授業中に机を揺らす、教室のオナニスト

わが中学時代の学友・純一クンは、
よく授業中に机を揺らした。特に、音楽の時間と
英会話の時間には。どちらも担任は女教師。
純一が机を揺らしてしていたことは……?
R18 このシリーズは、性的表現が中心の官能読み物です。18歳未満の方はご退出ください。
エロ 官能小説 オーガズム 不倫

中学2年の頃の話である。
私の隣に机を並べていた学友(というほどでもない)に「純一」という男がいた。
「純」とついてはいるものの、ちっとも純ではない。
そこそこ勉強はできたし、スポーツも、まぁ、運動音痴ではないという程度にはできる。
しかし、何をやらせても、クラスで二番手、三番手にしかなれない。要するに「二流の人」だった。
もちろん、女の子たちが、まとわりつくような男子でもなかったが、といってからかわれたり、気持ちわるがられたりするようなタイプでもなかった。
その純一の机が、揺れるのである。しかも、授業中に。
揺れるといっても、左右にガタガタという揺れではない。上にわずかに浮き上がり、少し前に傾く、そういう揺れで、よく見ないとわからない――という程度の揺れである。
何してるんだ、あいつ――と見ると、純一は体を少し机の下にもぐらせるような姿勢をとって、腹の下で机を押すような動きを見せている。
最初は、貧乏ゆすりでもしているのか――と思ったが、違った。
純一の机が特に揺れるのは、音楽の時間と英会話の時間だった。
どちらも、授業を受け持つのは、クラスの男子にはわりと人気な「オナゴ先生」だ。
その時間になると、純一の机は、激しく、なおかつ小刻みに揺れるのである。
私の隣に机を並べていた学友(というほどでもない)に「純一」という男がいた。
「純」とついてはいるものの、ちっとも純ではない。
そこそこ勉強はできたし、スポーツも、まぁ、運動音痴ではないという程度にはできる。
しかし、何をやらせても、クラスで二番手、三番手にしかなれない。要するに「二流の人」だった。
もちろん、女の子たちが、まとわりつくような男子でもなかったが、といってからかわれたり、気持ちわるがられたりするようなタイプでもなかった。
その純一の机が、揺れるのである。しかも、授業中に。
揺れるといっても、左右にガタガタという揺れではない。上にわずかに浮き上がり、少し前に傾く、そういう揺れで、よく見ないとわからない――という程度の揺れである。
何してるんだ、あいつ――と見ると、純一は体を少し机の下にもぐらせるような姿勢をとって、腹の下で机を押すような動きを見せている。
最初は、貧乏ゆすりでもしているのか――と思ったが、違った。
純一の机が特に揺れるのは、音楽の時間と英会話の時間だった。
どちらも、授業を受け持つのは、クラスの男子にはわりと人気な「オナゴ先生」だ。
その時間になると、純一の机は、激しく、なおかつ小刻みに揺れるのである。

音楽を受け持つ平松先生は、当時、30歳ぐらいだったろうか。
音楽の先生だから、教室でオルガンを弾きながら、歌の指導をしたりもする。先生の声は、美しいメゾソプラノだった。
歌を歌ってみせるときには、先生は息を胸いっぱいに吸って、その息をゆっくり吐きながら、やわらかく艶のある声を教室中に響かせる。
息を吸うと、先生の胸は大きくふくらむ。
先生は、いつも、絹のような光沢の白いブラウスを着ていたが、息を吸うと、そのブラウスは、ボタンがちぎれるんじゃないかと思うくらい、パツンパツンにはち切れ、下からは、うっすらと、ブラジャーの線が浮かび上がる。ブラジャーの縁はレースになっていて、そのレースの柄がブラウスの生地を通して透けて見える。
年頃の男子であれば、浮かび上がったブラジャーのラインを通して、先生の胸の形を想像したり……ぐらいのことはするだろう。
私も想像したが、純一も想像したに違いない。
そして、そういう想像が頭をかすめるタイミングになると、純一の机の揺れはMAXになるのだった。

