「好意」という関心を生み出す「チラ見」の法則

法則6 人は、目が合う回数に比例して、相手に関心を抱く
人が人に抱く関心は、目が合う回数に比例。問題は、
視線の性質と回数。ジロジロという「凝視」ではなく、
数多く「チラ見」するのがベスト。その理由は?
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恋愛は、相手にそれを伝えるところから始まります。
どうやって?
口で言う、文をしたためる、何かをあげる……いろんな方法があろうかと思います。
度胸がおありながら、お好きな方法でどうぞ――ですが、その代わり、致命的な打撃を受けることも、ないとは言えません。
しかし、そんな玉砕戦法(?)に頼る前に、試してほしいことがあります。
それは、「見る」です。

「見る」は、「あなたに関心あり」を示す最強にして最大のツール。人間に限らず動物はみな、「見る」ことを通してターゲットを捕捉し、「おまえを食うゾ!」とか「あなたになつくわよ」を伝えようとします。
筆者のアパートの周りをうろつく野良猫でさえ、私が外出から帰って来て部屋のドアを開けようとすると、私の足元にチョコンと座り、頭を右15度に傾けて、じっと私の目を凝視します。

と言ってるわけです。
その目力に、つい、負けてしまいそうになる私ですが、そこは心を鬼にして、「ダメだよ」とドアを閉めます。
ネコでさえ知っている「目力」。
しかし、この「じっと見つめる」は、「あなたに関心あり」を伝える方法としては、あまり適切ではないんですね。

じっと見つめられると、人は「不愉快」になる
人間は、まだよく知らない人間からジーッと見つめられると、たいていの場合、「不快」になります。
筆者などは、「申し訳ありませんでした。つい、出来心で……」と、やりもしない罪まで認めてしまいそうになります。
気の短い男なら、「なんだよ、ガン飛ばしやがって。なんか、文句あんのかよ」とつかみかかってくるかもしれません。
気位の高い女なら、「いやらしいわね。ジロジロ見ないでよ」と、見つめるあなたをヘンタイ扱いしかねません。
いきなりの「凝視」は、あなたの「好意ある関心」を伝えるどころか、「敵意」や「下心」の表現――と受け取られかねないわけです。
どれくらい見つめられると、人はその視線を「不快」と感じるか?
個人差があると思いますが、私の経験に照らして言うと、だいたい2~3秒ぐらいでしょうか。それ以上見つめっぱなしにするのは、それがどんなに好意からであっても、相手を「不快」にする危険性のほうが高い――と、覚えておいたほうがいいだろうと思います。
では、見ないほうがいいのか?
それもダメです。
人は、目が合わない相手とは、感情を交流させることができません。関心さえ抱かないかもしれません。
見ないよりは、見たほうがいいのです。
それも、数多く。
心理学的にも確かめられている法則があります。それは、
人は、目が合う回数に比例して、相手への関心を高める

です。
といって、ジッと見つめるのはよろしくない。
では、どんなふうに目を合わせるのがいいか?
それが、今回のテーマです。

目が合う回数は多いほどいい=「チラ見」の法則
ズバリ、言いましょう。
あなたの好意をもっとも的確に相手に伝える視線の送り方、それは、「チラ見」です。
チラッと相手を見る

→目が合う
→恥ずかしそうに目を逸らす

これが「チラ見」ですが、これを一度きりではなく、何度も繰り返すわけです。
こうして、「チラ見」を送り続けていると、相手は思い始めます。

そのうち、相手は、その視線の意味を考え始めます。


相手の頭の中にこんな想念が浮かぶようになったら、この「チラ見」作戦は大成功!
気が利く男(女)なら、向こうから、「よく目が合うね。何か、話でもあった?」と声をかけてくれるはずです。

なぜ、回数にこだわるのか?
さて、この作戦を成功させるためには、目線の送り方に工夫が必要です。
「チラ見」というくらいですから、視線を相手の目に留める時間は「チラ」でなくてはなりません。
時間にすると、せいぜい1~2秒。
そして、相手の目と合ったと思ったら、恥ずかしそうに逸らす。
ここがポイントです。
もうひとつのポイントは、送る目線の角度。
下からやや見上げるような角度。
これがベストです。
間違っても、上から見下ろすような視線を送ってはいけません。
そういう「上から目線」をチラチラと送っていると、相手は、その目線の意味を「好意」などではなく、「非難」というふうに受け取ってしまいます。

こんなふうに感じさせてしまったのでは、せっかくのチラ見も逆効果になりかねません。
なので、目はやや下から上向きに。それも、やや横向きに。
こういう目線をゆっくりと送れば、「流し目」とか「秋波」と呼ばれる目線になります。
「秋波を送る」は、「色目を使って異性の関心を引く」という意味で使われる慣用句です。
最後に、もうひとつ、いちばん大事なポイント――。
この「秋波」は数多く送る、ということです。
なぜ数多くかというと、あなたがチラ……と送った視線が相手の目にヒットする確率は、そんなに高くはないからです。
一日に、2回か3回しか送らない秋波が相手の目にヒットする確率なんて、もしかしたら限りなく0に近いかもしれません。でも、一日に20回も30回も送っていれば、そのうちの何発かは、確実に相手の目にヒットします。
この確率を上げておく。
これが、何よりも大事なポイントです。
こうして、あなたの送る秋波が相手の目にヒットすればするほど、その回数に応じて、相手の心の中には、「もしかして、あの人……」という関心が発生することになります。
この法則、ぜひ、覚えておいてくださいね。
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