「エッチ」をケイタイで生中継する女

通い詰めたパブの人気娘・のぞみ嬢。やっと、
彼女をホテルに連れ込むことに成功したH氏は、
そこでの彼女の行動に驚愕した。なんと彼女、
Hの一部始終を電話で中継し始めたのである……。
R18 このシリーズは、性的表現が中心の官能読み物です。18歳未満の方はご退出ください。
エロ 官能小説 オーガズム 不倫

H氏は、当時35歳。
スポーツ新聞の編集部に勤めていたH氏は、翌日の朝刊の入稿が終わると、毎夜のようにタクシーを飛ばして、新宿のミュージック・パブに繰り出していた。
お目当ては、そこでアルバイト・ホステスとして働いていた19歳の専門学校生・のぞみ嬢。
のぞみ嬢の気を惹きたいH氏は、行けばヘタな歌を歌い、店がハネた後も、焼肉だ、ラーメンだ……とグルメの限り(?)を尽くし、自分には何の下心もないかのごとくに、きわめて紳士的にタクシーで送り届ける――を、ほぼ半年にわたって、続けた。
努力の甲斐あって、のぞみ嬢は少しずつ、H氏に心を開くようになっていった、という。
頃やよし――と見たH氏は、6月初旬の深夜、仕事を終えた同嬢を歌舞伎町内のラブホテルに連れ込み、同嬢の着衣を脱がせた上で、同嬢の体の上に重なり、情交を迫ったものである。
罪状・罪名 婦女子ナンパ罪
のぞみ嬢は、H氏の説明によると、ちょっと「南野陽子」(当時)に似たかわいい娘で、すこぶるナイスなバディの持ち主であった。
何よりH氏の劣情をくすぐって止まなかったのは、おそらくDカップ程度はあるだろうと思われ、歩くたびに、笑うたびに、プルン……と揺れて、「食べてみてよ」と誘っている(ようにH氏には見えた)形のよさそうな胸だった。
行為中に着信。そんなとき、電話をとるか?
ホテルのベッドでのぞみ嬢の服を脱がせ、ブラをはぎ取ったH氏は、あらためてその胸の形に、神聖(?)とも言える感動を覚えた。
乳輪、デカ!
計測したわけではないが、直径およそ3.7センチ。
うっすらと茶色を帯びて広がる輪のその中央で、形のよい干しブドウが、ツンと屹立している。まるで、モナ・リザの乳房のようだ(見たこともないくせに!)と感動したH氏は、夢中でその胸に顔を埋め、たわわな実りにむしゃぶりついた。
とても手の中に収まりきれないそのふくらみを、牛の乳を搾る(やったことはないが)ような手つきでもみしだき、もむほどに硬度を増していくレーズンを舌でなめ、口で吸いながら、H氏は、自分が無垢な赤ん坊になっていくような気がしたという。
およそ10分。
氏がその行為に夢中になっているときに、のぞみ嬢が枕元に置いたポーチの中で、「ブルル、ブルル……」と震動音が鳴った。
ケータイの着信音(まだ、スマホのない時代。一応、マナーモードではあった)だった。
ふつう、こんな状況では、電話なんか取らないだろう――と思うのだが、のぞみ嬢は、ポーチの中をかき回して、白いボディのケータイを探り当てると、それを手元に引き寄せ、着信ボタンを押したのである。
もしも――し、の・ぞ・みでーす。いま? どこにいるか当ててみて。
エッ!? エーッ!?
何すんねん――と、思わず関西弁で叫びそうになったH氏だったが、それでも行為を中止しなかったのは、あっぱれ! としか言いようがない。
スポーツ新聞の編集部に勤めていたH氏は、翌日の朝刊の入稿が終わると、毎夜のようにタクシーを飛ばして、新宿のミュージック・パブに繰り出していた。
お目当ては、そこでアルバイト・ホステスとして働いていた19歳の専門学校生・のぞみ嬢。
のぞみ嬢の気を惹きたいH氏は、行けばヘタな歌を歌い、店がハネた後も、焼肉だ、ラーメンだ……とグルメの限り(?)を尽くし、自分には何の下心もないかのごとくに、きわめて紳士的にタクシーで送り届ける――を、ほぼ半年にわたって、続けた。
努力の甲斐あって、のぞみ嬢は少しずつ、H氏に心を開くようになっていった、という。
頃やよし――と見たH氏は、6月初旬の深夜、仕事を終えた同嬢を歌舞伎町内のラブホテルに連れ込み、同嬢の着衣を脱がせた上で、同嬢の体の上に重なり、情交を迫ったものである。
罪状・罪名 婦女子ナンパ罪

のぞみ嬢は、H氏の説明によると、ちょっと「南野陽子」(当時)に似たかわいい娘で、すこぶるナイスなバディの持ち主であった。
何よりH氏の劣情をくすぐって止まなかったのは、おそらくDカップ程度はあるだろうと思われ、歩くたびに、笑うたびに、プルン……と揺れて、「食べてみてよ」と誘っている(ようにH氏には見えた)形のよさそうな胸だった。

ホテルのベッドでのぞみ嬢の服を脱がせ、ブラをはぎ取ったH氏は、あらためてその胸の形に、神聖(?)とも言える感動を覚えた。
乳輪、デカ!

