荒野のバラと谷間のユリ〈36〉 キミは翼を得たか?

会社を辞めて3年。珍しい人間から電話が入った。
「おまえ、まだそんとこでくすぶってんのか?」
フィルムの試写やるから見に来いと小野田宏が言う。
そのフィルムのエネルギーは、ボクたちを変えた――。
連載小説/荒野のバラと谷間のユリ ――― 第36章
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ここまでのあらすじ 大学を卒業して、できたばかりの出版社「済美社」に入社したボク(松原英雄)は、配属された女性雑誌『レディ友』の編集部で、同じく新卒の2人の女子編集部員、雨宮栞菜、戸村由美と出会う。感性の勝った栞菜と、理性の勝った由美は、何事につけ比較される2人だった。机を並べて仕事する由美は、気軽に昼メシを食べに行ける女だったが、栞菜は声をかけにくい相手だった。その栞菜を連れ回していたのは、年上のデスク・小野田宏だった。栞菜には、いつも行動を共にしている女がいた。右も左もわからずこの世界に飛びこんだ栞菜に、一から仕事を教え込んだ稲田敦子。そのふたりに、あるとき、「ヒマ?」と声をかけられた。ついていくと、そこは新宿の「鈴屋」。「これ、私たちから引っ越し祝い」と渡されたのは、黄色いホーローのケトルとマグカップだった。その黄色は、ボクの部屋に夢の形を作り出す。そんなある夜、小野田に飲みに誘われた栞菜が、「松原クンも行かない?」と声をかけてきた。元ヒッピーだと言うママが経営するスナックで、ボクは小野田が、かつては辺境を漂白するバガボンドだったことを知らされる。その帰り、バガボンド小野田は、「一杯飲ませろ」と、ボクの部屋にやって来た。小野田は、黄色いマグカップでバーボンを飲みながら、自分の過去を語った。漂流時代にアマゾンを探検中、後輩を水難事故で死なせてしまったというのだった。やがて、年末闘争の季節がやって来た。組合の委員長・小野田は、「スト」を主張。書記のボクと副委員長の相川は、それをセーブにかかった。しかし、会社の回答は、ボクたちの予想をはるかに下回った。その回答を拒否することが決まった翌日、栞菜は部長たちと夜の銀座へ出かけ、由美はボクを夜食に誘って、「ストはやらないんでしょ?」とささやいた。女たちは、ほんとは、「スト」なんか望んではいないのだ。そんな中で開かれた第二次団交は、何とか妥結にいたり、栞菜の発案で、彼女と由美、ボクと河合の若者4人組で、祝杯を挙げることになった。その夜、珍しく酔った栞菜の体がボクの肩の上に落ちた。飲み会がお開きになると、稲田敦子と栞菜がボクの部屋を「見たい」とやって来た。「眠くなった」と稲田が奥の部屋に消えたあと、「飼いネコになりなよ」と発したボクの言葉に、栞菜は頭をすりつけ、唇と唇が、磁石のように吸い寄せられた。その翌々週、ボクたちは忘年会シーズンに突入した。珍しく酔った由美を送っていくことになったボクに、由美は、「介抱してくれないの?」とからんできた。一瞬、心が揺らいだが、酔った由美を籠絡する気にはなれなかった。その翌日、編集部に顔を出すと、小野田がひとりで荷物をまとめていた。「もう、この会社は辞める」と言うのだった。「荷物運ぶの手伝ってくれ」と言われて、蘭子ママの店に寄ると、小野田が言い出した。「おまえ、何で由美をやっちまわなかった?」。ママによれば、小野田にもホレた女がいたらしい。しかし、小野田は女から「タイプじゃない」と言われてしまったと言う。その女とは? 小野田が消えた編集部で、栞菜がボクに声をかけてきた。「ワインとパンがあるの。ふたりでクリスマスしない?」。ボクは栞菜を部屋に誘った。自分からセーターを脱ぎ、パンツを下ろした栞菜の肌は、磁気のように白かった。その体に重なって、初めて結ばれた栞菜とボク。週末になると、栞菜は、パンとワインを持ってボクの部屋を訪ねてくるようになった。彼女が持ち込む食器やテーブルウエアで、ボクの部屋は、栞菜の夢の色に染められていく。しかし、その夢の色は、ボクの胸を息苦しくもした。そんなとき、栞菜を慕う河合金治が、編集部で他の編集部員を殴った。1週間後、河合は会社に辞表を出した。もしかしてその責任の一端はボクにもあるのか? 胸を痛めるボクに河合が声をかけてきた。「ボクが辞めるの、キミが想像しているような理由じゃないからね」。小野田も河合もいなくなった編集部に、4月になって新人が2人、配属されてきた。うち1人が、高級婦人誌出身の高島。