男の「ひとりH」の必需品=「おかず」の種類とその効用

ひとりエッチに励むとき、男は、脳を射精モードに
導く材料=「おかず」を必要とします。
その「おかず」が、実に、より取り見取りで……。
性とエッチの《雑学》file.51 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。
15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 ひとりエッチ 妄想

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
男はどんな「おかず」が好きか?
そりゃ、何と言っても「肉じゃが」でしょ――という話じゃないので、あしからず。
もっとHなおかず。
そうです、「ひとりエッチ」にふけるとき、男は何を「おかず」にしているか? という話をしようと思うのです。
「おかず」とは、男のエロ神経を奮い立たせ、アレを痛いほどにふくらませ、最終的には射精にいたらせるための「刺激(材)」のこと。
どうしてこんな話をするかというと、実は、あなたの体の上で励んでいるときのカレや夫の頭の中で、何が起こっているか――が、この「おかず」のパターンと深い関係があるからなのです。
そうです。
男という生きものは、愛する女性と汗だくで励んでいるそのときでさえも、実は、頭の中では、指原莉乃が小峠と路上エッチしている姿とか、広瀬すずがブッチャーに襲われている姿とか……を、想い描いたりしていることが多いからです。
何と失礼な……と思う人もいるかもしれませんが、男の脳も、体も、「愛」さえあれば反応する――というふうには、作られてないんですね。
どうしてもイメージ脳の助けが必要。
目の前の彼女が、そのイメージを膨らませてくれるような存在であれば問題ないのですが、多くの現実は、「エッチなイメージ」とはかけ離れています。
そこで、男の脳は、活動を始めるわけです。
なんとか、自分を奮い立たせてくれるイメージを得ようと――。
そのイメージとは?
これが、千差万別、百花繚乱……。男が、そのとき、どんなイメージを思い浮かべるかは、彼がひとりエッチのときに、どんなイメージをおかずにしていたかと、大いに関係があるらしいのです。

「オブジェ」に興奮する精神は、きわめて幼い
長年にわたる調査・取材活動の結果、わかったことがひとつ。
なんと、この「おかず」は、個人の精神史の中でも「進化」するらしいのです。しかもそれは、個人の精神の発達レベルと見事に一致する……。
大きな流れから言うと、それは、
「オブジェ」から「妄想」へ
という経過をたどります。
「オブジェ」は「物」です。「妄想」は脳の中に描き出すイマージュです。ひとりエッチするのに、「物」を必要とするか、脳の働きによる「想像」だけですむか、という話ですから、当然、後者のほうが、脳の発達段階としては上、ということになります。
では、まず、その「オブジェ期」の話から――。
そりゃ、何と言っても「肉じゃが」でしょ――という話じゃないので、あしからず。
もっとHなおかず。
そうです、「ひとりエッチ」にふけるとき、男は何を「おかず」にしているか? という話をしようと思うのです。
「おかず」とは、男のエロ神経を奮い立たせ、アレを痛いほどにふくらませ、最終的には射精にいたらせるための「刺激(材)」のこと。
どうしてこんな話をするかというと、実は、あなたの体の上で励んでいるときのカレや夫の頭の中で、何が起こっているか――が、この「おかず」のパターンと深い関係があるからなのです。
そうです。
男という生きものは、愛する女性と汗だくで励んでいるそのときでさえも、実は、頭の中では、指原莉乃が小峠と路上エッチしている姿とか、広瀬すずがブッチャーに襲われている姿とか……を、想い描いたりしていることが多いからです。
何と失礼な……と思う人もいるかもしれませんが、男の脳も、体も、「愛」さえあれば反応する――というふうには、作られてないんですね。
どうしてもイメージ脳の助けが必要。
目の前の彼女が、そのイメージを膨らませてくれるような存在であれば問題ないのですが、多くの現実は、「エッチなイメージ」とはかけ離れています。
そこで、男の脳は、活動を始めるわけです。
なんとか、自分を奮い立たせてくれるイメージを得ようと――。
そのイメージとは?
これが、千差万別、百花繚乱……。男が、そのとき、どんなイメージを思い浮かべるかは、彼がひとりエッチのときに、どんなイメージをおかずにしていたかと、大いに関係があるらしいのです。

「オブジェ」に興奮する精神は、きわめて幼い
長年にわたる調査・取材活動の結果、わかったことがひとつ。
なんと、この「おかず」は、個人の精神史の中でも「進化」するらしいのです。しかもそれは、個人の精神の発達レベルと見事に一致する……。
大きな流れから言うと、それは、
「オブジェ」から「妄想」へ

という経過をたどります。
「オブジェ」は「物」です。「妄想」は脳の中に描き出すイマージュです。ひとりエッチするのに、「物」を必要とするか、脳の働きによる「想像」だけですむか、という話ですから、当然、後者のほうが、脳の発達段階としては上、ということになります。
では、まず、その「オブジェ期」の話から――。
「物」は文字通りの物体です。
たとえば、女性が脱ぎ捨てた下着や、口紅をぬぐったティッシュ、いつも携帯している化粧ポーチ……などなどといった「物」たちです。
こういうものがないと、自らを慰めることができない――という男たちの精神の発達レベルは、フロイト的に言うと《口唇期》、つまり、母親の乳房を欲しがる段階に固着しています。
筆者の遠い学生時代の友人にも、ひとり、こういう男がいました。
彼は、どうしても、そのために女性の下着を必要としたのですが、ひとり身の彼にはそれを入手する術がありません。
そこで、拝借してくるわけです、他家の物干し場などから。いえいえ、決して盗むわけではありませんよ。ただ、一時、拝借して、事を終えると、ちゃんと元の場所に戻しに行くわけです。実に、律儀な男です(←それでも、犯罪です、コレ)。
あるとき、使用中にそれを汚してしまった彼は、律儀にもそれを洗って、部屋のストーブで乾かしていたのですが、あまりにストーブに近づけすぎたため、いちばん大事な部分が溶けてしまいました(化繊だったんですね、素材が)。
しかし、なにせ律儀なこの男は、それでも、ポッカリ穴の開いた下着を、元の場所に戻しに行きました。実に見上げ果てた(←果てるか?)律儀さです。

