自信のある人間ほど、「障害のある恋」に燃える

法則10 自信のある人間ほど、「障害のある恋」に燃える
世の中には、障害のある恋に挑む人たちがいます。
その原動力は「征服欲」だったり「庇護欲」だったり。
そして、そういう人間は、ほとんどが自信家なのです。
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高い山があったら登りたくなる。
深い海があったら潜りたくなる。
隣の柿の実は盗りたくなる。
最後の1つはともかくとして、人間にはどうも、そういう性質が備わっているように見えます。
恋愛においても同じ。つまり――。
障害のある恋ほど燃える。
という人種が、この世の中には、少なからずいる。
むしろ、そういう人のほうが多いのではないか――とさえ思えます。
なぜなんでしょうねェ、という話を、本日はしてみたいと思います。
人を、障害のある恋に、それでも立ち向かわせようとする原動力、それには2種ある――と、私は思っています。
そのひとつが、「征服欲」です。

「征服欲」の旺盛な男(まれに女)ほど、「障害」に燃える
「征服欲」を生み出すホルモンは、男性ホルモンである「テストステロン」です。
つまり、「征服欲」の旺盛な男⇒テストステロンも豊富に分泌されているはず⇒オスとして優秀である、という推論も成り立つわけです。
なので……かどうかはわかりませんが、メスはしばしば、このオスの「征服欲」がどの程度のものであるかを「テスト」しようとします。
求愛するオスに必死の抵抗を試み、それでも、自分を組み伏せる力のあるオスを伴侶として選ぼうとするブタもいます。
オスに巣を作らせて、そのマイホームの豪華さでオスを選別しようとする鳥もいます。
かぐや姫も、男たちに無理難題を押し付けて、その課題をクリアした男を伴侶に選ぼうとしました。
動物界のメスは、多かれ少なかれ、オスの前に「テスト」としての「障害」を設けようとする性癖(?)があり、オスには、その「障害」を乗り越えようとする本能がある。
これが、「障害に燃える恋」を生み出す、ひとつのシステムと言っていいかと思います。
この本能に強く衝き動かされる男は、ときにムチャな恋をします。
はるかに年上の美人教師のスカートを脱がせようとしたり、極道の愛人に命がけで手を出そうとしたり、修道院に潜り込んで尼僧を手籠めにしようとしたり、首覚悟で部長の奥さんを誘惑しようとしたり、喪に服す未亡人の喪服の裾を乱そうとしたり……するわけですね。
もちろん、人妻とみると、下半身がムラムラする――なんていうのも、この「征服欲」がなせるワザ。
近年は、女性の中にも、テストステロン値の高い種(俗に「肉食系」と呼ばれるのもこの種のひとつ)が出現しつつあり、こういう種は、「障害のある恋」であるほど、モーレツにファイトを燃やしたりするようです。
「不倫」も「障害のある恋」のひとつ。そういう恋に身をやつすというのも、ひとつには、この旺盛な「征服欲」ゆえ――とも言えるのですが、ただし、「不倫」の場合には、もうひとつの「動力」が作動していることも考えられます。
人を「障害のある恋」へと衝き動かす、もうひとつの動力スイッチ、それは、「庇護欲」というスイッチです。
深い海があったら潜りたくなる。
隣の柿の実は盗りたくなる。
最後の1つはともかくとして、人間にはどうも、そういう性質が備わっているように見えます。
恋愛においても同じ。つまり――。
障害のある恋ほど燃える。
という人種が、この世の中には、少なからずいる。
むしろ、そういう人のほうが多いのではないか――とさえ思えます。
なぜなんでしょうねェ、という話を、本日はしてみたいと思います。
人を、障害のある恋に、それでも立ち向かわせようとする原動力、それには2種ある――と、私は思っています。
そのひとつが、「征服欲」です。

