「昔はワル」と自慢する男のウソ

File-09 「昔は不良だった」と自慢する男のウソ
訊かれもしないのに、「昔は不良だった」
「遊んでばかりで勉強なんかしなかった」
などと自慢したがる男がいます。実はこれは、
本当の自分を隠そうとしてつくウソ。その、
「隠しているもの」の正体を暴いてみます。
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大きい男(女も)ほど、気がやさしい。
小さい男(女も)のほうが、気が強い。
たぶんこれは、世界中どこに行っても、共通して見られる特徴だろうと思います。
こうした現象を生み出すのは、人間が持っている、いや、人間に限らずあらゆる動物が自然と身に着けている「防御本能」です。
「防御本能」とは、自分の弱点をカバーして敵から身を守るために、本能的に身に着けた性質のことを指します。
「大きい男」は、何もしなくても相手を圧倒できますから、「強いゾ」と偽装する必要がなく、周囲には、「おとなしく、やさしい」と感じられるキャラクターができ上がります。
しかし、「小さい男」は、そのままでは相手から「弱い」と思われてしまいますから、「オレはこんなに強いんだゾ」と偽装する必要があります。
弱い犬ほどよく吠える――というのも、これと同じ理屈です。
大原則として覚えておいていただきたいのは、あなたに強く当たる人間、威張り散らす人間、やたら自慢する人間がいたら、その内側には必ず、もろさや弱さが潜んでいる――ということです。
人はどうやって自分の「弱い」を偽装するのか?
そのパターンがわかれば、人づきあいが少しラクになるかもしれません。
よくあるパターンを挙げてみましょう。

「昔は不良だった」と自慢する男は、意外と「優等生」
よくいますよね、こういう男。
○○さんって、勉強ばかりしてたんでしょ?
などと周りから訊かれるたびに、「いやいや」と首を振って、
高校までは、不良でさぁ……。
と、自分がいかに遊んでばかりいたか、ワルいことばかりやっていたかを、自慢げに話し始めるタイプです。
特に、某国立大学出身者とか、某有名私大出身者に多いタイプですが、要するにこのタイプは、自分に貼られがちな「勉強ばかりしていた青白いインテリ」というレッテルをはがしたいわけです。
しかし、「はがしたい」と思うのは、事実そのとおりであったことの証明でもあるわけです。
この手の自慢話が始まったら、「ハイ、ハイ。よく遊んだ優等生だったのね」と、聞き流してあげましょう。ヘタにツッコミを入れると、ムキになって「あんなことも」「こんなことも」とエスカレートしていきます。
時間のムダです。
小さい男(女も)のほうが、気が強い。
たぶんこれは、世界中どこに行っても、共通して見られる特徴だろうと思います。
こうした現象を生み出すのは、人間が持っている、いや、人間に限らずあらゆる動物が自然と身に着けている「防御本能」です。
「防御本能」とは、自分の弱点をカバーして敵から身を守るために、本能的に身に着けた性質のことを指します。
「大きい男」は、何もしなくても相手を圧倒できますから、「強いゾ」と偽装する必要がなく、周囲には、「おとなしく、やさしい」と感じられるキャラクターができ上がります。
しかし、「小さい男」は、そのままでは相手から「弱い」と思われてしまいますから、「オレはこんなに強いんだゾ」と偽装する必要があります。
弱い犬ほどよく吠える――というのも、これと同じ理屈です。
大原則として覚えておいていただきたいのは、あなたに強く当たる人間、威張り散らす人間、やたら自慢する人間がいたら、その内側には必ず、もろさや弱さが潜んでいる――ということです。
人はどうやって自分の「弱い」を偽装するのか?
そのパターンがわかれば、人づきあいが少しラクになるかもしれません。
よくあるパターンを挙げてみましょう。

