策士・K夫の「共通の敵を作れ!」作戦

ある人間との関係を深めたいと思うとき、人はしばしば
「共通の敵」という「結合子」を利用します。
この原理、恋愛関係にも応用できないか? 策士・K夫が
彼女のハートをゲットした作戦とは――?
エロ 官能小説 モテ 不倫
M は「男からのモテ技」、 W は「女からのモテ技」、 N は「男女共通のモテ技」です。
みなさん、すでに経験的にご存じかもしれませんが、男という生きものは、連合を組んだり、派閥を結成したり……というふうに、グループを結成する活動が、得意だし、かなり好きでもあります。
その「グループ化」の動機として、しばしば登場するのが、「共通の敵」というアイテムです。
戦国時代には、長年の宿敵であった上杉と武田が、織田という強大な敵を迎えて、手を結びました。ヨーロッパでも、常に反目し合ってきたイギリスとフランスが、ドイツという脅威を前に連合関係を作りました。
政治の世界では、常にこういうことが起こります。「強大な敵」の存在は、それに苦しむ「弱者」の結合を強めるのです。
本日、みなさんにおすすめするのは、この原理を恋愛にも応用してはいかがか――という話。つまり、彼女と自分の「共通の敵」を作って、連合関係を結べ――という話なんですが、ただし、この「共通の敵」には条件があります。
もっとも重要な条件。
それは、ゼッタイに、自分たちより弱い人間とか、自分たちより劣位にある人間を「敵」にしてはいけない――ということです。それをやったら、単なる「イジメ」。そんな「悪意の連合」を結成しても、心の絆は深まりも強まりもしません。
敵が、自分たちより強大であること。そして、周囲の人間もほとんどが、そのパワーになびいてしまっている。この作戦は、こういう状況の中でこそ、もっとも効果を発揮する――と考えてください。
不肖・長住の理論(?)によれば、
ある集団の結合力は、集団を構成する個体数が小さいほど強くなる
です。
つまり、「2人」が最高。この最強の結合を意図的に作り出そうよ、彼女との間で……というのが、今回の話の骨子です。
ある後輩の話をご紹介しましょう。
その「グループ化」の動機として、しばしば登場するのが、「共通の敵」というアイテムです。
戦国時代には、長年の宿敵であった上杉と武田が、織田という強大な敵を迎えて、手を結びました。ヨーロッパでも、常に反目し合ってきたイギリスとフランスが、ドイツという脅威を前に連合関係を作りました。
政治の世界では、常にこういうことが起こります。「強大な敵」の存在は、それに苦しむ「弱者」の結合を強めるのです。
本日、みなさんにおすすめするのは、この原理を恋愛にも応用してはいかがか――という話。つまり、彼女と自分の「共通の敵」を作って、連合関係を結べ――という話なんですが、ただし、この「共通の敵」には条件があります。
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この男、ギリシャの策士・オデュッセウス(あの「トロイの木馬」作戦を考え出した男です)のような知恵者でした。仮の名前を「K夫」としておきましょうか。
このK夫クンがひそかに心寄せていたのが、「R美」という、入社6ヶ月目の新人。私の目から見る限り、頭も切れるし、感性も鋭い。それに、顔も、美人っていうタイプじゃないけど、どこかかわいい――という感じの女性でした。
そんな彼女が、ちょっとしたミスをやらかしました。
ミス自体はだれにでもあることで、それも、大して大騒ぎするほどのミスじゃなかったのですが、彼女にその仕事を指示した課長っていうのが、ちょっと粘着質タイプの男でした。自分より学歴のいいR美に、どこかで敵対心みたいなものを抱いていたのかもしれません。
その叱り方が、周りから見ても尋常じゃありませんでした。

よせばいいのに、そこで、言い返しちゃったんですね、彼女。

それからは、


と、ま、私から見てもハラハラするようなやりとり。課長のたたり(?)を恐れてか、助け舟を出そうという人間もいませんでした。

その30分後の休憩時間。1Fの自販機の前で、R美がコーヒーを買っていると、そこへ、われらがK夫クンが接近。コーヒーを買うフリをして、彼女にこう、話しかけたのです。

ボソリとつぶやくと、彼女が「エッ」という顔で振り向きました。







クスリ……と笑った彼女。これで、わがK夫クンはR美嬢のハートをゲット!
以後、われらがK夫クンとR美嬢は、課長という「仮想敵」を相手に絆を深め、浅からぬ関係になった――と、聞かされています。
めでたし、めでたし――というお話でした。

コアな「同盟」を作れ!
政治や経済、軍事という世界では、しばしば登場する戦略です。
「敵の敵は味方」という原理ですが、大事な原則がいくつかあります。
ひとつは、上位にいるもの同士の結合では意味がない、ということです。よく見られるのは、2・3位連合とか、3・4位連合。男女の場合だと、この順位はもっと低いほうがいいかもしれません。
というのも、目的は、ふたりだけの「ユニット」を作ることにあるわけですから、「オレも」「私も」と賛同者が増えたのでは、あまり意味がないからです。ポイントは、「だれも味方してくれないだろうけど、オレだけは…」という、コアな結合因子を発見すること。
われらがK夫クンは、みんなが恐れて歯向かいはしないだろう「課長」という強大な「仮想敵」を設定することで、R美嬢とのユニットを強固なものにしたわけですね。
ただし、筆者・長住は、この作戦、あまり好きではありません。
だれかを「敵視」するというのは、人間の精神のありようとして、あまり美しいものとは思えないからです。ムリムリ敵を作る、というのも、ちと考えものです。
この作戦、相手が「強大な権力者」、本来なら勝ち目がないような「強力な悪」である場合にのみ有効――と、覚えておいていただきたいと思います。
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美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
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