「征服欲」の旺盛な男(まれに女)ほど、「障害」に燃える
「征服欲」を生み出すホルモンは、男性ホルモンである「テストステロン」です。
つまり、「征服欲」の旺盛な男⇒テストステロンも豊富に分泌されているはず⇒オスとして優秀である、という推論も成り立つわけです。
なので……かどうかはわかりませんが、メスはしばしば、このオスの「征服欲」がどの程度のものであるかを「テスト」しようとします。
求愛するオスに必死の抵抗を試み、それでも、自分を組み伏せる力のあるオスを伴侶として選ぼうとするブタもいます。
オスに巣を作らせて、そのマイホームの豪華さでオスを選別しようとする鳥もいます。
かぐや姫も、男たちに無理難題を押し付けて、その課題をクリアした男を伴侶に選ぼうとしました。
動物界のメスは、多かれ少なかれ、オスの前に「テスト」としての「障害」を設けようとする性癖(?)があり、オスには、その「障害」を乗り越えようとする本能がある。
これが、「障害に燃える恋」を生み出す、ひとつのシステムと言っていいかと思います。
この本能に強く衝き動かされる男は、ときにムチャな恋をします。
はるかに年上の美人教師のスカートを脱がせようとしたり、極道の愛人に命がけで手を出そうとしたり、修道院に潜り込んで尼僧を手籠めにしようとしたり、首覚悟で部長の奥さんを誘惑しようとしたり、喪に服す未亡人の喪服の裾を乱そうとしたり……するわけですね。
もちろん、人妻とみると、下半身がムラムラする――なんていうのも、この「征服欲」がなせるワザ。
近年は、女性の中にも、テストステロン値の高い種(俗に「肉食系」と呼ばれるのもこの種のひとつ)が出現しつつあり、こういう種は、「障害のある恋」であるほど、モーレツにファイトを燃やしたりするようです。
「不倫」も「障害のある恋」のひとつ。そういう恋に身をやつすというのも、ひとつには、この旺盛な「征服欲」ゆえ――とも言えるのですが、ただし、「不倫」の場合には、もうひとつの「動力」が作動していることも考えられます。
人を「障害のある恋」へと衝き動かす、もうひとつの動力スイッチ、それは、「庇護欲」というスイッチです。

他者を「不幸」から救い出したい、という「庇護本能」
筆者の友人の中には、こんなタイプがいます。
その男、水商売の女性にメッチャ弱いのです。水商売の女性を見ると、彼の脳の中では、こんなストーリーが組み立てられます。

⇒不幸な人なんだなぁ
⇒オレの力でなんとか彼女をその「不幸」から救い出してやりたい。
たいていの場合、それは、彼の一方的な思い込みなのですが、しかし、その友人は、そう思えば思うほど、彼の手によって「不幸な女」とされてしまったその女性にのめり込んでいきます。
何を隠しましょう、かくいう筆者にも、その傾向がなきにしもあらず。たぶん、どんな人にも、多かれ少なかれ、こういう性質は備わっているのではないかと思います。
不幸な人間に手を差し伸べたい――というこういう性質は、私たち人間が「群れ」を成す生きものであるところから生まれたもの。女性の「母性愛」も、「博愛」と呼ばれる社会的行動も、その一種であろうと筆者は思っています。
この「庇護欲」は、人によって強かったり、低かったりします。「庇護したい」よりも「庇護されたい」という気持ちのほうが強い人もいるかもしれません。
「庇護欲」の強いタイプは、目の前に「苦境」に苦しむ異性がいると、「自分が何とかしてあげたい」と思わずにはいられません。
ろくでもない男につきまとわれている女性がいれば、「オレが彼女を守ってやる」とナイトを買って出る。
満足にメシも作ってくれない鬼嫁にしいたげられている(と思われる)男性がいれば、「私がおいしいもの食べさせてあげたい」と愛人に名乗りを上げる。
過去の恋の痛手に心を開けないでいる女性がいれば、「こんな男もいるんだぜ」と癒し系恋人として立候補を表明する。
借金まみれになりながら夢を語る若い男がいれば、「あなたの夢、私が応援してあげる」と、自分の身を売ってでも援助を申し出る。
それはそのまま、恋へと発展し、その恋は、通常、相手の「苦境」が取り除かれるまで続きます。
「苦境」が取り除かれてしまうと、このタイプの「庇護本能」は満たされなくなってしまい、そこで恋が終わってしまう――というケースが多いようです。

自信のある人間ほど、「障害のある恋」にはまり込む
人を「障害のある恋」にのめり込ませる動機は、たいていの場合、上記どちらかであると言っていいでしょう。
しかし、その原動力が「征服欲」であれ、「庇護本能」であれ、ひとつだけ共通していることがあります。
それは、こういう恋にのめり込むタイプは、「自信家」である――ということです。
自分に自信があるから、「この程度の障害なら乗り越えてみせる」と征服欲を燃やし、「この人には私が必要」「自分がいないと、この人はダメになる」と庇護本能を発揮し、周囲がどんなに「止めときなよ」と忠告しようと、耳を貸さなくなります。
ここが、この種の恋のむずかしいところでもあります。
見方によっては、このタイプは、恋している自分に恋している――とも言えるわけです。
なので、このタイプの恋には、いくら周りが「そんな恋、止めときなよ」と忠告しても、効果がないわけですね。
処方箋……?
そんなものはありません。
どうぞ、くれぐれもご自愛くださいますよう。
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