相川は、その高島を「エゴイスト」と断じ、「あれは危険な男だ」と言う。その高島を「トノ」と呼ぶ栞菜は、「あの人は、そんな人じゃないよ」と擁護した。そんな中、編集部は1週間の休暇に入った。「どこか行こうか?」と言い出したのは、栞菜だった。「予定を組まない旅がしたい」という栞菜とボクは、ブラリと電車に飛び乗り、山梨県の塩山で降りた。大菩薩峠の登山口にある山間の温泉宿。浴衣姿になった栞菜の白い肌に征服欲をたぎらせたボクは、彼女の浴衣の裾を開き、その股間に顔を潜らせた。情事を重ねた一夜が明けると、いつもの日常が足早に近づいてくる。「寄って行く?」と誘うボクに、栞菜は静かに首を振った。ある夏の日、新野がボクにささやきかけてきた。「知ってる? 雨宮ってさ、相当、インランらしいよ」。彼のスタッフが目撃したのは、資料室で高島のペニスをしゃぶる栞菜の姿だった。その高島に、「横領疑惑」が浮上した。ボクは相川に、高島と栞菜のダイビング旅行のことを確かめてほしいと頼まれた。しかし、彼女はボクの質問に「詮索されるのは好きじゃない」と顔を曇らせた。やがて、彼女の誕生日。その日、彼女は、デザイナー亀山のオフィスに出かけたまま、帰ってこなかった。そのまま、栞菜の姿が編集部から消えた。稲田敦子によれば、栞菜は「体を壊している」という。久しぶりに出社してきた栞菜の顔は、ゲッソリとやせていた。その翌週、「横領」を疑われた高島が、辞表を提出した。連座を疑われた栞菜にも、ゲスなウワサがささやかれた。栞菜のページからは精彩が失われていった。「励ましてあげなさいよ」と由美が言う。ある日、ボクは、栞菜を近くのカフェに誘った。栞菜の口から絞り出されたのは、「もう、前のようには会えない」だった。しかし、その理由には、高島は関係がない。ボクが幼少期から形成してきた「ある性質」。決別の理由は、いまさらどうしようもない、ボクの性質にあるように思われた。そんな中、異動が発表された。ボクと由美は、栞菜のいたグラフ班へ。栞菜は、ボクたちの企画班へ。慣れない部署と格闘した栞菜だったが、かのじょは3か月後、編集部を去った。「追わないで」の言葉を残して――
雨宮栞菜がボクの前から姿を消して、秋が深まり、やがて冬が来て、それから春が来た。
空虚に過ぎていく季節を横目に、ただ、あわただしく過ぎていく日々。
そんなある日、思いもしない人物から電話を受けた。
「オウ、松か? まだ、そんなとこにいるのか?」
久しぶりに聞く野太い声。小野田宏だった。
「そんなとこ」と言われると、少しムッ……とする。「おまえも進歩がないなぁ」と言われているような気がしたからだ。
「エッ、いま、日本ですか?」
「オゥよ、戻って来たゾ。おまえ、今週、時間が取れる日、あるか? 2時間くらいだけどよ」
「それくらいだったら、何とかなりますよ。いつでも……」
「じゃよ、銀座まで出て来いや。1丁目の『テアトルG』でよ、いま、オレたちのフィルムの上映会やってるから」
小野田の言う「フィルム」というのは、ドキュメント・フィルムで、世界の辺境を回って撮ってきたものだと言う。自ら「バガボンド」であると言う小野田が、本来のフィールドで、本来の仕事をしてきた――ということだ。
どこか、悔しくもある。自分にそれができるか――と言われると、たぶんムリだ。素直に見て、素直に「よかったですよ」と言えるかどうか、自信はなかったが、出かけてみることにした。
『反乱~辺境から』とタイトルのつけられたそのフィルムは、小野田が企画し、取材し、それを、反体制派の映像作家として注目されていた安孫子靖が撮影したものだった。
2時間弱に及ぶフィルムに収められていたのは、パレスチナでの軍事訓練に参加している日本の過激派組織の若者たち、かつて日本の統治下にあった南太平洋の島で日本軍による虐待の補償を求めて声を挙げている島民たち、ベトナム戦争で薬物中毒に陥り治療施設に収監されているアメリカのベトナム帰還兵、そして、南米の未開地で生存権を奪われようとしているインディオの部落……。
そういう映像を、余計な解説を加えず、淡々と映し出していくだけのフィルム。見終わると、どっと肩に重みが加わっているのがわかった。
上映会が終わって会場の出口へ向かうと、小野田が腕組みをして待ち構えていた。
「ま、一応さ、感想ぐらいは聞かせてくれや」
そういうの、苦手なんだよなぁ――と思いながら、「よかったですよ」と言うと、「おまえよ……」と、小野田は呆れたような声を出した。
「女子高生にライブの感想、訊いてんじゃねェんだからよ」