すでに、経験豊かなみなさんには、想像がついておられるだろうと思う。
そう。わがご学友・純一クンは、こともあろうに授業中に、かいておられたのである、あれを。
「かく(=マスターベーションのことです)」と言っても、まさか教室の中で、手を使ってシコシコとやるわけにはいかない。
しかし、方法はないわけではない。
純一は、腹の下でむっくりと頭をもたげたナニを、机の下の棚の縁にこすりつけるようにして、まったく手を使わずにアレにお励みになっていたわけである。
ヘェ――と思って私も試みてはみたが、ムリだった。
純一に比べて腰の位置が高い私の場合、いくら体をもぐり込ませても、アレが机の棚の縁に当たるという形にはならない。
このときほど、わが身の腰高を恨めしく思ったことはない。

言われた純一は、顔を真っ赤にしながら、あわてて体を起こした。
きっと……絶頂直前だったに違いない。
後ろの席で、女子が「いやらしかねェ……」とささやき合う声が聞こえた。

純一の机は、英会話の時間にも激しく揺れる。
英会話を教えていたのは、生徒たちに自分を「ミス中尾」と呼ばせていた中尾先生だった。
ほっそりとした小柄な先生で、立って並んでも、教室の男子と大して背丈が変わらない。大学を卒業してすぐに赴任してきた先生で、まだ授業のやり方も、どこかたどたどしかった。
クラスの中には、面白がって、そういう先生をからかおうとする男子もいた。
その中尾先生には、ボーイフレンドがいた。


そういうウワサが男子の間では飛び交っていたりもした。
ミス中尾は、極力、生徒たちに自由に英語をしゃべらせようとした。質問も「英語でしなさい」というやり方だった。
それは、「Do you have~」という構文を練習しているときだった。

先生がみんなを見回しながら言うと、純一が手を挙げた。


みるみる、ミス中尾の顔が赤くなった。
すると、面白がって、他の男子も声を挙げた。

続けて、「フェア?」「フェン?」――と、口々に男子の声が飛ぶ。
ミス中尾は、ますます顔を赤らめて、最後には両手で顔を覆ってしまった。その肩が、かすかに震えている。
もしかして、先生、泣いてる……?
このときも、純一の机は激しく揺れた。

3年生になると、純一の机を揺らすマドンナは、同じクラスの艶子という女子に代替わりした。
艶子というのは、バレーボール部に所属するわりと体格のいい女子だった。
「体格のいい」には、「背が高い」もなくはなかったが、それよりも目立ったのは、胸だった。中3だというのに、その胸は、飛び跳ねるとプルン……と揺れる程度に発達していて、クラスだけでなく、学年全体の男子の目を引きつけていた。
純一は、そのバレーボール部の練習をよく眺めていた。
アタック練習やブロック練習のたびに、ジャンプする艶子の胸はたわわに揺れる。ときには、ネットぎりぎりでジャンプした艶子の胸が、ネットに引っかかってブルッ……と震える。運がよければ、シャツの裾がめくれて、ブラジャーの縁まで見えそうになったりもする。
そういう光景を目にして以来、純一の「教室オナニー」のマドンナは、艶子一色になってしまった。それに艶子がマドンナであれば、純一はいつでも、机のかどにアレをこすりつけることができる。
幸いにも――というか、艶子の席は、純一の1列隣の教壇側、2つ前という絶好のポジションにあった。教壇に注目している風を装えば、好きなだけその姿に目をやることができる。
夏になって、上衣がブラウス一枚になると、汗っかきな艶子の背中は、汗で張りついたブラウスを通して、肌の色を浮き上がらせてくれる。
ブラジャーのストラップも、はっきりとその位置が確認できる。
これじゃぁ、授業なんて耳に……いや、耳には入るが、目には入らない。
かくして、純一の机は、一日中、揺れっぱなし。
オイ、勉強、大丈夫か――と、他人事ながら心配になったが、その後、純一がどんな人生を歩んだか、残念ながら、転校してしまった私には知る由もない。
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【右】 『チャボのラブレター』
2014年10月発売 定価122円
美しい養護教諭と「ボク」の、淡い恋の物語です。
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