処女を「面倒くさい」と感じる男たち

「処女」を「面倒くさい」と感じる男たちが増えている
のだそうです。その理由、考えてみました――。
性とエッチの《雑学》file.28 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 筆おろし 草食化 母原病

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男は、ほんとに「処女」を面倒くさいと感じるのであろうか?
前回、お届けした記事 『「処女」は、いかに「偽装」されてきたか?』 について、たいへん有意義なご指摘をちょうだいしましたので、今回は、その点について、お答えしてみたいと思います。
ちなみに、前回の記事の概要は、下記のとおりでした。
ご指摘いただいたのは、④の「処女=面倒くさい」という記述についてです。
そのご主旨は、次のとおりです。
これは遊び相手の女性に対しての処女願望では?
そもそも処女を面倒くさがる時点でロクな男ではございませんw
ただのタラシ遊びにぃちゃんです。
実は、ある意味、わたくし長住も、これには同感なのです。
特に、「処女を面倒くさがる時点でロクな男ではない」は、まったくそのとおりだと思います。
問題は、「処女」を「面倒くさい」と感じるその理由
何を隠しましょう。
この私なんぞ、当時、「処女」であった初恋の彼女と想いを遂げるのに、ひとつ部屋に収まってから、なんと、24時間30分を要したのであります。←もっとも、破瓜するこちらも「童貞」でしたから、これはいたし方ない。
反省した私は、その数年後、次にお相手する機会を得た「処女」とは、ものの30秒足らずで事を成し遂げ、
ちょっと待って――って言ったでしょ!
だいいち早漏だし!
わたし、ちっとも気持ちよくなかったし……。
と、そりゃもう、あらん限りの雑言を浴びせられたものでした。←運悪く、彼女はB型の寅年でありました。
というわけで(どういうわけかわかりませんが)、「処女を面倒くさがる」なんて、男の風上にも置けない――と、私も思っているわけです。
しかし――です。
にもかかわらず、「処女=面倒」と感じる男が増えているのも、これまた歴然とした事実なのであります。
ご指摘によれば、
《(「面倒」というのは)、遊び相手に対するときの感じ方ではないのか?》
ということですが、私は違うと思います。
「女と遊んでやろう」というほどの気力・精力の持ち主であれば、たとえ「遊び」ではあっても、「処女」と聞けば欣喜雀躍し、「よし、オレがオトコを教えてやろう」ぐらいの気概を抱くはずです。ま、多少、「後腐れ」ということを考えたりするかもしれないし、私ぐらい良心的(?)な男になると、「責任」ということを考えたり、多少の「罪の意識」を抱いたりもするのでしょうが、そういう男は、そもそも、あまり「遊んでやろう」などとは思わないはずですから。
つまり、こうです。
遊び相手でさえ、「処女」は面倒と感じるような男であれば、いわんや「本命」においてをや――だと思うのです。
それでなくても、いろいろとプレッシャーのかかる「本命」相手。そこへさらに「処女」というプレッシャーまで加えたくない――がホンネではなかろうかと、推量するわけです。
問題は、なぜ、「処女=面倒」と感じる若者たちが増えているか――だと思います。
理由をいくつか、考えてみました。
前回、お届けした記事 『「処女」は、いかに「偽装」されてきたか?』 について、たいへん有意義なご指摘をちょうだいしましたので、今回は、その点について、お答えしてみたいと思います。
ちなみに、前回の記事の概要は、下記のとおりでした。
①男には「処女願望」が存在するが、それは、自分のDNAを優先的に残すために、他のオスのDNAが紛れ込む可能性をシャット・アウトしたいからである。
②いまだに世界には、「花嫁の処女性」を重視する文化が、いたるところに残っている。
③そこで、女たちは「処女のフリをする」=「初夜の出血を偽装する」さまざまな知恵を発達させてきた。
④外国の文献によると、「日本の男の8割は、花嫁は処女でなければならないと考えている」と記されたりしているが、最近の若者はそうでもない。「処女? 面倒くさくていやだ」と答える若者が、実に半数近くもいた。
②いまだに世界には、「花嫁の処女性」を重視する文化が、いたるところに残っている。
③そこで、女たちは「処女のフリをする」=「初夜の出血を偽装する」さまざまな知恵を発達させてきた。
④外国の文献によると、「日本の男の8割は、花嫁は処女でなければならないと考えている」と記されたりしているが、最近の若者はそうでもない。「処女? 面倒くさくていやだ」と答える若者が、実に半数近くもいた。
ご指摘いただいたのは、④の「処女=面倒くさい」という記述についてです。
そのご主旨は、次のとおりです。