「あれ、よく撮れましたよね。薬物中毒米兵の治療室。迫力ありましたよ。ただ、もうちょっと……」
言い淀んでいると、「もうちょっと……何だよ?」と突っ込まれた。
「あえて言うと、もう少し、矛盾を構造的に見る視点が欲しかったかなぁ……とは思いましたけど……」
「そういう辛辣なこと言われるとよ、凹むんだよな、ちょっと……」
「だから、よかったです――つったじゃないですか」
「ま、いいや。おまえらしい感想だわ」
「時間あるんならつき合え」と言われて、近くの喫茶店でコーヒーを飲むことにした。
空虚に過ぎていく季節を横目に、ただ、あわただしく過ぎていく日々。
そんなある日、思いもしない人物から電話を受けた。
「オウ、松か? まだ、そんなとこにいるのか?」
久しぶりに聞く野太い声。小野田宏だった。
「そんなとこ」と言われると、少しムッ……とする。「おまえも進歩がないなぁ」と言われているような気がしたからだ。
「エッ、いま、日本ですか?」
「オゥよ、戻って来たゾ。おまえ、今週、時間が取れる日、あるか? 2時間くらいだけどよ」
「それくらいだったら、何とかなりますよ。いつでも……」
「じゃよ、銀座まで出て来いや。1丁目の『テアトルG』でよ、いま、オレたちのフィルムの上映会やってるから」
小野田の言う「フィルム」というのは、ドキュメント・フィルムで、世界の辺境を回って撮ってきたものだと言う。自ら「バガボンド」であると言う小野田が、本来のフィールドで、本来の仕事をしてきた――ということだ。
どこか、悔しくもある。自分にそれができるか――と言われると、たぶんムリだ。素直に見て、素直に「よかったですよ」と言えるかどうか、自信はなかったが、出かけてみることにした。
『反乱~辺境から』とタイトルのつけられたそのフィルムは、小野田が企画し、取材し、それを、反体制派の映像作家として注目されていた安孫子靖が撮影したものだった。
2時間弱に及ぶフィルムに収められていたのは、パレスチナでの軍事訓練に参加している日本の過激派組織の若者たち、かつて日本の統治下にあった南太平洋の島で日本軍による虐待の補償を求めて声を挙げている島民たち、ベトナム戦争で薬物中毒に陥り治療施設に収監されているアメリカのベトナム帰還兵、そして、南米の未開地で生存権を奪われようとしているインディオの部落……。
そういう映像を、余計な解説を加えず、淡々と映し出していくだけのフィルム。見終わると、どっと肩に重みが加わっているのがわかった。
上映会が終わって会場の出口へ向かうと、小野田が腕組みをして待ち構えていた。
「ま、一応さ、感想ぐらいは聞かせてくれや」
そういうの、苦手なんだよなぁ――と思いながら、「よかったですよ」と言うと、「おまえよ……」と、小野田は呆れたような声を出した。
「女子高生にライブの感想、訊いてんじゃねェんだからよ」
「あれ、よく撮れましたよね。薬物中毒米兵の治療室。迫力ありましたよ。ただ、もうちょっと……」
言い淀んでいると、「もうちょっと……何だよ?」と突っ込まれた。
「あえて言うと、もう少し、矛盾を構造的に見る視点が欲しかったかなぁ……とは思いましたけど……」
「そういう辛辣なこと言われるとよ、凹むんだよな、ちょっと……」
「だから、よかったです――つったじゃないですか」
「ま、いいや。おまえらしい感想だわ」
「時間あるんならつき合え」と言われて、近くの喫茶店でコーヒーを飲むことにした。

「きのう、相川が来てくれてなぁ……」
小野田は、コーヒーをすすりながら、何やら懐かしそうに口を開いた。
「あいつは、あいつらしい感想を言ってくれた」
「ホォ、どんなことを?」
「プロローグとエピローグをつけろ――ってよ。観てる人間に、これから何が始まるんだろう――と思わせるような、そんなワクワク感を抱かせる仕かけが欲しいってさ」
「ま、あの人らしい感想ですね。元は、小説畑の人間だから……」
「だよな。しかし、こっちは、エンタテインメント創ってるわけじゃないんだからさ。そう言えば、あれだって? 栞菜、辞めちまったんだって?」
話が、突然、変わった。やっぱり、小野田宏は、かつて連れ回した女のことが、いまだに気になっているらしい。
「ええ。突然……消えてしまいました」
「どこか、余所に移ったのか?」
「いや、どこかに移る――って話は聞いてないですけど……」
「何だ、知らないのか、おまえ?」
「知らないです」
「冷たいねェ、おまえも」
「いや、何も訊くな――という感じで消えていきましたから」