計測したわけではないが、直径およそ3.7センチ。
うっすらと茶色を帯びて広がる輪のその中央で、形のよい干しブドウが、ツンと屹立している。まるで、モナ・リザの乳房のようだ(見たこともないくせに!)と感動したH氏は、夢中でその胸に顔を埋め、たわわな実りにむしゃぶりついた。
とても手の中に収まりきれないそのふくらみを、牛の乳を搾る(やったことはないが)ような手つきでもみしだき、もむほどに硬度を増していくレーズンを舌でなめ、口で吸いながら、H氏は、自分が無垢な赤ん坊になっていくような気がしたという。
およそ10分。
氏がその行為に夢中になっているときに、のぞみ嬢が枕元に置いたポーチの中で、「ブルル、ブルル……」と震動音が鳴った。
ケータイの着信音(まだ、スマホのない時代。一応、マナーモードではあった)だった。
ふつう、こんな状況では、電話なんか取らないだろう――と思うのだが、のぞみ嬢は、ポーチの中をかき回して、白いボディのケータイを探り当てると、それを手元に引き寄せ、着信ボタンを押したのである。

エッ!? エーッ!?
何すんねん――と、思わず関西弁で叫びそうになったH氏だったが、それでも行為を中止しなかったのは、あっぱれ! としか言いようがない。

電話の相手は、どうやら男のようだった。
相手が男であれば、なおのこと、自分が他の男と一緒にいるなどという状況は、隠すはずなのだが、のぞみ嬢は、肝が据わっているというか、それとも無神経というか、自分が置かれている状況、していることを、あからさまに中継し始めたのである。

お、おじさん……?
思わず、言葉遣いを注意したくなったH氏ではあったが、そんな小事にこだわって大事を台無しにするのは得策ではない――と、聡明なる決断を下した。
のぞみ嬢の電話は、なおも続いた。

ナニ!? 相手は、もしかして彼女の元カレ? それとも、彼女と「したかった」男?
オイ、オイ。まさか、キミ、この私をアテ馬にしようって魂胆じゃないんだろうな。
次々に、頭の中に湧き起こる疑念。
それでもH氏が行為を中止しようとしなかったのは、「ここまで来て、途中で止めてたまるか」の意地か、または「ここで止めたらまる損」のどケチ根性か。
いずれにしても、H氏は、かまうことなく、頭をのぞみ嬢の下半身へともぐらせていった。

まだ、だれにも……?
も、もしかして、ヴァ、ヴァ、ヴァージン……?
H氏の胸には、喜びと同時に、一抹の不安が過ぎった。
自分は、いま、そんな重大な役目をおおせつかっており、彼女はそれを、自分の過去の男だか、現在の男だか、あるいは未来、そうなるかもしれない男……だかに伝えている。
もしかして、オレは、その男に恨まれることになるんじゃないか――という不安だった。

H氏は、別に、「処女鑑定士」の資格をもっているわけではない。
しかし、彼女の下腹へ頭をもぐらせたH氏の目に映ったのぞみ嬢のそこには、ギザギザのフリル状に膣口を縁取るヒーメンが、確かに目視できた。
間違いない。
彼女は、まだだれにも、そこを突き破られてない。
何を隠そう、H氏は、そのような状態の女性と性的関係に及ぶのは、それが初めてだったのである。
のぞみ嬢の電話は、なおも続いた。


もしかしてこの女は、その男をけしかけてるんじゃないか――と、H氏は思った。
ショージキ言うと、少しビビった……とも言う。
頭の中では、駆けつけたヤンキーみたいな少年に、ズブリとやられるシーンまで想像した。
しかし、もう遅い。
H氏は、痛みに顔をゆがめるのぞみ嬢をやさしくいたわりながら、治まりのつかなくなった分身を、ゆっくりゆっくり、のぞみ嬢の未開のひだの中に送り込んでいった。
結局、のぞみ嬢の電話の相手が、おっとり刀で駆けつけて来ることはなく、H氏とのぞみ嬢の初エッチは、歓喜のうちに無事、終了した。
念のために申し上げておくと、事終えたのぞみ嬢がしどけなく横たわる白いシーツの上に、H氏は、彼女が間違いなく破瓜されたことを証明する「赤い痕跡」を、喜びとともに確認することができた。
それにしても、彼女はなぜ、わざわざ男をけしかけるような電話をかけたのか?
そのことを尋ねると、のぞみ嬢は、事も無げに言ってのけた。

恐るべし、19歳。
すっかり恐れ入ったH氏は、このような彼女であれば、一生、ついていける――と確信して、3年の交際の後、めでたく華燭の典を挙げたのであった。
めでたし、めでたし――。

これも、一種のマーキング…!?
ところで、H氏の彼女は、公平に見るところ、自分たちの行為を他人に見せて喜ぶような性癖の持ち主とは、とても思えません。
ちょっとだけ、彼女の行動を分析すると、これは、一種の「逆マーキング」とでも呼ぶべき行動ではないかと思えます。
「マーキング」は、「この場所はオレのナワバリ」「この女はオレのもの」などと、自分の所有権を示すために行う示威行動ですが、「逆マーキング」は、「私はカレのもの」「オレは彼女のもの」と、所有されていることを周囲に示すための行動。わかりやすく言うと「虫除け行動」ですね。
男や女が、エンゲージリングをこれみよがしに人に見せるのも、「これ、オレの彼女」「これ、私のカレ」などと、人に写真を見せびらかしたりする(トホホ、長住はいやっていうほど、これをやられました)のも、「逆マーキング」の一種と考えていいと思います。
19歳で恐れを知らないのぞみ嬢は、多少の冒険心またはイタズラ心もあったのでしょうが、これをいささか過激にやってしまったのだろう――と、長住は分析しています。
ただ、このやり方、キケンを伴うのも確かです。
相手がキレやすい男だったら、ほんとに包丁を持って駆けつけかねませんし、もし傷つきやすいハートの持ち主だったら、心の傷として抱え込むことにもなりかねません。
ま、何もなくてよかったです。
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美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。

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みなさんのひと押しで、喜んだり、反省したり……の日々です。
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