実は、ある意味、わたくし長住も、これには同感なのです。
特に、「処女を面倒くさがる時点でロクな男ではない」は、まったくそのとおりだと思います。

何を隠しましょう。
この私なんぞ、当時、「処女」であった初恋の彼女と想いを遂げるのに、ひとつ部屋に収まってから、なんと、24時間30分を要したのであります。←もっとも、破瓜するこちらも「童貞」でしたから、これはいたし方ない。
反省した私は、その数年後、次にお相手する機会を得た「処女」とは、ものの30秒足らずで事を成し遂げ、



と、そりゃもう、あらん限りの雑言を浴びせられたものでした。←運悪く、彼女はB型の寅年でありました。
というわけで(どういうわけかわかりませんが)、「処女を面倒くさがる」なんて、男の風上にも置けない――と、私も思っているわけです。
しかし――です。
にもかかわらず、「処女=面倒」と感じる男が増えているのも、これまた歴然とした事実なのであります。
ご指摘によれば、
《(「面倒」というのは)、遊び相手に対するときの感じ方ではないのか?》
ということですが、私は違うと思います。
「女と遊んでやろう」というほどの気力・精力の持ち主であれば、たとえ「遊び」ではあっても、「処女」と聞けば欣喜雀躍し、「よし、オレがオトコを教えてやろう」ぐらいの気概を抱くはずです。ま、多少、「後腐れ」ということを考えたりするかもしれないし、私ぐらい良心的(?)な男になると、「責任」ということを考えたり、多少の「罪の意識」を抱いたりもするのでしょうが、そういう男は、そもそも、あまり「遊んでやろう」などとは思わないはずですから。
つまり、こうです。
遊び相手でさえ、「処女」は面倒と感じるような男であれば、いわんや「本命」においてをや――だと思うのです。
それでなくても、いろいろとプレッシャーのかかる「本命」相手。そこへさらに「処女」というプレッシャーまで加えたくない――がホンネではなかろうかと、推量するわけです。
問題は、なぜ、「処女=面倒」と感じる若者たちが増えているか――だと思います。
理由をいくつか、考えてみました。
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【理由1】
草食化の結果、「征服願望」が衰えている
いちばんの理由は、これではないかと思っています。
「処女」と聞いて奮い立つのは、「征服欲」旺盛な旧いタイプの男なんじゃないか――ということです。
ご承知のとおり、近年、「草食系男子」なるものが増えています。
「草食系」というのは、「肉食系」ではない、ということです。
男を「動物的本能」=「征服行動」に駆り立てるのは、テストステロンという男性ホルモンですが、このテストステロンのレベルは、年々、低下しているのだそうです。
ホルモン・レベルからも「草食化」が裏付けられている形ですが、その結果、男たちからは、「競争に打ち勝とう」という「競争本能」や、相手を征服したいと願う「征服本能」が、どんどん失われていっている。
つまり、「処女」を征服して、「この女をオレだけのメスにしよう」という意思も意欲も、希薄になっていっている――というわけですね。
これじゃ、少子化も止まらないわなぁ……と思うのですが、そんなこと知ったことじゃないので、先に進みます。

【理由2】
面倒見のよすぎる母親が、「何もしない男」を生み出している
一時期、「母原病」という言葉が、しきりに使われました。
「母原病」とは、過剰に世話を焼く母親によって作り出される「依存性の強い子ども」を表す言葉ですが、実は、そうしておとなになった「男の子」が、ちょっと困り者なわけです。
こうして育てられた子どもは、自分では靴下ひとつ履けない「おとな子ども」になってしまいます。
なにしろ、聞くところによるとですが、この「面倒見のよすぎる母親」たちは、下着も靴下も、全部、自分で履かせてあげる。おフロにも一緒に入って、子どもの体を洗ってあげる、ということを、中高生になっても続ける。
さらに、恐ろしい話も耳にしました。
なんと、子どものオナニーを手助けしてあげる母親までいる!
というのです。
ま、そこまではいかないにしても、多かれ少なかれ、こういう母親によって、何から何までしてもらえる――という環境に慣れ親しんだ男の子は、おとなになっても、こういう風に考え続けます。
女とは、自分が何かをしてあげる存在ではなく、
自分に何もかもしてくれる存在である。
こんな考え方をする男が、「処女」を前にして、どういう行動がとれるか?
何もできない――ですよね。
先日も、筆者は、行きつけのネットカフェで、恐ろしい男女の会話を耳にしました。