ボクの返事を聞くと、小野田は、「やれやれ……」という感じで首を振った。
もしかして、ボクから栞菜の消息を聞き出したかったのかもしれない。しかし、それは、ボクの任に非ず――だった。
「おまえも、フラれちまった――というわけか。ところで、おまえのほうはどうなのよ?」
「エッ……?」
「だから、おまえは、いつまであそこでネバるつもりなんだって」
「機が熟すのを待つ――ってところですかね」
「機が熟す――だぁ? そんなもん、いつまで待っても熟しちゃあくれねェゾ。機会は、自分で作るもんさ」
小野田の言葉は、ちょっと耳に痛かった。
自分の力で漕ぎ出すには、いつまでもグズグズはしてられない。そろそろ何か考えなくては……。
そんなあせりが、少し、強くなった。

小野田は、映像のプロではない。
ドキュメント・フィルムだけで食べていけるとも思えない。
いまは、フィルム創りの仕事をしながら、ノンフィクション作家として身を立てる道を考えている。
それが、小野田の計画らしかった。
総務に異動を命じられた相川信夫には、そんな考えはなさそうだった。ボクに委員長の役目を押しつけた相川は、すっかり観念して、「済美社」の社員として生きる道を探っているように見えた。
その相川が、ある日、ボクに「今晩、時間とれるか?」と訊いてきた。
「改まって、何ですか?」と訊くと、「ちょっと会わせたい人がいるんだ」と言う。
「8時に、いつもの中野の店で」と言うので、ボクは早めに仕事を片づけて、電車に乗った。
暖簾をくぐると、相川は、すでにテーブル席について、ビールのジョッキを傾けていた。
いつもなら、カウンター席について、背中を丸めて飲んでいるのに、その日は、少し背中がシャキッとしている。
よっぽどVIPな人間でも紹介してくれるのか――と思ったが、その店は、いつもの行きつけの店だ。「ハテ……」と思いながら席につくと、相川が「実は……」と切り出した。
「松ちゃん、オレ、決めたんだよ」
「な、何を――です?」
「こないだ、小野田のフィルムを観ながら決めた。オレには、あいつのようなエネルギーも、才能もない。だから、決めた。オレは、総務でも何でもいい。この会社に骨を埋める」
「つまり、サラリーマンとして生きるってことですか?」
「バカにされるかもしれないけど……」
「イヤ、バカになんてしてませんよ。エラい――と思ってます」
「そうかい? でさ、そう覚悟を決めたとき、決断したのさ」
ホウ……と思いながら、ボクは次の言葉を待った。
しばらくの余韻があって、相川の口から飛び出したのは、ボクがまったく予想もしてなかった言葉だった。
「結婚することにしたよ」
「エッ、け、結婚……?」
思わず、声が裏返った。裏返った拍子に、つまんでいたナマコが、はしからヌルリ……と滑り落ちた。
「そんなよ、ナマコ取り落とすほど、意外なことでもないだろうが」
「ま、相川さんなら、あり得ますよね。いや、すごい! やったじゃないですか」
「きょうは、松ちゃんに紹介しよう思ってさ、その人を」
別に、親戚じゃないんだから――と思っていると、「もう、そろそろ来るんだけどな」と、しきりに腕時計を気にする。
「結婚する」という言葉を聞いたとき、真っ先に頭に浮かんだのは、戸村由美だった。ついに、永年の想いが実ったのか? しかし、それなら、わざわざ「紹介する」という必要もないだろう。もしかして、ボクの知らない女性か――?
そんなことを考えていると、相川が、「オッ、来た!」と腰を浮かした。
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2014年10月発売 定価122円
中学校の美しい養護教諭と生徒だった「ボク」の、淡い恋の物語です。
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妻は、おふたり様にひとりずつ (小説)
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教師のビンタが支配する教室から、突如、姿を消した美少女。卒業から40年経って、ボクはその真実を知ります。
【右】『『チャボのラブレター(マリアたちへ-1)』
2014年10月発売 定価122円
中学校の美しい養護教諭と生徒だった「ボク」の、淡い恋の物語です。

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