「カサブランカ」の歌姫4-3 ネコ科の彼女の愛し方

コロンビア女・サラは、獰猛なネコ科の女だった。
ピューマのような素早さで私の唇を奪うと、
その熟れた性器を私の目に見せつけながら、
ヒップを突き出してきた――。
連載 「カサブランカ」の歌姫 ファイル-4 サラ〈3〉

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南米の高地からやって来た、ラテンの血がたぎる女。
獲物に飛びかかるピューマのような素早さで私の唇を奪った女は、その唇を私の首筋へ、さらにその下へ――と、這わせてきた。
私のシャツのボタンを外し、グイとシャツをはだけさせると、分厚い唇を私の胸へ這わせ、乳首をヘロペロとなめるようにくすぐる。その体が少しずつ沈んでいく。私の足元に両ひざをついて、熱を帯びた唇で、私の腹部を下へ、下へ……と這い下りる。
「ハフ、ハフッ……」と鼻から荒い息を吐きながら、私の肌を這い下りてくる唾液にまみれた唇。それが私のヘソにたどり着くと、彼女は私のパンツのホックをもどかしげに外し、それを一気にひざまで下ろし、下着をグイと引き下ろした。
下着の拘束を解かれた私のペニスは、バネ仕掛けのようにピョンと飛び出して、彼女の上向きの鼻先をなぶった。
「逃してたまるか」というふうに、サラは両手でその怒張を補足する。補足したと思うと、大きく開けた口で砲身に食らいつく。
食らいついたと思うや、砲身の外周を舌でグルグルとなめ回しながら、それを一気にのどの奥へとくわえ込む。
くわえ込んだまま、サラは「ングッ、ングッ」と首を前後に動かす。のどの奥に突き当たるのではないかというところまで深くくわえ込んだと思うと、それを口元まで引き出して、先端を舌でなめ回し、再びグイとくわえ込む。
それを何度も繰り返す。テンポが速くなる。
ダメだ、それ以上やると、彼女の口の中に暴発してしまう。
私は、彼女の髪をつかんで、ゆっくり、頭を私の腹部から引き起こした。
獲物に飛びかかるピューマのような素早さで私の唇を奪った女は、その唇を私の首筋へ、さらにその下へ――と、這わせてきた。
私のシャツのボタンを外し、グイとシャツをはだけさせると、分厚い唇を私の胸へ這わせ、乳首をヘロペロとなめるようにくすぐる。その体が少しずつ沈んでいく。私の足元に両ひざをついて、熱を帯びた唇で、私の腹部を下へ、下へ……と這い下りる。
「ハフ、ハフッ……」と鼻から荒い息を吐きながら、私の肌を這い下りてくる唾液にまみれた唇。それが私のヘソにたどり着くと、彼女は私のパンツのホックをもどかしげに外し、それを一気にひざまで下ろし、下着をグイと引き下ろした。
下着の拘束を解かれた私のペニスは、バネ仕掛けのようにピョンと飛び出して、彼女の上向きの鼻先をなぶった。
「逃してたまるか」というふうに、サラは両手でその怒張を補足する。補足したと思うと、大きく開けた口で砲身に食らいつく。
食らいついたと思うや、砲身の外周を舌でグルグルとなめ回しながら、それを一気にのどの奥へとくわえ込む。
くわえ込んだまま、サラは「ングッ、ングッ」と首を前後に動かす。のどの奥に突き当たるのではないかというところまで深くくわえ込んだと思うと、それを口元まで引き出して、先端を舌でなめ回し、再びグイとくわえ込む。
それを何度も繰り返す。テンポが速くなる。
ダメだ、それ以上やると、彼女の口の中に暴発してしまう。
私は、彼女の髪をつかんで、ゆっくり、頭を私の腹部から引き起こした。