この会話は、隣の「ペア用ブース」から聞こえてきたのですが、どうやら、男のほうは、そういう場所に来れば、女の子のほうから何かしてくれるもの――と思っているらしいのです。
女の子が「処女」かどうかは知る由もありません(お尋ねしてもいいのですが、まだ、逮捕されたくないので止めておきました)が、この調子じゃ、この男、ぜったい「処女」のお相手はできないだろうなぁ――と思ったわけです。

【理由3】
フーゾクで「筆おろし」した男たちの、とんでもない勘違い
「筆おろし」とは、男が初めて自分の筆(つまり、アレのことです)を、女性のキャンバスに使用する(つまり、ブチ込むわけです)儀式のことを言います。
昔は、祭りの夜などに、経験を積んだ年上の女性が、「童貞」と思しき男の子を暗闇に連れ込んで、手ほどきしてくれたり……ってこともあったらしいのですが、そういう麗しい習慣(?)がなくなった現在では、その相手を見つけるのは、なかなか容易ではありません。
仕方なく、フーゾクに駆け込む。
これは、昔から、よく行われてきたことです。
「童貞」のまま出征する少年兵士が、遊郭に駆け込んで遊女たちを相手に「男としての儀式」をすませ、遊女が「ご武運を」と祈りを込めて、自分の下の毛を「お守り」として渡す。
そんな美しい話も、かつてのフーゾク界にはあったようですが、いまは、時代が違います。
現在のフーゾクは、いたれり尽くせりのサービスをしてくれます。
男は、ただ寝っころがっていれば、女の子が勝手に全身をローションまみれにしてくれて、そりゃあもう、気持ちいいのなんの……ということをしてくれた上で、フィニッシュへと導いてくれるのですから、男は、ヘタしたら汗のひとつもかかずに、極楽へ昇天……の気分が味わえるわけです。
別に、それ自体は、わるいことではない――と、筆者は思っています。
まったく何も知らないで、いきなり「処女」のお相手を仕っても、うまくいく保証はどこにもないのですから、きちんとしたプロに手ほどきを受け、然る後に、堂々と彼女をリードするというのは、もしかしたら、男としてのたしなみとさえ言えるかもしれません。
しかし、問題は、その講習内容です。

まず、彼女のクリちゃんをやさしく愛撫してあげるのよ。
それから、その下にポッカリ開いてる穴が見えるでしょ?
ホラ、ここに、あなたのコレをこういう角度で、
ちょっと上に突き上げるような角度で入れるの。
ああ、いいわぁ……。とっても上手よ。
てなことを手取り足取り教えてくれればいいのですが、現代のフーゾクは、そうではありません。
サービスがよすぎるのです。
男には、何もさせない。ただ、寝てるだけ。
これじゃ、学習になりません。
そして、そういうフーゾクで性の何たるかを学習した男たちの中には、こう思う連中が出てくるわけです。

男はただ、寝っ転がってればいいんだよ。
あとは、女の子が、全部、やってくれるから……。
さぁ、どうよ――てなもんです。
「処女」にそんなことを願っても、それはムリってもんでしょう。
何もしてくれない彼女に、「おまえ、何もしてくんないの?」と、バカな質問をしてしまうのも、こういう男ではないか――と、筆者はニラんでます。
ま、以上のような理由で、「処女=面倒くさい」男が誕生しているのではないか――と、わたくし長住は思うわけです。
こういう男が、ごく一部であってくれればいいのだけど……と、長住は願わずにはいられません。
以上、今回は、ちょうだいしたご質問に対する回答として、記事を書いてみました。
ガンバれ! 童貞!
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