「他人に自分の人生乗っけて」は、ある意味、正論

実際に起こった出来事を長住流に解説します。
国会議員がサッカーの親善試合の結果をけなして、
ファンの批判を浴びています。その国会議員は、
上西小百合。しかし、その言葉「他人に自分の人生
乗っけてんじゃねぇ」には、正論も含まれていて——。
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何かと問題な上西小百合議員が、ツイッター上でつぶやいたひと言が、サッカー・ファンの怒りを買い、炎上しています。
ことの起こりは、さる15日に埼玉スタジアムで行われた「浦和レッズ」と「ドルトムント」の親善試合。2-2と善戦しながらも、終了間際にゴールを決められて、2-3と敗れた結果を受けて、小百合議員、よせばいいのに、自身のツイッターにこんな書き込みをしてしまいました。
浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな。
そもそも、国会議員のツイッターというものは、自身の政治的信念や政治活動に対する理解や支援を訴えるためのツールとして使う「準公器」と考えるべきであろう――と、長住は思うのですが、おバカ議員の右代表とも言うべき上西小百合議員は、そこにサッカーの、それも一親善試合の結果について、トランプも顔負けの歯に衣着せぬひと言を書き込んでしまったわけです。
これに、現役のJリーガーが噛みつきました。
浦和の負けが酷かったって? 親善試合が遊びって?
どの口が言うのか。
ハイライトしか観れてませんが、日本の中のただの1人のプロサッカー選手として言わせてもらう。酷いってなに? 遊びってなんだ? 久々にアタマにきたわ。こんなのに反応してしまう自分が酷いのかもしれませんが。
噛みついたのは、J2・FC岐阜のゴールキーパー、高木義成選手。
ま、ツイッターですから、何を言おうと勝手ではあるのですが、このツイートも、相当に品がない。現役のプロが、そんな発言をして問題にならないのか――ということを想像できない時点で、相当に頭もわるい、と推測できます。
そんなバカ、放っておけばいいのに――と思うのですが、上西議員、よほどヒマなのか、これにも反応してしまうんですね。
少しは骨のある選手がいるんですね。見直しました。ただ直接言って下さいね。男なんだから。
まるで、火に油を注いで団扇であおぐようなことをやるわけですね、「浪速のエリカ様(上西議員の愛称だそうです)」は。
ことの起こりは、さる15日に埼玉スタジアムで行われた「浦和レッズ」と「ドルトムント」の親善試合。2-2と善戦しながらも、終了間際にゴールを決められて、2-3と敗れた結果を受けて、小百合議員、よせばいいのに、自身のツイッターにこんな書き込みをしてしまいました。

そもそも、国会議員のツイッターというものは、自身の政治的信念や政治活動に対する理解や支援を訴えるためのツールとして使う「準公器」と考えるべきであろう――と、長住は思うのですが、おバカ議員の右代表とも言うべき上西小百合議員は、そこにサッカーの、それも一親善試合の結果について、トランプも顔負けの歯に衣着せぬひと言を書き込んでしまったわけです。
これに、現役のJリーガーが噛みつきました。

どの口が言うのか。
ハイライトしか観れてませんが、日本の中のただの1人のプロサッカー選手として言わせてもらう。酷いってなに? 遊びってなんだ? 久々にアタマにきたわ。こんなのに反応してしまう自分が酷いのかもしれませんが。
噛みついたのは、J2・FC岐阜のゴールキーパー、高木義成選手。
ま、ツイッターですから、何を言おうと勝手ではあるのですが、このツイートも、相当に品がない。現役のプロが、そんな発言をして問題にならないのか――ということを想像できない時点で、相当に頭もわるい、と推測できます。
そんなバカ、放っておけばいいのに――と思うのですが、上西議員、よほどヒマなのか、これにも反応してしまうんですね。

まるで、火に油を注いで団扇であおぐようなことをやるわけですね、「浪速のエリカ様(上西議員の愛称だそうです)」は。

「他人」に「自分の人生」を乗っける依存症
こういうやり取りの結果、上西議員のツイッターには、浦和サポーターからの批判が殺到する事態となり、上西議員は、ついにあの名言(?)をお書き込みになったわけです。

随所に「問題だ」と思われる表現があるのですが、いちいち取り上げているとキリがありませんので、ここでは省略。ただ、その口調の品性が下劣であることは、火を見るよりも明らかです。
まるで、ヤンキー。これでも国会議員かと思うのですが、なにしろ、不倫旅行のために衆院本会議を欠席(本人は否定)と報じられ、結果、日本維新の会を除名されてしまうようなご仁ですから、いまさら、何を言われても驚いたりはしません。
ただ、長住は、この発言、下品で知性に欠けてはいるものの、あながち。すべて「的外れ」とも言えないなぁ――と思う部分があります。
それは、

というくだりです。
考えようによっては、これ、一種の文明批判と取れなくもないなぁ――と、筆者・長住は思うのです。
「他人」に「自分の人生乗っける」は、一種の「依存症」と見ることもできます。その「他人」は、スポーツのチームである場合もあるでしょうし、特定のアスリート個人である場合もあるでしょうし、ときには特定のアイドルやそのグループという場合もあるでしょう。
いずれにしても、そういう「他人」を「偶像化」し、その「偶像」と「自分」を「アイデンティファイ(=同一視する、一体感を持つ)」することによって、自己の存在意義を確認しようとする傾向。最近、この国には、そんな「依存症」的傾向が目立つような気がするのです。
AKBなどのアイドル・グループとそのファンの関係にも、サッカーなどのスポーツ・チームとそのサポーターの関係にも、この依存的関係が目立つ。その結果、アイドルとファンの間で事件が起こったりしていることは、すでに、みなさんもご存じのとおりですが、それはともかく、筆者は、この傾向、少し危険だなぁ――と感じてもいます。

「全体主義」に結び付く「偶像化」の危険性
チームや個人の「偶像化」は、多くの場合、「全体主義的」な傾向と結びつきます。
ときには、「偶像化」された個人やチームに批判的であったり、敵対的な行動をとったりする人物や団体に、暴力的なとも思える攻撃を加えることもあります。
これが社会全体に広がると、その社会は「全体主義」に染まってしまいます。戦前の日本の「天皇崇拝」も、現代の北朝鮮の「金正恩崇拝」も、そうした「全体主義化」の典型的な例と言っていいかと思います。
過去、何度も問題を起こした浦和レッズのサポーターたちにも、その傾向は見られます。「JAPANESE-ONLY(日本人以外入るな)」と人種差別的な横断幕を掲げたり、応援に「軍艦旗=旭日旗」を掲げたり……と、その行動には、まるでネトウヨかと思わせるような問題行動が、度々、見られたのは、みなさんもご存じのとおりです。
上西議員の発言=「他人に自分の人生乗っけてんじゃねぇ」が、そこらへんへの批判も含めて飛び出したのであれば、その見識はなかなか見上げたもの――ではあるのですが、「浪速のエリカ様」にそこまでの知恵があったとは、残念ながら思えません。
ま、どっちもどっちのドロ試合と言うべきでありましょう。
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