「昔は不良だった」と自慢する男は、意外と「優等生」
よくいますよね、こういう男。

などと周りから訊かれるたびに、「いやいや」と首を振って、

と、自分がいかに遊んでばかりいたか、ワルいことばかりやっていたかを、自慢げに話し始めるタイプです。
特に、某国立大学出身者とか、某有名私大出身者に多いタイプですが、要するにこのタイプは、自分に貼られがちな「勉強ばかりしていた青白いインテリ」というレッテルをはがしたいわけです。
しかし、「はがしたい」と思うのは、事実そのとおりであったことの証明でもあるわけです。
この手の自慢話が始まったら、「ハイ、ハイ。よく遊んだ優等生だったのね」と、聞き流してあげましょう。ヘタにツッコミを入れると、ムキになって「あんなことも」「こんなことも」とエスカレートしていきます。
時間のムダです。

訊かれもしないのに、昔の武勇伝を語り出す男は、ホントは弱虫
このタイプもよくいます。


訊かれもしないのに、そんな武勇伝を自慢げに話し出すタイプ。しかも、その話は、「それ、前にも聞いたよ」というほど繰り返され、繰り返すたびに、話が大きくなっていきます。その食い違いを、

などと指摘したりすると、一生、恨まれる(?)ことになるので、注意が必要です。
何度も繰り返すのも、そのたびに話が大きくなっていくのも、防御行動の特徴。このタイプは、アナウンスの効果が薄れて、「ほんとは弱い自分」が露呈してしまうことを恐れるため、どんどん、話がエスカレートしていってしまうのです。
この手の話は、話半分どころか、せいぜい10%程度と思って聞くこと。そして何より、「この人がこんな話をするのは、ほんとは弱虫だからなのね」ということを、胸の内に納めながら聞かないと、バカバカしくなってしまいます。
隠したいのが「弱い自分」ではなく、「バカな自分」である場合にも、同様のホラ吹き自慢が見られます。


このタイプの話で特徴的なのは、学校名や順位に関する話が、頻繁に出てくること。自分の能力の高さを、学校名や順位という「ブランド力」で証明しようとしているわけですが、ほんとうに頭がよければ、そんなものを持ち出す必要はないわけで、そこにこのタイプの弱点も潜んでいる、と考えていいと思います。
筆者の経験から言うと、こうして自慢げに学校名を持ち出すのは、学校内での成績上位者よりも、成績下位の者に多いような気がします。

地位や業績をちらつかせるのは、どちらかというと落ちこぼれ上司


部下に向かってこういう言葉が飛び出す上司も、実は、「弱い人間」です。
このタイプが隠そうとしている「弱さ」は、自分の人徳のなさ(=人気のなさ)だったり、地位のわりに低い会社での評価だったりします。
評価が低いので、ことさらに地位や業績という「虎の威」を持ち出して、相手を屈服させようとするわけです。
このタイプは、おそらく、家庭内でも不人気。それをカバーしようとして、「いったい、だれのおかげでメシが食えると思ってるんだ」というような言葉を吐くので、ますます、家族からも疎んじられてしまいます。
面従腹背(表面上は従うように見せて、腹の中では否定)というのが、このタイプをやりすごすいちばんいい方法ですが、もっと人間力のある人なら、

などと、弱点をうまく操って操縦することも可能です。

モテ自慢をする人間は、実は、モテたことがない人間?


ここまでの話からすると、これも、「実はモテない自分」を防御するためのウソということになります。
しかし、どうも、その線は薄い。むしろ、この手の話は、「モテるための作戦」として意図的に使われることが多いような気がします。
というのも、男でも、女でも、「自分はモテない」と嘆く人間よりも「モテる」という人間のほうに魅力を感じてしまうからです。それを知っている人間は、「自分はモテる」と公言して、もっとモテようとします。
では、「モテない自分」を防御したい――と思う人間は、どんな方法で、自分の弱点を防御しようとするのでしょうか?
この話は長くなりますので、次回、まとめてご紹介したいと思います。
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