし、そのときは、「会って相手を確かめるところまででいいから」と頼まれて、「ほんとに会うだけだよ」と念を押してついて行った。
待ち合わせ場所はカフェだったが、待っているうちにメールが入った。
参加者が増えたから、カラオケ店に変更した――という内容だった。
迷ったが、「顔だけ出して」とリンに頼まれて、近くのカラオケ・ハウスまでついて行った。個室に入ると、男たちが4人、すでに酒を飲みながら、カラオケを歌っていた。
七分丈のカーゴパンツやデニムのパンツに、ロゴ入りのTシャツやカットソー。そのうちの2人は、上腕にタトゥを入れていた。
顔だけ見たら、すぐに引き上げるつもりだったが、「あと、女の子が3人来るんで、それまでいてよ」と男たちに言われて、仕方なく腰を下した。
「せっかく来たんだからさぁ、1曲だけでも歌って行ってよ」
「そうそう、この子、うまいのよ。宇多田ヒカルとかも歌えるんだから」
そばからリンもけしかけて、マイクを手にすることになった。
「チョー、うめェ! ね、ね、○○も歌える?」
次々にリクエストされ、歌うたびに拍手と歓声を受け、男たちが勧めるドリンクに口をつけた。
甘い飲み口のジュースのようなドリンクだったが、一杯、二杯……と飲むうちに、体が熱くなり、目がグルグルと回り始めた。
後のことは、あまり覚えてない。
気がついたら、この部屋のドアの前にいて、そして――。

自分が何をされているのか、途中までは、意識がおぼろだった。
スカートを腹の上までめくり上げた男は、タイツの縁に手をかけて、それを下着ごとむしり取るように脱がせた。
「フヒョーッ!」
見ている男たちの歓声が、耳に響いた。
その瞬間、自分が何をされようとしているのか――がわかった。
ブラウスのボタンを引きちぎった男は、ブラジャーのストラップを肩から外し、カップからはみ出させた胸を手で搾るようにもみながら、屹立させた乳首を口に含んで、その先端を舌で舐めていた。
タイツと下着を剥ぎ取った男は、両手で脚を開かせて、自分のカーゴパンツの留め具を外していた。
パンツを下ろし、下着の中から、恐ろしいほどにいきり立ったものを取り出した男は、それを見せびらかすように、手でしごいて見せている。
そこへ、声がかかった。
「オイ、ケン。ゴム、着けろよ!」
「めんどくせェ、つの」
「オレっちがイヤだ、つってんだよ。おめェの精液まみれのお×××に、チ×××突っ込むのなんて、いやだつってんだよ。伝染んだろうがよ、ビョーキがよッ」
恐怖心が、全身を支配した。
「イヤだ――ッ!」
心の底から叫び声を挙げていた。
⇒続きを読む
筆者の最新小説、キンドル(アマゾン)から発売中です!

一生に一度も結婚できない「生涯未婚」の率が、男性で30%に達するであろう――と予測されている「格差社会」。その片隅で「貧困」と闘う2人の男と1人の女が出会い、シェアハウスでの共同生活を始めます。新しい仲間も加わって、築き上げていく、新しい家族の形。ハートウォーミングな愛の物語です。
「Kindle」は、「Amazon.com」が世界中で展開している電子本の出版・販売システム。専用のビューアーをダウンロード(無料)すれば、スマホでも、タブレットでも、PCでも読むことができます。下記タイトルまたは写真をクリックして、ダウンロードしてください。
2016年3月発売 定価:342円 発行/虹BOOKS
妻は、おふたり様にひとりずつ (小説)
既刊本もどうぞよろしく タイトルまたは写真をクリックしてください。



【左】 『聖少女~六年二組の神隠し』
2015年7月発売 定価/122円
教師のビンタが支配する教室から、突如、姿を消した美少女。卒業から40年経って、ボクはその真実を知ります。
【右】 『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
「Kindle」は、「Amazon.com」が世界中で展開している電子本の出版・販売システム。専用のビューアーをダウンロード(無料)すれば、スマホでも、タブレットでも、PCでも読むことができます。下記タイトルまたは写真をクリックして、ダウンロードしてください。
2016年3月発売 定価:342円 発行/虹BOOKS
妻は、おふたり様にひとりずつ (小説)
既刊本もどうぞよろしく タイトルまたは写真をクリックしてください。
2015年7月発売 定価/122円
教師のビンタが支配する教室から、突如、姿を消した美少女。卒業から40年経って、ボクはその真実を知ります。
【右】 『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。

管理人は、常に、フルマークがつくようにと、工夫して記事を作っています。
みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
どうぞ正直な、しかしちょっぴり愛のこもった感想ポチをお願いいたします。



→このテーマの目次に戻る トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 危険な遊戯〈2〉 襲いかかる「欲棒」 (2018/04/25)
- 危険な遊戯〈1〉 デートのワナ (2018/04/17)
- さらば、ミスター・レディ (2018/03/28)