サラは、目に獰猛な光を浮かべ、私の顔を見ながら、舌で自分の唇の周りをペロリとなめ回した。彼女の口の周りには、彼女自身があふれさせた唾液と私の先端からにじみ出たものが、混じり合ってのりのように付着していた。
彼女はそれを舌先ですくい取ると、まるで獲物に舌なめずりするピューマのように、そいつをゴクリと飲み込んで見せた。
その目が、「おいしいわ」と言っているように見える。
彼女は、私の目を捉えたまま、ゆっくりと体を起こした。
まるで挑発するダンサーのような蠱惑の色を目の縁に浮かべて、彼女は、タンクトップを頭から脱ぎ取った。
釣鐘型の乳房が、目の前でプルルンと揺れた。
乱れた髪を頭をブルッと振って直すと、クルリと背を向け、私にヒップを突き出すようにして、ホットパンツを脱ぎ下ろし、ショーツの縁に手をかけ、それを尻の山から下ろして足元に脱ぎ捨てた。
洗濯機の縁に手をついて、一糸まとわぬ尻をクイと私に向けて差し出す。
発情期のメスザルのように赤く充血した性器が、パックリと口を開けているのが見えた。
私は、ドクドクと脈打っている分身を、その裂け目に向けて突進させた。
サラはネコ科の性獣だ――と、私は思った。
ネコがのびをするように背中を反らせ、少しでも体の奥深くに迎え入れようとするかのように、突き進む私の怒張に尻の肉をぶつけてきた。
その口からは、「ワオゥ、ワオウッ!」と、低く唸るような声がもらされる。
とめどなくあふれ出す蜜にくるまれ、私の怒張は彼女の肉のしなやかな拘束に翻弄された。ジュルッと引き込まれ、ニュワッと締め付けられ、チュルリとくすぐられる。
サラの洞窟は、得体の知れない動物のはらわたの中のようだった。わけのわからない感触にくすぐられ、計測不能な圧力に締め付けられ、私はたちまち、エロスの階段を昇りつめていく。
「オゥ、イエス。オゥ、オゥ、イエ~ス!」
その声に誘われるように、私の尿道をスペルマの塊がすごい勢いで駆け抜け、怒張の先端からほとばしり出た。

その夜から、サラは私の布団にもぐり込んでくるようになった。
私のほうが先に帰って来た夜は、食事を終え、サラの分を「for You」と書いたメモと共に食卓の上に残しておく。
サラはその食事をたいらげ、食器をシンクで洗い、シャワーを浴びると、火照った体を私の布団の中にもぐり込ませてきた。
布団の中に入ってくると、片脚を私の脚に巻きつけ、腕を左肩の上に置き、頭を私のあごの下に置いて、身をすり寄せてくる。
人の体に自分の体をすりつけるようにする彼女のしぐさは、彼女が天性、身に備えたもののようで、それは、彼女がネコ科の生きものであることの証明でもあった。
彼女の肌にこすられると、私の官能は、たちまち目を覚ました。
彼女の体を抱き寄せ、頭を撫で、口と口を合わせると、彼女は「フンミャーッ」と甘い息を鼻からもらしながら、その上体を私の体にかぶせてくる。
左肩に載せた手が、私の腹部へと下りてきて、私の目覚めかけた分身を捉える。
その手につかまれると、私の分身はムックリと頭を起こす。そのポテンツが衰えないように、サラは、それを片手で握り締めたまま、私の上に馬乗りになって、自分のクレバスを硬直の頭に当てがい、慎重に、しかし、貪欲に、腰を沈めてくる。
すでに蜜を滴らせているサラのクレバスの中に、それは、ジュブリ、ジュブリ……と取り込まれていく。根本まで吸い込まれると、サラは、「オーッ、カモーン!」と声を挙げ、荒馬を駆る「バケラー(=カウガール)」のように、体を反らし、髪を振り乱して、腰を動かす。
浮かしては沈め、沈めては浮かし、次には、それを前後にスライドさせて、自分の陰部を私の恥骨にこすりつけるような動きを見せる。
しばらく続けているうちに、「もう、たまらない」というふうに、サラは私の体の上に倒れ込み、しがみついてくる。
その体を抱き止め、クルリと体を入れ替える。サラは、観念したように、布団の上に組み敷かれる。その姿は、ガウチョを穿いたまま草原に押し倒された、バケラーのようだ。
不意に私の中に、この女をめちゃくちゃに征服してやりたい――という荒々しい欲望が目覚める。
私は、彼女の髪をつかんで顔を仰向かせると、その口を吸いながら、つながった腰を激しく前後に振った。ぶつかり合う陰部と陰部が、ペチャン、ペチャン……と卑猥な音を立てる。
「オウ、イエース、オウ、イエース!」
彼女は、絶叫に近い声を挙げ、両脚を私の腰に巻きつけ、両手で私の尻の肉をつかんだ。引きちぎれるんじゃないか――というほど、力いっぱいにつかんだ肉を、グイグイと自分の体に引き寄せながら、サラは、「アグッ、アグ――ッ!」の声とともに脱力した。

次の夜も、その次の夜も、同じように過ぎていった。
いささか行儀のわるいコロンビア娘の、奔放で野獣のようなSEXに、私の夜は、翻弄されているような気がした。
いかん、このままこんな関係を続けていると、私は、この女を部屋から追い出せなくなってしまう。
もしかして、それが、鈴原正一郎のネライだったのか――?
そんな疑念が浮かび始めたとき、その鈴原からオフィスに電話がかかってきた。
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