やがて、男は「映像」を使うことを覚える
もう少し、精神が発達すると、この「オブジェ」は「メディア」に変わります。
つまり、「映像」や「音声」ですね。
AVなんてものがなかった時代には、いや、いまでもかなりの男たちが使っていると思いますが、ピンナップ写真が主役でした。いまで言うと、グラビア雑誌ですね。
いまでは笑ってしまうのですが、筆者などは、むき出しの尻なら何でもいいと思ったのでしょうか、大相撲の若乃花や栃錦の尻を「おかず」にしたこともありました。小学校2~3年の頃の話です。
そのうち、いいものを発見しました。母親が読んでいた主婦雑誌に、「サロンパス」の広告が載っていたのですが、その広告写真が、ナイス。裸の女性がお尻に湿布を貼っているという写真だったのです。
とにかく、その時代、子どもが目にすることのできる「裸のお尻」は、大相撲か湿布薬の広告しかなかったのですね。ひとりエッチの環境としては、実に、貧しい時代です。
思春期に入ると、もう少しましな「おかず」が手に入るようになります。女優や歌手の水着写真です。
しかし、水着とはいえ、いまみたいなハイレグだのTバックだのがない時代ですから、みんな体操着に毛が生えた程度の露出度しかありません。
どうしても、吉永小百合をすっ裸にしたい!

思い悩んだ(思い悩むな、そんなことで)少年Nは、小百合さんはお顔だけ拝借して、ボディは自ら鉛筆で描きこむというコラージュの技法を、独自に開発(?)したのでした。
まさに、「必要は、知性の母」というべきであります。
後年、ビデオなるものが登場して、さらに、アダルト映像までが世にあふれ出したときには、これでひとりエッチの世界は、飛躍的な進化を遂げると思ったのですが、残念ながら、そのときすでに筆者のエッチ精神は、次の発達レベルへと移行していました。

発見! 「妄想力」には、2つのタイプがある!
さて、ここからが本題。
エッチ精神が高度な進化を遂げると、人は、「オブジェ」にも「メディア」にも頼らず、「妄想力」だけで、星の彼方まで飛んでいけるようになるのですが、いろんな男たちの話を聞いていると、実は、この妄想の仕方に、2つのタイプがあることが判明しました。
「妄想」には、ストーリーが必要になります。
女が夜道を歩いていると、突然、脇に白いワゴン車が停まって――というふうに、自分でストーリーを作っていくのですが、そこで、大きくタイプが分かれてしまうのです。
タイプを分けるポイントは、
自分が主役かどうか
です。

つまり、自分が名うての女たらしになったり、暴行魔になったり、スケベ教師になったりして、みずからその女といたしている――という設定でないと、リビドー(欲動)を満たせないのです。
こちらのタイプは、賞味期限切れの奥さん(申し訳ありません)を相手にするときでも、自らを強盗に仕立てたり、チカン教師になったりして、奥さんにもそれなりの演技をさせるように仕向けたりします。コスプレに走ったりするのも、どちらかというと、こちらのタイプだろうと思われます。

傍観者というより、「のぞき見ている者」という立場です。で、このときの主演女優は、ほとんどの場合、自分が見知っている女、しかも、自分が心を寄せている女だったりします。もちろん、彼女や奥さんも「のぞき見る」対象となります。
つまり、このタイプは、自分が結ばれたいと望む女性が、他の男としている、あるいは犯されている――などという状況を想像しないと、燃えないわけです。
たとえ、いつものカミさんといたしているときでも、このタイプは、いたしているのは自分ではなくほかの男――というイメージを頭の中に思い浮かべます。自分自身は、まるで「幽体離脱」したように「第三の目」となって、いたしている自分とカミさんの姿を見ている立場におくわけです。
まったく、難儀な話です。

「主役」の違いは、「S」か「M」かで決まる
実に不思議だと思うのですが、この両タイプは、見事に分かれます。
なぜそうなるのか?
かすかに推測できることは、本人が、S的性質かM的性質かによって分かれるのではないか――ということです。
もちろん、前者がS、後者がMです。
もうひとつ、本人の、ごく初期の性的体験がどのようなものであったかにも、影響されるのではないか――と、筆者は思います。
ちなみに、筆者は後者なのですが、それは、筆者が初めてペニスのうずきを感じたのが、父親と母親の性交を目撃したときであった、ということと関係しているのかもしれません。
ただ、この2タイプの妄想の中身を比べると、後者のほうが複雑な設定を必要とします。つまり、ゲージツ的なわけです。
文豪・谷崎潤一郎なんて、絶対、こっちのタイプだと筆者は思っているのですが、残念ながら、本人に訊くチャンスはありませんでした。
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